とある男の娘の事情 作:やふー
あ、ちなみに、二年前に少しだけ考えてた設定なので所々おかしい所があると思います……たぶん。更に、二年前の考えた設定なのでうる覚えが多くまた作り直したりするのに時間が掛かり不定期更新になりますゆえご注意くださいね!
あ、そうそう。バカとテストと召喚獣の二次小説にバカとテストと召喚獣、・けんぷファー・真剣で私に恋しなさい!のクロスオーバー作品を作っている『nick』さんという人が作者の『戦士たちの非日常な日々』という作品があるので是非そっちを見ていってください。自分のいま作ったこの小説よりは遥かに面白いんで! この人の作品を知ってる人がいるなら分かると思いますが一言でまとめると『カオス』です。もう、いろいろぶっ壊れすぎてあのけんぷファーのナツルくんがあそこまでキャラ崩壊しちゃうなんて誰が思いましょうか……。いや、本当にむちゃくちゃ笑える作品ですので是非見にいって見てください! とてもおすすめします!
後似たようなカオスなクロスオーバー作品といったら、オゼルさんの『反転学園~超教師級のダメ侍と超高校級のバカ達の物語~』ですかね? もう随分と前から更新されていませんが、それでも話数は多く面白いです。てか、これもカオス過ぎてマジで混ぜるな危険状態になってる作品ですかね。これも面白いです!
それにしても、この真剣で私に恋しなさい!とバカとテストと召喚獣の原作は土台は違えど、学園・戦う・ギャグ・能力値でクラス決めなどなど…、多数の似通っている部分が多いのでクロスしやすい作品ですよね! もっと、このふた作品のクロスオーバー作品増えたらいいのになぁ……
さぁ、話は逸れましたが、不定期更新だし駄文だけどそれでもOK!という方はどうぞ、ゆっくりしていってね!
ここ川神市(かわかみし)は、関東の南に位置する政令指定都市。
人口は全国第9位。市の北端には多馬川が流れ東京都との境となっており、東部には東京湾が広がっている。
江戸時代から栄えていた歴史ある街で武士の屋敷も多く、馬が多い事から川に多馬の名前がついた。
のどかな風景がひたすら続く多馬川の土手がある。そのすぐ近くに神月学園に通うための『多馬大橋』という橋があり、下は多馬川が流れている。神月学園には個性豊かな生徒達が多いため近所の住民からは『変態の橋』と言われている。
古くからの閑静な住宅地が多いが、ここ数十年で川神の駅前付近は東京との近さから一気に近代化し、若者の街と言われるようになり、駅前周辺は昼夜を問わず人が多い。
駅から離れた多馬川沿いの低地は、のどかな田園風景が広がるが東京湾岸に広がる埋立地は大規模な重工業地帯となっているなど多様な面を見せる。
そんな街にある神月学園。日本でもいろんな意味で有名な学園である。この学園には多数の変人で個性豊かな生徒が多数在校しており、その生徒に合わせ先生方も個性豊かな人達が沢山いる。
そんな学園に通う1人の生徒。この物語はその1人の男子生徒の物語である……。
―白 side―
やぁ、私の名前は結崎白! 見た目は美少女や美幼女と言われておるがれっきしとした男だぞ! むむ?誰だ!いま男の娘と言った者は! 大人しく出てこい。いまなら頭グリグリの刑で済ませてやるぞ!
…………む? コホン。あぁ〜すまない。私はどうやらいろいろパニクったすえ現実逃避をしていたようだ。
さて、なぜ私は現実逃避をしていたのかと言うとだ。私のいま通っている神月学園にはクラス決め1年度に振り分けテストがあります。なぜたかがクラスを決める為に1年度しに振り分けテストがあるのかって? それは我が学園は進学校であり、全ては自分の力……つまり能力で全てが決まる学園なのです。
学園にはそれぞれSクラス〜Fクラスまでの7クラスあり上から順にS・A・B・C・D・E・Fクラスとなっています。この振り分けテストで成績がいい人ほど上のSクラスから順に入れられていき成績が酷い人ほど一番下のFクラスへ落とされる。
ちなみに、上から順番にクラスの設備もよく、一番上のSクラスはクラスと呼ばないような設備となっているそうで、逆に一番下のFクラスもクラスと呼べない設備だそうです。
そんな訳で、クラス決めは全てテストで決まり、テストの総合点が良ければ良いほど上のクラスに入る事ができ、悪ければ悪いほど下のクラスに配属されます。一度配属されたクラスはもちろん変えれません。……まぁ、召喚戦争や決闘とある一定の頑張りによりクラスやクラスの設備を変えることは出来るのですが…その話はまた今度にしましょう。
さて、私が現実逃避している理由はその『テスト』にあります。じつは私はテスト日当日、とある理由で学校を休まなくてはならなくなりテストを受けれませんでした。……そのため、勿論ですがテストはZE☆RO☆点――な、わけであり、強制的にFクラス行きです。学園には連絡していましたし、家の力でSクラスに入ることは出来ましたが――私自身がそれを許せませんでしたので結局結果は変わらずでした。……知っている人が1人でもいれば心強いんですが…はぁ、新年早々に憂鬱なのです。
そんな憂鬱気分で歩いていると、目の前に神月学園の校門が見えてきた。ふと気づくと、校門前に先生らしき1人のごつい男の人と、神月学園の制服を着た男子生徒がいた。
「おはようございます、鉄じっ…西村先生」
「吉井、今お前鉄人って言いそうにならなかったか?」
「はっははは、そっそんなわけないじゃないですかっ」
ジロリと睨みつけられ、慌てて首を左右に振り言い訳―否定とも呼ぶ―する男子生徒。吉井明久。
吉井明久、彼は学園でも……いや、この日本でも類をみないバカだ。いや、日本とは言いすぎたかもしれないが、少なくてもこの学園内では上位陣にくい込むほどのバカである。よくもこんなバカなのにこの学園に入れたんだと不思議に思うほどのバカ度である。
ちなみに吉井くんは観察処分者(かんさつしょぶんしゃ)である。
観察処分者とは学生生活を送る上で問題のある生徒に課せられる処分で、文月学園におけるバカの代名詞。つまり学園一のバカだという証でもある。ちなみに噂だけど、吉井明久は神月学園創設史上初の観察処分者らしい。
基本的には教師の雑用係であり、雑用をこなすために観察処分者の召喚獣は特例として物に触れることができる。ただし、召喚獣の受けた痛みや疲労は召喚者にフィードバックされる仕様となっているそうだぞ。
「……むっ!? 何処かで僕のことをバカバカと連呼する気配がする!」
…………バカだけど、案外感はいいらしい。
そんなお馬鹿な彼に対するは、ゴツイ巨漢な先生こと西村宗一先生。この神月学園の生活指導担当だ。
趣味はトライアスロン。真冬でも半袖Tシャツを着用してることや、外見故に生徒から『鉄人』のあだ名で呼ばれている先生だよ。
そんな鉄人は男子生徒の反応に深々とため息をついた
「お前の担任は大変だろうな…。まあいい、ほら受け取れ」
そう言って懐から取り出した封筒を男子生徒にそれぞれ差し出す。……アレがクラス発表の用紙かな?
「まったく…毎年ながらこんな面倒なことしなくていいのに」
ぶちぶちと文句をつぶやき受け取る吉井くん。
「そうしたいのは山々だが、神月学園ウチは世界的に注目されてる試験校だからな。この変わったやり方もシステムの一環だ」
西村先生はほんの少し苦笑しながらそう言った。
「…吉井、今だから言うんだが」
「はい?」
封筒の糊付けを剥がそうと四苦八苦していた吉井くんが、目をつむる西村先生に向け顔を上げる。
「去年一年お前を見てて『吉井はもしかしてバカなんじゃないだろうか』と思ってたんだ。しかし試験の結果を見て先生は自分の間違えに気がついたよ。すまなかったな吉井。お前を疑うなんて間違っていたよ」
「ははは、そうなんですか。先生今に『節穴』ってあだ名されますよ?」
真剣な表情でいう西村先生に対して照れくさそうに言う吉井明久。
そして――。
「ああ、だが今日確信した」
吉井くんが封筒の中から紙を取り出し、広げる。
ちょっと気になったので遠目だが目のいい私はA4サイズの紙に筆でデカデカと書かれている一文字を除きみる。そこに書いていたのは…
F
……この文字から察するに吉井くんのクラスは――Fクラス…となるようだ。
「吉井。お前は正真正銘のバカだ」
紙を広げたままの姿勢で固まる吉井くんに向かい鉄人こと西村先生がきっぱりと冷酷に宣言する。まぁ彼の事なので別に驚きもしなかったが……むしろFクラス以外なら私は夢を見ているのではないかと錯覚するだろう。
トボトボと思い足取りでションボリとさせながら歩く姿は何だか同情を誘う。……それにしても、私は彼と同じクラスか…。彼の事は友人から聞いた程度なので仲良くなれるか不安だ。曰く大馬鹿野郎だとか、曰く超貧乏とか、曰く塩と水だけで生きているとか、曰く女装趣味があるとか、曰く生粋の大変態でロリコン野郎とか、曰く曰く曰く……っといった彼についてのいろんな話を聞かされた。どれもこれも嘘か本当か分からないものばかりでわからなかった。そもそもどうやって塩と水だけで生きていけるのさ、植物でも無理だよ?人間やめてるの? 女装趣味ってなにそれ? しかもロリコンな上に、可愛ければ女でも男でも構わず襲う大変態って…なにそれ?危険度気周りないんだけれど…。
……うう、やっぱり大丈夫だろうか? な、仲良くなれるかな?
そう思いつつ西村先生の方へと近づく。
「ん? おお、結崎じゃないか。おはよう」
「はい。西村先生、おはようございます」
私は西村先生にペコリと頭をさげながら挨拶をする
「相変わらず礼儀正しいな。さすが颯や翼、響の弟だな。しっかり教育ができている」
「ありがとうございます。西村先生」
私は西村先生の言葉に本当に嬉しかったので笑顔で返す。やっぱり家族を褒められるのって嬉しいよね!
「まあ、だからこそ今回のテストは残念だったな。たしか家の事情で受けられなかったそうだな」
「はい。でも後悔はしません。自分で選んだ道ですので。潔くFクラスという結果を受け取ります!」
「……そうか。そこまで言うならもう分かっているんだろうがお前はFクラスだ。理由はどうであれテストを受けていないんじゃ結果がないのでな仕方がなかった。だからこそ、これからも頑張っていけ。いいな?」
「はい!」
西村先生は満足そうな笑顔でそうかと言うと、今度はさっさと教室に行けと言った。
「新しいお友達は出来るかな?」
そうして私はこれから1年間通う教室へとルンルン気分で足を運ぶのだった。
あ、因みにですが神月学園は川神学園の神と文月学園の月を合わせた安直な名前の学園です。まぁ、神月学園という名前はいろんな作品にあるので今更珍しいものでも無いですけどね〜。ハハハ(^ω^;)
てか、誰か私めにいいネーミングセンスを取れる能力ください! 名前もそうだけれど、日本人はともかく外国人キャラやアニメの様なカタカナ名のキャラクターになると、全くいい名前が思いつかないのですよ!? うぅ!自分にもいい名前を付けれる才能とセンスが欲しいのです!!