堕天使の拠点の一室・・・
そこでは男女二人の堕天使が話しをしていた。
「はぁ?コカビエルがグレモリーの領地で暴れているから止めて来いですって?」
「あぁ、お前ならある程度のことにも対応できるだろう?」
目の前の人物に言われて、女はいら立ちを隠せなかった。
何故なら、自身の趣味の時間、ましては休日に命令されたからである。
だが、目の前の人物の命令を断る事は出来ない。
男と女は上司と部下という関係の為である。
「わかった、行ってあげる」
「そうか、なるべくコカビエルの奴を生きた状態で連れて来てくれ」
その言葉に女は手御あげて答えると部屋を出て行った。
心の中でコカビエルを半殺しにする事を考えながら・・・・・・
~・~・~・~
駒王学園の生徒会達が結界の中ではぼろ負けのグレモリー達と死んでしまったバルパー、それを高笑いしながら見ているコカビエルがいた。
「本気を出せばこんな物か・・・」
そう言いながら、光の槍を生み出してグレモリー達に止めを刺そうとしたその時、『ガオンッ』という音と共にコカビエルの翼が全て消失した。
そのため、宙に浮く事が出来なくなったコカビエルは地面へと落ちた。
「グッ、こ、この感じは・・・まさか彼奴が来ているのか!?」
『コカビエル、覚悟は出来ているかしら?』
自身の状態と先程の声を聞き、何者がこのような事をしたのかを察したのか驚きと恐怖が混ざったような表情を浮かべた。その者の機嫌を損ねた者の中には、引きこもりになった者もいれば、自分から死ぬ事を選んだ者もいるからである。
すると、コカビエルの前に堕天使の女が右肩にサングラスをかけた赤ん坊をのせて突然現れた。
怒りの表情とと共に・・・・・・
「あ・・・あ、ぁ・・・・・・」
それを見てコカビエルは『あ、オワタ』と思った。
すると女は魔法陣を足下に描くと、そこからハートが模られた鎧を纏った男が現れた。
「突っ切って・・・、ブチのめすッ!!『クレイジーダイヤモンド』!!」
『ドララララララララララララララララララララッ!!』
『クレイジーダイヤモンド』のラッシュをくらったコカビエル。これによって、学校の壁へと直撃した。
砂煙が晴れるとそこには意識を失って壁へと埋まっているコカビエルがいた。
「『クレイジーダイヤモンド』、あの子達も直してあげなさい」
女の指示を受けて、『クレイジーダイヤモンド』はグレモリー達の下へと向かった。
始めは警戒していたが、グレモリーの女王が・・・
「皆さん、あの方は大丈夫ですわ」
触れられると体の傷が治っていたため警戒を解いた。
その間に女はコカビエルを左肩へと担いでいた。
「この度は家の者が失礼した、リアス・グレモリー・・・」
堕天使の女はそう言いながらグレモリーの女王、姫島朱乃をチラリと見るとすぐにリアスへと目線を戻した。
「それでは、これにて失礼します」
そう言い女はその場から消えて行った。
+人形説明+
『ガオンッ』
名前:クリーム
登場作品:ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース
能力:空間を削る
サングラスをかけた赤ん坊
名前:アクトン・ベイビー
登場作品:ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない
能力:物と生物の透明化
『ドララララララララララララララララララララッ!!』
名前:クレイジーダイヤモンド
登場作品:ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない
能力:破壊したものを直す