その兄、吸血鬼の兄   作:たくややん

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能力開花、そして悪夢へと…

お母様が殺され、葬儀を行い、普段の日常に戻りつつある。お父様が力を求めるようになったこと以外は……

それでも非道徳的なことはしないが…

あとフランの能力を安定させる儀式を行い始めた。

ちなみにフランは時々能力を暴発させてしまうのだ。まだ魔力が少ないから小さいものしか壊せないのが救いだ。

一応俺が魔法と能力で制御(抑制)しているんだけどね。

 

そんな事があった中お父様から

「ネグル、伯父さんから手紙だ」

俺に伯父っていたんだ

手紙を受け取り開いてみると

「お前の母からの遺産を取りに来い」

………それだけ?

あとは地図しかないんですけど(汗)

えー行くの怖いんですけど…

 

 

 

 

 

 

 

「お兄様行っちゃうの?」

「ヤダヤダー行かないでー」

「すぐに帰って来るから」(汗)

駄々こねられてるよ…可愛いなぁもぅ

駄々こねられるのは想定内だ

あらかじめ用意していた魔法を組み込んだペンダントを2人に渡す

「俺はちょっと会いたい人がいるから会いに行って来るよ。寂しくないように2人にこれあげるよ」

「ありがとう」

「帰ってくるのを待っているわ」

とりあえずこれでいけそうだ

 

 

 

 

 

準備が終わり出発しようとするとレミリアから

「お兄様早く帰ってくるんだよね?」

「そうだよ」

「何だか良くない運命が見えるの。本当に早く帰って来てね」

「わかった。何かあったらそのペンダントに魔力を込めてくれ。俺に伝わるから」

「わかったわ」

 

 

 

 

 

 

 

 

地図通り進んで行くとやっと目的地についた

ここは森の中の空間に家が数件あるような村だった。

とりあえず伯父を探そうと降りたら

「何者だ!」

なんか警備のやつとエンカウントした。

 

戦う

→話す

逃げる

 

「俺は伯父…じゃなかったここの長老に用があるんだが」

 

「ああ、あなたがネグルさんでしたか。長老から聞いてます。このまままっすぐに行った家にいますので」

「ああ、ありがとう」

よかった。戦わなくて済んだ。弱そうだったから戦うと面倒だったよ

 

 

コンコン

「入ってこい」

誰か聞かなくていいのかよ!

「お邪魔します」

「よく来たな。まぁ座れ」

勧められた通り座り周りを見てみると

 

まぁなんとも質素だなぁ

机はそんなに大きくなく椅子も6脚しかない。キッチンもあるが最低限しかないという印象な家だ。広さはあるんだけどね。

てか伯父さんめっちゃ若いな。妖怪だからか?

 

 

伯父さんとなかなか話がすすみ生みの母についてもいろいろ聞けたよ。

てかここ夢魔の里なんだな

母がそうだったからそうじゃないかと思っていたけど

 

「そうそうあんたの遺産なんだが全部で3つある

1つ目は屋敷

2つ目は宝具

3つ目は長老としての能力

この3つだ」

「?長老の能力とは?」

「儂の能力は『人を導く程度の能力』だ。これであんたの種族としての能力やあんた自身の能力を指導してやろう」

 

なかなかすごい能力だな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1ヶ月ほど伯父さんに指導してもらい自分でも考えなかった能力の使い方を知れた。

自己加速以外にも概念にも能力が使えるのはびっくりした。お湯を早く沸かしたりね。

夢魔だからエロいことも伯父から教えてくれたなぁ

俺の体もエロいところを見たりすると魔力回復するし

 

「あとは自分でなんとかしな」

「いろいろ教えてもらいありがとう」

「残りの遺産も渡すぞ」

といい家の地下に案内される。

 

10分ほど歩くとやっと扉が見えてきた

「入れ」

「すごいなッ!」

そこには金銀財宝が‼︎

「ここは俺たち淫魔が集めたものだ。好きなの1つだけ持ってっていいぞ」

マジか!太っ腹だな

武器だったり魔本だったりランプだったりいろいろなものがあるよ。うわぁ見たこともない道具ばかりだー。あ、呪われているものもあるよ。

 

漁っているとふと気になるものが……呼ばれている気がする

それは木を材質に鉄で枠を作ってあるなんの変哲もないただの箱だ。

でも……これに呼ばれている

それを開けてみると

 

レイピアが収まっていた。

グリップは夜のように黒く刀身は血のように紅く切るというより突くみたいな作りになっているな。

紅と黒が交じる剣か…俺の名みたいだ

「決まったようだな」

「ああ、この剣にするよ」

「そうか」

 

「その剣は《フルンティング》という魔剣だ。その剣を持った者の血と魔力を奪っていくぞ。何人もその剣を持って死んでいるぞ」

「へぇ〜、俺なら大丈夫だな。ところで能力それだけか?」

「能力は知らん。ただ奪った魔力を使えると聞いたことがあるな」

「つまり魔力保存機だな」

「そうだな」

 

さて持ってみようかな

 

うわッガンガン魔力が吸われるッ!このままじゃ全部持ってかれるぞ。やばい意識が……うしな…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

う事なく、自分の能力「速度を操る程度の能力」で魔力の回復速度をあげられるから問題なし。

こういう概念にも使えるように教えてもらえてよかったよ

 

 

 

程なくして魔力を吸われるのが終わり剣の刀身が禍々しく赤く帯びている。

「よく生きていたな」

「あんたのおかげだよ」

 

少し剣を振ってみると、ボンッ

「おい、ココを壊すなよ」

「すまない」

なんか魔弾が出たんですけど…

危ないので鞘にしまっとこう

 

 

 

 

 

宝物庫を後にして

「あとは屋敷だな。あんたの母さんが残してくれたもんだ」

「屋敷貰っても何に使うんだよ」

「知らんな。ほれ着いたぞ」

と、屋敷を見てみると全体的に紅色で門から外壁まで何もかも紅色だった。血液みたいでいいなッ

 

「開かないぞ」

「封印がかかっているんだよ。老朽化しないようにな」

「ふぅん」

そんな魔法もあるんだなぁ

「ほれここの鍵だ。解鍵したら不変魔法が消えるから気をつけろよ」

「わかった」

とりあえず開けないでこのまま置いておこう。

 

 

 

 

「これで遺産は全部だ。」

「ああ、ありがとう」

1年ぐらいかかった遺産を全部貰った。結構かかったなぁ。楽しかったからよし。さぁ帰ってレミリア達とこの事話そう。

「そうそう、最後に」

「なんだ?」

「ここの里はもう移動するから来てもないからな。俺たちは周期的に場所を変えるんだ。里が襲われたらマズイからな」

「そうなのか。わかったよ」

「ならとっとと帰りな」

「いろいろとありがとう」

さて帰るか

 

 

門番達にも別れを告げ少しゆったりと帰っている。

俺の能力はまだまだ使える事が多いことがわかったことが一番の収穫だな。帰っていろいろ試そう。

 

 

 

パリンッ

 

 

 

え、……レミリアッ

いや違うフランの方だッ

まさか能力制御魔法のペンダントが壊れただと‼︎‼︎

レミリアからもペンダントの魔力が来た

これはヤバイかもッ!

全速力で戻らないと

 

『速度を操る程度の能力』をフルに使い急いで館に戻る。

急げ…急げ…

 

数時間休まず空を飛び、館がみえてきた…が

 

「なんだこれ⁉︎」

 

館が…燃えてるだとッ!

 

 

 

これから俺にとって後悔しかない悪夢の始まり…

 

 

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