魔法先生ネギま!~正直者には福来り…なのか!?~ 作:世紀末敗者寸前
…ここどこですか?
ヒュ~~~~…
風が吹いてるってことは何処かの世界だって言うことは理解できるんだけど…
仕方ないな…情報収集から始めるか…
「発動【アカシックレコード】」
俺はアカシックレコードの力を使ってこの世界の情報を集めることにした。
と言ってもこの力、かなり制限されてるから詳しい情報までは知ることが出来ないんだけどね…まあ簡単な情報を……え……
俺に入ってきた情報を確認すると…俺はまずこれが夢なんじゃないかと思ってしまった…
俺は病院に居る際にインターネットで色々な情報を集めることも好きだった。
加えて面白そうな本があれば職員の人にお金を渡してその本を買いに行って貰っていた位だった。
そのため、病室は本で埋め尽くされていた位だったのだが…
この俺がいる今の世界…
それは…
「…漫画の…世界???」
魔法先生ネギま…
確か昔読んだことのあるコミック文庫の名前だったような気がする…
……何でこの世界なの???
って言うか、俺って完全にこの世界にとってイレギュラーでしょ…
神様…いいのか???
いつまでの考えるのは時間の無駄と考えたので、俺はそのことに対して考えることを止めた。
それよりもこれからどうするのかを考えて行動することにした。
先程調べた情報によるとこの近くに生体反応があることが分かった。
それが俺にとって吉と出るか凶と出るかは分からないけど…とりあえず…
一人は嫌ですたい!!!
俺って性格ハムスターのような奴だから!!一人だと死んじゃう位に寂しくて泣いちゃうくらいに弱い性質してるから!!
だから俺が人のいる方に向かうのは必然!!ということで行きます!!!
→ナギ Side→
ちっ…少しヤバいか…
帝国の奴らがかなりの数の刺客を用意してきやがった
つい最近、ラカンの野郎が仲間になったからもう大丈夫だと思ってたらこれかよ…
「おい、詠春。あと敵はどれくらいいる」
「恐らく…1000は下らないでしょうね」
「ちっ…面倒だな…」
どうする…こっちは約1000の追手。
お師匠は敵が召喚した龍の相手。
アルやラカンは他の追手をやってるが…ちっ…
本当に面倒なことになってきた。
「仕方ねぇ、早めに終わらせるほかねぇな」
「そうですね…このまま戦い続ければ明らかにこちらが不利となりますからね」
「なら俺がさっさと…っ!!!」
その時、俺は…いや、俺の周りにいた奴らや詠春も感じ取った。
この場にいる誰よりも強大な魔力を…
「な、なんだ!?」
「こ、この魔力…悪魔か!?」
悪魔であればかなり拙い状況になる。
しかもこれだけ強大な魔力だ。
今かなりの力を使ってしまった俺たちでは相手にならない。
だが…ここで少し妙なことに気がついた。
その魔力のある方なのだが…殺気が全くないのだ。
それに加え、敵側もこの魔力の存在に驚いているのだ。
「な、なんだ…一体…」
「分かりません…ですが、どうやら魔力の反応は真っ直ぐこちらに来ているようです」
「ちっ…何が来るんだ…」
Side Out
「…よ、ようやく人がいた」
身体能力が常人の約1000倍なためそのコントロールが上手く出来ず、軽く走るだけで新幹線並みの速度が出てしまったため、幾度なく木にぶつかった…
かなり痛かったよ…
で、人のいるところまで来たのはいいのだけれども…
「………」
「………」
誰も彼もが俺のこと見てるーーーー!!!
しかも何か危ない匂いがプンプンするんですけどーーーー!?
「…貴様…【赤き翼】のメンバーか?」
…何おじさん…変なマント何かかぶって???
変態ですか???それとも不審者???
「答えよ、貴様は」
「う~ん…俺はミナって言うんだけど…まあ正義の味方って感じかな?」
「…成程、やはり貴様は【赤き翼】か」
「…いや、そのアラルブラって何???俺は…」
「…死ね!!」
うおおおおおぉ!?
何か放ってきたよ!?
魔法!?魔法なの!!?
「危なっ!?」
その放ってきた魔法を難なく避け、俺はそのおじさんの後ろに回り込み。
「ホイっ♪」
思い切り踵落としを決めた。
どごおおおおおおおおおおお!!!!!
「……あれ?」
やり過ぎたのかな?
あのおじさん、犬神家の人みたいになってるけど…(足が地面に出た状態で埋まってる)
「き、貴様!!」
う~ん…何かさっきの人の仲間(?)みたいなマントはおった変人が一杯俺に向かってきたけど…
「やっちゃうよ♪」
某・ファーストフードのマスコットのセリフを真似てみた♪
丁度いいから…俺が使える魔法とか使ってみようっと♪
「古より伝わりし浄化の炎よ…落ちよ!!!【エンシェントノヴァ】!!!」
詠唱を終えると変人の中心辺りにあり得ないほどの熱量を持った熱線が落ちた
それを喰らったものたちは皆体を焼かれ、死んでいった
「…うわぁ…やり過ぎた」
正直、心の中は罪悪感で一杯だった。
人を殺すということは今まで経験したことのないことだったから余計に…
でもさっき≪知った≫情報の中に、この集団は碌でもないことしかしない奴らの塊だということが分かったため、こうしたのだ。
…本当に便利だね、俺の力って…
何かもう何が起こってもどうでもいいやって感じだな~…
それから約30秒後、その場には俺とさっきの男が話していた【赤き翼】の二人のみしか残っていなかった。
…というか俺って何か性格残酷非道になってね?
元々俺って草食動物的な感じだったのに…
まあこの世界ではそんなの忘れて新しい自分探すってのもいいけどさ。
とりあえずあの二人に話をしてみよ…
ミナはゆっくりと二人に近づき、話をしようと試みる。
だが、その二人も何やら警戒しているのか…武器を構えようとしたり詠唱の準備をしようとしているんだけど…
「あ~、大丈夫。俺は敵じゃないから。って言うか巻き込まれただけだし」
そう言うと少しは警戒を解いたのか赤い髪の方は詠唱を止めた。
「な、ナギ!!」
「大丈夫だって、こいつからは殺気も感じねぇし」
「え~っと…俺はミナ=K=デュナミスって言うんですけど…二人の名前は?」
「俺はナギ=スプリングフィールド」
「…私は近衛詠春といいます」
「ん、ところでここで何をしてたの?何か追われてるような気がしたんだけど?」
「…そう言う君は何を「ミナ」…ミナさんは何を?」
「適当にぶらぶらしてたんだけど…流石に一人で寂しいから誰かいないかなって思って探しまわってたら貴方達がいたんですけど…何かあの変態が俺に【赤き翼】かって聞いてきたと思ったら襲いかかってきたので。とりあえず撃退したんですけど」
「と、とりあえずって…あれ、なんの魔法なんですか…」
「簡単にいえばあれは古代呪文です」
「こ、古代呪文だと!?な、何でお前がそんなのつかえるんだよ!!」
古代呪文はすでにこの世では忘れ去られたものとされ、使えるものは居ないとされている物…それを使ったというものが目の前にいるのだから驚くのも無理ないのだが…
「あ、そうなの?でも俺は古代呪文全部使えるけど?(その知識があるし)」
「…あ、ありえねぇ…」
「…貴方はバグですか」
…失礼ですね。
確かにバグっぽいのは認めますけど…
「なあ、ミナ。お前俺たちの仲間にならねぇか?」
「いいですよ(一秒)」
「な、ナギ!?そして返事早!?」
何か詠春の立場が突っ込みになってる件
こうして俺は【赤き翼】の一員となることになった