外伝・落第騎士の英雄譚   作:首無し作家

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主人公登場回。
と、簡単な設定を。



第2話

俺の名前は獅子頭隼人(ししがしらはやと)かなり変わった名字でクラスメイトからは「シシトー」とか名前の方で呼ばれている普通の高校2年生だ。

 

と、言いたいが、言いたかったのだが、少し違う。いや人にとっちゃあ、かなり。

 

俺は伐刀者《ブレイザー》。1000人に一人いる異能を操れる稀有な存在。魔力だの固有霊装《デバイス》を使えば、簡単に人を殺めることだって出来るトンデモ人間の一人。(もちろんその気はないが)

それゆえに社会的責任が問われるため、制度やらなんやらで許可無しで力を使うと罪を犯すことになったり、色々面倒なことに巻き込まれたりする。もちろん俺は許可をとってから力を使うが最近では許可をとらず魔力や固有霊装《デバイス》を使って暴れまわっているアホな奴らが多くなっているらしく社会問題になりつつある。

 

それが原因か今、俺の目の前には面倒な事が起きている。

 

「オウオウオウ‼伐刀者《ブレイザー》様がこんな庶民の商店街になんの用かなぁ⁉ボクたち一般人から金かすめとる気ですかぁ⁉キャーコワーイ!殺されちゃうよー‼ボクたちか弱いから簡単に殺されちゃうよー‼」

 

不良が俺に絡んできた・・・しかも顔近い・・・。

めんどくせぇ・・・非常に面倒臭い・・・俺はこういう面倒事は大がつくほど嫌いなんだ!もう嫌だよぉ・・・こんな寒い12月にシャーペン買いに来ただけなのになんでこうなった・・・

 

 

 

こうなったのにも、もちろん理由がある。これは数日前にさかのぼる。とあるPMC、民間軍事会社の代表取締役がTVで宣言した。

 

「私達『護衛兵《ESCORT・SOLDIERS》は世界の秩序を乱す伐刀者《ブレイザー》を排除することを宣言します‼伐刀者《ブレイザー》はやり過ぎた‼奴らは自身の力を我欲のために使い、我々非伐刀者の平和を脅かし、七星剣武祭というふざけた祭りごとで命を落とす子供達もいる‼我々『護衛兵《ESCORT・SOLDIERS》』は平和のため、子供達の輝かしい未来のため、この腐りきった世界と戦うことを改めてここに宣言します‼」

 

この社長の言っていることは正しいのかもしれない、俺だって七星剣武祭なんてふざけた祭り、参加なんてしたくない。

 

だけど・・・いや、今はそんなことは重要ではない。

 

今起こっていることというのは伐刀者《ブレイザー》に対する批判の声が多くなってきたことだ。

では、こちらも反抗すれば良いという訳ではない。こちらが手を出せばさらに批判派の力が大きく、多くなる。だが、手を出さなければ批判派の連中が調子に乗って変な制度を決めかねない。

つまり、今、魔導騎士制度肯定派と批判派が微妙なバランスを保っていて、少しの事件で世界情勢が動きかねない状態にまで陥っている。

 

 

 

で、話は冒頭に戻る。

 

 




この作品は話が速いときはかなり速いですが説明回とかはかなり話のスピードが遅くなります。
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