6話です。
では、どうぞ
一先ず、隼人がやるべきことは結城と連絡をとることだ。隼人は携帯の電話帳で結城の名前を探す。
「結城の奴、でてくれるよな・・・?前用事があって掛けたとき留守電になってたしなぁ・・・ちゃんと出てくれよな・・・」
プルルル、プルルル・・・・・ガチャッ
(出た‼)
留守電にならなかったということはまだ結城の身が安全だという証拠だ。電話に出たということはまだ紺野という人物に出会っていないということになる。
そう言って女子高生(多分結城と同い年)と別れた。
『
それは結城本人が出ることで初めて無事が証明される。だが、電話に出たのは別の人物。つまり今、この電話で証明されたのはその逆。
「・・・ッ!なんで結城が出ない・・・!なんで出るのが結城じゃねぇんだ!てめぇが紺野か!結城はどこにいる‼」
『おや?私の名前をご存知で?ふむ・・・私の名前を知っている人物は
「俺が聞きてぇのはそういう意味の分からねぇことじゃねぇ‼結城に何かしたのかって聞いてんだよ‼」
『いえ、まだなにも。私にとって彼女は私の大事な作戦の
「ピース・・・だと・・・お前は一体、何をするつもりだ!結城はただの一般人だ!何の力も持っちゃいない‼てめぇがやべぇ奴だってのも知ってんだ!」
『ッ!ということは来ているのはやはり城山少年ですか・・・厄介なことになりましたね、それと先程のあなたの質問に答えておきましょう。確かに彼女はただの一般人でしょう。何の力も持っていないのも確かです。』
「だったら‼」
『ただし、』
『それはあなた達、いえ
「それはどういう意味だ‼」
『それを話す義理はありませんが最後に自己紹介だけはしておきましょう、私の名前は紺野凛。
ブツッ‼
「クソッ!切りやがった‼全く意味が分からねぇってのに‼」
この会話で分かったことは結城がすでに誘拐されているという事。紺野は彼女を
(いや、あの会話で一番重要なのはあいつが
紺野の目的、正体について推理するがいささか情報が足りない。
だったら結城を見た人を探すほうが早い。
隼人は町中を走り道中色んな人に聞き込みをした。結城のことをもしくは紺野と二人でいたところを見た人物はいないか探すしかなかった。だが成果は0。結城を見た人は全くいなかった。しかし・・・
「あーこの子?さっき見たよー」
「本当か!それはどこで⁉」
「うん、駅前のカフェで一人でいるからなにしてんのかなーって思ってみてたんだけどこの子がどうしたの?あ!もしかしてあなたこの子の彼氏さん?ダメだよー女の子待たせちゃ」
「別にそういう関係じゃないんだが・・・そうだよな・・・一人にしちゃいけないよな!ありがとな‼」
「はーい!彼女さんをこれ以上待たせちゃダメだよー?」
そう言って女子高生(多分結城と同い年)と別れた。
これはいい収穫であった、そのカフェに行けば他にも結城を見た人がいるかもしれない。彼女の目撃情報をたどれば紺野の元にたどり着けるかもしれない。隼人はそのカフェに向かい全速力で走りながらも携帯電話で
「もしもしあんたか?あいつの目撃情報があった、駅前のクルーフってカフェだ。」
『・・・そうか、では僕達はそのカフェに先に行くとするよ。近くにいるわけだからね?』
「ちょっと待て。」
今回はここで終わります。
次回は今日中に出します。(予定)
この事件の魂胆に触れます。