NEO ー悪魔は異世界で何を喰らうのかー   作:鉋なんか

14 / 14


一年ぶりです。

皆さまお元気でしょうか。

師走という忙しい中、こんなもの読んでる人はいないと思いますが読んで頂ければ幸いです。






14話

『突然ですが皆さま、皆さまの家族が何かしらの災害に遭った時、皆さまのはどうやってその尊い命を救い出しますか?』

 

 

 

『例えばご自宅が突如燃えあがり火事になった時、消防車の水は貴方の居る階層まで届きますか?爆発によって崩れかけたビルの中、貴方は自分の命を犠牲にしてまで取り残された妻の命を救えますか?冬山登山に行き吹雪にあい遭難してしまった子供たちを救えますか?』

 

 

 

『家族がテロリストに捕まり、身代金を要求されたらどうしますか?テロリストの要求に乗ったら皆さまの普段おっしゃっている「テロには決して屈しない」という言葉は嘘になり、要求にのらなかった場合、家族は殺されてしまいます。どうやって助けますか?』

 

 

 

 

『もちろんISがあれば助ける事は可能でしょう。空を飛びどんな危険な場所にでもいけます。テロリストなんて蟻同然です。しかしながらISは世界にたった467機しかない。それら全てが各国家・企業・組織・機関に割り振られ個人が持つものなど、表向きにはただ1つもありません』

 

 

 

 

 

『ですから、我が社からの新しい提案です。これから人命救助にISは必要ありません。なぜならコレがあるからです』

 

 

 

『特災害対応型救助スーツ 通称、烏』

 

 

 

『今回は、この烏の災害発生時の有用性を皆さまに知っていただきたいと考えています。どこぞの国際機関のEOS(ゴミ)よりも優れているので、こちらとしても是非とも皆さまにご購入を検討して頂きたく思っております』

 

 

 

『それではお手元の空中用ディスプレイからプロモーションビデオが随時再生されます。CGなどは一切使っておりませんので悪しからず。それではどうぞごゆるりとご堪能ください』

 

 

 

 

 

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

空中に浮かぶ三つの黒。

ピンポン球と同じサイズのそれらは無機質で、触れば手が吸い込まれてしまうのではないかと錯覚してしまうほど引き寄せられる。

 

 

 

そのうち、一番手前にある黒を手に取り、名を呼ぶ。

 

 

 

「来い、(カラス)

 

 

一瞬、黒から電流が走る

 

 

神経を焼き切らんばかりの強力な電流が一根の身体を駆け巡る。

しかし一根は動じない不意打ちではあるが、これくらいなら耐えられる。

 

 

全身に電流が流れ終わると先程まで制服だった身体は真っ黒な衣を纏っていた。

 

 

『第3世代IS、通称 鴉。日本の中小企業の技術と女尊男卑の世の中に恨みを持つ者たちの血と汗と涙を強制的に結合させた機体だ』

 

 

真っ黒な機体の所々に苦しそうな顔や涙でにじんだ顔、恨めしそうにこちらをにらむ顔、怒り狂った顔、狂気に満ちた顔などが浮かんでは消えてを繰り返している。

 

 

 

『デザインは日本のハシブトガラスをイメージした。嘴に当たる頭部のハイパーセンサーは敵のステルスを無効化し、昼間でも上空にある人工衛星を目視することが可能だ』

 

 

ハイパーセンサーの暗視モードが自動展開され、改めて自分のいる室内の広さを確認する。IS学園のアリーナを全てここに移してもまだ余裕があるだろう。

 

 

 

『右腕の爪部分はIS用ブレードをコンパクトかつ鋭利にしたものだ、並みのISの装甲なら紙のように断ち切る。長さもある程度調節できるようになっているから状況に応じて使いわけろ』

 

右手に意識を向け、爪を伸ばす。音も無く伸びるそれはISの近接用ブレードをはるかに凌ぐ鋭利さを感じさせ、刀身は黒く何処か姉に似たものを感じられた。

 

 

 

『左腕の咆哮は空気を圧縮し放つ、中国のよりも最大火力は高い。ただ直線にしか飛ば無いからあまり使えないのが難点だ』

 

 

左手に意識を向け何かが集まるのを感じる、目に見えないがいつでも発射できるように準備されたそれを自分に向けて打つ。

 

ドスッ という鈍い音と共にシールドエネルギーが半分以上無くなった。

 

 

 

『尾羽の部分にはスラスター六基、個別連続瞬時加速で中距離、遠距離の敵でも一気に距離を詰めるために搭載した。一基あたり千回、合計六千回連続で瞬時加速ができる』

 

試しに六基バラバラに瞬時加速をしてみる。コントロールなどは全く意識せずに瞬時加速をする。

 

ズドン ズドンズドンズドンズドン ドガァ

 

壁にぶつかり再びシールドエネルギーが減り残り4分の1ほどになる。

 

 

『背中の大きく広がった翼は太陽光、風力、静電気、敵の攻撃、あらゆるものを自らのエネルギーへと変換させる。お前の意志に関係なく全自動で稼働して敵の攻撃を吸収し、利用する』

 

 

シールドエネルギーを確認すると残り4分の1だったそれは3分の1ほどにまで回復していた。

 

 

『オマケだがフランスと共同で開発した拡張領域にはこの会社の各レトルト、冷凍食品がいつでも呼び出せるようになっている。確か、カレー辛口、中辛、甘口、各五千食、それと同数の冷凍飯二十万食、カップ麺五万食、水三十万トン、冷凍食品五万食』

 

 

空中にディスプレイを開き、拡張領域にある数多くの食品を確認する。膨大な量の商品名が上から下までずらっと並び、その横に所持数である100や200と言った数字が同様に並んでいた。

 

 

『他にリラックス効果のある音楽200曲。対天災用ステルス、精神支配対策レベルⅣ、催眠対策レベルⅥ、体内に侵入した寄生虫に放射線を浴びせ抹殺させる機能、相手の実力を測定するスカウター機能などをインストール済みだ。余りにも容量を使い過ぎているため、武装は左右の腕にあるものしかないが、ここは次回までに改良しておこう』

 

 

 

一根は鴉の使い方を一通り全ての事を頭に入れ、少し遊ばせる。動作に異常が無いか確認し、異常は無いと判断する。

 

 

『とりあえず言葉での説明は以上だ、次は実戦に移る。丁度いい練習相手がいくつかあるからそれを相手にして機体に慣れろ』

 

 

 

一根は軽く頷き、鎖に繋がれたまま目の前に現れた2つのデカブツに目を向けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オータムが食堂に着きB定食を見つけるのに時間はそうかからなかった。

 

なぜなら店の名前一覧に限定50食B定食!という、B定食が売り文句である店を見つけることができたからだ。

 

一応、他にもB定食という名前の定食を取り扱っている店がないか調べたが、どの店もA定食、C定食、D定食はあれどB定食だけは無かったのだ。

 

ならばこの店しか無いだろうと思い、意を決して入店した。

 

そしてオータムは目の前に運ばれて来たトレーの上の山脈に戦慄した。

 

 

「はい、B定食お待ちどうさま」

 

 

 

 

山のように盛られたガーリックバターライス

 

同じく山のように積まれた唐揚げ、トンカツ、ハンバーグ、焼肉、豚の角煮、チキンナゲット

 

ラーメンのお椀には背脂やニンニクの臭いが異常なまでにする超コッテリスープ

 

大トロ、イクラ、トロサーモン、ウニ、アワビが半径30センチ高さ10センチの大輪の花を咲かせ

 

飲み物はカロリー10倍 糖質20倍とラベルにあるコーラを大ジョッキの2倍サイズのジョッキに注がれ

 

それらがいっぺんに机に運ばれて来た

 

確かに値段を確認した時、三千円と少し高いなぁ、とは思った。しかしいくらなんでもこれ店側はもとがとれないのではないか?

 

「あぁ、そうそう忘れてた。はいトッピングのマヨネーズ」

 

唐揚げの山にカロリー10倍と書かれたマヨネーズがソフトクリームのように中の山にかけられ、その上にケチャップでストライプがえがかれる。

 

止めようにも、食堂のおばちゃんは「いいから、いいから」と笑顔でストライプを描くため、ただ苦笑いでありがとうございます、としか言えなかった。優しそうな笑顔が特徴的だったがその所業はある意味では悪魔じみていた。

 

 

「と、とりあえず食わねぇとな…」

 

オータムはそんな事を呟きつつ、目の前のガーリックバターライスに箸をつける

 

そして絶句

 

 

「旨ぇ…」

 

 

食欲が失せてしまうほど大量に盛られていたガーリックバターライスは焦がしバターとニンニクの香りにより失わせた食欲を何倍にも増幅させる。

 

脂っこいがギトギトした嫌な脂ではなくサラッとした脂、それに噛めば噛むほど米本来の甘さが顔を見せバターとニンニクと米が手を取り合っている。

 

胡椒などはそれほど強くなく、子供や女性でも食べやすい、いいアクセントになっていた。

 

ガーリックバターライスを中心に箸をすすめ、少しずつ他のものにも箸をつける。それら一品一品の美味しさに驚きつつも当初の目的を思い出し周囲を見回す。

 

 

 

よくよくみて見ると自分以外にも同じものを頼んでいる人がいた。先に頼んでいたであろうリクルートスーツの青年たちは胃の辺りを抑えており全く箸が進んでおらず、その近くにちょこんと座っていると小学生くらいの身長で真っ白のシスター服を着ている少女は右手で巨大な揚げ物の山をひょいパクひょいパクとスナック感覚でつまみつつ、左手に持った箸で「フシャー」と鳴き声をあげながら少女の刺身の盛り合わせを狙っている三毛猫と戦っていた。そして斜め前の繋がり眉毛の男はオータムよりも後にB定食を頼みものの数分で完食した。

 

 

 

 

 

 

そして男は立ち上がると

 

 

「地下二階、中央第三エレベーターホール、右から四番目193752、そこで待つ」

 

 

「───────ッ⁉︎」

 

 

刺身の盛り合わせをコッテリスープで流し込んでいるオータムの横を通り過ぎた。オータムは急いで口の中のものを胃に押し込み目だけでも追いつこうとしたが男の姿は既に店の奥へと消え、帰って来る様子はなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オータムは残り少しとなったガーリックバターライスを口の中に無理やり押し込みながら先ほどの男の言葉を考える。

 

(まさか、バレてんのか?それともブラフ?いやバレてたとしてもISのことがバレてたらもっと警戒するはずだ…)

 

 

オータムは男が自分に対してどの程度知っているのか考える。

 

これまで連絡はIS独自のプライベート・チャンネルでとっていた。ならそこから漏れたか?いや、盗聴されていたらスコールがまた別の連絡手段を用意するはず…、それにRRはIS関連の企業との仲がとてつもなく悪い。なら自衛隊の所持している対サイバーテロ用のISを使用しこの会話を盗聴したのか?だがもし仮に盗聴していたとすれば隣国がその隙に乗じてサイバーテロを本格化させるはず、しかしその兆候はこれまで見られなかった。

 

 

自問自答を暫く繰り返す。

 

 

 

答えは出た

 

 

(ここに来る殆どの人間はB定食が出世への近道だと知ってるらしいな)

 

現にオータムが超コッテリスープを飲み干している間にやってきたフードファイター風の女子や力士のような体格のメガネの男性が『出世のため出世のため…』とぶつぶつ呟いていたのを耳にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ごちそーさまでした」

 

B定食をオータムが完食すると食器を片付けに来たおばちゃんがオータムに出世希望か尋ねてきた。

 

 

オータムがそれに返事をすると、おばちゃんは笑顔で頷くとB定食の食器をお盆に乗せ「ついてらっしゃい」と言った。

 

 

 

 

 

 

「この会社で出世するのは難しくてね。例えば毎年冬に北陸雪下ろしボランティアっていうのを募集するんだけど、あの時に合計50時間やると1つポイントがたまるの。後は剣道柔道なんかの武道の資格を合計15持ってると1ポイントがたまるとか、兎に角色々めんどくさいんだよ」

 

聞いてもいない事をベラベラと話すおばちゃんの話を聞いていると食堂の裏にある部屋に案内された。

 

ただただ広い部屋で置いてあるものは白い無地のソファーとこれまた無地の白い机

 

(見た感じ、50×50㎡の高さが30mってとこか、軽い実験ができるな…警戒しておくか)

 

 

「まぁ他にも色々あるんだけどね、とりあえずさっき店にいた人たちで今日の50食最後だから様子見てくるわね。それまでここで待っててね」

 

おばちゃんはそう言って扉を閉め、さっき来た道を戻っていった。

 

 

 

オータムはあえてソファーに座らず自然な形で立ちそのまま待ち続ける事にした。顔には笑顔を貼り付け内心はバレた時どれだけこの施設を破壊しながら撤退出来るかを脳内で施工していた。

 

頭に血の上りやすい彼女ではあるが、冷静な時はとことん冷静である。

 

(まぁ、逃げるだけならどうとでもなるからな、)

 

三時間してもおばちゃんが帰って来なかったらここを出よう、そう考えながら、左腕につけてある電波時計をあえて頼らず脈拍で時間を測り始めた。

 

 

 

それから数分後、先ほどのオータムと同じようにB定食を注文していたシスター服の少女や後からきたフードファイター風の女子の1人がおばちゃんに連れられやってきた。

 

未だ余裕そうな表情の少女は先ほどまでバトル漫画さながらの奪い合いをしていた三毛猫を両手で大事そうに抱きしめていた、少女とは逆にフードファイター風の女子で苦しそうにしていて口元を押さえながら嬉し涙を流し、時より頬が膨らみ直ぐに喉に何かを流し込んでいるのが見えた。

 

 

 

「残念ながら他の子はダメだったみたいよ。まっ、私としては残す人はあまりきて欲しくはないのだけど、仕方ない事だいね。それじゃこれから地下に行くよ」

 

おばちゃんはそう言って割烹着のポケットから赤い大きなボタンのついたリモコンを取り出す。ガラスのカバーを外しボチッと言った擬音が聞こえ部屋全体が少しグラっとする。

 

 

「とりあえずは下に行って案内するけどね、どこに行きたいとか色々あるよね。そっちの窓から地下全体が見えると思うから行きたい場所が見つかったら言っておくれね」

 

おばちゃんがその言葉を言った次の瞬間四方の白い壁から光が入って来くると、そこから外の景色が入ってきた。

 

オータムは白い壁だった部分に目を向ける。

そして

 

「…なんじゃこりゃ」

 

 

そう呟いてしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 

 

「…ごじゆうきゅう…………………」

 

 

 

織斑春十の朝は早い

 

真っ暗な東の空にやっと白い光が灯もった時にはもう既に彼の意識は覚醒しており、冷たいシャワーとしっかりと洗濯されたタオルで髪の水分を拭っていた。

 

そして日課となる朝の筋トレをする。

 

キッカリ60回の腕立て伏せは曜日ごとに変えている筋トレ金曜日を意味し、30秒かけて腕を限界に追い込み1週間の間衰えた筋肉に喝を入れる。

 

筋トレを終えると顔はすっかりと紅潮し全身から汗が吹き出し、春十にもう一度シャワーを浴びるように言う。

 

タンスの1段目を開け下着を取り出す

 

「・・・」

 

そしてつい先日、友人でありクラスメイトのシャルル・デュノア、改めシャルロット・デュノアに共同洗濯スペースで自分の下着を女性用下着と同じたたみ方でたたんでいた事を指摘された事を思い出し赤面する。

 

「あれ?春十ってなんで下着そんな風にたたむの?」

そう尋ねられた時のシャルロットの純粋な視線は今でも偶に心をえぐる。

 

因みにシャルロットは一般常識として知っていたようで、みんなに尋ねたところ鈴は興味なかった、箒は人の下着を見る趣味はない、千冬姉に至っては面白かったので黙っていたそうだ。

 

弟が後で恥をかくのを良しとする千冬姉に対して憤りを覚えたが笑って一蹴されたのはやるせなかった。

 

 

 

 

もう一度シャワーを浴びる、今度は先ほどとは違い40度ほどのお湯を体に浴びせる。

 

髪を洗い、体を入念に洗う。

 

首、肩、腕、手、指、胸、腹、腰、太もも、脚、甲、脚の裏、指、腰、腹、胸、腕、腕、腕、手、手、手、手、手、手、手、手、手、手、手、手、手手手手手手手手手手手手手手手手手手手手手手手手手手手手手手手手手手手手手手手手手手手手手手手手手手手手手手手手

『たすけ…て』

 

 

 

 

「痛っ!」

 

つい手を洗う事に力を入れてしまい手の皮が少し剥け血が滲み出てきた。石鹸と泡とが混ざった水が傷口に染みるただの水ではないものが体内に入る独特な痛みを感じる。

 

ジクジクとした嫌な感じは水が入らないようにもう片方の手で傷口を抑えていても止まらなかった。

 

 

 

 

シャワーの音で気がつかなかったが扉の向こうに誰かが居る気配を感じた。一瞬泥棒かと思ったが、天下の国営IS学園にそのような不届き者が入れるわけもなく、仮に泥棒だとしても何かを漁っているようなガサガサと言った音は聞こえない。

 

 

シャワーで濡れた全身についた余分な水分をぬぐうと意を決して洗面所の扉を開け恐る恐る来客がいるであろう自分のベッドの方へと目を向ける。

 

 

やはりいた。

 

「すぅ……」

 

 

朝日に照らされる事で白に近い色となっている銀髪は小柄な彼女の腰までを覆い隠すほど長い。

腰のあたりに見える薄いピンクの三角形の布は数日前に裸でやってきた彼女に対して俺は『この試合に勝ったら寝るときは下着を着る事』という約束を取り付け彼女は『私が勝ったら結婚する事』と言った。

 

そして、ISの試合で奇策や無茶をいくつも重ね、互いに装備無しに落ち入り白兵戦の泥沼試合の延長による延長戦の末、千冬姉含め代表候補生である、みなさまの公正公明なジャッジのもと判定勝ちした結果である。

 

因みに授業が終わった後、第六アリーナを予約し、7時から9時までの2時間みっちりと戦うはめになった。

 

あの時の彼女はISのハイパーセンサーを補助するナノマシンが注入された左目を使い、数週間前のタッグトーナメントの時よりも強く、後日全身が筋肉痛になったのだが良い練習になった。

 

 

 

ここまでいえば分かるであろう、

 

転校初日にビンタをし、宣戦布告をし。

姉である織斑千冬を敬愛し、タッグトーナメントの前に大切な友達でありクラスメイトでもあるイギリス代表候補生、セシリア・オルコットとセカンド幼馴染であり大切な友達の1人である隣のクラスの中国代表候補生、凰 鈴音を1人で相手どりコテンパンにし、タッグトーナメント戦以降、まぁ色々あって、色々あった。

 

そう誰であろう

 

ドイツ代表候補生 ラウラ・ボーデヴィッヒ その人であった。

 

 

 

 

 

◇◆◇

 

 

 

 






今年一番悔しかったこと
ISABが終わったこと。

今年一番嬉しかったこと
ISABのレイのクリア特典がもらえたこと。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
一言
0文字 一言(任意:500文字まで)
※評価値0,10は一言の入力が必須です。参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。