元人形とその仲間達も異世界から来るそうですよ? 作:血濡れの人形
「光?どうしてここに・・・」
「どうしてもこうしても、あの子、ていうか私が、わざわざ呼び出したのよ」
光はそういうと、十六夜の横を指差す。
そちらには、先ほどまで小さい光がいたはずだが、その姿がなくなっている。
「さてと、それじゃあ・・・死んで?三人とも」
光がそういうと、三人の近くに黒い球が出現する。
その球は、周りの木等を吸い込み始める。
しかし、ドールがそれに触れた直後、その黒い球がピシリと音を出し、
そのまま砕ける。
「『雷撃よ!英雄王の財宝を持って、その真の力を現せ!』」
空から雷撃が現れ、三人の事を襲う。
風が吹いてその風によって勢いを失い、行きなり盛り上がった地面に防がれる。
「『原初に還れ、それは闇、それは始まりにして終わり。ダークエンド!』」
巨大な闇が出現する。
しかし、その闇は涼華の腕に取り込まれる。
「『虚無たる闇よ!その力を壁となせ!』『終焉の時はきた!今こそその憎悪に喝采を!』
『それは一頭の狼、そのアギトは無数の神を食い殺す、その名はフェンリル!』」
光はさらに三つの魔法を重ね、それは、一つの壁となり、
それは全てを焦がす焔となり、それは神を殺した一匹の狼になった。
まず三人は壁に阻まれ動きを止める。
次に、足下に出現した焔に焼かれ、
最後に、現れた狼に潰され、そのまま喰われる。
クチャリ
それは一瞬だった。
光は倒しきれたと油断してしまった。
フェンリルの頭が弾け、血まみれになったドール達が、
その屍を踏み台に移動する。
しかし、そのなか、十六夜は無意識の内に、
その場にいた全員が驚くような行動をする。
三人の攻撃を叩き落としたのだ。
それも、すべて片手で。
それだけではない、十六夜を包むように黒い闇が出ているのだ。
三人は更に追撃を仕掛ける。
しかし、その攻撃は、十六夜を包んでいた闇によって防がれる。
「やらせねえよ。光は俺が守るって決めたんだからな」
十六夜の持っていた剣に焔が巻き付く。
「この記憶が誰のものかは分からないが、使わせてもらう!
魔神式近接戦闘術、剣ノ型、焔ノ舞!」
直後、剣に巻き付いていた焔が、
意思を持ったかのように動き、十六夜と共に三人に攻撃を加えていく。
ドールには壁として、涼華には剣として、光には鎖として、
動きを止めさせ、斬撃を与え、動きを止め、それぞれ三人に害をなす。
三人は笑みを浮かべながら、その動きを止めていたが、
十六夜がそれに気がつくことはなく、
そのまま三人の首に向けて剣を突き刺すのだった。
すると、十六夜は剣を地面に刺し、光の方を向き、
「改めて言わせてくれ、光。俺の全力で、お前の事を守り抜いてみせる。
だから、お前の人生の全てを俺にくれ。喜びも、悲しみもな」
と言って、手を伸ばしてくる。
光は、十六夜の言葉を聞くと、涙を流しながら、
「・・・はい、お願いします。私のナイト様」
と、十六夜の手を取るのだった。
いつの間にか周りは草原に変わり、夕陽の下、二人の影は重なるのだった。
かなり駆け足でしたが、ギフトゲームはプレイヤーの勝ちです。
十六夜君には以下のギフトが追加されました。
記憶こそが力
遥か昔、その武器を使っていた者の記憶が入り込んでくる。
効果は、武器の使用者の使っていた全剣技の理解と使用する事が可能となる。
黒刀 魔
かつて魔神が使っていたとされる黒い刀、
魔法、魔術が籠めやすい使用になっている。
武器の堅さとしては、
光の速度×5してもいっさい変化しない程度。
噂によると、光の五十倍されると流石に少し磨り減るらしい。
魔女の指輪
魔女の一族が製作した指輪。
内部に様々な魔法が籠っており、魔力が無いものにも使えるようになっている。
指輪なので二つあるが、二人が付けることで、
もう片方の指輪の持ち主の居場所が分かる。
第一回 涼華と作者による雑談コーナー
「で、行きなり始まったけどなにこれ」
そのままの意味です。ちなみに今回の話題は光です。
「本人と話したら良いじゃない」
本編でラブコメしてる人を呼んでこいと?二人に殺されるわ。
「確かに、まあそれで、光の何について話すの?」
はい、今回の光の魔力について話します。
「魔力?」
はい、実は、オリキャラのなかで一番魔力量が多いのは光です。
「え?」
ただし、光はそれをだすと、一年は寝たきりなので、
今まで使ったことが有りません。
今回が初めてです。
「今回?そんなに魔力消費するところあったかしら?
ていうか、それじゃあそとに出たとき光は寝てるの?」
いえ、今回は光のギフトゲームと言う事で、
ノーリスクで発動させてます。
ちなみに使用したのは、防壁を作った所と、
魔法を三重で使ったところですね。
防壁の魔力消費量は、主に涼華の攻撃を防ぐときに使ってた感じです。
いっちゃ悪いですけど、本気で戦ったとき、
リスクを考えなければ二番目に強いですよ?
一番は当然涼華さんですが
「言うほどのものあったっけ?私」
なにいってるんですか?
物理攻撃吸収、魔力、霊力、妖力、神力吸収、
それすべてにたいして強制カウンター、
毎秒全身を細胞単位で超回復、
あげく、人(能力なし)以外からの攻撃を無力化、
特効を反転させて特防、
霧化して対象の体内に入り、
ギフトを根こそぎ奪い取って自分のものにしたあと、
対象の肉体を爆発、その肉を取り込み自己強化、
毎秒ステータスに五百じょうと、
上げればきりがありません
「・・・それじゃあ今回はこの辺で!
来週も楽しみにしてくれると嬉しいです!」
ちょっときいt「うっさい!それではまた~」