元人形とその仲間達も異世界から来るそうですよ? 作:血濡れの人形
~箱庭に続く道~
あれから少したち、霊騎達は箱庭へいくために、ちょっとした道を歩いていた。
「なあ十六夜、世界の果てなる場所を見に行かないか?」
そんななか、霊騎はニヤリと笑みを浮かべ、十六夜に提案していた。黒うさぎは気付いていないようだ。
「お?いいね、行こうぜ」
十六夜はそれに対し、即座にうなずくと、
「それなら、どっちが先につくか競争な?そんじゃあいくぞ!」
と言って、足に力をこめたかとおもうと、そのまま大きくジャンプして行ってしまう。
「よし、それじゃあ俺も行ってくるわ。何かあったら呼んでくれ。五秒くらいでこれるはず」
「パパ、私も連れてって!」
霊騎が走り始めようとしたときに、霊華がそういって霊騎の動きを止める。
そして、霊騎はそのまま霊華を持ち上げると、
「黒うさぎには後でいっておいてくれ。それじゃあ行くか!落ちないようにしっかり捕まっとけよ!」
と言って、くるりと体の向きを変えると、そのまま走り出す。あっという間に小さくなったが、
それに対してなにか言うような人物はいない。
猫は、んなばかなと言いたげな表情な気がするが、とりあえずスルーだ。
「霊騎、後で本格的に怒ろうかしら・・・」
霊夢のそんな言葉が、小さく聞こえたのか、涼華が霊夢に同情の視線をおくっていた。
あれだけ騒いだろうに、黒うさぎはまだ気付いていなかった。
~ところ変わって霊騎サイド~
「よう、流石にスタートの合図が早いんじゃあないかな?おかげで追い付くのに数秒かかっちまっただろ?」
霊騎は、霊夢が私怒っています宣言をした頃には、もうすでに十六夜のすぐ近くまで来ていた。
首もとには、霊華が目をつぶった状態で抱きついている。
「ヤ、ヤハハ、よくこんな短時間でここまで来れたな。正直驚きだぜ?」
十六夜は頬をひきつらせながらそういっている辺り、恐らくかなり驚いているのだろう。
「いんにゃ?まだ本気じゃないしな」
霊騎がそう言うと、十六夜はもはやひいていた。それはもう、ドンがつくほど引いていた。
所謂ドン引きという奴である。
「そんなことよりほら、目の前に随分と大きな滝があるぞ?」
霊騎のその言葉で、目をつぶっていた霊華と、霊騎の方を見ていた十六夜は、
その存在に圧倒されてか、ほう、と言っている。そんな間にも、三人は滝のすぐ近くまで付く。
「さてと、それじゃあ、これよりも凄いかもしれない世界の果てを拝みにって、なんだこの気配」
霊騎がそういって、更に移動しようとしたときに、滝壺の辺りから何かの気配を感じ、動きを止める。
『ここにたちいる貴様らは何者だ!』
すると、その滝壺から出てきたのは、一匹の大蛇だった。
霊騎は、めんどくさいことになりそうだと、ため息をついたのだった。
サブタイは思い付かなかったのです・・・
次回は主に霊夢達のサイドを入れつつ進めようと思います。
感想や疑問、誤字脱字、ここをこうしたほうがいいかもなどの意見待ってます。
後サブタイの案のようなものも。