元人形とその仲間達も異世界から来るそうですよ?   作:血濡れの人形

3 / 38
世界の果てを見に行きたいらしいですよ?

~箱庭に続く道~

 

あれから少したち、霊騎達は箱庭へいくために、ちょっとした道を歩いていた。

 

「なあ十六夜、世界の果てなる場所を見に行かないか?」

 

そんななか、霊騎はニヤリと笑みを浮かべ、十六夜に提案していた。黒うさぎは気付いていないようだ。

 

「お?いいね、行こうぜ」

 

十六夜はそれに対し、即座にうなずくと、

 

「それなら、どっちが先につくか競争な?そんじゃあいくぞ!」

 

と言って、足に力をこめたかとおもうと、そのまま大きくジャンプして行ってしまう。

 

「よし、それじゃあ俺も行ってくるわ。何かあったら呼んでくれ。五秒くらいでこれるはず」

 

「パパ、私も連れてって!」

 

霊騎が走り始めようとしたときに、霊華がそういって霊騎の動きを止める。

 

そして、霊騎はそのまま霊華を持ち上げると、

 

「黒うさぎには後でいっておいてくれ。それじゃあ行くか!落ちないようにしっかり捕まっとけよ!」

 

と言って、くるりと体の向きを変えると、そのまま走り出す。あっという間に小さくなったが、

 

それに対してなにか言うような人物はいない。

 

猫は、んなばかなと言いたげな表情な気がするが、とりあえずスルーだ。

 

「霊騎、後で本格的に怒ろうかしら・・・」

 

霊夢のそんな言葉が、小さく聞こえたのか、涼華が霊夢に同情の視線をおくっていた。

 

あれだけ騒いだろうに、黒うさぎはまだ気付いていなかった。

 

~ところ変わって霊騎サイド~

 

「よう、流石にスタートの合図が早いんじゃあないかな?おかげで追い付くのに数秒かかっちまっただろ?」

 

霊騎は、霊夢が私怒っています宣言をした頃には、もうすでに十六夜のすぐ近くまで来ていた。

 

首もとには、霊華が目をつぶった状態で抱きついている。

 

「ヤ、ヤハハ、よくこんな短時間でここまで来れたな。正直驚きだぜ?」

 

十六夜は頬をひきつらせながらそういっている辺り、恐らくかなり驚いているのだろう。

 

「いんにゃ?まだ本気じゃないしな」

 

霊騎がそう言うと、十六夜はもはやひいていた。それはもう、ドンがつくほど引いていた。

 

所謂ドン引きという奴である。

 

「そんなことよりほら、目の前に随分と大きな滝があるぞ?」

 

霊騎のその言葉で、目をつぶっていた霊華と、霊騎の方を見ていた十六夜は、

 

その存在に圧倒されてか、ほう、と言っている。そんな間にも、三人は滝のすぐ近くまで付く。

 

「さてと、それじゃあ、これよりも凄いかもしれない世界の果てを拝みにって、なんだこの気配」

 

霊騎がそういって、更に移動しようとしたときに、滝壺の辺りから何かの気配を感じ、動きを止める。

 

『ここにたちいる貴様らは何者だ!』

 

すると、その滝壺から出てきたのは、一匹の大蛇だった。

 

霊騎は、めんどくさいことになりそうだと、ため息をついたのだった。




サブタイは思い付かなかったのです・・・

次回は主に霊夢達のサイドを入れつつ進めようと思います。

感想や疑問、誤字脱字、ここをこうしたほうがいいかもなどの意見待ってます。

後サブタイの案のようなものも。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。