元人形とその仲間達も異世界から来るそうですよ? 作:血濡れの人形
~???~
あの黒い紙がドールの手元に来た直後、周りの風景が一瞬にして変わる。
地面には、無数の血にまみれた、刃先の欠けた剣が散乱しており、石造りの壁には、大きな斬られた跡がある。
「さぁ、生きて帰りたいってんなら、俺の事を殺してみろ」
ドールは笑みを浮かべながら、若干顔を青ざめさせている大男、ガルドに話しかける。
「ちょっとドール、私を参加させないなんて、どういうことかしら?私にも殺らせなさい」
ちなみに言うと、フラン達も、このエリアにいるのだか、ちょっとした結界がはってあるので、参加できない状態だ。
「いや?ルナの目をふさいどいてもらわないと困るからな。流石にこれから先の光景は見せられん」
ドールがそう言うので、フランはため息をついたあと、ルナの目をふさぎ、前を見えないようにする。
「さてと、じゃあとりあえず・・・筋力リミッター、1~3まで解除、スキル封印解除、威圧」
ドールのその言葉の直後、急に発生した威圧のせいか、ガルドが更に怯え始める。
「まずは一回目」
その言葉のあと、ガルドの頭が、一度体から切り離される。
「次に二回目」
ガルドの頭はすぐに戻ると、直後、ドールの手元に心臓が握られていた。
「とりあえずはこれで最後だ、消し飛べ」
ドールはそれを握りつぶした直後、そのままの勢いで剣を地面に降り下ろす。ガルドの体もろとも、地面が消える。
「これは、一つの悪い夢だろう。目をさましたら元通り、記憶にこびりついて離れない、ただの夢のことになる」
ドールがそう言うと、再び一枚の黒い紙が降ってくる。
『狂気の人形の狂った遊び
勝者 主催者 ルナテックドール』
と、書かれていた。
ドールがそれに目を通した直後、風景は再び、カフェテラスにもどる。
ドールが周りを見ると、三人と一匹が、怯えたようにドールの方を見ていた。
「・・・あ~っと、やり過ぎた感じ?」
ドールがそう言うと、そんなドールの頭をハリセンで叩くものがいた。スパコーンという音がなる。
「なにやってたんですか!このお馬鹿様!」
霊騎達の事を追いかけにいったはずの、黒うさぎである。
「ちょっとお説教(物理)をしてただけだが?それより、霊騎達はどうした?追い付いたんだろうと思ったのだが・・・」
「ようドール、盛大にやらかしたらしいな。いくらガルドとか言うのが生き返ってるからって」
霊騎の言葉に、今度は四人と一匹が説明を求めるように霊騎の方を見る。
「・・・生き返ってるってどういうこと?」
驚くことに、そう口を開いたのは、いままで霊騎とあまり喋らなかった(霊騎がいなかったというのもあるが)耀だった。
「そのままの意味だよ?ドールが、俺達が蛇と遊んでる間に、いきなり連絡寄越して、
ガルドに不死の恩恵を与えたいとかいい始めるから、がんばって付与したんだぜ?
つっても、限定的で、ドールのギフトゲームが終わるまでと、終わってから一回のみっていう制約がつくけどな
だから、どちらかというと回数制限ありの強制蘇生だがな。三回で抑えてくれて助かったぜ。
現時点で魔力がカラポーだ」
霊騎のその言葉に、飛鳥が更に質問する。
「じゃあ、ガルドはいま、どこにいるのかしら?」
それを聞いて、霊騎はニヤリと笑みを浮かべると、
「あいつがやった罪とかを書いた紙を張り付けた上で、裁判所みたいなところの前に送っておいてやった。
ちゃんとに縄で動けないようにしてな」
と言いながら、ドールの方を向くと、肩に手をおき、
「しばらくは休んでろ。ゆっくりとな」
という。すると、ドールの姿が薄れていき、そのまま霊騎の中へと入っていく。
「さてと、それじゃあ、そのままコミュニティに戻るのかい?魔王様に壊されたっていう」
霊騎がそう言うと、ジンは驚いたあとに、黒うさぎの方を見て、
黒うさぎが申し訳なさそうにしているのを確認すると、納得したのか、覚悟を決めたような顔になり、
霊夢達の方を見る。そして、自分達のコミュニティの現状を話始めた。
~少年説明中~
ジンから、今のコミュニティの現状を聞いた霊夢達の反応は、
「「「「「「「「「なんだ、やっぱりそんな感じだったのか」」」」」」」」」
と言う大人勢と、
「お父さま達についていくだけですので」
と言うルナと、
「友達を作りに来ただけだから、あまりそう言うのは気にしない」
といって、絆に友達にならないかと言われている耀と、
「友達がいるのに、そこに入らないなんて損してそうで嫌じゃない」
といって、耀の方を見る飛鳥という状況が出来ただけだった。
そんな光景に、思わずジンと黒うさぎはえっ?と言う声を漏らしたのだった。
サブタイがいいのがおもいつかないよぅ、どなたか案をください(´・w・`)
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