忍者、大航海します   作:FG30%

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今回から仲間の加入ラッシュになります
まずはこの人から





第12話

 

 

 

ルスカイナ島で修行を始めて半年、サボたちの成長は概ね順調である

そんな中俺はとある情報を掴んだため、修行を分身に任せて、とある島に向かっている

 

(見えた、あそこだな)

 

前方に目標の島が見えたので走る速度を上げ、大きく跳躍して島に上陸する

 

「な、なんだテメーは⁉︎」

 

「せ、船長!急に変なやつがきた!」

 

「ッ⁉︎あんたは”瞬神屋”か……」

 

「しゅ、瞬神⁉︎」

 

「ヤバいんじゃないかキャプテン⁉︎」

 

「俺のことを知ってるなら紹介は省かせてもらう。初めましてトラファルガー・ロー」

 

「あんたみたいな大物が俺になんの用だ」

 

「トラファルガー・ロー、お前をスカウトにきた」

 

「「「ッ⁉︎」」」

 

俺が素直に用件を述べるとローの部下である三人がかなり驚き、ロー自身は驚きながらも俺の真意を見抜こうと警戒してる

てかローだけでもよかったのだが、ベポたち三人をもう部下にしてたんだな

 

「……どういう意味だ。なぜ俺なんかをスカウトする」

 

「俺は近々、海賊として旗揚げするつもりだ。そのために優秀な船医を探していてな、そこで見つけたお前をスカウトしにきた」

 

「事情はわかった。だが、なぜ俺なのかの説明がまだだ」

 

「理由としては二つあるが一つはお前の能力。医者の息子だったのとオペオペの実は随分と優秀な実らしいからな」

 

「ッ⁉︎」

 

ローは自分の過去と能力がバレていることにかなり驚いている

 

「もう一つはお前の目標を俺なら叶えさせることが可能だからだ」

 

「……あんたどこまで知ってやがる」

 

一気に俺への警戒が強まったな

 

「そんなに警戒するな。お前の過去を少し調べればなんとなく予想ぐらいつく」

 

もちろんこれは嘘だ

原作知識としてローがドフラミンゴを殺したがってるのを知っていただけだが、調べて予想を立てた風に装って話を進める

 

「なんなら今すぐ首をとってきてもいいが、それではダメなんだろう?」

 

「もちろんだ。あいつは俺がこの手で必ず殺す」

 

俺とローの会話にベポたち三人はついてこれてないが、俺とローがわかっていればそれでいい

 

「俺とこいトラファルガー・ロー。お前が望むなら俺が鍛えてやる。と言っても俺の仲間になるなら必然的に強くなってもらわないと困るんだがな」

 

「なにか目標でもあるのか?」

 

「これだけが目的ではないが、そんなに遠くないうちに俺は四皇”百獣のカイドウ”を引きづり落として四皇になる」

 

「ッ⁉︎正気か……?」

 

「いたって正気だ。そのために旗揚げするようなもんだしな。他にも三人ほど鍛えてる家族がいる」

 

「俺以上にイカれてやがるな瞬神屋……」

 

「そのためにもお前には強くなってもらう。どうだ?お前にとっても悪い話じゃあるまい?」

 

「ああ、悪くない……が!俺は弱い奴についていくつもりも暇もねぇ。噂に聞いているが試させてもらうぞ瞬神屋、ルーム!」

 

「それでお前が納得するなら相手をしてやる。こい!」

 

 

 

 

 

ーーーーー

 

 

 

 

 

五分後、ローは俺の前で仰向けになって倒れている

ローの実力は正直に言うと現段階ではサボたちより弱かった

強力な能力に頼りすぎて戦闘の基本がなっちゃいない、そんな感じだったが俺がこれから鍛えてやれば問題ないか

 

「はぁっはぁっはぁっ、くそっ、どうなってやがる!」

 

「能力に頼りすぎだ。たしかにお前の食べたオペオペの実は強力だが、逆に言えば今のお前はそれだけだ。お前が能力を使う前に攻撃してくる敵なんてごまんといるぞ」

 

「ちっ」

 

「そんなに拗ねるな。これから強くなればそれでいい。それでどうだった、俺の実力は。お前が認めるに値したか?」

 

「認めるよ。あんたは強い、俺よりも。それも桁違いにな」

 

「なら」

 

「ああ、あんたの仲間になる。あんたについていけば強くなれるんだろ?あいつを殺せるぐらいには」

 

「俺が存分に鍛えてやるから安心しろ。仲間になったことだし改めて紹介しよう。俺はマダラ、今日からお前は俺の仲間で家族だ」

 

「トラファルガー・ローだ。好きに呼んでくれ」

 

寝そべっているローを引っ張って起こしながら握手する

そんな俺たちをどこか不安そうにみるベポたちにローも気づき、俺に頼みごとをしてきた

 

「……すまねーがあいつらも連れてってくれないか。あいつらは俺の仲間なんだ……」

 

「キャプテン……」

 

「もちろん連れて行く。ローの仲間なら俺の仲間も当然、連れて行かない理由がない」

 

「すまねー…」

 

「気にするな」

 

その後ベポ、シャチ、ペンギンとも名前を交わし、改めて四人を仲間に迎え入れることが決まった

 

「なぁマダラ、あんたが鍛えてるって家族ってのは強いのか?」

 

「それなりにはな。三人とも能力者だし、現段階のローより強いのはたしかだな」

 

「……そうか」

 

「そんな心配するな、お前ならすぐに追いつくだろう。それにベポ、シャチ、ペンギン、お前たちもみっちり鍛えてやるから覚悟しとけ」

 

「うえっ⁉︎」

 

「俺たちも⁉︎」

 

「当たり前だろ。俺の仲間になった以上は強くなってもらわないと困る」

 

「アイアイ、キャプテン!」

 

「了解で〜す……」

 

「わかりました〜……」

 

 

 

 

 

ーーーーー

 

 

 

 

 

ローたち四人をルスカイナに連れ帰ってきて一ヶ月経ったが、サボたちともだいぶ慣れてきたようで修行は順調である

ローたちは覇気を扱う以前に基礎体力や戦闘の基本ができていないので、そこから始めさせたがやはり四人の中ではローは別格である

これなら予定より早く覇気の修行に入れそうだ

 

人間関係もうまくいってるようで、基本的に女に弱いシャチとペンギンはコアラとペローナ、特にペローナによくこき使われている

といってもペローナも本気でやっているわけではなく、シャチとペンギンもふざけてやっているので問題ないだろう

 

ベポはマスコットみたいに可愛いがられており、特にこれまたペローナのお気に入りになった

クマシーの代わりなんだろうか……?

サボも熱心に格闘を教えているあたり楽しんでいるのだろう

 

少し難しいのがローで、元々の気質的に口数が多くないのだろうがサボやペローナと喧嘩することもしばしばある

本気の喧嘩ではないのは分かっているので放置してるし、コアラやベポたちが仲裁してくれるので大丈夫だろう

四皇を狙う理由を話したら呆れられたりもしたが……

 

 

 

『そういえば聞いてなかったが、なんで四皇を狙う?海賊王にでもなりたいのか?』

 

『いや、特に興味はないな』

 

『なら何故?』

 

『そうしないとハンコックたちと結婚できないからな。生半可な立場じゃ周りが納得しない』

 

『色々と突っ込みたいが、そんな理由で最強の一角に挑むのはあんたぐらいだ……』

 

 

 

こんなやりとりをしたが、それ以上ローが突っ込んでくることはなかった

たしかにローの言う通り、普通に考えれば頭がぶっ飛んだ奴の考えなんだろうが俺には関係ない

好きに生きると決めた以上やりたいようにやるだけだ

 

ローたちのスカウトもうまくいったことだし、仲間集めの方も順調だと思われる

他の仲間候補もあと二人は目星をつけてるので急ぐとしよう

奴を引き抜くのは色々と問題が出てくるだろうが俺ならうまくできるはずだ

 

 

 

こうしては俺は新たな仲間集めを進めることにする

次の目的地はウォーターセブンだ

 

 

 

 

 







後悔はしていない
だって医者で思いついたのがローだったんだもん……



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