スクールガールストライカーズ~Ains channel~ 作:アインス=ウォーレン
6:00~
アザーズチーム宿舎 降神小織、起床。歯磨きを済ませ、あからを起こして朝食を用意してもらう。
第07チーム 末葉あおい、神無木栞 起床。第04チーム、5時から起きていた灰島姉妹が二穂、雪枝、楓を起こす。
6:30~
第02チーム、第03チーム、第07チームの残り3人が起床。
7:00~
小織の布団の中から、もぞもぞとアインス隊長が起床。ねぼけながら朝食を食べている小織の尻に突っ込み、ビンタされる。ちょうどその頃第06チーム、第05チームが起床。
7:10~
隊長、アザーズチーム宿舎から移動。途中朝のジョギング中の遥とイミナに挨拶し、第06チームハウスに行く。
7:15~
「あっ!隊長さんおはよーございます!」朝食の時間の第06チームにアインスが合流。椿芽が隊長にエサをやる。
「昨晩は伊緒ちんの寝言がね……」「ちょっと、やめてよ~」「悠水さん、今朝のパンはしっとりしてて美味ですね」「実は、こないだテレビでやってた高級パンの再現法を……」隊長が横でそんな会話を聞きながらのんびり朝を過ごす。
8:15~
朝の境界探索任務が開始。この日の午前担当は02チーム。隊長と会話しつつ探索任務を遂行する。
「おそらく今日は雑魚しか出ないはずだから、のんびりいきましょう」
「………隊長。油断しないで。任務は任務なんだし」
「すいませんマリちゃん」
「またまた~、マリっちも気を張りすぎなのだ~」
「リラックスするって言うのも、任務遂行の上では程よくなら重要さ。ほら、給水でもするかい?」
マリがハヅキから水筒を受け取り、ごくりと飲む。すると、ふと隊長が呟いた。
「……ハヅ姉、今日も髪からいいニオイする……」
「ああ、よくわかったね。シャンプー買えたんだよ。イミナに教えてもらったやつさ」
「い、いやその、結構安くていいやつだったから……うう、なんか恥ずかしいよ……」
「イミナちゃん、俺にも教えて!使うから!」
「な、なんで隊長がそこで露骨に反応しちゃうんだよっ!」
「た、隊長さんの毛に、人用のシャンプーって大丈夫なのかな?」
「ツッコむところそこかい?」
「ボスの妙な乙女っぽいところは相変わらずなのだ……」
そうこうしているうちに、探索任務の時間が終わり、帰投する。
討伐スコア 偵察型3 マギレオブリ8
12:00~
「はい、隊長さんお疲れさま!」隊長はリョウコからエサをもらう。第02チームも昼食をとる。
「このあとは隊長サンは、どうするんだい?」
「ああ、午後探索に第04チームのとこにいくよ~。皆ゆっくり休んでね」
「ボス~、たまには仕事よりもアコっちと遊んでほしいんのだ……/////」
「またあとでね、アコっち❤」
「にゃうっ❤」
アコっちの頭をなでた後、隊長は第02チームハウスを出る。
13:00~
「遅かったな、アインス!」任務の準備を終えた二穂が待っていた。
「すいません二穂さま。メス猫を見つけて遊んでました」
「? 他に猫などエテルノにいたか? まあいい。お前たち、いくぞ!」
「はい、二穂様」「わたくしたちの準備は整っておりますわ❤」
「あわわ、待ってよ二穂~」「慌てなくていいわよ、いきましょう」
その後、1時間半で探索任務は終了し、パトロール終了。
討伐スコア 偵察型4 マギレオブリ12
14:00
「……ただいま~」探索任務を二穂に任せ、先に帰投したアインスはアザーズチーム宿舎に戻る。
「おかえり、隊長」「おつかれ~隊長~」「ご苦労デス、伍長」「お邪魔してます、隊長様」
小織、陽奈、シャルロッテ、夕依がトランプで遊んでいる。
「おっ、なにやってたの?」
「七並べです。今日は第05チームも第07チームも非番でしたので」
「おい伍長。貴様今日は珍しく働いてるみたいデスから、休養の時間をくれてやるデス」
「いつもはニートみたいに言わないで!」
「言ってないよ……」
「実は、さきほどシャルロッテさんが第05チームハウスでお茶会をしようって言っていまして」
「ああ、なるほど、そゆことか」
「ノエルのやつが『3時には豪勢なティータイムが必要ですわ!』とかなんとか言って、さらに『ティータイムには友と友好を深める時間、客を招きたい』とかなんとか言ってやがるのデス……」
「えー!ひな行きたい!ノエルちゃんのお菓子食べたーい!」
「小織も、食べてみたいかも……」
「というわけですから、第07チームと第05チーム、それからお二人と隊長さんでお茶会をと思いまして」
「いいね!……って、お茶会の予定時間は?」
「もちろん、3時です」
「3時まであとちょっとしかないじゃん!急げ!」
「あっ!タイチョー待って~!」
「慌てなくても、おやつは逃げませんよ」
「食い意地のはったやつデス」
15:00
「遅かったですわね!おーっほっほ!」
「おかえり隊長さんに皆。おやつ、できてるわよ」
第05チームハウス。たくさんのおやつとお茶が用意されていた。
「おー……!」
「おいしそう……」
「小織ちゃんも、遠慮せずにどんどん食べて頂戴。ノエルも私も作りすぎちゃったから、今他のチームハウスにおすそ分けに行ってるところなの」
栞は、お茶菓子の小鉢を小織の前に差し出した。
「………おいしい」
まんじゅうを口にした小織は、そうつぶやいた。
「このケーキ、とっても美味しいです~!」
「うわあ、チカのほっぺがとろけて落ちちゃうよ~❤」
「和菓子……ふしぎな、味です」
「見た目も可愛いね~」パシャパシャ
「このうさぎっぽいおかし、フェイちゃんみたいじゃない?」
「ほんとだ!ちょー似てる~!」
皆楽しそうに、洋菓子と和菓子が入り混じったテーブルでおやつを食べていた。
「普段我々は夕依の影響で和菓子を食べることが多いが……洋菓子というのも、洒落がきいていていいものだな」
「日本にも、古くからこんな細工が施せるような菓子の作り方があるとは、驚いたデス」
お互いに感心しながら、シャルロッテとあおいはお菓子を食べていた。
「………」
隊長は、そんな皆の楽しそうな姿を見ながら、小織の膝に座っていた。
「隊長、食べないの?」
「えーと……もちろん食べたいんだけど……猫って砂糖菓子大丈夫だっけ?」
「あ……」
「ご心配なく隊長さん!こんなこともあろうかと、通販で猫でも食べられるお菓子をご用意いたしましたわ!」
ノエルが、猫用のケーキを持ってきた。
「お~! やった~!」
隊長が、よろこんでケーキにむさぼりつく。
「隊長、美味しい?」
「小織ちゃん……美味しいよ。美味しいんだけど……」
「だけど?」
「皆の心がこもった手作りのが食べたかったかなぁ……////」
「贅沢言わないの」
「ふえぇ~」
16:30~
皆で、ティータイムの後片付けをしていると、チームハウスのドアが開いた。
「やっと見つけたわよ!アインス!」
「あ、天音ちゃん!?」
「どこで油を売ってるかと思えば、こんなとこで呑気に遊んでんじゃないわよ!もう夕方の探索任務の時間でしょうが!」
「あっ、やば!もうこんな時間!?」
「今日は一日中エテルノにいるって聞いたから、皆待ってんのよ!早く来なさい!」
「あいだだだだ背中の肉を引っ張らないで!猫の持ち方があるでしょ!!」
ずるずる引きずられ、天音と共に隊長はプリズムルームへ。
16:40~
「あら~隊長さ~ん。お待ちしてました~」
プリズムルームでは、第03チームが待機していた。
「ごめんごめん。お茶会に参加しててね」
「あっ!もしかして今日ノエルさんが主催してたやつか!さっきおすそわけもらったんだよ!」
「美味しかったですよね~」
「手作りであそこまで作れるなんて。洋菓子店にも負けない出来栄えでしたよね」
「私なんてクッキーばりばり10個も食べちゃったよ!」
「アンタたち!お菓子の話はいいから、探索任務行くわよ!」
天音が怒ると、全員が「はーい」と笑顔で答えた。
「その前に、皆さん気をつけてください」
「あっ、ティエラ先生!」
ティエラが静かに言った。
「今回、皆さんにはいつも通り夕方のパトロール任務ですが……今日一番大きな時空の歪みが確認されています。くれぐれも気を引き締めてください」
「了解!!」
第03チームは、教会へと探索に向かった。
17:00~
第03チームが探索任務を開始して20分。ティエラの警告とは裏腹に、境界には何の異変もなかった。
「なにもないな……」
「ティエラのやつ、まさかウソを教えたんじゃないでしょうね……」
「そんなわけないでしょう天音。もっと慎重に探してみましょう」
「……見てください!こんなところにクモの巣が~」
「うおおおやめろよ!みせんでいいからそんなもの!」
「あ、デカいクモ」
「うぎゃあああああ!!」
「あ~、隊長さんよく見つけましたね~。ちょっと虫かごに入れて持って帰っちゃいましょうか」
「アンタたち!気がゆるみ過ぎよ!まったく……」
「でも、天音ちゃん。ちょっと気がついたんだけど」
アインスが言った。
「ほんとにこの辺クモの巣多すぎない?」
「え……ひえっ!」
辺りの杉の森は、枝中にクモの巣がはりついていた。
「よくよく見ると……なんなのよここ………不気味すぎじゃない……」
「大丈夫天音ちゃん、俺がついてる」
「そういうくっさいセリフとかいいから!……うー、帰りたい……」
「はちょー!そりゃー!みて見て!木の枝を振り回すだけで、クモの巣すごい取れるよ!」
「わぁ~、すごい天国です~❤」
「遊ぶなよお前たち! ……にしても、辺りもだんだん暗くなって来たし、ほんとに妖魔みつけて帰らないと危ないぞ……」
「そうですね、万一遭難でもしてしまった、ら……」
コツン。と真乃の足に何かが当たった。
「ん?何か石みたいなものが、当たっ………」
下を見た瞬間、真乃が硬直した。
「どうしたのよ、ま……きゃああああああ!!」
「なんだよ急、に……わあああああああああ!!」
天音といつみが悲鳴を上げた。
「これは………髑髏……?」
白骨化した人の頭がい骨が、地面に転がっていた。
「わぁ~、頭がい骨ちゃんですね~。こんばんわ~」
「こんばんわじゃないわよ!死ぬ死ぬ死ぬ!あたしたち、こんなところで死んじゃうかもしれないのよ!」
「おお、落ち着いて天音……偶然、偶然だわこんなことなんてぇぇぇ」
「真乃も混乱してるじゃないの!!」
「そ、そうだ落ち着け……深呼吸深呼吸。すー、はー」
全員で深呼吸して、気持ちを落ち着かせる。
「………それにしても、なんでこんなところに頭がい骨が落ちてたんだろうね?」
「考えたくもないわ……うう……」
全員で、頭がい骨を観察しながら考える。
「昔ここで誰かが死んじゃったからですよね~」
「言わなくていいわよ!てか言わないで!」
「埋葬された……と考えるのも自然だと思うんですが」
「てことは、つまりここはお墓だったのか」
「アインスもそういうこと言わなくていいの!さっきから寒気が……」
「……頭がい骨……クモの巣………か」
いつみが言った。
「なんか、さすがに不気味すぎる……というか、不気味になる条件がそろいすぎていないか?」
「そう言われれば、確かに……」
「………ん?」
アインスが、後ろを振り返った。
「隊長、どうしたんだ?」
「甘い匂いがする………」
「甘い、匂い?」
「うん。飴玉を煮詰めたような、そんな匂い」
「隊長さん。その匂いの方向に、案内してくれませんか?」
「おっけー真乃ちゃん。皆ついてきて」
17:55~
「辺りも、すっかり暗くなっちゃいましたね~」
「……アインス、まだつかないの?」
「もう少しのはずなんだけどくんくん」
「待って! 明かりが見える!」
真乃が言った。
「あっ、ほんとだ!かがり火のようなものが見えるぞ!」
「ですが、ここは無人の境界……野生動物が火を使うはずもないですし」
「っていうことはつまり」
その瞬間、火の近くで何かが動いた!
「あいつは!」
「見つけたぞ!妖魔!」
妖魔が、たき火を囲んで踊っている。
「って、あいつ、見た事があるぞ?」
「あれは、パンプキンオブリちゃんたちですね~。たくさんいますよ~」
パンプキンオブリと、ホラーオブリの群れが、天音たちに気がついた。
「オブー!オブー!」
オブリが、天音たちを指差して鳴き声を上げた。
「え、なんか言ってるわよ?」
「あれはですね~。『あっ!今年は誘ってくれなかったやつだ!』って言ってるみたいですね~」
「は? どういうことよ?」
「オブオブオブブ…………」
「え~と、『今年はなんか変な昔話のために、出現オブリの枠を奪われお菓子を回収することができなかった』」
「そういえば、去年のハロウィンは『エテルノ昔話~たいこ姫~』でしたから……」
「ハロウィンパーティーも前みたいな大がかりなのじゃなくて、当日だけでささっと終わらせちゃったからな~」
「オブオブオブオブゥゥ!!!!」
「『お菓子を回収し、きちんとハロウィンを終わらせるまで我々に新年はない!持ってるお菓子を全部よこせ!』って言ってるみたいですね~」
「てか、アンタ普通にオブリ通訳できるのなんなのよ……」
「ともかく、アレを退治しないと一年365日を全部ハロウィンにされてしまうぞ!」
「それ逆に楽しそうじゃないのよ……」
「いやいや!それはそれで困るし、だいたいアレを倒さないと帰れないんだろアタシたち!」
「……そうね!アンタたち!いくわよ!こいつらを全部ぶっ倒すわ!」
全員、メモカを装備し、武器を構えた。
「ここは、私に任せてよ!」
遥は、メモカをセットした!
「じゃじゃーん!たいこ姫メモカ!」
遥は、太鼓を出現させると、ドンドン鳴らし始めた!
「オブ!オブ~!」
「なんか知らないけど聞いてるわよ!」
「邪悪な心を持つ妖魔たちよ!静まりたまえ~!静まりたまえ~!」
パンプキンオブリとホラーオブリたちは、唸り声を上げて地面をのたうちまわっている。
「……はっ!今よアンタたち!総叩きにしてやりなさい!」
「了解!」
「了解です~」
こうして、第03チームは、次元の歪みを引き起こすパンプキンオブリたちを殲滅し、無事に任務を終えることができたのでした。
討伐スコア マギレオブリ23
19:00~
「お疲れ、アインス」
探索任務の報告を終えた第03チームはチームハウスに戻り、夕食の時間を楽しんだ。アインスも、天音にエサをもらい、一日の疲れを癒す。
「今日は散々な一日だったな~」
「あら~、私は楽しかったですよ~」
「それにしても、今日は隊長さんがいてくれて助かりました」
「そうね。今日はアンタの鼻がなければ、妖魔を見つけるのにも時間がかかっただろうし、最悪任務も失敗してたかもね」
「いやぁ、皆もすごく頑張ってくれたし。お疲れさま」
「……ねえ、アインス。今夜、皆で映画見る予定なのよ。アンタも今日は凄く体力使ったでしょうし、観ていきなさいよ」
「………うん。じゃあそうしていこうかな。ちなみに何の映画?」
「今夜は~、私が持ってきた最新作のゾンビVS人間VSゴーストですよ~❤」
紗々が嬉しそうに新品のDVDを取り出した。
「………天音ちゃん、俺グロイのもホラーもダメなんだけど……」
「……お、お願い、一緒に見なさい………あ、あたしもだから……」
天音が震えながら小声でアインスに言った。
『キャ~!!!イヤー!!!』
『ヴァアアアアアアア!!!!!!!!』
画面の中で女性がゾンビに群がられていく。
にこにこしながら映画を見る紗々に対し、真乃は硬直、いつみは顔面蒼白、遥は無表情(放心状態)、そして天音は、
「け、結構クオリティ高いじゃないの……」
天音は、アインスを抱きしめながら震え声で言った。
「でしょ~。この監督の作品、全米が震えて泣くレベルで面白いって言われてるんですよ~」
「天音ちゃん、無理しないで……」
「アインスこそ、あたしの胸で目隠ししてていいから……きゃああああ!!!」
天音はアインスの胸を使って目を伏せた。
23:15~
「はぁ、はぁ…………」
「ね~。この作品2作連続で観ると、もっと面白いんですよ~」
紗々に乗せられるがまま、2連続で同じシリーズの映画を観させられ、全員がぐったりしていた。
「さて~、今日はそろそろ寝ましょうか~。明日は確か、モシュネちゃんがなにかをするって言ってましたよ~」
「そ、そう、だな………よし、寝よう寝よう……」
「私……ちょっとゲームをしてから寝るわ。夢に出そうだし……」
全員が、自分の部屋に戻っていった。
「………アインス」
最後に残った天音が言った。
「今日は、ありがと」
「………うん。天音ちゃん、おやすみ。ゆっくり休んでね」
天音は、そういうとシャワールームに入っていった。
アインスも、第02チームのチームハウスを後にした。
23:30~
隊長は、アザーズチーム宿舎に戻った。
「ただいま~」
「おかえり隊長。遅かったね」
小織が、座って待っていた。横では、あから、陽奈が寝ている。
「小織ちゃん。まだ起きてたの?」
「夜遊びしている隊長を叱るまでは、小織は寝たくなかったから」
「うう、すいません……今日は第02チームと映画見てました」
「そう………晩ご飯は、食べた?」
アインスは、こくりとうなづいた。
「今日は、お姉のお味噌汁が美味しかったよ……隊長には、にぼしがあるって」
「あー、それもうまそうだな……」
「明日の朝、食べて。……じゃ、小織寝るね」
「うん。おやすみー」
降神小織、就寝
「…………ちょっと失礼」
隊長も、そのまま小織の布団にもぐりこむと、目を閉じた。
12:00~
アインス隊長、就寝
~以下、上に戻る~
皆を均等に出番増やそうと思ったけど、ついプロキオンと天音ちゃんへの愛があふれてしまいました・・・・・////
え?モルガナ様とさっちゃんの出番がなかったですって?さあ、彼女たちが普段はどこにいるのかは、秘密にしておきましょう・・・・(モルガナ様風)