スクールガールストライカーズ~Ains channel~ 作:アインス=ウォーレン
【注意】この小説は、スクストの「もしもワンピース世界にエテルノの皆が海賊や海軍やってるチャンネルがあったら」的な妄想を多分に含んだ二次創作です。なお、ストライカーたちが悪魔の実を食べてたり役職的な問題でやられ役の人選になったりすることもありますので、各自地雷は自己責任ということでご視聴の際はご注意ください。人選や能力のチョイスは作者の個人的な好みです。
なお、この話は「前編」の読了が前提の上で構成されますので、こちらの「中編」をお読みになる前に前編を見てからご覧いただけますようよろしくお願いします。
~前回のあらすじ!~
富、名声、この世のすべてを手に入れ以下略のアインス・(D・)ウォーレンの探この全置たのせいで大航海時代が始まってしまったチャンネル。
海賊王を目指すプディング海賊団の船長、六式使い「赤髪のアマネ」は、副船長「百計のマノ」、コック「ビッグマム(家族のお母さん的な意味で)・イツミ」と、バクバクの実の能力者で船大工兼船医の「怪物ささ」、そして戦闘員「駆け足のハルカ」と共に、「海賊船プロキオン号に乗り込み、グランドライン後半の海新世界を航海していた。
しかし、ひょんなことから七武海「女帝ハヅキ」率いるベガ海賊団に敗北を喫し、プディング海賊団は一味もろともベガ海賊団に捕らえられてしまう。
原作と違い海軍の犬でしかないハヅキは、プディング海賊団を海軍に引き渡そうとするが、元海軍将校のアマネはなんとかそれだけはやめるように懇願する。すると、ハヅキは「ある条件」を持ち出してきた。
それは…四皇「ヒノミヤ海賊団」と七武海「ベガ海賊団」の決戦の先鋒としてプディング海賊団が参戦することだった。
海軍の圧倒的権力に逆らえないハヅキは、海軍に捨て駒として今最も勢いがある「ヒノミヤ海賊団」の戦力を削らせるため強制的に四皇と戦わされる事態に陥っていた。
海軍にとって、七武海の戦力と四皇の戦力を同時に削ることが今回の戦争の目的。そんな無茶苦茶な作戦のために大事な部下を失うわけにはいかないハヅキは、なんとしても同盟の海賊を増やし戦力を増やそうと躍起になっていた。
これを承諾したアマネは、ベガ海賊団のための囮部隊になることを決意。そして、アマネはこう言うのであった。
「……ねえ、海賊女帝。約束は必ず果たすわ。けど、さすがに戦力が足りないと思うの」
「まあ、そうだろうねェ……なんだい、まさか他に戦力の当てにできる奴らがいるっていうのかい?」
「ええ。可能性はわずかだけど……頼んでみる価値はあると思うわ。どうせなら、アンタたちだって勝ちたいでしょ?」
「……いいねェ。四皇相手に勝つ気でいるそのギラギラした目。あたしは好きだよ。よし、見張りにアコをつけよう。5日以内には戻ってくるんだよ」
こうして、プディング海賊団は、見張りのアコと共に臨時女ヶ島を出港し、来るべき「5日後」の決戦に備えて、味方になってくれる海賊を呼び込むための活動を始めるのであった―――。
それから、2日後。海賊船プロキオン号は、霧の深い海域を航海していた。
「アマネっち~。ほんとにこんなところに他の海賊がいるの……?」
不満の声を漏らしたのは、ベガ海賊団の諜報員にして、見張り役のアコだ。
「ええ。この霧の海域を抜けたら、間違いなく奴らのナワバリよ。……騒がしいやつらのね」
アマネがそう言うと、霧の隙間からわずかに光が差す。徐々に爽やかな風が辺りから流れていくと、霧が嘘のように晴れていく。
「おお……!」
「着いたわよ。ここが常夏の島『トルテ島』……やつらのアジトよ」
すると、次の瞬間!強烈な閃光を放つ槍のようなものがプロキオン号に向かって向かってくる!!!
「イツミ!撃ち墜として!!」
「了解!おらららららァ!!!!」
イツミは、船体に取り付けてある巨大なガトリング砲を、槍に向かって撃ちまくった!マノも、ショットガンで槍を狙撃する!
しかし、何発も弾を打ち込み続けても、勢いは落ちても槍は止まらない!
「そこまで削れば十分よ!……『嵐脚』を纏わせた飛ぶ斬撃!『投嵐脚刀(とうらんきゃくとう)!!!』
アマネは、海楼石の大剣を振り上げると、足を頭まで振り上げてから一気に刀を振り下ろした!脚から放たれた嵐脚と斬撃が重なり、文字通りの「飛ぶ斬撃」となって槍を切り裂き爆発させた!
「ほ~……やるね」
「ナイスアマネ!」
アマネは、マノとハイタッチをした。
「な……なに~!?!?わ、私の「真・究極アルティメット新ユウミアロー・スペシャル・改Ⅲが破られただと……!?馬鹿な!!!」
向こうの島からやってきた海賊船から、妙にテンションが高い声が聞こえてくる。
「来たわね、『アルタイル海賊団』」
「き、貴様~!誰であろうと、このアルタイル海賊団のナワバリに足を踏み入れて、タダで済むと思うなよ~!わ、私はこ~んのくらい大きな巨人の群れ100体を、バッタバッタとなぎ倒したことがあるんだ!逃げ帰るなら今のうちだぞ!?」
あからさまに足をがくがくさせている巨大な弓を持った少女は、アルタイル海賊団のコック兼狙撃手「神(ゴッド)・ユウミ」だ。
「そうだそうだ~!まなたちを怒らせると、怖いんだよ~!特にいおちんが黙ってないよ!」
「あはは……そこなんであたし?」
横でぴょんぴょん跳ねているのは、砲撃手「泥棒猫のマナ」と、副船長で戦闘員の「麦わらのイオ」。
「本日のおやつタイムの邪魔をするとはいい度胸ですよ……簀巻きにして沈められるがいいですよ……」
ブツブツ言いながらカレーパンを食べているのが航海士の「カレーパン大好きサトカ」。
そして、
「まあまあ、皆。宣戦布告しに来たわけじゃないみたいだし、話くらい最初は素直に聞いたほうがいいんじゃないかな……」
と、他の4人をなだめている一番大人しそうなのが、アルタイル海賊団の船長「海賊狩りのツバメ」だ。
「……って、なんで相手の船長がこっちの味方をしているのだ!?」
「他の馬鹿3人と違って、ツバメは話の分かるやつよ。ほかの馬鹿3人とは違って」
「こ、こらー!!!このわ、私のことをコケにしたなー!?このおバカさんめ~!?」
「ツバメちん!いいよね!?あの船アルタイルストームキャノンで沈めちゃっていいよね!?」
ユウミとマナはぷんすこしながら大砲のセッティングを始める。
「ダメだってば!?皆落ち着いて!……あと、アマネさんも、あんまり皆を煽ったらダメですだから!ね!」
「はいはい、分かったわよ。……あんたも苦労人ね、色々同情するわ」
「それはそうと……ベガ海賊団のアコさんまで一緒にいらっしゃるとは……どうやら並々ならぬ事情があると読みました。なんかあったです?」
サトカは、持っていたカレーパンをぺろりと食べ終えると、唇に残ったカレーパンの衣を舌で拭った。
「実は……」
アマネは、四皇との戦いに、戦力が必要だと説明した。
「い、いやいやいや!四皇なんて!無理です!私には絶対無理です!」
「やってみなきゃわかんないでしょう!?あんた、あたしと一緒でシャボンディ諸島で同じ時期に名をあげた億越え海賊『最悪の世代』の一人なんだから、そんな弱そうなスライムみたいな声出すのやめなさいよ!」
「そ、そんな……!私たちアルタイル海賊団は、全員最弱の海「東の海(イースト・ブルー)」出身で、た、たまたま金棒のオブリダ海賊団をやっつけたり、道化のオブー海賊団を倒したりとかしましたけど、全部運でしたし!!!」
ツバメは泣きながら謙遜しているが、彼女にかかった懸賞金は5億ベリー。アルタイル海賊団のトータルバウンディは20億ベリーである。
「ツバメちん!そんな謙遜することないんだよ!ツバメちんは世界一の剣豪になるんだから、とーっても強いし、まなたちのコンビネーションも最強なんだよ!」
「ええ。ぶっちゃけ、あたしほどの剣士と互角にやりあえるのは、ツバメ、あんたしかいないと思ってる。もちろん、『海賊王』になるのも『世界一の大剣豪』になるのもこのあたしだけど、あんたのライバルはあんたしかいないと思ってるわ」
「アマネさん……!」
「ええ。アマネがここまで言うのは、本当にツバメさんしかいません。それに、私たちプディング海賊団とアルタイル海賊団、今まで色んな島でぶつかり合って競い合い、時には手を取り合って頑張ってきたじゃないですか!」
マノが言った。
「そう……ですね」
「いい?あんたたち。これはいわば『同盟』よ。いずれ四皇も七武海も海軍も倒し、最後にあたしたちが雌雄を決するまでの間、手を結ぼうじゃない」
アマネは、ツバメに手を差し伸べた。
「それに、海賊王を目指すなら、いずれ四皇とはやりあわなければならないはずよ。なら、あたしたちプディング海賊団と七武海ベガ海賊団と同盟を結んでおいたほうが賢明だと思わない?」
しかし、ここにきてサトカが口を開いた。
「なるほど……ま、味方は多いほうに越したことはないですね」
サトカは、さらにベーグルパンを取り出して食べ始める。
「ですが……最悪の世代、とはいえ我々は所詮新世界に来たばかりのルーキーあがり。加えて七武海とはいえベガ海賊団しか戦力がいないのであれば、勝算はないに等しいです。……勝ち目が、あるんでしょうか」
「く……さすが稀代の天才アルタイルの最強頭脳サトカさん。もっともらしいことを指摘してきますね……!」
マノの顔から汗が流れ、メガネが光る。雲行きが怪しい。
「……アマネさん。私も、皆さんに力をお貸ししたいのはやまやまなのですが……あのヒノミヤ海賊団と戦うということは、世界最強の剣士『世界は我の者《ワールドイズマイン》・ニホ』と戦うということになります。私一人ならともかく、大切な仲間を犠牲にするかもしれない戦いになる……それは、船長として安請け合いすることはできません」
「……だったら、どうするのよ?」
「アナタも、海賊だというのなら……力ずくで従わせてみせてください!アマネさん、貴女に決闘を申し入れます!」
ツバメは、刀を抜いた!
「ふん!面白いじゃない!乗ったわ!」
アマネも、大剣に手をかける。
「ちょっと!?アマネ!?ここは話し合いで……」
「問答無用よ!剣士に……!」
「言葉は要りません!!!!」
次の瞬間、激しく大剣と刀の激しい火花の音と共に、衝撃波が二つの船を揺るがした!
「これは……『覇王色の覇気』!?」
「アマネさんのように~、選ばれた王様しか使えない覇気ですね~。ツバメさんもお持ちでしたか~」
「ぐうううぅぅぅ……!」
「はあああぁぁぁ……!」
一瞬でも、気を抜いたら斬られる。一瞬のにらみ合いは、永遠のように感じる。
覇気のぶつかり合いで飛び散った水しぶきが、ゆっくり、ゆっくり、落ちていく。
「そこ!」
「紙絵!!!剃!!!」
アマネの姿が、消える。
「まだです……姿は見えなくとも、『視えれば捕らえられる』!!!!」
ツバメは、『見聞色の覇気』でアマネを捕らえると、刀を構えた!
「和道一文字……秘伝、燕返し!!!」
上空にいるアマネの眉間に狙いをすまし、研ぎ澄まされた一閃を放つ!
「虎落とし!!!」
上空からの落下の勢いを利用して、強烈な大剣の一撃を振り下ろす!
ガキィン!!!!と、再び火花が散る。だが、
「!」
「あんた……惜しかったわね。あんたのは一刀流……あたしのは!三刀流よ!!!」
アマネは、体を空中で回転させると、車輪のごとくアマネの前身は刃のホイールとなって嵐脚の真空波を乱射する!
「嵐脚……山嵐《ヤマアラシ》!!!」
連続する嵐脚の嵐に、プシュッ!と椿芽の脚から血が噴き出す。
「ぐっ……!」
「いけない!これ以上はさすがに!」
イオが駆けだそうとする。
「止めるんじゃないわよ麦わらのイオ!!!あたしは勝って……アンタたちを傘下にしてやるんだから!なんなら、一味全員あたしが相手しても……」
「……む、アマネさん。マジでストップですよ。どうやら嫌なお客様が来たみたいですよ」
サトカが、望遠鏡をのぞいて言った。
「あれは……海軍!」
マノも異変に気付いた。海軍の軍艦が、霧の海域から3隻も姿を見せたのだ。
「ほう……怪しげなネズミの後をつけてみれば……一石二鳥とはまさにこのこと!」
海軍中将アオイは、ばさぁっと海軍マントをひるがえした。
「ふふっ、流石のプディング海賊団とアルタイル海賊団も、悪運尽きたって感じかしら?」
「シオリ中将!こちら大砲の準備ばっちりです!」
「2番船と3番船も、準備完了でございます!」
「ホタルちゃん、ユイちゃん、報告ありがとう。………じゃ、あとはお願いね」
「総員、攻撃を開始する!目標、プディング海賊団とアルタイル海賊団!撃てーっ!!!」
「どっかーーーん!!!!」
海軍の軍艦は、一斉に大砲の砲撃を開始した!
「こ、こんなタイミングでですって!?ちょっ、ツバメ、立てる!?」
アマネは、ツバメに手を差し伸べる。
「な、なんとか……痛ててて」
痛みをこらえながらツバメがアマネの手を取って立ち上がる。
「あ~、でしたらこの『治癒ちゃんパッド』を差し上げます~。傷口に貼ると、しばらくでしたら痛みを緩和しながら治療ができるスグレモノなんですよ~」
「確か、ささが妖精の綿花と薬草を食べれば作れるんだよな!」
ささとイツミが、不思議な絆創膏をツバメに張り付けた。
「! すごい……傷の痛みが和らいでいく……!」
「どうすんの?あんたたちのナワバリ、海軍にバレちゃったみたいだけど?」
「あーっ!ほんとだ!?あの小島には、私のマイコレクションが……」
「ユウミちん!ユウミちんのお宝セットなら、こないだサトカちんの食費が払えなくて質に出しちゃったから島に宝なんて残ってないんだよ!」
「ええーっ!?それ聞いてないんだけどサトカちゃん!?」
「ひははいへふへ……(しらないですね)」(もぐもぐ)
「とにかく……釈然とはしないけど、これは手を組むしかないようね」
イオがそう言うと、ツバメはうなづいた。
「アマネさん!あの軍艦まで……私を運ぶことってできますか!?」
「月歩で?できなくもないけど……どうするのよ?」
「軍艦をやられれば、流石に手を引くはず……!さっきはアマネさんに押されっぱなしだったけど、私もやればできるところ、みせたいんです!」
「………いいわよ!一人、一隻でどう?」
「……余り一隻は、早い者勝ちでいいのなら!」
「それは、あたしが頂くわ!」
アマネとツバメは、月歩で飛び出した!
「撃て撃てーっ!」
指示を出すアオイに、海兵(モブ)が報告を出す。
「アオイ中将!2隻の海賊船が、方向を転換してこちらに向かってきています!」
「ふんっ、手を組めば逃れられると思ったか……だが、かえって好都合!」
「中将!何者かが、船の上空に!!」
「なにっ!?」
「もらったっ!!!」
「そこです!!!!」
アマネとツバメが、同時に急降下する!
「斬馬斬り!!!!!」
「百花一閃!!!!」
ツバメの斬撃が、軍艦を一刀両断にした!
アマネの斬撃が、軍艦を、
「ちょっと……やらせないわよ!」
「!」
アマネの斬撃を、強烈な弓矢の豪射で防いだのは、シオリ中将だった。
「シオリ……!」
「赤髪のアマネ……海軍の裏切り者を、私は許さないわ!いでよ!具象の翼!」
シオリは、天使の翼を背中に生やすと、翼をはばたかせ飛翔する!
「シオリ中将は、能力者だったわね……!相変わらず不気味だわ、それ」
「ふふふ……私の能力は『すべてを具現化する』………!いでよ!悠遠のアヴァターラ!!!」
シオリは、腕から死霊の化身のようなものを次々にいくつも生み出すと、それがミサイルのようにアマネに襲い掛かる!
「ちっ、うっとおしい!」
「さあさあ、私の能力は『無限に生み出すこともできる』……!どうやって、抵抗して見せるのかしら!?」
シオリは、次々に死霊を生み出しながら弓矢でアマネを攻撃する!
「アマネさん!」
ツバメが、アマネのほうを振り返った瞬間、
「!」
ツバメが一瞬身体をそらせて、白い刃をかわす。
「ほう、よくぞ今のを交わしたな、褒めてやる!」
「アオイ……中将!」
アオイ中将は、二振りの刀を構えた。
「我が名刀!秋水!雪走!この二刀をもって末葉神影流の神髄、見せてくれん!」
「行きます!」
再び、刀と刀がぶつかり合って金属音が響く。
「まなたちも……援護するんだよ!恋の気まぐれ~~~シンフォニー!!!!」
「ユウミ・アルティメット・アロー!!!!」
「フォース・オブ・ウィル!!!!」
「降り注ぎます~!!!!」
2隻の海賊船からの怒涛の砲撃の嵐が、海軍の軍艦を襲う。
どかあああああん!!!!
そのまま、攻撃の勢いに合わせプロキオン号とスイート・トルテ号が軍艦に突進する!
「中将!このままでは、軍艦が持ちません!!!」
「あわわわわ……!消火が先!?それとも船体の傷を防ぐのが先!?」
「チカちゃん!落ち着きなさい!ホタル曹長、ユイ軍曹!やつらを止めなさい!」
混乱するチカに、シオリが慌てて指示を出す。
「了解です!よ~し、漫画を読んで勉強したクノイチの力、見せてやるんだから!」
「私も……一筆奏上、参ります!」
ユイは、小さな筆を取り出すと、がれきに絵を描き始めた。すると、
「大入道様でございます~!」
なんと、がれきの絵が動き出し、大きな巨人になった!
「あの海兵も、悪魔の実の能力者……!ですが!」
「私が、止めるっ!!!!」
ハルカが、剃で飛び出すと、ホタルの頭に頭突きを喰らわせた!
「痛った~~~い!!!」
ホタルは、鼻を抑えて立ち上がる。
「私も痛った~~~い!!!!」
「なにするんですか!?もう許しませんよ!忍法、分身の術!」
ホタルは、高速移動をしながら3人に分身した!
「えっ、えええーっ!?!?ど、どれが本物!?」
「そう、忍者には、誰も勝てないのです………なぜならこのミームで全てが終わるからです!イヤーッ!」
ホタルがハルカに向かって手甲を伸ばした!
「いやいや、そうはならないでしょ」
アコがホタルをスナイパーライフルで狙撃した!
「い、痛ぁぁぁぁ!!!!」
「いくら『六式』の一つが使えたところで……見聞色の前では無意味、なんだよねぇ、にしっ♪」
「行きます……!グランデ・フォルツァ!!!!」
「流星乱舞……!鉄鋼石破スマッシャー!!!!!」
マノの射撃と、イオの強烈な拳で、ユイの作り出した巨人が霞のように消えていった。
「そ、そんな……」
ユイは、力なくその場にへたり込んだ。
「ど、どうしよう……このままじゃ、皆やられちゃうよう……!」
砲撃手のチカは、崩れそうな軍艦の壁に隠れて観ているしかできなかった。
「はぁ、はぁ……!」
「ふぅ、ふぅ……!」
ツバメとアオイの剣術の腕は、ほぼ互角だった。
「次で……決める!」
アオイは、すぅ、と息を吸った。
「……参ります!」
ツバメも、目を閉じて刀を鞘に仕舞い、居合の構えを取る。
「末葉の剣、見切れるものなら見切って見せよ……!末葉神影流奥義……!贄の太刀!!!!」
「居合・獅子歌歌《ししそんそん》!!!」
アオイが駆けだした瞬間、ツバメが刀を抜き放つ!
キィィィィン―――――!
「……ふっ、やはりこの程度か。遅すぎてあくびが出る」
アオイは、ふっ、と笑った。
「……貴方ほどの剣士と戦えたこと、光栄に思います」
ツバメも、ふっと笑った。
「感謝します……私はまだまだ―――強くなれます」
次の瞬間、ぶしゃあ、と血を噴き出して倒れたのは、アオイだった。
「アオイ!?」
「よそ見してんじゃないわよ!」
アマネは、シオリの死霊たちを全て振り払い、跳躍する!
「あたしは世界一の大剣豪、そして海賊王になる女よ!誰にも邪魔は……させないっ!」
「くっ、諦めなさい!黒翼のシオリに……敗北はないのっ!!!!」
すると、シオリは全身に漆黒のオーラを纏うと、禍々しい大蛇のような姿に変化した!
「リア・デル……カドゥケス!!!!」
「あたしの前から消えなさい!あんたのそれは……『現実じゃない』!!!!」
アマネは、叫んだ。
「!」
「艶美魔夜不眠鬼斬り(えんびまよねずおにぎり)!!!!!!」
アマネの闘志によって燃え上がった炎が、大剣を真っ赤に染め上げ轟轟と燃え盛る火炎と共にシオリを切り裂いた!
「そんな……!私の……つばさ、が……!」
「こ、降参です……!」
「もう参りましたぁ!許してください!」
ユイとチカが白旗をあげた。軍艦もほぼ半壊、圧倒的なプディタイル海賊同盟の勝利だった。
「ふんっ、顔を洗って出直してきなさい!」
アマネは不満層にぷいっとそっぽを向いた。
「いやあ、トラブルもあったけど、無事になんとかなってよかったのだ」
「はー、ほんとほんと。一時はどうなることかと……」
「あ~、でも~、実は私のおじいちゃん海軍の偉い人なので~、電伝虫で電話すれば中将くらいでしたら止めてくれたかもしれなかったですね~、うっかり言い忘れちゃいました~」
「中将止めれるってどんだけ偉い人だよ!?大将か元帥しかいないだろ!?」
「……うう、ダメです、戦闘の後はお腹が……アコさん、次の島に行く前に、ホールケーキアイランドに寄り道したらダメですかね……?」
「ダメなのだ!サトカっちはあそこに言ったら二度と帰ってこないのだ」
「あら?二人は知り合いだったの?」
アマネが聞いた。
「あー、そですね……実は私、あの島のトットランドの元味見大臣でして……以前のパーティの時に、世界経済新聞社の記者のアコさんとは何度も顔なじみで」
「わー!?わー!?(サトカっち!?その話はトップシークレットなのだー!?)」
アコはサトカの口をふさいだ。
(え……ダメでしたかね)
(こ、ここだけの話、ハヅ姉にも内緒にしてることなのだ……!)
(ああなるほどです……)
と、小声で二人がぼそぼそ会話していると、
「こほん……とにかく、これでアルタイル海賊団とプディング海賊団の同盟が組めましたね!」
マノが笑顔で言った。
「ええ。ついでに、帰りにももう少し色んな島に寄って仲間を募っていきましょう!」
「にっしっし~、忘れるな~?決戦の日はあと3日後!それまでにハヅ姉のところに戻るのだぞ~?」
「でしたら、私たちはもっと特訓しないとですね!」
「おっ、いいじゃないツバメ!それじゃ、さっき付けられなかった決着を、今からつけましょう!」
「ええ!では、参ります!」
「ちょっ、お前らーっ!?さっきの戦闘で船がボロボロになってるのに、船を壊す気か~!?」
「はいは~い、修理しますよ~。皆さんいらないものはまとめてこっちに運んでくださ~い」
「おおっ!?なんでも食べられるバクバク人間ちんなんだよ!すごーい!」
「なるほど~……あっ、ちょうどいい!皆で親睦も兼ねてお昼ご飯食べようよ!食材はいいのがいっぱいあるんだ~!」
「おお!いいなそれ!アタシも賛成~!」
「宴だ~!わーい!!!!」
「って、アンタたち!さっきまで敵同士だったくせに、慣れあってるんじゃないわよ!ったく、もう!」
こうして、同盟を組んだプディング海賊団とアルタイル海賊団たちは、来るべき四皇との戦いに備えて、親睦を深めるのであった――――。続く。
全国1560憶人のショコラ―デ・ミラファンの皆さま、大変申し訳ありませんでした。
でもあいつら海賊ってキャラじゃない気がするので仕方なかったんです、許してください、なんでもしますから(モシュネが)
しっかし海軍中将ショコラーデ・ミラは正直本当はもっと尺を取りたかったし、なんならグランドライン前半の海でスモーカーと化したアオイ大佐と逃げ回るアマネとの戦いも本当は書きたい。だれか書いてくれ(白目)
とりあえず、なんかこれ書いてたらAM4時になってたのでそろそろ寝ます。
誤字脱字ありましたらご指摘ください、発見次第定期的に修正入れます
ついでに
ユイ、、、カン十郎のやつ
シオリ、、、ビジョビジョの実(スタンピードでアンが使ってた)の覚醒