スクールガールストライカーズ~Ains channel~   作:アインス=ウォーレン

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この小説は、スクールガールストライカーズ2とONE-PIECEの世界が融合した不思議なチャンネルだったら、という妄想を多分に含む二次創作となっています。
勝手にストライカーたちに悪魔の実を食わせたりしているので、解釈違いの持病をお持ちの方はブラウザバックをするか我慢して呑みこんでください。異論は認めます。
人選は作者の趣味によるものになります。
一部キャラの出番が尺の都合により短いこともあるかと思いますがご了承ください。


番外空想編 スクールガールストライカーズ2「ONE PIECE」チャンネル(前編)

 

富、名声。この世のすべてを手に入れた男、「アインス・(D・)ウォーレン」。

彼が死に際に放った言葉は、少女たちを海へと駆り立てた!

 

「俺の財宝か?欲しけりゃくれてやる。探せ!この世のすべてをそこに置いてきた!」

 

少女たちは、グランドラインを目指し、夢を追い続ける。

 

 

世はまさに、大航海時代!!!!!

 

 

 

 

「……などとふざけた海賊の世迷い言で、海には海賊がのさばり人々は平和に暮らせないのだ!いいか優秀な海兵たちよ!すべての海賊を捕らえこの海に平和を取り戻すのだ!」

 海軍中将、あおいは海兵たちを集め高らかに叫んだ。

 

「イエッサー!あおいさん!」

 

「新米海兵の私たちでも、本当にお役に立てるでしょうか…?」

 

「がんばろうね!ほたるちゃん、ユイちゃん!」

 

 と、新米海兵のほたる、ユイ、チカが話していると、

 

 

 

「こらそこ!無駄口を叩くな!……お前たち、新しく本部配属になった新兵部隊だな?」

 

「はっ、はいアオイさん!ほ、ほたる曹長であります!」

 

「ユイ軍曹であります」

 

「チカ二等兵であります!」

 

「うむ、元気があってよろしい。……ではなく私のことは中将と呼べ馬鹿者!そんな腑抜けた態度では海賊どもと渡り合うことはできんぞ!」

 

「まあまあ、いいじゃないアオイ」

 すると、アオイの後ろから一人の女性が声をかけた。

 

「むっ、シオリ中将か。しかしだな…」

 

 

「し、シオリ中将って、次期三大将の座に最も近い『毘沙門天のアオイ』中将と並んで最強に最も近いと言われている『黒翼のシオリ』中将?!」

 

「あら、そんな大層なものじゃないわよ、ほたるちゃん」

 シオリ中将は、にこりとほたるたちに笑いかけた。

 

 

「……でも、正直こっちは海賊よりも深刻な問題を抱えているのよね」

 

 シオリは、ため息をついた。

 

「……ああ、そうだったな。『海軍の大佐まで登り詰めておきながら、六式を会得するや否や海軍を裏切り海賊になった女』のことか」

 

「ろ、六式って、海軍でも一握りのエリートしか会得できないと言われる超人的体技のことですか!?」

 

「ほたるちゃん、とっても詳しいね」

 

「当然!いつかは会得して、ゆくゆくは私も海軍大将に……!ふふふ……」

 

「……夢を見るのは構わんが、現実問題として裏切り者にはそれ相応の対処をしなくてはならん」

 

「ええ。……海軍の威信にかけて、絶対にとらえるわよ」

 

 シオリたちは、そう言いながら続々と軍艦に乗り込むのであった。

 

 

 

 

 

 

「諦めろ!!!!今逃げ出せば許してやろう!

 このキャプテン・サジマには、8000人の部下がいる!!!」

 

「そんなの……嘘に決まってるでしょうが!!!」

 

 なびくツインテール。2mの大剣を振るう赤髪の少女は、とある海賊と交戦していた。

 

 

 

「うひゃー!やっぱりビビらないよ~!まなちゃーん!!!」

「おっけ~!いっくよ~!」

「!」

 遠くから、大砲で赤髪の少女を狙って、小柄な黒髪の少女が砲撃する!

 

「読めているわ!……『紙絵』!」

 

 赤髪の少女は、『紙一重』で大砲の弾をかわす。

 

「うそっ!?まなの狙撃が外れた!?」

 

「大砲の弾なんかじゃ……この『赤髪のアマネ』は倒せないわよ!」

 

「うひ~やるね!なら、この『神(ゴッド)・ユウミ』のユウミ・アルティメットアローを受けてみよ!」

 ユウミは、巨大な弓を構え弦を引く。

 

「あんたじゃ!!!!相手にならない!」

 

 アマネは、大剣に『武装色の覇気』をまとわせると、ユウミを弓ごと叩き斬った!

 

 

 

「ぎゃひーん!!!!ひどい!!必殺技すら撃たせてもらえないなんてー!ツバメの親分に言いつけてやる~!」

 

「『海賊狩りのツバメ』ね……ええ、望むところよ!アンタのところの『麦わらのイオ』も、『悪魔の子サトカ』も、みんな『プディング海賊団』がやっつけてやるんだから!」

 アマネが啖呵を吐き捨てると、ユウミとマナは撤退していった。

 

 

「ふん、負ける理由がないわ」

 

「もう……船長《キャプテン》は相変わらず一人で突っ走って行っちゃうんだから」

 アマネの後ろから、海賊船が近づいてきた。

 

「あら、マノ。ずいぶん遅かったじゃない」

 

「遅かった、じゃないよ!一人だけ『月歩』で敵を追いかけていくなんて追いつけるわけないだろ!」

 プディング海賊団コックのイツミが怒りながらツッコんだ。

 

「プロキオン号も、いっぱい頑張ってくれてるんですよ~。次の島に着いたら、修理用の素材も買い込みたいですね~」

 プディング海賊団船大工兼船医、ささはいつものほほんとしている。

 

「みてみてアマネちゃーん!!!あたし、『剃』できるようになったよー!!!!うわーっっっ!!!」

 プディング海賊団戦闘員、ハルカは走りこみながら勢いよくタルに突っ込んでいった。

 

「こっ、この馬鹿!全然できてないでしょうが!!!走りながらちゃんと速度を自分でコントロールできてこそ『剃』と呼べるのよ!それと、アンタの実力じゃ『指銃』を会得しないと戦えないって言ってるでしょ!」

 

「え~、でもアマネちゃん、武装色の覇気の特訓むずかしいよ!見えない鎧、ってどんな感じなの?」

 

「そ、そんなの……ほんとに見えない鎧をイメージするしかないのよ!想像力少しは働かせなさい!」

 

「そんなこと言ってる間に~、次の島が見えてきましたよ~」

 

「おっ、ほんとだ!次はどんなお宝が待ってるんだろうな!」

 

「皆さん、一応海軍や他の海賊がいるかもしれませんから。くれぐれも慎重に……特にアマネは、海軍にかなり執拗に追われる身ですから」

 

「……わかってるわよ。あたしがそう簡単に油断するわけないでしょ。いずれ七武海も四皇も倒して、ワンピースを手に入れ海賊王になるのは、このアマネ様よ!」

 

 かくして、プディング海賊団は島へと舟を寄せるのであった。

 

 

 

 

「……わー!この島、すごい!ジャングルだー!」

 

「街らしい街も見えませんね……人が住んでいないんでしょうか?」

 

 島に上陸したプディング海賊団だったが、港以外は熱帯雨林のような木々が密集した夏島であり、虫の鳴き声以外は特になにも聞こえない。

 

「………いや、誰かいるわ。こちらの気配をじっと伺ってる」

 

「え?」

 

 すると、次の瞬間アマネに向かって弾丸が飛んでくる!

 

「!?」

 アマネは、とっさに大剣で防ぐ。

 

「弾丸に『武装色』ですって……!?まさか!」

 

「ほほう……それを一瞬で見抜くとは、なかなかやり手だねえ。にっしっし!」

 木の上から、誰かの声がする。

 

「なら、遠慮はいらねえってことだよなぁ!?……うおりゃああああ!!!」

 

 さらに、別の人物が茂みから熊のような勢いでアマネに猛突進してくる!

 アマネは、強烈な拳を大剣で受け止める!が、

 

「防ぎきれない……!?なんて強い武装色……アタシが、押し負ける!?」

 

「なんだぁそれ、『海楼石』の大剣か?妙に力がでやしねェ……」

 

 目の前の大柄な女は、顔や全身が猛牛のように変化していた。

 

「アンタ『能力者』のクセにそんなパワーってこと!?なにやってんのよアンタたち!援護しなさい!」

 

「あっ、はい!まずは、私は狙撃手を!」

 

「私はあいつをぶっ飛ばすよ!『剃』!!!」

 ハルカは、音速で牛のような女の目の前に現れる!

 

「!」

 

「エターナル・スカイハイ!!!!」

 

 牛女の顔面に、ハルカの組んだ両拳が叩きつけられた!

 

「へぇ……いいパンチもってんじゃねえか……!」

 牛女は、ぺろりと頭から垂れた血を舐めた。

 

「ハルカの馬鹿力を喰らってもひるまないですって!?動物系の能力者とはいえ、なんてタフさ……!」

 

 

「なら~、メカちゃんたちで援護しますね~。もぐもぐ~」

 ささは、その辺に落ちている石や枝をパクパクと食べ始めた。

 

「GOGO~!ワンダーメカ!」

 そして、口からぽんっと小さなロボットを取り出すと、ロボットたちが一斉に牛女に襲い掛かる!

 

 

 

 しかし、

 

「………へぇ、面白いもの作れるんだね。それ、悪魔の実の能力?」

 目の前にミサイルのようなものが撃ち込まれ、ミニロボットたちが爆発した。

 

「ああっ!?」

 

「なによ、新手!?」

 

「アンタたち……無駄な抵抗はよしたほうがいいよ。イミナの一撃を受け止められるだけでも大したものだし」

 

空中から、ロケットのようなバックパックを背負った女がゆっくり飛翔してくる。

 

「だれよ、あんた!?」

 

「……なるほど。みたところ『プディング海賊団』か。噂には聞いている。海軍を脱走して海賊になった女。最近『楽園』のほうでかなり名をあげたそうだけど、それでもまだまだってところだね」

 

「なんですって……!?」

 

「ここを誰の島だか知ってる?……『女ヶ島』っていえば、さすがのあんたでもわかるだろ」

 謎の女は、静かに言った。

 

「まさか……ここ、『アマゾンリリー』だっていうの!?」

 

 

「………正確には少し違うけど、まあそういうこと。ついてきな。『女王』のところへ案内してやる」

 

「ど、どうする?アマネ……?」

 心配そうにマノが問いかける。

 

「……残念だけど、ここがもしあの『海賊女帝』のナワバリだというのなら、アンタたちが敵う戦力じゃないわ。大人しくついていきましょう」

 

「にししっ♪話が早くて助かるのだ」

 しゅたっと狙撃手の女が下りてきた。手慣れた動きで、プディング海賊団の5人を縛り上げる。

 

 

 

 

 こうして、ジャングルの中を縛られたまま歩かされること20分。アマネたちは、奥にあった中華チックな神殿の中に案内された。

 

「くっくっく……よく来たねェ。『赤髪のアマネ』とプディング海賊団の諸君」

 

 海賊女帝……『王下七武海』の女、ハヅキは、隣にあられもない水色ビキニを着た少女をはべらせながらニヤニヤとほほ笑んでいた。

 

「海賊女帝……!一体、こんな辺境の島で、何を企んでいるっていうの!?」

 

「おやおやぁ、七武海の私がどこで何をしていようと、関係のないことだろう?それとも、石にされたいのかい?」

 

「………!」

 

 ハヅキの胸の谷間が露になった露出の激しい服を見て、アマネはごくりと唾をのむ。ハヅキは『メロメロの実』の能力者。魅了されてしまえば、たちまち石にされてしまうのだ。

 

「はっはっは、冗談さ。ちょうど今私も困ったことになっていてねェ」

 

「おいハヅキ、そんなことこいつらに話してもいいのか?」

 ウシウシの実の能力者、イミナは怪訝そうな顔で言った。

 

「構わないさ。重大な任務のため、手駒は多いほうがいい。そうだろう?リョウコ」

 

「は、ハヅキさん……あんっ、胸揉まないでぇ!」

 侍女のリョウコは、ハヅキにわしわしと胸をもまれている。

 

 

 そして、しばらく満足するまでリョウコの胸を堪能したハヅキは、アマネに言った。

 

「アンタ、元海兵だそうじゃないか。言っておくが、アタシは王下七武海。言ってしまえば海軍の犬さね。本来ならば、アンタを海軍に引き渡すのが筋というもの」

 

「ま、待ちなさい!そ、それだけは!」

 

「まあ、待ちな。取引といこうじゃないか。アタシはアンタのことを海軍に黙っておいてあげる。その代わり、アンタはあたしのためにほんの少し働いてくれればいいのさ」

 

 アマネは、少し考えて静かに答えた。

 

「……どのみち、拒否権はなさそうね。いいわ。働いてあげる。どうすればいいのよ?」

 

「くく、殊勝なことで助かるよ。……今、あたしは王下七武海として『世界政府』からある任務を請け負っている。『四皇』ヒノミヤ海賊団を、倒すように、ね」

 

「よ、四皇!?しかも、今最も勢いが強いヒノミヤ海賊団だって!?」

 イツミが驚く。

 

「つまり~、どれくらい強いんでしょう?」

 

「ささ!四皇っていえば世界三大勢力の一角をたった4人だけで埋める海軍にも属さない最強の海賊!つまり今海賊王に最も近い海賊のことだ!」

 

「へー!だったらそいつらを倒したら、私たちが四皇だねアマネちゃん!」

 

「のんきなこと言ってるんじゃないよ!それがどれだけ難しいかわかってるの!?」

 

「そう、王下七武海のあたしですら難しい案件さ。正直、海軍の奴らも勝てるとは思ってないだろうねェ。大方。七武海と四皇の両方の戦力を削らせ、海賊の勢力を減らすのが目的だろうね」

 

「……申し訳程度に、海軍の最新兵装は受け取ったが、正直ベガ海賊団を捨て駒にするような作戦には、私は承諾しかねるけど」

 寡黙な少女、マリは言った。

 

「とはいえ、原作のONE-PIECEとは違ってアタシも海軍に逆らえるほど強くなくてねェ。残念だがアタシが王下七武海を続けるためには、なんとしても四皇に勝たなくちゃいけないのさ」

 

「ねえいいの!?ていうか海軍さんも四皇を怒らせたら本部ごと頂上戦争でめちゃくちゃにやられちゃうんじゃないの!?」

 リョウコが言った。

 

「東雲リョウコ!その問題にツッコんだらシナリオが進まなくなるからやめなさい!」

「うわーんワンピースの世界なのにフルネームでツッコまれた~!」

 

「……とにかく、そいつらとやりあうというのに、他の七武海どもは協力してくれないし、戦力が不足していたところなのさ。アンタたち、先陣としてあたしのために働いてくれるね?」

 

「そ、そこまで言うなら仕方ないわ。四皇とはいずれやりあおうとは思っていたし、相手になってやろうじゃない!」

 

「いい返事だ。では作戦を発表する。5日後に、ヒノミヤ海賊団の海賊船『ビスケット・シリウス号』が、私の送り込んだ宝の地図を目当てにこの近くの海上を通過する。そこをアンタたち『プディング海賊団』が正面から宣戦布告、注意を引いてる間にアタシたち『ベガ海賊団』が背後からあんたたちと挟み撃ちにする、って算段さ」

 

「ずいぶん安直だけど、大丈夫なんでしょうね?」

 

「まあ、あたしらはともかくアンタたちは無事では済まないだろうねェ。だからこそアタシたちもやりたくないんだけどさ」

 

「なんだよ!?アタシたちは、捨て駒ってことかよ!?」

 

「まあイツミ、落ち着いて。悔しいけど、これが突破できなきゃ私たちは……」

 

「あ、でも海軍に捕まって処刑されたら、私の死に際に放った一言で皆をすごいことにさせられないかな?」

 

「させられるわけないだろ!?」

 

「私だったら~、ヤドクガエルちゃんに、ドクはありません!って言いますね~」

 

「いやあるに決まってるだろ!もう科学者が解明してるから!さすがにそれは科学者たちへの侮辱だぞ!」

 

「え~、でもヤドクガエルちゃんたち可愛いのに、ドクがあるだけで差別されるなんてかわいそうです~」

 

 

 

 

 

「……このおバカたちは放っておくとして、さすがにアタシたちだけじゃ荷が重いわね……ねえ海賊女帝。約束は必ず果たすわ。けど、さすがに戦力が足りないと思うの」

 アマネは、ハヅキに言った。

 

「まあ、そうだろうねェ……なんだい、まさか他に戦力の当てにできる奴らがいるっていうのかい?」

 

「ええ。可能性はわずかだけど……頼んでみる価値はあると思うわ。どうせなら、アンタたちだって勝ちたいでしょ?」

 

「……いいねェ。四皇相手に勝つ気でいるそのギラギラした目。あたしは好きだよ。よし、見張りにアコをつけよう。5日以内には戻ってくるんだよ」

 

「にしっ、任されたのだ!」

 狙撃手の少女、アコはぴしっと敬礼した。

 

 

 

 こうして、アマネたちは、5日後の決戦に備えて、味方になってくれる海賊を呼び込むため、『臨時女ヶ島』を出港するのであった……

 

                     続く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




お久しぶりです。アインスです。
ネタ切れは激しかったので、スクスト×○○コラボの小説を書いてみました!
アンケートではポケモンが多かったのですが、なにぶん難しそうだったと言うのと気分的にはワンピース書きたかったのでワンピースにしました。

結構長くなりそうだったので前編~後編に分けようと思います。
続きも近日中には書く予定ですので、お楽しみに!
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