アクセル・ワールド 君の隣にいるために   作:フラっぴー

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第4話 奨真の必殺技

 

 

部屋で楓子を元に戻そうといろいろと考えたがなかなかいい考えが浮かばず、二年が経ってしまった。前に話しかけようとしたが俺の方を向かずに逃げ出してしまった。どうしようか考えているとある方法が思いついた。

 

 

 

「もう決闘しかないな。そうと決まれば早速楓子のところに行こう」

 

 

 

対戦くらい受けてくれるだろう…。俺はそう考えながら楓子の部屋の前に来た。

 

 

 

「楓子。入るぞ」

 

 

 

中に入ると楓子は椅子に座って本を読んでいた。

 

 

 

「楓子、もうこんなことは終わらせよう」

 

 

 

「どうやって」

 

 

 

「俺たちはバーストリンカーだ。決闘で決着をつけよう。俺が負けたら楓子の言うことを何でも聞く。俺が勝ったら俺の話を聞いてもらう。どうだ?」

 

 

 

「……わかったわ」

 

 

 

この戦いで終わらせよう!!

 

 

 

「「バーストリンク!!」」

 

 

 

俺はスカイレイカーに対戦を申し込んだ。そして対戦のステージに変わった。

 

 

 

「世紀末ステージか」

 

 

 

「お!あれって無限の剣製じゃん!!」

 

 

 

「マジで!!」

 

 

 

「キャアア!!こっち向いてー!!」

 

 

 

ギャラリーがいるみたいだがこの戦いを見られるわけにはいかない。

 

 

 

 

「君ら悪いけどこの試合を見るのはまた今度にしてくれないか!!」

 

 

 

「ちぇーせっかく見れると思ったのに」

 

 

 

すぐに帰ってくれてよかったよ

 

 

 

「行くぞレイカー!!」

 

 

 

「本気で来なさい!!」

 

 

 

俺は剣を構えて突っ込んだ。切りかかったがレイカーは上に避け、空中から攻撃して来た。

 

 

 

「はあ!!」

 

 

 

「ぐっ!」

 

 

 

速度は速いが軽いな。これなら簡単に押し返せる。

 

 

 

「おお!!」

 

 

 

俺は押し返して、攻撃を仕掛けた。

 

 

 

「うう!まだよ!!」

 

 

 

レイカーは後ろへ後退し、構えた。

 

 

 

「着装!ゲイルスラスター!!」

 

 

 

「それがお前の強化外装か……なら!!着装!ハイジャンプレッグ!!」

 

 

 

俺は強化外装、ハイジャンプレッグを使い、レイカーのところまで跳んだ。

 

 

 

「そう簡単にこれると思わないでね!!ウィンドベール!!」

 

 

 

心意技か!!このままだと直撃する!

 

 

 

「ぐあ!!」

 

 

 

俺は直撃して地面に落ちた。時間もまだまだあるし、体力も残ってる。こっちもそろそろ本気で行くか。俺は剣を上に投げ、腰の銃も上に投げた。

 

 

 

「デュアルクロス!!」

 

 

 

二つの武器を一つの武器に合体させた。上から落ちて来た二つの武器を手に取った。

 

 

 

「ガンブレード!!」

 

 

 

俺はガンブレードを構えてハイジャンプレッグで跳んだ。

 

 

 

「ウィンドベール!!」

 

 

 

「同じ手を喰らうかよ!!」

 

 

 

ハイジャンプレッグでさらに上へ跳んで、ウィンドベールの範囲外に出た。

 

 

 

「落ちろおお!!」

 

 

 

「きゃあああ!!!」

 

 

 

レイカーは地面に落ちていき、俺は追いかけた。それから俺たちの戦いは続いていった。お互いの体力も残り少しになっていた。

 

 

 

「お互いそろそろ限界だ。これで終わらせよう!!」

 

 

 

「そうね」

 

 

 

俺は溜まった必殺ゲージを全て使い必殺技を使った。

 

 

 

unlimited blade works(アンリミテッドブレイドワークス)!!」

 

 

 

「フィアーコンビネーション!!」

 

 

 

俺は結界を貼り、剣を自分の手元に吸い寄せた。そしてレイカーの連続技に対抗した。一発防いでは剣は壊れ、二発目はもう片方の剣で防ぎ、剣を吸い寄せる。それをずっと繰り返した。レイカーの連続技が終わり、トドメのチャンスが訪れた。

 

 

 

「これで終わりだああああ!!!」

 

 

 

(私の技が防がれてる時は気がつかなかったけど、奨真君のこの連続技は『ジ・イクリプス』だわ。こんなの食らったら勝てないわよ)

 

 

 

レイカーの体力を最後まで削り、俺は勝利した。

 

 

 

 


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