アクセル・ワールド 君の隣にいるために   作:フラっぴー

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第3話 協力

 

アスナside

 

 

 

空都ラインに戻ってきた私たち。でも、私たちが見たのは見たことのない空都ラインだった。

 

 

「街も変わってるのよ、まあそんなことよりも、エギルのところに行くわよ。そこにその人の仲間かもしれない人もいるわけだし」

 

 

エギルさんの店を目指す。店に入ると、そこにはエギルさんとメカメカしいアバターの人がいた。

 

 

「あれ?あんたまたその格好になってるの?」

 

 

「その……視線が凄かったので……」

 

 

「いや、その格好でも十分視線を集めるから」

 

 

「ジャンヌ!?」

 

 

「っ!?その声は……黒雪ちゃん!?」

 

 

やっぱり知り合いだったのね……アバターからしてそうだと思ったけど……。

 

 

「他のみんなは?」

 

 

「ここに来るときにバラバラになっちゃって……」

 

 

「そうか、ジャンヌは一人でここに?」

 

 

「ええ、街を歩いてると、お二人に声をかけられまして」

 

 

なるほど……その二人がリズとエギルさんだったのね。あれ?ちょっと待って……今この人のことジャンヌって言わなかった?

 

 

「お、おい……ジャンヌってあのジャンヌ・ダルクなのか!?」

 

 

「えっ?あ、はいそうですけど」

 

 

「「「えええええ!?」」」

 

 

フランスで有名なジャンヌ・ダルク!?そんな人がなんでこんなところに!?タイムスリップなの!?

 

 

「と言っても私はその子孫です」

 

 

「コホン……本題に入りたいのだが」

 

 

「あ、ご、ごめんなさい」

 

 

そうね、まずは本題に入らなきゃ。私たちはリズたちに、さっき起こったことを全て話した。

 

 

「ユイちゃんが!?」

 

 

「ユイちゃんは高度なAI、それに加えてNPCだ。大掛かりなクエストの一環なのかもしれない。いや……考えられないか」

 

 

「クエストならよかったんだが……あの様子じゃクエストではなかったのは確かだ」

 

 

「全部ペルソナヴァベルの仕業ってこと?」

 

 

「いや、まだそうと決まったわけじゃない」

 

 

情報が少ないのにこれ以上考えても無駄よね。次はロータスたちの話ね。

 

 

「我々は……とあるゲームからやってきた者だ」

 

 

「ブレインバーストってわかりますか?」

 

 

「「「「ブレインバースト?」」」」

 

 

聞いたことない名前ね。VRMMOなのかしら?

 

 

「我々はそのゲームからこの世界にやってきた。とある雲を通してな」

 

 

「私たちの世界で、突然黒雲が現れたのです。その先に進むとこの世界につながっていて、私たちはここに辿り着いたのです。そのときに仲間とは離れ離れになってしまいましたが……」

 

 

他の世界を繋げる黒雲……。これもALOで起きてる謎の現象の一つなのかしら?

 

 

「じゃあ君達は自分達の世界への戻りかたがわからないのか?」

 

 

「いえ、こちらでも黒雲は確認できたので、帰ることは可能です」

 

 

「だが、困ってる君達を放って帰るわけにはいかない。あの子があんな目にあったのは私の責任でもあるからな」

 

 

「それは助かるけど……」

 

 

「アスナ、彼女達は協力してくれるって言ってくれてるんだ。それに仲間が増えれば心強いだろ?」

 

 

でも……やっぱり彼女達にとっては迷惑なんじゃ……。私はそれが心配だった。

 

 

「なあ、君達は仲間と離れ離れになったんだよな?なら仲間探しを手伝わせてくれないか?」

 

 

「いいのか?」

 

 

「君達は俺たちに協力してくれるんだろ。なら俺たちもそれくらい協力しなきゃな。俺もまだ残ってる仲間達を探さないといけないしな」

 

 

そうだ。彼女達は仲間と離れ離れになったんだった。なら探してあげなきゃ!

 

 

「私たちも協力するよ!」

 

 

「ありがとうございます!」

 

 

「よし!これで成立だな。改めて自己紹介をしよう。私は黒雪姫。デュエルアバターはブラックロータス」

 

 

「ジャンヌ・ダルク。デュエルアバターはアンバーフラッグ」

 

 

「俺はキリト」

 

 

「私はアスナ」

 

 

「エギルだ」

 

 

「リズベットよ、リズって呼んで」

 

 

私たちは自己紹介をして、空都ラインから草原エリアに転移した。

 

 

 

 

アスナside out

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

草原エリア上空…………

 

 

 

 

 

???side

 

 

 

うーん……なんでここから下に下がれないんだろう……。これじゃあ街に戻れないよー!

 

 

「リーファ、ここで悩んでも仕方ないわ。この仕掛けを解く方法を考えましょ」

 

 

「シノンさん……そうですね」

 

 

あたしは立ち上がり、シノンさんと一緒に移動を始める。シリカちゃんとも途中で逸れちゃったし、草原エリアは変わってるし、完全に異常事態よねこれ。あれ?なんか悲鳴が聞こえる。

 

 

「シノンさん、向こうから叫び声が聞こえてきました!」

 

 

「えっ?何も聞こえないけど……あ、よく見ると走ってきてる人がいるわね」

 

 

「シノンさん、目いいですよね」

 

 

「リーファだって耳がいいじゃない」

 

 

お互いの種族の長所を活かして、走ってきた人のところに向かう。あたしはその人に何があったのか聞いた。

 

 

「どうしたんですか?」

 

 

「む、向こうにとんでもない力を持った奴がいるんだ!敵だと思って攻撃したら返り討ちにあった!あんたらも気をつけたほうがいい!!」

 

 

プレイヤーはそう言って走って逃げていった。あたしとシノンさんは気になって先に進んでいった。

 

 

 

 

 

リーファside out

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

楓子side

 

 

 

 

全く……いきなり攻撃してくるなんて失礼な人もいるものね。まあ返り討ちにしちゃったけど。

 

 

「フーねぇ、皆さんと合流できないのです」

 

 

「この辺りにはいないのかしら?下に行きたくても行けないし……困ったものだわ」

 

 

「きっと抜け道があるのです!」

 

 

抜け道があればいいのだけど……っ!?

 

 

「メイデン!避けて!」

 

 

「はいなのです!」

 

 

突然私たちの間に矢が飛んできた。それを察知して避けて、飛んできたほうを見ると、さっきとは別の妖精さんがいた。

 

 

「あらあら、いきなり攻撃してくるなんて、酷い妖精さんね」

 

 

「ネガ・ネビュラス4元素が2元素、スカイレイカーとアーダーメイデンの力を思い知らせてやるのです!」

 

 

「リーファ!弓使いは任せて!あなたはもう一人をお願い!」

 

 

「はい!」

 

 

それが一番正しい選択ね。なら私は金髪の彼女が相手ね。

 

 

「せい!」

 

 

「やあ!」

 

 

私は彼女が振りかざした剣を受け流し、蹴り上げる。でも、彼女は上に飛び、蹴りを回避する。私も思い切りジャンプして距離を詰める。すると、彼女の剣が光り出した。

 

 

「もらった!」

 

 

彼女は素早い斬撃を繰り出してきた。私は咄嗟にゲイルスラスターを装備して、さらに上へと飛ぶ。もちろん彼女は私を追いかけてくる。だから私はゲイルスラスターを解除して、落下しつつ彼女に攻撃をする。

 

 

「はああ!」

 

 

「しまっ!?」

 

 

彼女が持ってる剣を蹴り、手から離れさせる。そして私は彼女のお腹にかかと落としをする。凄い勢いで落下した彼女は地面に叩きつけられる。

 

 

「かはっ……」

 

 

「リーファ!!」

 

 

「余所見厳禁なのです!フレイムボルテクス!!」

 

 

「チッ!」

 

 

私はうまく着地して、彼女にゆっくりと近づく。

 

 

「どうしますか?まだやりますか、妖精さん」

 

 

「ケホッ……ケホッ……まだ……やれる!」

 

 

「ふふ、そうこなくっちゃ」

 

 

私たちはお互い接近して、戦いを再開しようとした時、突然大型のエネミーが現れた。

 

 

「えっ!?」

 

 

「こんな時に!!」

 

 

「フーねぇ!」

 

 

「妖精さん!一時休戦よ!今はエネミーを倒しましょう!」

 

 

「え、あ、はい!」

 

 

私と金髪の彼女が接近戦。猫耳の彼女とメイデンが援護する形で戦うことになった。

 

 

 

 

 

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