アクセル・ワールド 君の隣にいるために   作:フラっぴー

135 / 168
こんにちはこんばんは!

フラっぴーです!

最近本当に投稿が遅くなってしまってすみません!!

楓子「作者さん、お忙しいのはわかりますが遅すぎますよ?」

なかなか時間が作れなくて……

ういうい「はやくしょーにぃに会いたいのです……」

ごめんねういちゃん、私頑張りますから落ち込まないで!
あ、あとお知らせです。
AWvsSAO編は登場人物がかなり多いので誰が喋ってるのかをわかりやすくしました!






第6話 まるで1つの戦争?

???side

 

 

 

なんでだ……さっきもこの道を通った気がするんだけど…………。

 

 

???「もう見てられませんね……」

 

 

???「ん?」

 

 

声が聞こえ、俺はその方を見る。そこには岩を椅子がわりにして座ってるアンクルがいた。

 

 

???「なんだよ」

 

 

アンクル「私さっきからここで見てましたけど、同じところをぐるぐる回ってただけでしたよ?」

 

 

いやそんなはずはない。俺は長時間歩き続けた。なのに同じところをぐるぐる回ってるはずがない。

 

 

アンクル「エイトさんの方向音痴はここでも健在ですか……」

 

 

エイト「うるせえ」

 

 

アンクル「ということで私がエイトさんを連れていきます!」

 

 

何言ってんだ……。ここをよく知らないアンクルに任せたほうが心配なんだが……。まあ俺もよく知らないけど。

 

 

アンクル「エイトさん!逸れないでくださいよ!」

 

 

エイト「はいはい」

 

 

エイトside out

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

楓子side

 

 

 

 

街を出て、私たちは草原エリアを探索する。その時、近くで爆発する音が聞こえる。

 

 

エギル「何の音だ?」

 

 

リズ「爆発?というかミサイルみたいな音ね」

 

 

爆発……ミサイル……。

 

 

楓子「ねえサッちゃん。もしかして」

 

 

黒雪姫「ああ、あいつだろうな」

 

 

「「「「あいつ?」」」」

 

 

私たちは爆発音のするところに向かうと、そこでひとつの戦争のような場面を見た。その理由は、インビンシブルを纏ったニコが2人もいたからだった。

 

 

ニコ「おらおらおら!!!」

 

 

ニコ?「さっさと落ちやがれ!!!」

 

 

アスナ「な、何これ!?」

 

 

シノン「ちょっと!!こんなのもう戦争じゃない!!」

 

 

アスナさんとシノンはそう言った。2人の言う通り、これはもう戦争に近いわ。その様子をしばらく見てると、2人のニコが私たちに話しかけてくる。

 

 

 

ニコ?「おい!!見てないでさっさと力を貸しやがれ!!」

 

 

ニコ「てめーら!!手ェ出したらただじゃおかねえぞ!!」

 

 

2人のニコは私たちにそう言ってきた。キリトたちはどうすればいいのかわかってないみたいね。けど、私たちはどっちが本物でどっちが偽物かはもうわかった。

 

 

黒雪姫「フーコ、みんな。もうわかっただろ?」

 

 

楓子・ジャンヌ「「ええ」」

 

 

ハルユキ「わかりました!」

 

 

ういうい「はいなのです!」

 

 

「よし、では一斉に攻撃だ!」

 

 

私たちは2人のうち1人のニコに近づき、攻撃を仕掛ける。インビルシブルは解除され、本体が出てくる。

 

 

ニコ「この馬鹿!!手ェだすなって言っただろうが!!」

 

 

黒雪姫「だからと言って見捨てる私たちではないことくらい、お前も知ってるだろう?」

 

 

ニコ「チッ!そういやそうだったな!!」

 

 

黒雪姫「キリトたちはジッとしているんだ!」

 

 

キリト「え、お、おう!」

 

 

私とサッちゃん、ういういと鴉さん、ジャンヌとニコの6人で偽物のニコに攻撃を仕掛ける。まずはジャンヌが倒れてる偽ニコを旗で上にあげ、鴉さんがエアリアルコンボで攻撃、さらにういういが弓で追撃、その時偽ニコは落下して、サッちゃんが脚の連撃を繰り出す。最後に私が動かなくなった偽ニコに拳で重い一撃を与える。偽ニコはそのまま転がり、動かなくなった。

 

 

 

黒雪姫「弱かったな」

 

 

 

ニコ「ったりめえだ!!アタシをこんなカスと一緒にすんじゃねえ!!」

 

 

キリト「お、終わったのか?」

 

 

岩の陰に隠れてたキリトたちが出てきた。あんなところに隠れてたのね。

 

 

???「終わったなら、私も出てきても大丈夫」

 

 

キリト「うおあっ!?」

 

 

アスナ「い、いつの間に背後に!?」

 

 

???「今」

 

 

キリトたちの後ろにはパドがいた。今のは私もびっくりしたわ。

 

 

ニコ「よおパド。ちゃんと隠れてたみたいだな」

 

 

美早「あれだけ騒がれたら嫌でも隠れる」

 

 

ニコ「悪かったって。っとそうだ。これをこうして……」

 

 

ニコは指でメニュー画面を操作して、ダミーアバターになる。パドも続いてダミーアバターになる。

 

 

キリトをこれで2人が仲間になったな」

 

 

ハルユキ「先輩!キリトさん!これみてください!」

 

 

鴉さんが急に叫び、サッちゃんとキリトのところに何かを持って行く。気になって私もみに行くと、鴉さんの手には赤色のオーブがあった。

 

 

キリト「えっと……『プロミネンス』?それがこれの名前か?」

 

 

ニコ「プロミネンスってアタシのレギオンの名前だよな?」

 

 

ジャンヌ「もしかして、さっき偽ニコを倒したからドロップしたとか?」

 

 

 

このオーブの大きさ。あの神殿にあったくぼみの大きさと似てる……もしかしたら。

 

 

 

楓子「ねぇみんな。ちょっと試したいことがあるの」

 

 

黒雪姫「試したいこと?」

 

 

楓子「私とういうい、リーファとシノンがみた神殿の中にあったくぼみ。そこにこのオーブをはめてみようと思うの」

 

 

シノン「なるほどね。あの大きさなら、このオーブがはまるかもしれないわね」

 

 

リーファ「くぼみの数は1つでしたし、オーブの数も足りますね!」

 

 

キリト「じゃあ早速いこう!」

 

 

私たちは空中にある神殿を目指す。私と鴉さん、キリトたちは飛べるけどサッちゃんたちは飛べない。どうやっていくかを考えていたけど、どうやらこの世界では超ジャンプができるみたいだった。そのおかげで空中にある神殿に全員辿り着けた。中に入り、コンソールのある奥の方へと進む。

 

 

楓子「あったわ。鴉さん、オーブを貸してください」

 

 

ハルユキ「はい!」

 

 

鴉さんから赤のオーブを受け取り、くぼみにはめ込む。サイズもぴったりで、なんとかはめ込めた。すると、私たちの目の前に、ゲートのようなものが出現した。

 

 

シノン「この先へ進めってことかしら?」

 

 

エギル「たぶんそうだろうな」

 

 

ストレア「よーし!じゃあ行こー!」

 

 

ストレアは走ってゲートの中に入る。私たちも続いて入ると、そこはさっきとは全く違う場所だった。草原ではなく、一面雪景色だった。

 

 

アスナ「ここってフロスヒルデ?」

 

 

リズ「そうみたいだけど、やっぱりここも侵食されてるわね」

 

 

ういうい「みなさん、ここのポータルは街と繋がってるのです。これでいつでも戻れるのです」

 

 

ハルユキ「あれ?いつのまにかオーブが手元に……」

 

 

ジャンヌ「きっとこの先も使うということでしょう」

 

 

ニコ「しっかしどこをみても雪だな」

 

 

シリカ「どうしますか?このまま探索を始めますか?」

 

 

シリカちゃんはそう聞いてきて、私はこのまま探索したいと言った。理由は、このエリアのどこかに奨真君がいるかもしれないって思ったから。

 

 

楓子「ここのどこかに奨真君がいるはず」

 

 

黒雪姫「何故そう思うのだ?」

 

 

楓子「勘かな?」

 

 

リーファ「あのー、ずっと気になってたんですけど。その奨真君って一体誰なんですか?」

 

 

黒雪姫「奨真君は我々ネガ・ネビュラスの一員さ。No.2でもある」

 

 

キリト「へえ、それは是非手合わせ願いたいぜ!」

 

 

楓子「ちなみに私の恋人よ」

 

 

「「「「ええっ!?」」」」

 

 

リズ「あんた彼氏持ちだったの!?」

 

 

みんな驚いてるわね。そんなに驚くことだったかな?

 

 

キリト「ま、まあとりあえず探索をしよう

 

 

私たちは坂を下り、歩き始める。途中で凍った地面の上を通ったけど、なんとか割れずに済んだ。もし割れてたら下に落ちていたわね。

 

 

アスナ「洞窟の中とかに何かあるのかな?」

 

 

エギル「中に入るならそれなりに準備が必要だな」

 

 

ストレア「じゃあ一旦街に戻る?」

 

 

美早「K」

 

 

ニコ「じゃあさっさと戻って準備を終わらせようぜ」

 

 

私たちは一旦街へ戻り、準備をすることにした。

 

 

 

楓子side out

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エイトside

 

 

 

困った……非常に困った……

 

 

エイト「おいアンクル」

 

 

アンクル「な、何でしょう?」

 

 

エイト「思いっきり迷ったじゃねえか!!」

 

 

アンクル「ぜ、全部私のせいですか!?言っておきますけどね!私が迷子になりそうになるエイトさんを止めたりしてなかったら今頃一人ぼっちですよ!!」

 

 

エイト「だからって何でこうなるんだよ!!」

 

 

アンクル「知りませんよ!!」

 

 

???「あのー」

 

 

俺とアンクルが口喧嘩してると、誰かが話しかけてきた。その人は黒髪で、少しだけ露出の高い格好をしていた。

 

 

???「もしかして道に迷ってますか?」

 

 

エイト「そうなんですよ。こいつのせいで」

 

 

アンクル「ふん!!」

 

 

エイト「痛ってえ!!」

 

 

アンクルの野郎……本気で足を踏みやがったな!!

 

 

???「困ってるならこの辺りを案内しますけど……」

 

 

アンクル「是非お願いします!!もうこの人のせいで迷子になるのは嫌です!!」

 

 

エイト「お前は口を開けたら俺の悪口しか言わねえのか!?」

 

 

???「あはは……。とりあえず自己紹介ですね。私はフィリアと言います」

 

 

アンクル「タンタルアンクルです!アンクルと呼んでください」

 

 

エイト「ブラウンクリエイト。エイトでいいよ。それと、敬語は無しにしよう」

 

 

フィリア「わかった。アンクルとエイトだね。よろしく!」

 

 

 


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。