アクセル・ワールド 君の隣にいるために   作:フラっぴー

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こんにちはこんばんは!
フラっぴーです!

アリシゼーション面白いですね。ロニエとティーゼ可愛いです。
あのゲス野郎は許せない


第22話 イリヤVSプレミア

 

 

ランサー『クー・フーリン』の格好をし、槍を構えるイリヤ。それに対しプレミアはレイピアを構えて、一歩下がる。イリヤは槍を前に突き出し攻撃をするが、プレミアはレイピアで弾く。

 

アスナ直々に教わった細剣技術は並のものではない。その技術とプレミア自身の戦闘技術はうまく噛み合い、彼女を強くしている。だから単純な攻撃は通用しない。

 

イリヤ「突き攻撃を全部弾いてる…」

 

プレミア「終わりですか?なら今度はこっちから」

 

プレミアもイリヤと同じく突き攻撃をしかける。アスナには劣るが、プレミアの突き攻撃も中々速い。イリヤは槍で弾こうと考えたが、プレミアのレイピアのように槍は軽くない。全て弾くことができないと判断したイリヤは避けることを選んだ。

 

イリヤ「は、速い!?でも、私は負けない!」

 

槍の長さを利用して槍を長く持ち、バットのように思い切り振る。槍の持つ部分がプレミアの横っ腹に直撃してプレミアを吹っ飛ばす。地面を転がるプレミアに追い打ちをかけにいくイリヤ。高くジャンプすると、槍に力を込める。

 

イリヤ「ゲイ・ボルグ!!!」

 

プレミアはなんとか態勢を立て直すが、早く逃げないと直撃する。羽を広げ、空高く飛んでゲイ・ボルグを回避する。一方イリヤはゲイ・ボルグを使ったと同時に変身が解け、魔法少女の姿に戻る。

 

プレミア「今のは危なかった。つまり危機一髪」

 

イリヤ「そっちも空飛べるなんて……こうなったらもう一回」

 

イリヤはカードホルダーから一枚取り出してまた呪文を唱える。

 

イリヤ「夢幻召喚(インストール)!!」

 

今度はハルユキのもう1人の師匠であるライダー『メデューサ』の格好をして出てきた。アイマスクは片方にしかしていない眼帯タイプだった。

 

2つの鎖付きの短剣の片方をプレミアに投げつける。プレミアは避けて、そのまま突っ込む。けど、イリヤはそれを計算に入れて投げた方の鎖を思い切り自分の方に引っ張る。すると、短剣は戻ってきてプレミアの背中に直撃しそうになる。プレミアはそれを察知して振り向いてレイピアで防ぐが、そのせいで背中ががら空きになり、イリヤは変身して得た身体能力でサマーソルトを決める。体とレイピアが上に上がったプレミアにかかと落としを決めた。

 

イリヤ「そこだ!!」

 

プレミア「がはっ!」

 

大きな一撃をくらったため、決着がついたと思ったが、まだデュエルは終わってなかった。でも見た感じプレミアはまともに動ける状態じゃない。だからイリヤはさらに追い打ちをかけようとはせずゆっくりと駆け寄る。

 

その時、プレミアは目を開き油断したイリヤの足を引っ掛ける。そして誰から習ったのか体術を使ってイリヤを吹っ飛ばす。そして空から降ってきたレイピアをキャッチし、距離を詰める。

 

プレミア「これで……決める!!」

 

イリヤ「やらせない!!」

 

プレミアは渾身の『リニアー』を放つ。イリヤは片方の短剣で防ぎにいき、もう片方でプレミアの胸のあたりを刺しにいく。互いの武器がぶつかると同時に大きな爆風が起きる。その爆風の中からプレミアとイリヤは吹っ飛ぶように出てきた。それと同時にデュエルは終了した。結果は引き分けという形になった。

 

プレミア「けほっ……けほっ……」

 

イリヤ「イッタタタタ……」

 

アスナ「2人とも大丈夫!?」

 

観戦していたみんなは心配して駆け寄る。アスナはプレミア、楓子はイリヤを抱える。プレミアの手にはレイピアはなく、イリヤは変身が解けていた。

 

プレミア「レイピア……落としてしまいました……」

 

レイン「プレミアちゃんのレイピアなら拾ってきたよ」

 

レインはプレミアのレイピアを拾って、プレミアに差し出す。プレミアはそれを受け取り、鞘に戻す。イリヤは立ち上がり、プレミアの方に歩み寄る。前まで来ると、手を前に差し出す。

 

プレミア「……?」

 

イリヤ「戦いが終わった後は握手でしょ?楽しかったよ」

 

プレミア「なるほど、私も楽しかった。またやりましょう」

 

プレミアも手を差し出し、2人は握手をする。2人の顔は満足そうにしていた。

 

白雪姫「2人とも凄かったですね!」

 

黒雪姫「ああ、イリヤ君の実力も凄い。これはかなりの戦力になるぞ」

 

イリヤ「あ、ありがとうございます!」

 

イリヤという新たな戦力が加わり、再び七王を探し始める。その時、チユリは何かに気づき足を止めた。

 

皆も釣られて足を止めてチユリを見る。一方チユリは何かを見つめていた。それは異界へのゲートだった。

 

シリカ「チユリさん?どうかしましたか?」

 

レイン「ゲートを見つめてるけど……」

 

チユリ「私の勘が当たったらなんだけどさ、草原エリアには七王はいないと思うの」

 

リサ「どういうこと?」

 

チユリ「ほら、今までのパターンだと七王は各エリアに1人だったじゃん?」

 

プレミア「草原エリアは赤の王、砂漠では紫の王、腐食林では黄の王」

 

チユリ「でしょ?どのエリアも1人しか現れてない。ってことは草原エリアにある異界ならいるんじゃないかって思うの」

 

たしかにチユリの言ってることは正しい。3人の王を倒しているが、3人とも場所はバラバラで同じところに出現はしていない。なら草原エリアからいける異界ならいる確率は高いだろう。

 

楓子「行ってみる価値はあるわね」

 

アスナ「行こう!少しでも可能性があるなら、私はそっちに賭ける!」

 

黒雪姫「よし!行くぞ!」

 

楓子達はゲートをくぐり、異界へと足を踏み入れる。その先は世紀末ステージであたりは荒廃としていた。

 

アスナ「前はあまり探索できなかったからじっくりと探索できるわね」

 

楓子「皆、あまり離れないようにね」

 

全員一緒に行動することにし、辺りを探索する。初めて世紀末ステージに来た人たちは新鮮な目でみる。

 

イリヤ「どこを見ても廃墟……」

 

レイン「戦争でもあったのかな?」

 

黒雪姫「っ!?皆止まれ!!」

 

セブン「とてつもない気配ね」

 

楓子「この圧は……」

 

楓子は歩道橋の方を見ると青い剣を持った人物、青の王『ブルーナイト』が姿を現わす。

 

藤乃「あれは、ブルーナイト」

 

ナイト「ようネガ・ネビュラス。あとは……知らんメンツだな」

 

アスナ「何……まるで団長のような……」

 

美早「気をつけて、少しでも油断するとやられる」

 

イリヤ「な、なんか凄そうだねルビー」

 

ルビー「これは一筋縄ではいきませんよ」

 

ナイト「おっ?戦う気はあるみたいだな。ダミーではあるが、相手してやってもいいぜ」

 

黒雪姫「お前は自分がダミーだってことは自覚してるのか?」

 

ナイト「んなこと気づくわ。力が思い切り使えないからな。でも、俺は強いぜ?」

 

どうやらナイトは自分自身がダミーアバターだってことに気づいてるようだ。

 

黒雪姫「そんなのわかってるさ。皆!絶対に隙は見せるな!いくぞ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜雪山エリア〜

 

 

雪山エリアにきたキリト、シノン、リズ、クライン、ルクス、ティア、白夜、ハルユキ、ニコ、レミ、マシュ、ういうい、ジャンヌ、式。こちらでも手がかりは掴めていなかった。

 

シノン「ダメね。魔法で視力を良くしてみたけど、それらしき影は見当たらないわ」

 

ハルユキ「僕もいろいろと聞き込みとかもしたんですけど、これといった情報は……」

 

完全に行き詰まってしまったキリトたち。どうしようか考えてると、ういうい何かに反応した。

 

マシュ「謡さん?」

 

ういうい「何か聞こえるのです」

 

ルクス「うん、地面から何か聞こえるよ」

 

ルクスは地面に耳を傾けると、隙間風のようなものが聞こえてくる。地面の雪を掘ると、氷が張った地面が見えた。その下を見ると、空洞のようなものがあった。

 

キリト「こんなところに空洞があったのか?」

 

ティア「ならやることは1つね」

 

ティアは大剣を持って立ち上がる。キリトはすぐに嫌な予感がし、汗を掻く。ティアは地面に向かって思い切り大剣を振り下ろす。当然氷は割れ、その場にいた全員が空洞に落ちていく。

 

全員「「「「うわあああああ!!!!」」」」

 

地面に激突する前に上手く着地をする。突然のことで皆驚き、キリトはティアに説教する。

 

キリト「やるときはせめて声かけてからやってくれ!!」

 

ティア「したじゃない?」

 

キリト「いきなりすぎるんだよ!!」

 

説教するキリトとそれを聞かないティアを皆は呆れた目で見る。その時、何かがみんなのところに接近していて、マシュだけがそれにいち早く気づく。

 

???「はあああ!!」

 

マシュ「させない!!」

 

マシュは襲撃者の前に出て攻撃を盾で防ぎ、跳ね返す。襲撃者の姿を見ると、楓子たちが出会ったイリヤと同じ格好をした少女だった。

 

???「やっぱり武器だけだとダメか……。なら!」

 

ういうい「美遊ちゃん!?」

 

???「っ!?謡!?」

 

どうやらういういの知り合いで、名前は美遊という。イリヤが言ってた逸れた友達の1人だった。美遊は事情を説明すると、キリトたちも事情を説明する。美遊はイリヤと同じようにキリトたちに協力することを選んだ。

 

美遊「あの、さっきは襲いかかってすみませんでした」

 

マシュ「ううん、気にしなくていいよ」

 

美遊「ありがとうございます」

 

キリト「それにしてもこんな場所があったなんてな」

 

キリトたちALO組も雪山エリアに地下空洞があることは知らなかったらしい。だからこの場所についてはまだ誰も知らない為、未知の領域だった。

 

クライン「ううぅ……さみぃ…。ここはもっと寒いじゃねえか……」

 

リズ「だらしないわねぇ。男ならもっとシャキッとしなさいよ!」

 

クライン「さみぃもんはさみぃんだよ!」

 

式「んなことよりどうする?未知の領域ならバラバラに探索するか?」

 

式は1つの案としてバラバラに探索することを出す。一部はそれもありかと考えていたが、キリトはそれに反対する。

 

キリト「いや、未知の領域だからこそバラバラになっちゃダメだ。合流が難しくなるかもしれない」

 

ハルユキ「僕も賛成です。せっかく集まったのにまたバラバラになったらダメです」

 

白夜「よし。じゃあまずはマップを見て位置確認だ」

 

白夜はマップを開き、全員で見れるように大きく拡大させる。位置を見ると、地下空洞のちょうど真ん中だった。地下空洞はなかなかの広さで確かに迷子になれば探すのに苦労しそうだった。

 

シノン「広いわね」

 

レミ「どうします?端から順番に回ります?」

 

ジャンヌ「いえ、ここは近くから消化していくのがいいかと」

 

レミの意見とジャンヌの意見の2つに分かれる。ここは多数決を取るのがいいと判断し、レミの意見から順番に聞く。結果はレミの意見の方が多いため、レミの意見でいくことにした。

 

 

地下空洞の角には4つとも塔らしきものがあるためその中を探索する。1つ、2つ、3つと調べるが、特に何もない。4つ目のところに向かおうとすると、ニコが何か異変に気付く。

 

ニコ「お前ら、気合い入れとけよ。この先に奴がいる」

 

ハルユキ「ニコ?奴っていったい…」

 

白夜「この圧はあいつしかいないな」

 

シノン「とりあえず気を引き締めていくわよ」

 

4つ目の塔へと向かうキリトたち。近づいていくとだんだん圧は強くなり、進むのが難しくなってくる。それでもキリトたちは進み続け、なんとか塔の中へと入る。中で待ち受けていたのは、緑のゴツい体のバーストリンカー。緑の王『グリーングランデ』だった。

 

リズ「何あいつ……。今まで戦ってきた王とは感じが全然違うわよ」

 

式「へぇ。青かと思ったが緑ときたか」

 

ういうい「これは一斉に攻撃しないと勝てないのです」

 

美遊「ってことは防御はかなりあるということ」

 

キリト「よし!全員一斉攻撃で押し切るぞ!!」

 

 

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