アクセル・ワールド 君の隣にいるために   作:フラっぴー

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こんにちはこんばんは!

フラっぴーです!


まだ原作前なので現在のみんなの年齢を載せておきます。


橘奨真……13歳

倉崎楓子……13歳

雪ノ下白夜……13歳

黒雪姫……11歳

氷見あきら……11歳

四埜宮謡……6歳


年齢差間違えてたらすみません……。


第7話 ネガ・ネビュラスの集まり

 

 

俺たちは今、黒雪姫に連れて来てもらった公園でくつろいでいた。

 

 

 

「奨真君と白夜君とフーコは同じ中学なんだな」

 

 

 

「ああ」

 

 

 

「じゃあ住んでるところは渋谷なの?」

 

 

 

「おう!心配するな、いつでも会いに行くからさ」

 

 

 

「私からも会いに行くの」

 

 

 

この二人は……。付き合って1時間も経ってないのにバカップルになってる。

 

 

 

「ラブラブなのです」

 

 

 

「私と奨真君も負けてないよ!」

 

 

 

「そうなのか?」

 

 

 

「ええ!奨真君!こっちに来て」

 

 

 

「あ、ああ」

 

 

 

少し嫌な予感がするんだが……。そんなことを思いながら立ち上がって楓子の隣に座った。

 

 

 

「どうした?」

 

 

 

「ふふ、えい」

 

 

 

「ウプッ!?」

 

 

 

「なっ!?」

 

 

 

「おお」

 

 

 

「大胆なの」

 

 

 

「フーねえの胸に埋もれてるのです」

 

 

 

一瞬何が起きたのかわからなかったがういういが言ったことで理解できた。

俺は楓子の胸に埋もれてるんだな。

ってえええええ!?

 

 

「んー!んー!!」

 

 

 

「あん、奨真君暴れないで……」

 

 

 

「しょーにいとフーねえが少しエッチィのです」

 

 

 

「ういうい!?見てはダメだ!!」

 

 

 

「えい」

 

 

 

「ぬおー!!目がああああ!!!」

 

 

 

あ、暴れたらダメだ。そうだ。肩を叩いてギブのサインを送ろう。

 

 

 

「んー、んー!(ギブ、ギブ!!)」

 

 

 

「そろそろいいかな」

 

 

 

サインを送ると楓子は俺を解放してくれた。楓子は俺たちの学年の中でもスタイル抜群だから胸に埋もれてる間はめちゃくちゃ苦しかった。

 

 

 

「し、死ぬかと思った。って白夜は何で目を抑えて倒れてるんだ」

 

 

 

「びゃーくんが悪いの……」

 

 

 

「不可抗力だ………」

 

 

 

「サッチんまだなのですか?」

 

 

 

「ご、ごめん!」

 

 

 

たぶん白夜はあきらに目潰しを食らって、ういういは黒雪姫に目隠しをされてたみたいだ。

 

 

 

「そうそう、私のことは黒雪姫じゃなくても構わないぞ。例えばフーコやあきらが呼んでるサッちゃんやサッチとか」

 

 

 

「そ、そうか。じゃあサッチって呼ぶよ」

 

 

 

「じゃ、じゃあ俺も……」

 

 

 

やっと復活したみたいだな。

 

 

 

「びゃーくんは胸が大きい方が好きなの?」

 

 

 

「そんなことねえぞ。ていうかそんなこと気にしないな。まあ奨真は好きだろうな」

 

 

 

「やかましい!」

 

 

 

「フゴッ!」

 

 

 

俺は白夜の腹に肘で殴った。

 

 

 

「な、何するんだ……」

 

 

 

「余計なことを言うからだ」

 

 

 

「なるほと。びゃーくんは気にしない、しょーくんは大きい方が好き。覚えておくの」

 

 

 

「覚えなくていいからな!!」

 

 

 

「わ、私も……いつか……」

 

 

 

「大丈夫よ。サッちゃんも大きくなるわ」

 

 

 

「うう……」

 

 

 

「しょーにい、私も大きくなるのですか?」

 

 

 

「ま、まあなるんじゃないか。ういういは小さいしな」

 

 

 

「が、頑張って大きくするのです!」

 

 

 

「私も頑張っちゃお♪」

 

 

 

「フーコは充分大きいだろう!!」

 

 

 

「は、はははは………」

 

 

 

「お前も大変だな……」

 

 

 

「……がんば」

 

 

 

「………はあ」

 

 

 

それからはみんなで無制限フィールドに行ってエネミー狩りをしたり、近くのショッピングモールで色々と見て回った。

時間を見るともう6時を回っていた。

 

 

 

「そろそろ帰るとするか」

 

 

 

「ういうい、帰り道は気をつけるのよ!」

 

 

 

「んー!んー!」

 

 

 

「楓子、ういういが苦しそうだから」

 

 

 

「待ってくれ、まだお互い連絡先を教えてなかったはずだ」

 

 

 

「そうだったな、あきらとしかまだ交換してなかった」

 

 

 

「じゃあそっちに連絡先を送るよ」

 

 

 

俺たちはニューロリンカーを操作して連絡先を交換した。交換し終えて俺たちは今来た電車に乗った。

ん?早速サッチからメッセージが来たみたいだ。

 

 

 

『デュエルならいつでも受けて立つぞ』

 

 

 

ははは。まさかレベル9からこんなことを言われるなんてな。

 

 

 

『その時はよろしく頼む』

 

 

 

俺はサッチのニューロリンカーにメッセージを送信した。

 

 

 

「奨真君?どうかしたの?」

 

 

 

「ん、今日みんなに会えてよかったと思っただけだよ」

 

 

 

「確かにな、あきらみたいな子とも出会えたしな!」

 

 

 

「それはよかったな」

 

 

 

「またみんなで集まろうね」

 

 

 

「ああ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この時の俺たちは楽しいことでいっぱいだった。

けど一年後、まさかあんなことが起こるなんて思いもしなかった。

 

 

 

 

 

 


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