「「ただいま」」
「お、お邪魔しまーす」
家に入って、ジャンヌは自分の荷物を玄関に置いた。
俺は母さんのところに行って部屋をどうするのか聞いた。
「部屋はどうするんだ?」
「部屋ならもう準備してあるわ」
「余ってる部屋なんかあったか?」
「あら?忘れてたの。もう一部屋余ってるよ」
「そ、そっか」
俺と母さんは楓子とジャンヌのところに向かった。
「久しぶり、ジャンヌちゃん。ささ!疲れたでしょ!奨真君、これから泊まる部屋に案内してあげて!」
「俺もどこかわかんないんだけど……」
「余ってる部屋って……奨真君の部屋の隣だと思うわ」
「わかった。ジャンヌ、ついてきてくれ」
「うん!」
「よいしょっ」
「あ、いいよ!自分の荷物は自分で持つよ!」
「いいからいいから」
「ううう……わかった」
俺はジャンヌの荷物を持って部屋に案内した。
俺の部屋の隣だからここかな。
俺は扉をあげて中に入ると、中は一通り揃っていた。
「今日からここがお前の部屋だ」
「わあ!素敵な部屋ですね!」
「好きなように使ったらいいからな」
「はい!ありがとうございます!」
俺は荷物を床に置くと、ジャンヌは荷物を整理し始めた。
「手伝うよ」
「だ、だだだ大丈夫ですよ!!」
「1人だと大変だろ。だから手伝うよ。俺はこの荷物を整理するよ」
「わああああ!!!そ、それは!!」
俺は荷物の中で分けられた袋の一つを取り出し、中から出すと、黒い布のようなものが出てきた。
「ん?なんだこれ?」
「ううぅ………」
「ど、どうした?」
「それ……私のパ、パンツです………」
「へっ!?すすすすすまん!!!」
俺はその黒い布をすぐにジャンヌに渡した。
もしかしてこの袋の中って全部ジャンヌの下着なんじゃ……。
「ジャンヌ、奨真君。何かあった?」
あ、まずい……。
楓子に見られてしまった……。
「ジャンヌ。私が手伝うわ。奨真君はドアの前で待ってて♪」
「わ、わかった」
「あ、それと後で説教だから♪」
「ひっ!」
俺は2人が荷物の整理を終わるのを待ち、その後は楓子に説教をさせられてしまった。
???side
「急に帰ってきたらビックリするかな?」
私はそう思いながらインターフォンを押した。
すると中から美奈が出てきた。
「はーい!あー!!マシュお姉ちゃん!!」
「どうした美奈?ってマシュ!?」
「お久しぶりです!白夜さん!美奈!」
「とりあえず中に入れよ!」
私は中に入り、リビングに向かった。
「あ!マシュお姉ちゃんだ!!」
「香奈、久しぶり!」
「どおおりゃあああ!!」
むにゅ
「ひゃん!?」
私は誰かに後ろから胸を揉まれた。
まあなんとなく誰がやったのかはわかるけど。
「マシュお姉ちゃんまた大きくなったー?」
「さあ?どうでしょう?寿也」
私は笑いながら寿也に振り向き、拳骨を下した。
「痛い……」
「私の胸を揉む癖は治ってたいみたいね」
「まったく寿也のやつ……」
でも……なんだか懐かしいな。
「あ、そうだ。まだ言ってなかったな」
「え?何がです?」
「おかえりマシュ」
「あ……た、ただいま」
2人目はFGOのマシュ・キリエライトです!
さああと1人ですね!