アクセル・ワールド 君の隣にいるために   作:フラっぴー

82 / 168
第4話 海水浴でハプニング

 

 

「「「海だあ!」」」

 

 

 

 

「海なのです!」

 

 

 

 

ういういや子供たちは広い海を見て大はしゃぎしていた。

まずは荷物を置く場所の確保だな。

 

 

 

 

「おーい、この辺り空いてるぞー」

 

 

 

 

白夜とタクムは場所を確保して俺たちに知らせてくれた。

そのまま白夜たちの元に向かって、大きめのシートをひいて、その上に各荷物とクーラーボックスを置いて、パラソルをさした。

 

 

 

 

「それじゃあ昼飯まで自由行動だ」

 

 

 

 

俺はみんなにそう言うと、全員羽織ってる服を脱いで水着になった。

俺も水着になったが、楓子は上からまだパーカーを羽織っていた。

 

 

 

 

「脱がないのか?」

 

 

 

 

「奨真君、こっちきて」

 

 

 

 

「え、ちょ、おい!」

 

 

 

 

俺は楓子に手を引かれ、誰もいない更衣室の裏に来た。

こんなところに連れて来て何するつもりだ?

 

 

 

 

「奨真君。私をじっと見ていて」

 

 

 

 

「え、わ、わかった」

 

 

 

 

楓子の言う通り、俺は楓子をじっと見つめると、楓子はゆっくりとパーカーを脱ぎ始めた

その様子は何故かどこか色っぽかった。

 

 

 

………ん?

ファスナーが引っかかってないか?

 

 

 

 

「ん……んー……しょ、奨真君」

 

 

 

 

「引っかかったんだな……」

 

 

 

 

まあ楓子の胸は大きいからファスナーが引っかかるのは何となくわかるけど……。

 

 

 

 

「ほら、俺がやるよ」

 

 

 

 

俺はパーカーのファスナーを手に取り、下におろそうとした。

…が、当然楓子の胸を触ることになり、俺の心臓はバクバクしていた。

ファスナーを下におろすと、楓子はパーカーを脱いで、水着が露わになった。

 

 

 

「ふふっ。やっぱり一番最初は奨真君に見て欲しかったから」

 

 

 

 

「似合ってるよ」

 

 

 

 

「ありがとう!さ、みんなのところに戻ろう!」

 

 

 

 

「ああ!」

 

 

 

 

俺と楓子はみんなのところに走って戻った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

白夜side

 

 

 

 

 

俺とあきら、マシュの3人はみんなから少し離れたところで釣りをしていた。

おっと……きたきた!

 

 

 

 

「よっ!」

 

 

 

 

「びゃーくん凄いの!」

 

 

 

 

「これで3匹目ですね!」

 

 

 

 

「釣りは得意だからな!」

 

 

 

 

俺は釣った魚を水入りバケツの中に入れて、針に餌をつけて海の中に入れた。

その場に座ろうとすると、マシュに何かが起きた。

 

 

 

 

「マシュお姉ちゃん見つけたー!」

 

 

 

 

「ひゃん!」

 

 

 

 

 

まーた寿か……。

マシュの胸を揉むの本当に好きだよなぁ……。

 

 

 

 

「と、寿也……そこは……ダメェ……ひゃん!」

 

 

 

 

「マシュお姉ちゃんのはやっぱり気持ちいいなー!」

 

 

 

 

これ以上は放っておけないな。

俺は立ち上がって寿を引き剥がそうと動いたら、たまたま近くにいたアルトリアが寿をマシュから引き剥がした。

 

 

 

 

「悲鳴が聞こえたから来てみましたが、寿也でしたか」

 

 

 

 

「アルトリアさん……た、助かりました…」

 

 

 

 

「「むぅ……」」

 

 

 

 

ん?なんか唸ってないか?

 

 

 

 

「マシュの胸は私よりも全然大きいの……」

 

 

 

 

「何故私の知り合いは胸の大きい子ばかりなのですか!」

 

 

 

 

「へっ!?え、えっと……白夜さん、どうしましょう?」

 

 

 

 

「俺に振らないでくれ……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

白夜side out

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

奨真side

 

 

 

 

 

俺はパラソルのところに楓子のパーカーを置きに行くと、シートの上に院長さんは座っていて、すぐ近くで、白雪とサッチ、チユリの3人に体を砂で埋められたハルユキを見つけた。

その隣では綸とタクムが美奈と香奈の遊び相手をしていた。

 

 

 

 

「鴉さんが綺麗に埋まってるわね」

 

 

 

 

「しょ、奨真さん!師匠!助けてください!」

 

 

 

 

「奨真君、君も参加しないか?楽しいぞ?」

 

 

 

 

「楓子姉さんもどう?」

 

 

 

 

「すまんな、俺と楓子は少し泳ぎに行こうと思ってな」

 

 

 

 

「ごめんなさいね。そういえばリサとレミとジャンヌは?」

 

 

 

 

「飲み物を買いに行きましたよ」

 

 

 

 

白雪はレミたちの居場所を教えてくれた。

 

 

 

 

「そっか。じゃあ俺たちは泳ぎに行ってくるよ」

 

 

 

 

「「「行ってらっしゃーい!」」」

 

 

 

 

俺と楓子はゆっくりと歩いて、海の方に向かった。

水の中に足を入れると冷たくて気持ちよかった。

 

 

 

 

「えい!」

 

 

 

「うおっ!?」

 

 

 

 

楓子は俺に海水を思い切りかけてきた。

俺も対抗して海水をかけた。

 

 

 

 

「きゃっ!冷た〜い!それそれ〜!」

 

 

 

 

「負けねえぞ!っと、おわっ!?」

 

 

 

 

「きゃっ!?」

 

 

 

 

俺はバランスを崩してしまって、楓子を押し倒してしまった。

……なんだこの柔らかいものは?

 

 

 

 

「しょ、奨真君……」

 

 

 

 

俺は楓子のことを見ると、楓子は顔を赤くしていた。

俺の視線は下へと下がっていき、俺の両手は楓子の両胸を揉んでいた。

俺はすぐに手を退けて楓子から離れた。

 

 

 

「ご、ごごごごめん!!」

 

 

 

 

「もう………エッチなんだから…」

 

 

 

 

柔らかかったな……。

 

 

 

 

バチンッ!!

 

 

 

 

変なことを考えた俺は自分にマジビンタをした。

それを見た楓子は驚いていた。

 

 

 

 

「ど、どうしたの?」

 

 

 

 

「いや、なんでもない…」

 

 

 

 

楓子は心配して、俺の頰を見ていた。

密着しているせいで、楓子の胸が俺の胸板に押し潰されていた。

すると、突然強い波が来て、俺たちを襲った。

 

 

 

 

 

「プハッ!大丈夫……か!?」

 

 

 

 

「え、ええ。何とか」

 

 

 

 

俺がした行動は、楓子の両胸を隠すように揉むことだ。

 

 

 

 

「奨真君!?ど、どうしたの!?」

 

 

 

 

「じっとしていてくれ!お前の水着が波に流されたんだよ!」

 

 

 

 

楓子は自分の格好を見て、やっと自分の水着が波に流されたことに気がついた。

 

 

 

 

「ど、どうしよう!」

 

 

 

 

「とりあえず目を瞑って後ろを向くから、楓子は俺の背中に抱きついて見えないようにするんだ!」

 

 

 

 

「ええ!」

 

 

 

 

さてと……、どうしようかな…。

 

 

 

 

 

 


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。