バトライブ!~BattleSpilits × LoveLive!~   作:果樹 椿姫丸

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第1章
1.序章


海未「アタックステップに入ります!」

 

穂乃果「ひぃっ」

 

海未「鉄の覇王サイゴードゴレムlv3でアタック!アタック時効果、【大粉砕】発揮!穂乃果のデッキを15枚破棄!光の衛士アドリアンの【強化】効果で更にもう1枚破棄します!」

 

穂乃果「うっ………酷いよ海未ちゃん……」ペラッペラッ

 

海未「バースト発見!」

 

穂乃果「うぅ………」

 

海未「破棄したカードの中にバースト効果を持つカード、秘剣二天一龍があったので、穂乃果の雷光龍ライト・ジークヴルムを破壊しますっ!この攻撃はどうしますか?」

 

穂乃果「くうぅ………ライフで受けるよ」パリンッ

 

ライフ2→1

 

海未「更にアドリアンでアタック!」

 

穂乃果「くうぅ………ライフで受けるよ」パリンッ

 

ライフ1→0

 

 

 

穂乃果「あああぁん、また負けたー!!」

 

にこ「何言ってんのよ。今回は割と頑張ったじゃない」

 

海未「そうですね。今回は少し冷やっとする場面がありました。ありがとうございました。良いバトルでしたよ、穂乃果」

 

穂乃果「う、うん……またしようね」

 

ことり(穂乃果ちゃん達にバトルスピリッツを教えてはや数ヶ月……。皆確かに強くなってるけど………)

 

絵里「少し、穂乃果はバトスピが皆より弱いわよね」ヒソッ

 

ことり「う、うん……本人は楽しんでるみたいだし、最近は歌やダンスの練習も自分のペースを保ててるから、私はそれで良いんだけど……」ヒソッ

 

絵里「けど?」

 

ことり「穂乃果ちゃん、デッキの組み方とかは問題ないんだから、プレイングさえ直せればもっとバトスピが楽しめるのになって」

 

希「確かに。それは多分ここにおる皆が思ってるよ」

 

 

 

オーイ,コトリチャーン,バトルシヨーヨ!

 

 

 

ことり「あっ、次は私が対戦相手みたい。いってくるね?」

 

希「うん。楽しんでなーっ」

 

スタコラスタコラー

 

 

 

~数分後~

 

ことり「ごめんね、穂乃果ちゃん………。マジック、ライフドリームを使用!効果で私のスピリットは攻撃時にライフを一つそのスピリット上に置くことで、ブロックされなくなるよ!」

 

穂乃果「ことりちゃんのライフは4……ということは」

 

ことり「ピヨンでアタック!ライフを一つ乗せてブロックされなくなるよ!」

 

穂乃果「ライフで受けるよ!」パリンッ

 

ライフ3→2

 

ことり「続いてクダギツネンでアタック!同様にブロックされなくなるよ!」

 

穂乃果「うぅ………ライフで」パリンッ

 

ライフ2→1

 

ことり「最後は、チュンポポでアタック!」

 

穂乃果「くうぅ………ライフで受けるよ」パリンッ

 

 

 

穂乃果「また負けたー!くやしー!」

 

ことり「ま、まぁまぁ穂乃果ちゃん………ファイトだよっ!」

 

穂乃果「それいつもなら穂乃果の台詞なんだけどね……」

 

ことり「アハハ……」

 

花陽「やっぱりことりちゃんは皆より先にバトスピをやってただけあって、バトル上手だね」

 

ことり「そんなこと………私より、皆の成長の方が凄いよ」

 

真姫「確かに皆強くなってるわ。けどことり、貴女今まで数え切れないくらい私達とバトルしてきたけど、負けたのはほんの数回だけじゃない。そっちの方が凄いわよ」

 

ことり「もう……そんなに褒めても何も出ないよ?でもありがとね」

 

真姫「……///」カミノケクルクル

 

穂乃果「あーっ、穂乃果も早く皆みたいに強くなりたいなーっ!」

 

ことり「大丈夫だよ、穂乃果ちゃん。きっとすぐに穂乃果ちゃんは強いカードバトラーになれるから」

 

穂乃果「本当に!?」ガタッ

 

ことり「う、うん………本当に」

 

穂乃果「よぅっし!そうと決まればもう一戦!」

 

凛「ほ、穂乃果ちゃん、もうダンスの練習の時間にゃ!」

 

穂乃果「えー、もう?」

 

絵里「そうよ。早く屋上行くわよ。リーダーなんだからしっかりしなさい」

 

穂乃果「はーい……」カードカタヅケ

 

絵里「よしよし」ナデナデ

 

 

 

にこ「ほら、もう行くわよ」ダッ

 

花陽「あーっ、待ってよにこちゃーん!」

 

凛「かよちん待ってー!」

 

真姫「騒がしい人達……」カミノケクルクル

 

希「穂乃果ちゃん達も行こか?」

 

穂乃果「うん!」

 

海未「絵里もああ言ってましたが、本当にしっかりして下さいね?」

 

穂乃果「もうっ、分かってるって!」ダッ

 

海未「あぁっ、待ちなさい穂乃果!」ダッ

 

 

 

ことり「アハハ………あれ、希ちゃんまだいたの?」

 

希「うん、少しことりちゃんに用事があってな」

 

ことり「私に?」

 

希「うん……あのな」

 

ことり「うん」

 

 

 

希「ことりちゃんウチらに、何か隠し事してへん?」

 

 

 

ことり「えっ、そんなことないけど……なんで?」

 

希「いや、特に意味はないんよ。ただなんとなーく気になって聞いてみただけや。練習行こっか?」

 

ことり「う、うん………」

 

 

 

~屋上~

 

海未「ワン、ツー、スリー、フォー、ファイブ、シックス、セブン、エイト、ワン、ツー………」パンッパンッパンッ

 

ことり「………」

 

 

 

――――ウチらに、何か隠し事してへん?

 

 

 

ことり「――――!」

 

海未「ワン、ツー……ことり、ワンテンポ遅れてますよ?」

 

ことり「ごめんっ」

 

希「……」

 

 

 

 

 

穂乃果「ふひゃああぁぁ、疲れたああぁぁ……」ノビノビ

 

花陽「流石に4時間続けて練習は疲れるよー……」ハァハァ

 

凛「凛はまだまだ行けるにゃあぁ!」ピョンピョン

 

にこ「アンタのその無駄な元気は一体どこから来るのよ……」プシッゴクゴク

 

穂乃果「絵里ちゃんと海未ちゃんもまだ平気そうだね……」ジー

 

真姫「まぁあの二人は仕方ないんじゃない?鍛え方が違うし」ハァハァ

 

ことり「アハハ……」

 

 

 

希「なぁなぁ皆ー?せっかく練習終わったしカードショップ寄らへん?買いたいカードがあるんよ」

 

絵里「賛成!実は私も丁度デッキ改良しようと思ってたのよ」

 

海未「私は穂乃果が行くなら……」

 

ことり「私も……」

 

穂乃果「うん、じゃあせっかくだし皆で行こうよ!」

 

真姫「結局こうなるのね……」

 

花陽「嫌だった?」

 

真姫「ベツニ……」カミノケクルクル

 

にこ「じゃあ私、ちび達に少し遅くなるって連絡入れとくわ」スマホポチポチ

 

 

 

凛「Let'sカードショップにゃあ!」

 

 

 

 

 

~秋葉原某所・カードショップ~

 

花陽「はわああぁぁ、凄いカードの種類ですっ!」テテテ

 

にこ「こら花陽。あんまりはしゃぐと転ぶわよ?」

 

花陽「おぉうっ!?にこちゃん、ディーバブースターもあるよ!」

 

にこ「ぬゎんですってええぇぇ!?」ダッ

 

希「アイドル関連ならバトスピにも食いつくんやね」アハハ

 

 

 

穂乃果「うーん、凄い種類のカード……とりあえず赤属性のカードから見ようかな」ファイルペラペラ

 

海未「悩みます……」ペラッペラッ

 

ことり「別に絶対にお買い物しなきゃいけないわけじゃないからね?」

 

ことり「あっ、すみません、このカード3枚と………えっ、1枚だけしかないんですか(´・ω・`)」

 

ことり(次の弾の環境で確実にこのカードは高くなるから、確保しておきたかったんだけど……)

 

ことり「すいません、じゃあ今のカード1枚と、名刀コレクション1パック下さい」チャリンチャリン

 

店員「しゃーっす!」

 

穂乃果「おお……流石ことりちゃん、決めるの早い」

 

絵里「穂乃果、あの子の買い方は真似しなくて良いからね?」

 

ことり「(・8・)」ジー

 

絵里「ひっ!?」

 

ことり「穂乃果ちゃん、別に焦らないでゆっくり選んで良いからね?」

 

穂乃果「う、うん……」

 

 

 

〜数十分後〜

 

穂乃果「これとこれ、くださーい!」チャリンチャリン

 

店員「しゃーっす!」

 

希「皆お買い物終わったし、もう遅いから帰ろか?」

 

凛「もう眠いにゃ……」メゴシゴシ

 

真姫「練習の後にあんなにはしゃぐからよ」

 

ことり(結局、希ちゃんは何を考えてたんだろう?もう解散するみたいだし………まさか本当に今日はデッキを強化したかっただけ?じゃあ、学校で私に聞いたのは一体……)

 

穂乃果「どうしたの、ことりちゃん?早く一緒に帰ろ?」ギュッ

 

ことり「ふぇっ?あぁ、うん。ごめん」ギュッ

 

海未「……」

 

 

 

〜帰り道〜

 

海未「ことり?」

 

ことり「何、海未ちゃん?」

 

海未「何だか今日はぼーっとしてることが多かった気がしますが、何かあったのですか?私で良ければ……」

 

ことり「ううん、何でもないのよなんでも」

 

 

 

穂乃果「嘘、ついてない?」

 

 

 

ことり「………!」ドキッ

 

穂乃果「……根拠はないんだよ?ただ、ちっちゃい頃からずっと一緒だから、何となくそういうの、分かるんだ」

 

穂乃果「言えない事情があるのかな?」

 

ことり「………」コクッ

 

穂乃果「そっか………。ならこの話はこれでおしまいにしよっ!ねぇ海未ちゃん!」

 

海未「ええ………。今話せないのであれば、いつか、話せるようになった時にことりから話してくれればそれで十分です。そういった隠し事を私達は責めませんよ。幼なじみなんですから」ニコッ

 

ことり「」ズキッ

 

ことり「うん、ありがとう……穂乃果ちゃん、海未ちゃん………」ポロッポロッ

 

 

 

 

 

~ほの風呂~

 

穂乃果「ふうぅ~………気持ちいい……」チャポン

 

ことりちゃんが私達に隠し事なんて、久しぶりだな。一回目は、穂乃果を傷つけたくなくて、それで……

 

穂乃果「あの時の穂乃果、最低だったな」

 

ことりちゃんの気持ちも考えないで「どうして言ってくれなかったの!?」って叫んで……。……色々あって、その後は、自分の気持ちに嘘をついた穂乃果を、海未ちゃんが助けてくれたんだっけ。

 

穂乃果「やっぱり、私達って一つなんだなぁ……」ゴポゴポ

 

あの時の穂乃果は駄目駄目だったけど、今は違う。今度は、何かあったら穂乃果が皆を助けるんだ!

 

穂乃果「………と、その前にデッキを組み直そうかな」

 

バトスピ始めてから色々と順調だけど、これだけ負けっぱなしじゃ流石に情けないよ……。もっと強いデッキを組まないと。

 

穂乃果「よし!」ザパアアアァァ

 

穂乃果「ん……?」

 

 

 

――――時は満ちました。

 

 

 

穂乃果「ん、な、何今の声?……って、ええっ!?な、何か光!?湯船に真っ白な光が!!!」ピカアアアァ

 

 

 

雪穂「お姉ちゃん、うるさ…………えええっ、何この光!?」ガララ

 

穂乃果「ほ、穂乃果にも分からないよ!何かいきなりピカアアアァって光って、っていうか光が強くなってき……うおおっ、まぶし」

 

雪穂「お姉ちゃん、こっちに!」ノ

 

穂乃果「うん!」ガシッ

 

雪穂「せーのっ!」グイッ

 

穂乃果「あぁっ、また眩しく!!」

 

えっ、何これ眩しくすぎない!?今度は浴室中が真っ白だよ!

 

雪穂「――――っ!」

 

 

 

 

 

パチッ

 

雪穂「お姉、ちゃん………」

 

シュウウゥ……

 

雪穂「う、嘘………」

 

雪穂「消えちゃった……」

 

 




カードショップへ友達と行ってパックを剥くのって滅茶苦茶楽しいですよね。……あっ、今回は物語自体の導入部になります。次回からようやく物語の一話に入るイメージですね。
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