バトライブ!~BattleSpilits × LoveLive!~   作:果樹 椿姫丸

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13.そして最後のページには

穂乃果「ノヴァ………ッ!」

 

カアアアァァ

 

穂乃果(カードが………光り出した!?)

 

穂乃果「そっか………これで、やっと」

 

 

 

 

 

~数分後~

 

穂乃果「終わった………の?」

 

 

 

ことり?「穂乃果ちゃん!」ヒシッ

 

 

 

穂乃果「わわっ、苦しいよ………。えっと、声の女じゃなくて、ことりちゃん………?」

 

※ことり?は以下コトリと記述します。

 

 

 

コトリ「うんっ!」

 

穂乃果「じゃあ、向こうにいるのは………」

 

コトリ「多分………」

 

穂乃果「行こう、皆の所へ」

 

コトリ「うん」

 

 

 

~観客席~

 

海未「穂乃果!」ヒシッ

 

穂乃果「海未ちゃん!?」

 

穂乃果「声が………」

 

海未「はい!穂乃果が頑張ってくれたお陰です!」

 

穂乃果「じゃあ………本当に」

 

穂乃果「………良かった」ジワッ

 

穂乃果「本当に………良かった………」ポロッポロッ

 

コトリ「穂乃果ちゃん………」

 

穂乃果「本当はね………、やっぱり最後の最後に、皆の体が元に戻らなかったらどうしようって、そんなことを何回も何回も考えてたんだ………。本当は、怖かった………けど、一人じゃなかったから、今まで頑張ってこれたよ………!」ポロッポロッ

 

絵里「穂乃果………」

 

穂乃果「皆…………ありがとう………!」ポロッポロッ

 

にこ「馬鹿………。こういう時は泣くんじゃなくて、笑いなさいよ」ジワッ

 

穂乃果「にこちゃんだって、泣いてるじゃん………」グスッ

 

にこ「なっ………それだったら希だって!」グスッ

 

希「えぇっ!?なんでウチ!?皆泣いてるやん!」グスッ

 

真姫「こういう時くらい、泣かせなさいよ………」グスッグスッ

 

にこ「アンタほんとこの世界来てから素直になったわよね」グスッ

 

真姫「どういう意味よ!」

 

 

 

穂乃果(ありがとう………ノヴァ!皆!)

 

 

 

 

 

~数分後~

 

コトリ「そろそろ良いかな。………そこにいるのは……もう一人の私………ってことで良いのかな?」

 

ことり?「うん」

 

コトリ「じゃあ、まずは一言謝らせて。………ごめんなさいっ!」ペコッ

 

※ことり?は以下ことりと記述します。

 

 

 

ことり「どうして謝るの?」

 

コトリ「だって………私は、貴女の大切な三年間を奪ってしまった………!だから……」

 

ことり「大丈夫だよ」ヒシッ

 

コトリ「え………?」

 

ことり「私………貴女を通して外の世界を知ることが出来たから、体の奥に閉じ込められた三年間も、別に嫌じゃなかったよ」

 

コトリ「もう一人の私………」

 

ことり「それに、貴女の中から見る外の世界は、とても輝いて見えたから」

 

コトリ「それって……」

 

ことり「うん。貴女達のスクールアイドル活動も、私は見ていたよ。貴女達がどれだけ強い絆で結ばれているのかもよく分かったし、それに貴女がどれだけ元いた世界の穂乃果ちゃんのことを大事に思っているかも分かった」

 

ことり「だから、貴女を咎めることはしない。……代わりに、私は貴女を抱き締めるよ」ギューッ

 

ことり「今まで三年間、南ことりでいてくれて、ありがとう」

 

コトリ「えっ………そんな、駄目だよ」

 

ことり「私は……貴女の感情も全部知ることが出来たから、だからもう………いいんだよ」ギュッ

 

ことり「もう………貴女は十分過ぎるくらい頑張ったよ」ギュッ

 

コトリ「もう一人の私…………」ジワッ

 

コトリ「ありがとう、ごめんなさい…………」ポロッポロッ

 

ことり「………」サスサスッ

 

 

 

 

 

~数分後~

 

穂乃果「さて………。そういえば、もう一人の私は?」

 

花陽「多分………病院にいるんじゃないかな」

 

穂乃果「あぁ、そっか。……よし、今から皆で行こう!」

 

穂乃果「あと………ちょっと穂乃果から良いアイデアがあるんだ」

 

凛「アイデア?」

 

 

 

~数十分後・病院・穂乃果の病室~

 

ホノカ「本当にこれで全部………終わったの?」

 

穂乃果「うん」

 

ホノカ「そっか……」

 

穂乃果「ただ、貴女はこれから――――」

 

ホノカ「分かってる。ホノカが今までこの世界でどんなことをしてきたのか、それはホノカが一番よく分かってるよ……」

 

穂乃果「ホノカ………」

 

ホノカ「………それに、そこからは私の戦いだから。そんな所まで貴女が心配しなくていいよ」

 

穂乃果「そっか」

 

ホノカ「うん。………それから、」

 

穂乃果「?」

 

ホノカ「ありがとう。………貴女がいなければ、多分私は……」

 

穂乃果「ううん、私は、穂乃果は――――そう、ただ少し前に進んだ。それだけなんだから。……それに、穂乃果なんかよりも、」

 

ホノカ「うん、」

 

ホノカ「コトリちゃん………」

 

コトリ「ホノカちゃん………」

 

ホノカ「ありがとう」ヒシッ

 

ホノカ「そして、ごめん………。ホノカのせいで、」

 

コトリ「いいんだよ」ヒシッ

 

ホノカ「コトリちゃん………?」

 

コトリ「そんなことはどうでもいいの。……ただ、ホノカちゃんが前みたいに、笑顔でバトスピが出来るようになるならそれで……」

 

ホノカ「コトリちゃん………」

 

コトリ「ホノカちゃん………今なら、笑顔でバトスピ出来る?」

 

ホノカ「うん………!何回でもやれるよ………!」ジワッ

 

コトリ「そっか………良かった」サスサスッ

 

ホノカ「………」ポロッポロッ

 

 

 

~数分後~

 

穂乃果「さて、ここからが本題なんだけど」

 

ホノカ「本題?」

 

穂乃果「うん。………明日の朝、他の皆を連れて、もう一度あのトーナメント会場に来て!」

 

ホノカ「えっ!?どうして………?」

 

穂乃果「それは………来てからのお楽しみってことで」

 

コトリ「あ、あと私はこっちの穂乃果ちゃん達と一緒にトーナメント会場に行くから」

 

ホノカ「??………よく意味が分からないけど、まぁ………分かったよ」

 

穂乃果「よし、じゃあ………、穂乃果達はこれで!」ガララピシャ

 

ホノカ「う、うん………」

 

 

 

 

 

ホノカ「変なの………」

 

ホノカ「ありがとう…………」ギュウウゥ

 

 

 

 

 

~翌日・トーナメント会場~

 

ホノカ「貴女達………その服は?」

 

穂乃果「えへへ……びっくりした?声の女にお願いして、元いた世界から持ってきてもらったんだ」

 

ニコ「まったく………何始める気よ」

 

穂乃果「それは見てからのお楽しみ!」

 

穂乃果「……え~、皆さん!今日はお集まり頂き、ありがとうございます!」

 

ノゾミ「もう一人のホノカちゃんが呼びつけたんでしょ」

 

穂乃果「まぁね。………ええと、貴女達がこの世界でバトスピを真剣にやっているように、私達もまた、スクールアイドル活動をこれまで真剣にやってきました!」

 

エリ「スクール………アイドル??」

 

マキ「何それ」

 

真姫「イミワカンナイ」

 

マキ「トラナイデ!」

 

穂乃果「スクールアイドル活動を通して、私達は色々なことを学んできました!今日は、その成果を見せたいと思います!」

 

リン「アイドル………うぅ~ん、イマイチピンと来ないかも」

 

にこ「すぐに分かるわよ」

 

穂乃果「それでは聴いて下さい!「僕らは今のなかで」!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~数分後~

 

穂乃果「ありがとうございました!」ハァハァ

 

 

 

ホノカ「………」ポロッポロッ

 

ホノカ「あれ?」ポロッポロッ

 

ホノカ(何で………これは、涙………?)

 

 

 

パチ………パチ………

 

 

 

ホノカ「……?」

 

 

 

パチパチパチパチ!

 

 

 

ホノカ「皆………」

 

ニコ「良いじゃない!」パチパチ

 

ハナヨ「凄いです!」パチパチ

 

エリ「ハラショー!」パチパチ

 

 

 

ホノカ(嗚呼、そっか………)

 

ホノカ「良かったよ、穂乃果」パチパチ

 

 

 

ホノカ(ホノカ………感動してたんだ)

 

 

 

 

 

 

 

~数分後~

 

ホノカ「もう、行っちゃうの?」

 

穂乃果「うん。穂乃果達は、元の世界に帰らなきゃ」

 

コトリ「えっと………」

 

穂乃果「大丈夫!コトリちゃんはこっちの世界で、もう一人の穂乃果を――――皆を支えてあげて」

 

ことり「そうだよ!……こっちの穂乃果ちゃん達は、私がちゃんと支えるから!」

 

コトリ「もう一人の私………ありがとう」

 

海未「貴女はまず基礎レッスンから始めないといけないですがね」

 

ことり「ひぃ~」

 

 

 

声の女「そろそろゲートが開きます!」

 

 

 

穂乃果「うん!………皆!そっちの世界で色々あると思うけど、穂乃果もこっちの世界で頑張るから!だから貴女達も頑張って!」

 

ホノカ「……うん!」

 

ウミ「………そうですね」

 

カティア「皆さんに神の御加護がありますように、私も祈りを捧げていますね」

 

希「カティアさん……」

 

カティア「私も、あの教会を再び信徒の集う場所とするために、頑張ります!!」

 

海未「カティアさん……」

 

凛「うん!………凛達も、頑張るにゃー!」

 

 

 

穂乃果「それから………コトリちゃん!」

 

コトリ「穂乃果ちゃん!?」

 

穂乃果「今までありがとう…………ッ!」ギュウウゥ

 

コトリ「ううん、私も………ありがとうッ!」ギュウウゥ

 

 

 

 

 

~数分後~

 

穂乃果「じゃあ、今まで色々あったけど……きっとあの時間は無駄なんかじゃなかったと思うよ。……さようなら!」

 

コトリ「うん!………穂乃果ちゃんも、元気でねッ!」ポロッポロッ

 

穂乃果「うん………ッ!」ギュウウゥ

 

穂乃果(嗚呼………)

 

穂乃果(もう………このことりちゃんには会えなくなるんだ)

 

穂乃果(一緒に歌うことも、)

 

穂乃果(踊ることも、)

 

穂乃果(生徒会の活動をするのだって、)

 

穂乃果(これからは、このことりちゃんと一緒じゃないんだ………)

 

 

 

コトリ「穂乃果ちゃん………」ポロッポロッ

 

穂乃果「………」ギュウウゥ

 

コトリ「穂乃果ちゃん………苦しいよ」ポロッポロッ

 

穂乃果「だってもう………会えなくなっちゃうから!」ポロッポロッ

 

穂乃果(馬鹿だなぁ。穂乃果。それは言っちゃ駄目なのに)

 

海未「穂乃果………」

 

 

 

声の女「開きました!」

 

 

 

ズズゥ……

 

 

 

声の女「すぐにこのゲートに飛び込んで下さい!」

 

 

 

海未「穂乃果!先に行きますよ!」ダッ

 

絵里「さようならっ!」ダッ

 

希「カティアさん、色々とありがとうございました!このご恩は忘れません!!」ダッ

 

カティア「いいえ。………希さんも、元いた世界で頑張って下さいね」

 

にこ「私も!……じゃあね、もう一人の私!元気でやんなさいよ!」ダッ

 

ニコ「うん!さようならっ!」

 

凛「行くにゃ~!」ダッ

 

花陽「待って凛ちゃん!」ダッ

 

真姫「穂乃果………。向こうで待ってるからね」ダッ

 

 

 

穂乃果「……ごめん、もう行くね」グスッ

 

穂乃果「本当に今までありがとう、コトリちゃん。大好きだよ」

 

コトリ「うん、私も大好き!」

 

穂乃果「さようならっ!」ダッ

 

 

 

ことり「……これからは、私があっちの世界の南ことり。……私、頑張るから!」

 

コトリ「うん!………あ、そういえば、」

 

ことり「うん?」

 

コトリ「このデッキは……私が持ってて良いの?」チャッ

 

ことり「勿論!それは貴女が頑張って作ったデッキでしょ?だから貴女が持っているべきだよ」

 

コトリ「そっか………ありがとう」

 

ことり「お礼なんかいいよ。……そろそろ行くね?」

 

コトリ「うん!行ってらっしゃい!」

 

ことり「………行ってきます!」

 

 

 

シュウゥン

 

 

 

ホノカ「行っちゃった………か」

 

 

 

コトリ「グスッ………グスッ…………ああぁっ、穂乃果ちゃん………穂乃果ちゃん………ヒック、あぁぁああ!!」ガクッ

 

ホノカ「………」ヒシッ

 

ホノカ「………よく我慢してたね」サスサスッ

 

コトリ「……だって………ヒック、これは、大切は穂乃果ちゃんの旅立ちだから…………!」ポロッポロッ

 

ホノカ「そうだね………」サスサスッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

穂乃果「??………ここは、どこ………?」

 

???「初めまして。君は、違う世界の高坂穂乃果さんで……いいのかな?」

 

穂乃果「………えっと、貴方は?」

 

???「――――俺の名前は、」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こうして、穂乃果達の冒険は幕を閉じた。

 

今にして思えば、あれは夢だったのかもしれない。そう思う瞬間が、ないわけではないけど――――

 

 

 

穂乃果「………」チャッ

 

 

 

こうして、あの時あの場所で着けていたお揃いのミサンガを見ていると、あれはやっぱり現実だったのだろうと、そう思える。そして――――

 

 

 

ことり「ハァ………ハァ………スクールアイドルって、大変ッ!」

 

海未「当たり前です。人前で輝くためには、こうした努力は続けなければいけないんですよ!」

 

ことり「ひぃ~!」

 

 

 

……まぁ。ああしてことりちゃんが努力している姿を眺めるのも、あの世界のことを現実だったと再認識させてくれる一因だったりする。

 

 

 

穂乃果「………今日は良い天気だなぁ」

 

 

 

今頃、あの世界でホノカ達は元気に暮らしているのだろうか?

 

あの病室で言っていた通り、笑顔でバトスピを楽しめているのだろうか?

 

穂乃果はというと………

 

 

 

穂乃果「ことりちゃん………バトルしようっ!」

 

ことり「うんっ!」

 

海未「こらっ、まだトレーニングが!」

 

穂乃果「ごめーん、少しことりちゃん借りるね!」

 

海未「まったく……」

 

 

 

こんな調子で、たまにバトスピという助け船をことりちゃんに出して楽しんだりしている。

 

 

 

ことり「いくよ穂乃果ちゃん!」

 

穂乃果「うん!」

 

穂乃果「ゲートオープン!」

 

ことり・穂乃果「「界放!!」」

 

 

 

Fin

 

 

 

 




最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!バトライブ!……内容はいかがでしたか?お楽しみ頂けたのでしたらこれ幸いです。
バトライブを書き出した当初は、果たしてこのボリュームを自分は書ききれるのだろうか?ととても不安でしたが、どうにか書き終えることが出来ました。面白い・つまらないはさておき、その点で今は一安心ですね。
一応全体の文自体は書き終えてしまいましたので、このページをあとがきとさせてもらいますが、細かい加筆・修正は今後も入れていくとは思います。

まぁ、つらつらと文を書いていますが、総じてこの物語を書くのはとても楽しかったです!今はラブライブ、バトルスピリッツ、それぞれのコンテンツに感謝の気持ちでいっぱいです!では、縁がればまたお会いしましょう!
また、『僕らは今のなかで』の歌詞が気になる方は、是非一度歌詞を確認して、そして曲を聴いてみて下さい!

byおわきー
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