バトライブ!~BattleSpilits × LoveLive!~   作:果樹 椿姫丸

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第2章
5.合流。そして……


希「ん~♥ここのご飯美味しいなぁ!」モッモッ

 

花陽「美味しいよね!とてもお米が美味しく炊けてるんだよね」

 

凛「かよちんのご飯も美味しいけど、ここのも美味しいにゃ~」

 

花陽「それを言われるとあんまり嬉しくないかも……」

 

凛「あっ、でも、かよちんのご飯が一番好きだよ?本当だよ?」

 

花陽「えへへ、ありがと////」

 

 

 

海未「それで………穂乃果、その、さっきは………」ペコッ

 

穂乃果「え?あぁ………いいっていいって!」

 

海未「ですが………」

 

穂乃果「いいってば!……それに海未ちゃん、きっとまた穂乃果のこと心配してくれたんでしょ?それなら別に良いよ。ありがとう」

 

海未「穂乃果………」

 

 

 

希「ねぇ、穂乃果ちゃん?さっきの話だけど………」

 

穂乃果「うん。これからどうするか、だね。……穂乃果個人としては、今すぐにでも絵里ちゃん達を探しにいきたいと思ってるよ」

 

凛「それじゃあ、」

 

穂乃果「でもね、穂乃果、実はもう一人の私に呼ばれてここまで来たんだ。だから、とりあえずはもう一度もう一人の私に会って、それから絵里ちゃん達を探しに行きたい」

 

海未「……もう一人の穂乃果は、どこにいるんですか?」

 

穂乃果「……もう一人の私は、バーニングシティに来いって、それだけ」

 

希「どこにいるのか分からないってことやね」

 

穂乃果「うん。これから何日で会えるのかも分からないし、お金もないから、もしかしたらカードバトラーとして名前を登録して、働かなきゃいけないかも………」

 

穂乃果「ごめんね、これは本当に穂乃果一人の問題だから、もし嫌なら海未ちゃん達は先に絵里ちゃん達を探しに行っても――――」

 

海未「よし、そういうことなら一緒にもう一人の穂乃果を探しましょう」

 

穂乃果「えっ」

 

海未「何を驚いているんですか?貴女がどんな決断をしても、貴女が考えて出した結論なら私達はついていく……そう言ったじゃないですか」

 

海未「誰か、異論がある人はいますか?」

 

 

 

のぞりん「「ありませ~ん!!」」

 

 

 

海未「……二人はこう言っていますが?」

 

穂乃果「海未ちゃん、希ちゃん、凛ちゃん、ありがとう………」ポロポロッ

 

 

 

カティア「あ、あの~……」

 

穂乃果「どうしました?」グスッ

 

カティア「高坂穂乃果さんほど有名な人の住所なら、調べればすぐ出るのでは?」

 

ほのうみ「「あっ」」

 

 

 

 

 

穂乃果(カティアさんの言うとおり、調べてみるともう一人の私の居場所はすぐにわかった)

 

穂乃果「すみません、何から何まで」

 

カティア「良いんですよ、流石にスマートバンドを持っていないことには驚きましたが。皆さん訳ありみたいですからね」

 

凛「そういえば穂乃果ちゃん、さっきはカードバトラーとして働かなきゃいけないかもしれないって言ってたけど、その………」

 

花陽「ちょっ………凛ちゃん!?」

 

穂乃果「良いの。もし働くにしても穂乃果は弱いって……そう言いたいんだよね?」

 

凛「………」コクッ

 

穂乃果「ごめんね、凛ちゃんの思ってる通り、穂乃果は弱いと思うよ」

 

ことり「穂乃果ちゃん!?穂乃果ちゃんは弱くなんか、――――」

 

穂乃果「でもね。穂乃果、負けられないんだ。もう一度もう一人の私と戦うまで、穂乃果は二度と負けない」

 

 

 

花陽「………」ゴクッ

 

海未(これがほんとに、あの穂乃果なんですか……!?)

 

希(凄い迫力………)

 

海未(この世界に来てからのたった数日の間に、穂乃果がここまで変わるなんて………)

 

 

 

穂乃果「それは、誰も例外なく皆だよ。凛ちゃんにも負けないし、μ´sの誰にも負けない。穂乃果は、もう負けられないんだ」

 

凛「…………。分かったにゃ」

 

 

 

皆「…………」シーン

 

 

 

穂乃果「……あっ、ごめんね!脅かすような言い方になっちゃって!………とりあえず、今日はここで一日休んで、明日もう一人の私のとこに行こうか!」

 

海未「……え、ええ。今日は皆疲れてるでしょうし、ひとまずゆっくりさせて頂きましょうか」

 

希「カティアさんも疲れてるやろうしな?」

 

カティア「え?私は別に……」

 

凛「カティアさん、ごめんね。ここのお金とか払ってもらって、それにここまで連れてきてもらって……」

 

カティア「え?ああ、良いんですって!ほんとにこれはこの間のお返しですから。気にしないでください」

 

希(やっと素の穂乃果ちゃんに戻った………つもりなんやろうなぁ本人は)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~後日~

 

ホノカ「………それで、こんな朝早くから私の所に来たってこと?」ファ~

 

穂乃果「うん、「私を倒したければバーニングシティに来い」と、貴女が言ってたってことりちゃんから聞いたから」

 

ホノカ「なるほどねぇ~」ンボー

 

ホノカ「うん、とりあえず中に入って良いよ」

 

穂乃果「あっ、そのことなんだけど………」

 

ホノカ「何?」

 

穂乃果「他の皆も一緒に入っていい?」

 

ホノカ「……早くしてね。眠い………」

 

穂乃果(こういう所は穂乃果と同じなんだね……)

 

 

 

 

 

~数分後~

 

凛「広いにゃ~!」

 

海未「……ここでは、一人で?」

 

ホノカ「うん。………もう寝てて良い?10分で良いから」

 

花陽「それはちょっと……」

 

ホノカ「うーん……」ムニャムニャ

 

花陽「モウネチャッタノォ!?」

 

ことり「こういう所は穂乃果ちゃんと同じなんだね」アハハ

 

 

 

ピンポーン

 

 

 

希「ん?もう一人の穂乃果ちゃん?客人みたいやで?」

 

ホノカ「今日は客人が多いなぁ……」トテトテ

 

 

 

 

 

ホノカ「ん………あー、来たか」

 

ホノカ「いや、何でもないよこっちの話だから。入っていいよ。玄関のドアロックは解除したから」

 

 

 

オジャマシマース

 

 

 

穂乃果「あれ?この声……」

 

ホノカ「こっちだよー」ガチャッ

 

 

 

???「広い家ねー」

 

穂乃果「あ………」

 

穂乃果「絵里ちゃん!?」

 

絵里「穂乃果!?」

 

にこ「絵里だけじゃないわよー」

 

真姫「おはよう」

 

りんぱな「真姫ちゃん!?」

 

希「やっほーにこっち」

 

穂乃果「ええ……何か簡単に皆揃っちゃったね……」

 

絵里「穂乃果達は6人で行動してたのね。安心したわ」

 

穂乃果「元々はそれぞれ3人で行動してたんだけどね。つい昨日合流出来たんだ」

 

真姫「たった2日で……凄いわね」

 

穂乃果「うん!奇跡だよね!」

 

 

 

ニコ「あー、お取り込み中悪いけど、私も入っていい?」

 

凛「もう一人のにこちゃん!?」

 

ニコ「外暑くて……。やっほーホノカ」

 

ホノカ「うん、ニコちゃん久しぶり」ボー

 

ニコ「相っ変わらず朝弱いのね………」

 

ホノカ「ニコちゃん………」

 

ニコ「何よ」

 

ホノカ「バトル負けたの?」

 

ニコ「えっ」ギクッ

 

ニコ「何でよ?」

 

ホノカ「そっか………負けたんだね。いや何となくだけど」

 

ホノカ「んー……」ミワタシ

 

ホノカ「ふーん……もう一人のにこちゃん、強いみたいだね」クスクス

 

ニコ「うっさいわよ」

 

にこ「もう一人の穂乃果?どうして私がその子に勝ったって分かったの?」

 

ホノカ「勘」

 

にこ「勘って………」

 

 

 

ホノカ「……で、もう一人の私は良いとして、そこの三人は何しにここに来たの?」

 

絵里「それは………」

 

ニコ「絵里。……分かってるよね?」

 

絵里「ごめんなさい、もう一人の穂乃果。私とバトルしてくれない?」

 

ホノカ「………」

 

海未「絵里!?」

 

穂乃果「絵里ちゃん!?」

 

ホノカ「………大体言いたいことは分かった。やろうか」

 

絵里「ええ。理解が早くて助かるわ」

 

ニコ(やっぱり、嘘つき……)

 

 

 

 

 

ニコ(結論から言うと、絵里はホノカに全く歯が立たなかった。初めから分かってたことよね。……馬鹿なやつ)

 

 

 

絵里「エンタープライズは、超装甲:赤を持っているわ!この効果で………っ」

 

ホノカ「剣武龍ムラマサ・ドラゴンでアタック!【起導】発揮!この効果で私のSバーストを強制発動させる!」

 

ホノカ「獅子王!……獅子王の効果でBP7000以下の相手スピリットを一体破壊!そして起導によって発動したこのカードは、BP15000以下の相手スピリット一体を破壊する!」

 

絵里「なっ………!?でも、エンタープライズには赤の超装甲が……」

 

ホノカ「そう、確かに超装甲は付いてるよ。……でもね、超装甲ではブレイヴの効果は防げない!」

 

絵里(そうか………これは重装甲じゃないっ……超装甲!)

 

ホノカ「エンタープライズを破壊!」

 

絵里「くっ………」

 

ホノカ「これで貴女を守るスピリットは0、ライフは残り2点……終わりだね」

 

絵里「ライフで………受けるわ」パリィン

 

 

 

 

 

 

 

穂乃果「絵里ちゃん!大丈夫!?」

 

絵里「ええ、平気よ……」

 

ホノカ「私の考えを改めさせたかった………そんなところかな?私にバトルを挑んだ理由は」

 

絵里「ええ………そうね。私も、この目で確かめるまで、この考えを肯定したくはなかったわ……」

 

ホノカ「何を言ってるの?」

 

絵里「にこともう一人のにこが言っていたこと……それが頭の中に強く残っていたの。………そしてそれが本当なのかどうか、その答えが今分かったわ」

 

にこ「絵里………?」

 

絵里「穂乃果……やっぱりこの穂乃果も、貴女と同じよ。何にも変わらない。この穂乃果は、貴女自身よ」

 

穂乃果「?……絵里ちゃん、何を言ってるの?……そりゃあ、こっちの穂乃果だって穂乃果だし、私だって穂乃果だよ?」

 

絵里「そうじゃないの。……貴女はまだ気がついてないでしょうけど、ごめんなさい。この子と貴女が、全く違う考え方をする人だと私には思えないわ」

 

穂乃果「絵里ちゃん……何言ってるの?………穂乃果、この穂乃果とは全然違うよ……。バトスピが楽しくて、だから、この穂乃果のことが許せなくて………」

 

絵里「それじゃあ、聞くけど………穂乃果、今バトスピしてて楽しい?」

 

穂乃果「え………」

 

穂乃果(あ、あれ?楽しい?………楽しいって、………あれ?穂乃果は、楽しいバトスピを守るために戦ってて………あれ?それで、楽し…………楽しいって?)

 

穂乃果「あれ?」ジワッ

 

ことり「穂乃果ちゃん!?」

 

穂乃果「あ………あれ?」ポロッポロッ

 

穂乃果(何で………泣いてるの、私………)

 

穂乃果「ごめん、絵里ちゃん………楽しいって………何だっけ?」

 

ことり「穂乃果ちゃん……」

 

 

 

穂乃果(もう一人の私と戦って以来、私は誰ともバトルしていない。それは、ことりちゃんが守ってくれたからだ)

 

穂乃果(でも、もし仮に今バトルしたとして、私は………穂乃果は心の底からバトルを楽しめるだろうか?)

 

絵里「貴女も………もう少し素直になっても良いかもね」ポンッ

 

ホノカ「どういう意味………」

 

絵里「さぁね」

 

 

 

 

 

ホノカ「そんな状態じゃバトルする気にもなれないね」ハァ

 

ホノカ「まぁ、いいや。せっかくここまで来たんだし、これから私がする話をよく頭に入れておくと良いよ」

 

ホノカ「一週間後………バーニングシティでバトルスピリッツ全日本大会が行われる。本当は地区予選を勝ち抜く必要があるけど……貴女達9人は特別招待。そのまま会場に足を運べば出場出来るよ」

 

花陽「貴女を倒したければそこに来いって………そういうことですか?」

 

ホノカ「うん、そう。………相応の準備をしてくることをオススメするよ。今のままじゃ、多分誰も私を倒せないから」

 

海未「穂乃果は…………どうするんですか?」

 

穂乃果「私は………」

 

 




今回は短めです。
無事に9人皆揃いました。朝が弱いところも、穂乃果の魅力の一つですねー。

バトル解説………重装甲は指定された色のスピリット、マジック、ネクサス、ブレイヴの効果を受けないという効果ですが、超装甲は、指定された色のスピリット、マジック、ネクサス、アルティメットの効果を受けないという効果です。
つまり、重装甲はブレイヴの効果を弾きますが、超装甲では弾けないのです。逆もまた然りで、重装甲ではアルティメットの効果を弾けません。良し悪しですね。
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