魔法科高校の劣等生〜幻の家系の落ちこぼれとして生まれた男 作:シシィ
身長:181.0
生年月日:2079年5月12日
得意な魔法:古式魔法
家族:父・水無月家の当主
母・5歳のとき他界
兄が2人・どっちも嫌ってる
咲・メイド、妹のように可愛がっている
と言った感じですかね。
今日はあの人が登場します
「早く来過ぎたか?この時間どう暇を潰そうか」
ここは、国立魔法大学付属第一高校
それが俺の通う高校の名前。立地場所は東京都の八王子市。毎年、国立魔法大学へと進学する卒業生を最も多く輩出しているエリート校として知られている。
しかし、実際にはエリートに分類されるのは第一校に在籍する生徒の内、わずか半数程度でしかない。そうかどうかを識別するのは、エンブレムの有無。俺にはそのエンブレムがない。エンブレムを持つ生徒をその形状から「ブルーム」と呼び、エンブレムを持たない生徒を「ウィード『雑草または補欠』」と呼ぶ。ウィードは差別用語として一応校則で禁止されており、普段はブルームの事を「一科生」、ウィードの事を「二科生」と呼んでいる。
つまり、俺は二科生であり、補欠なのだ。
まあ、今の俺にはふさわしい称号か
そう思いながら歩いていると、
「納得がいきません!」
何やら階段のそばで言い合っている兄妹(主に妹の方が)がいた
兄の方が二科生で、妹の方が一科生
「また言ってるのか?」
「なぜお兄様が補欠なのですか!本来なら入試の成績がトップだったお兄様が総代に相応しいはずなのに!」
俺は驚いていた。まさかこの前俺と咲が言い合ってたときと似たようなことを言っていた、こんな偶然もあるんだな。おそらく妹は相当ブラコンだな
「ここは魔法科高校なんだからペーパーテストよりも実技試験が優先されるのは当たり前だろう。むしろニ科生でも入れたのが奇跡なくらいだ」
そう言った兄に妹は怒鳴った
「そんな覇気の無いことでどうするんですか!魔法だって、お兄様が本気を出せば・・」
「深雪!それを言っても仕方のないことだよ」
と明らかに失言だろうと思うことを言ったようで流石に兄の方の琴線に触れたらしい
「申し訳ありません。」
「いいんだよ、深雪。お前が俺の事を理解してくれている。俺はそれで充分だ」
兄の方もシスコンだなと思った。それにしても兄の方は相当な手練れだな、絶対に敵に回したくない相手だと思いつつ、俺はその場を後にした
☆★☆
俺はベンチでスクリーン型の携帯端末で魔法工学の論文を読んで暇を潰していた。そのとき通りかかった二人の少女は
「ねぇあの子ウィードじゃない?こんな早く来て張り切っちゃって」
「所詮補欠なのにね」
という会話を耳にした。良い気はしないから聞いてないふりをして論文を見ていたら
「すみません」
と声をかけられたから顔を上げてみると、さっきの兄が立っていた
「お隣いいですか。」
「どうぞ」
と言って俺は少しずれて兄がそこ座った
「新入生だよな、俺は水無月狭司だ、狭司と呼んでくれ、よろしくな。」
俺は右手を差し伸べた
「俺は司波達也だ。俺も達也でいい、こちらこそよろしくな」
と俺たちはお互いに握手をした
「それにしてもさっきは大変だったな、お前の妹が暴走して」
そう言ったら達也は訝しげな顔をして
「盗み聞きは感心しないな」
「聞いてきたから仕方ないだろう。それに俺も似たようなことを前にメイドの咲とやっていたからな」
「専属のメイドがいるのか?」
「まあな」
「そうか、みっともないところ見せてしまったな
ところで、それは魔法工学の論文か?
「ん?よく分かったな、これ大学で学ぶやつだが興味あってな読んでいた」
「そうか、俺もそれに興味あったからついな」
「ハハッそうか」
と俺たちがこんな会話をしていたら
「新入生ですね。 開場の時間ですよ」
俺たちは声のする方を見てみると上級生らしい小柄な女性がいた
「ありがとうございます!今、行きます。」
俺は頭を下げたとき、彼女の右腕に付けていたCADに目が溜まった
CADとは術式補助演算機という魔法を発動するときに使う道具のことだ
しかし、この学校でCADの携帯を許可されているのは生徒会や風紀委員などの役職につく生徒だけである
「私は生徒会長を勤めています。 七草真由美です。ななくさと書いてさえぐさと読みます。よろしくね。」
(ナンバーズしかも「万能」で知られている七草か)
「自分は、水無月狭司です。こちらこそよろしくお願いします」
「俺、いや自分は司波達也です。」
「司波達也君に水無月狭司君。そう、あなた達が噂の。」
「噂とは?」
と俺は尋ねてみると
「ええ。先生方の間ではあなた達の話で持ちきりよ。司波君と水無月君共に入学試験、七教科平均、百点満点中九十六点。特に魔法理論と魔法工学は両方とも小論文を含め文句なしの百点。前代未聞の高得点。しかも、水無月君ってあの幻の古式魔法師の水無月家でしょ。」
「よくご存知ですね。ですが、俺はその中の出来損ないでしたから」
そう言うと、七草先輩はこてっと首を傾げて
「どういう意味?」
「そのままの意味ですよ。」
「・・・。」
「会長!もうすぐ始まりますよ!あっ!お話中でしたか?」
そしてこの沈黙を解いてくれたのはこれはまた小柄女子生徒だった。おそらくこの人も生徒会の役員だろう
「大丈夫よ、あーちゃん。ではまたね達也くん、狭司君。さっきの話はまた今度聞かせてね」
と七草先輩は俺にそう言って体育館に向かった。
「さて、俺たちも行こうか」
「ああ」
俺たちも体育館に向かった
どうでしたか?
次回はおきまりのメンバーが登場します