魔法科高校の劣等生〜幻の家系の落ちこぼれとして生まれた男   作:シシィ

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続きです。




第2話

「ところで、さっきの話はどういう意味なんだ?」

と達也が向かう途中で聞いてきた

 

「ん?まあ、達也ならいいか。さっき七草先輩が言っていたとおり水無月家は古式魔法師として有名なんだ。俺はその水無月家の当主の息子なんだが、俺は生まれつき魔法が使えなくてな、家族からは出来損ないと呼ばれていた。そして、そんな息子を置いておくのはみっともないと思ったのか俺は家を追い出されて1人でここに引っ越された。」

 

「ひどい話だな、だが全く使えないということはないんだろ?」

 

「まあな、古式魔法と現代魔法を少しとCADの調整ができる。むしろこっちの方が興味ある」

 

「そうか、俺も興味あってここに入ったのも魔工技師を目指すためだからな」

 

「そうなんだ、俺は、今の自分を変えるためにたくさんの魔法をここで学んで自分のものにしたい。っともう着いたみたいだな」

 

こんな話をしていたらいつの間にか入学式の会場についていた

 

「えっ・・」

しかし、俺が見た光景はおそらく席は自由なのだろうが、見事に前半分を一科生、後ろ半分を二科生が綺麗に分けられていた

 

「達也、これどう思う?」

 

「最も差別意識が強いのは、差別されている者である、か…」

 

「ははー、これはこれですげーよな。ん?達也ここ空いてるぜ」

 

「ああ」

 

と俺たちはそこに座って、入学式が始まるのを待っていたら

 

「あのー」

俺は声のする方を見てみると今時珍しいメガネをかけた女子生徒がいた

 

「お隣空いていますか?」

おそらく彼女は霊子放射光過敏症なのだろう

 

「空いてますよ」

と俺は彼女ともう一人の女子生徒に席に座るようにした

 

「私は柴田美月と言います。どうぞよろしくお願いします。」

 

「私は千葉エリカ、エリカでいいわ。よろしくね」

(「千葉」あの百家の千葉か世間は狭いな)

 

「俺は水無月狭司、狭司と呼んでくれ。よろしくな」

 

「俺は司波達也、俺も達也でいい。こちらこそよろしく」

 

とそんな会話をしていたらいつの間にか入学式が始まった

 

☆★☆

最初は生徒会役員や風紀委員会の紹介から始まった。次に新入生総代が「皆等しく」や「一丸となって」とか「魔法以外に」とか「総合的に」など際どいフレーズが多々盛り込まれ、それを上手く建前で包み込んだ答辞を読んでいたが、新入生代表の美貌に見とれ、誰も気にしてはいなかった

 

「すごいなお前の妹随分際どいこと言ってるな」

と俺は苦笑気味に言うと

 

「全くだ、後で注意しておく」

 

「まあ笑他の奴らは彼女の美貌に見とれて全然聞いてないからいいんじゃね。」

 

そして入学式は滞りなく終わった。

式が終わって、クラスのIDが交付された偶然にも俺と達也、エリカに美月とかの4人が同じE組だった。俺としても知り合いと一緒になって正直ホッとしていた

 

「でも偶然よね、シバにシバタにチバ。似ているものどうし同じクラスなんて」

 

「俺はミナヅキと全く違うが」

とへこみ気味にエリカの言葉を返すと、エリカは慌てて

 

「べっ別に仲間はずれにしたわけじゃないよ」

 

「分かってるよ笑ただエリカをからかっただけさ」

俺は悪戯っぽく笑って言った

 

「あー!ひっどーい」

 

「「「ハハハハッ」」」

 

「もー、それはそれとしてどうする? あたしらもホームルーム行ってみる?」

 

「俺は妹と待ち合わせしてるから」

 

「あっもしかしてさっきの新入生総代の人ですか?」

その一言に達也と俺は驚いていた。

 

「えっ!もしかして双子?」

 

「よく聞かれるが、俺の方が早生まれなんだ。俺の方が四月生まれで妹が三月生まれなんだ。それにしてもよく俺たちが兄妹だって分かったな狭司以外に話していないが」

 

「なんとなくお二人のオーラは凛とした表情が似ていたので」

と美月が言った瞬間一瞬で達也の顔が変わった

 

「オーラの表情がわかるなんて、本当に目がいいんだね」

そう言うと美月は怯えた顔をした。俺はため息をして達也に言った

 

「落ち着け達也、美月が怯えてる。」

 

「悪い」

 

「お兄様!」

そんな中達也の妹の司波深雪が駆けつけてきた後ろに七草先輩と入学式の時紹介された服部刑部少丞範蔵副会長がいた

 

「お兄様、お待たせ致しました」

 

「やあ、早かったね」

 

「こんにちは、司波君、水無月君また会いましたね」

と七草先輩が言った瞬間後ろの副会長が俺たちに睨んできた

 

「ところでお兄様、早速デートですか?」

俺は正直背筋が凍った、彼女は確かに顔では笑っていたがその奥には怒りが現れていた。俺も隣にいたんだが眼中になかった

 

「そんな訳ないだろ、この二人はクラスメイトだし、男がもう一人いるのだからデートではないよ。そう言い方は失礼だろ」

お兄様からのお叱りに対して

 

「申し訳ありません、司波深雪です。どうぞよろしくお願いします。」

 

「水無月狭司です。よろしくお願いします。狭司と呼んでください」

 

「柴田美月です。こちらこそよろしくお願いします。」

 

「私は千葉エリカ、エリカでいいわ。深雪って呼んでいい?」

 

「ええーもちろん」

 

「深雪って結構気さく?」

深雪はすぐに俺たちと溶け込んだ

 

「深雪、生徒会の方は済んだのか?」

と言うと七草先輩は

 

「大丈夫ですよ、今日は挨拶に来ただけですから。」

 

「会長!」

流石にこの副会長に動揺する

「司波さん、私も深雪さんと呼んでいいかしら?」

 

「ええーもちろん」

 

「では深雪さんまた後ほど司波くんと水無月くんもまた今度お話ししましょう。では失礼します」

 

と七草先輩は俺たちに微笑んだ去って行った

副会長も俺たちに睨みをきかせ七草先輩の後をついて行った。流石にあれは怖かった

 

「さて、俺はもう帰るよ。じゃあまた明日」

 

「ああ、またな」

俺は真っ直ぐ家に帰った

 

「ただいまー」

そう言うと咲が飛んで来た

 

「お帰りなさいませ!狭司様、どうでしたか?学校は」

 

「なかなか面白いところだったよ、十師族やいろんな家系がいたよ。俺と気が合いそうな奴もいた」

 

「それは良かったですね。夕食が出来ています。お食べになりますか?」

 

「そうだな、咲が作った料理は出来立てが一番だからな」

 

「では、ご用意いたします。着替えて待っていてください」

と咲は微笑みながら台所へ行った

 

☆★☆

咲の料理がどれも美味しくて、ついつい食べ過ぎてしまった。これは少し動かないとまずいと思った

 

「ちょっと腹ごしらえに散歩してくる」

 

「分かりました、行ってらしゃいませ。」

 

俺は家を出て家の近くにある公園まで歩いて行った。気配を感じたので俺は自分しか持ってない写輪眼で見たら公園中で男4人が一人の女を囲んでいた、どう見てもナンパだった。ナンパされている女はなんと七草先輩だった。俺はため息をして、そこへ向かった

 

「なあ、いいだろう」

 

「おい、その人が困ってるだろ」

 

 

 

 

 

 

 

 




やっとなると要素を取り入れることができて良かったです

次は狭司くんの能力が分かります
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