魔法科高校の劣等生〜幻の家系の落ちこぼれとして生まれた男   作:シシィ

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お久しぶりです

すみません怠けすぎました。。。
最近他のアニメにはまっていたもので

では、どうぞ


第5話

「おはよう咲」

 

「あ、おはようございます狭司様。朝ごはんが出来ております。」

 

「ああ、この朝ごはんもしばらく食べられないのか」

 

「そうですね、私もこうして狭司様に朝の挨拶をしたり朝ごはんを作るのもしばらく出来ないのですね」

 

「まあ、それもしばらくの間だ」

 

「そうですね、どうぞお弁当です。」

 

「ああ、ありがとう。じゃあ俺はもう出るよ。」

 

「はい!玄関までお見送りいたします。」

この笑顔もしばらく見られないのか

 

俺たちは玄関前まで一緒に行った

 

「じゃあ、行って来るよそれとまたな」

 

「はい!行ってらっしゃいませ狭司様!そしてまたお会いしましょう」

 

「ああ」

そして俺はこの光景を目に焼き付け外に出た

 

「はぁー」

 

「どうしたの?ため息なんかついて」

 

「うわぁ!ビックリした脅かさないでくださいよ真由美さん」

そういえばこの人約束していたんだ

 

「だって狭司くんなんだか思いつめているような感じだったから挨拶かけ辛くて」

 

「すみません、ご心配おかけしました。改めて、おはようございます真由美さん」

 

「おはよう狭司くん」

と真由美さんは微笑だ

俺は思わず見入ってしまった

 

「では行きましょうか」

 

「ええ、ところでさっき玄関前にいた女の子って誰?狭司くんの妹?」

 

「ええまあそんなトコです」

 

「へえ、そうなんだ。でもなんであんな暗い顔していたの?あんなに可愛い妹がいるのに」

 

「まあ色々とありまして」

 

「家の事情?」

 

「ええ。そういえば何か話しがあったのではなかったんですか?」

 

「その事なんだけど、あ!」

真由美さんは前の何かに気がついた

俺もその方を見たすると見覚えのある兄妹に驚きかつヤバイと思った。お願いだから真由美さんあの2人に声をかけないで欲しい、しかしその願いは叶わなかった

 

「おはよう!達也くーん、深雪さーん」

 

「ちょっと真由美さん!何をしてくれるんですか!」

こんなところあの2人に見られたら、後で何を言われるか

 

「え?だって挨拶はしなきゃいけないでしょ?」

 

「それはそうですけど」

 

「おはようございます、会長、狭司」

 

「おはようございます、会長、狭司さん」

 

「おはよう、達也、深雪」

 

「いつも一緒に行っているんですね会長さん達って」

 

「えぇ家が近いですしね」

 

「それより深雪さん、お昼はご用意はありますか?無いのであれば是非とも生徒会室に来てもらってもよろしいでしょうか?もちろん狭司君もです」

 

「分かりました」

深雪は難なく了承した

 

「何故おれも行かなくてはならないのですか?」

 

「ちょっとあなたにも話があるからよ」

 

「はあ、分かりました」

俺も了承した、あまり気乗りはしないが

 

そして、授業も無事に終わり、早くも昼休みだ。

とてつもなく足が重い

 

「狭司、行くぞ」

 

「良いな、達也は深雪の付き添いとしてだもんな」

 

「あれ?2人とも一緒に食べないの?」

 

「ああ、これから生徒会室に行くんだ」

 

「うわぁ、早くも目付けられたの?」

 

「深雪と狭司がな、俺はただ深雪の付き添いで行くだけだ」

 

「そうとは限らないぜ、真由、いや会長はあの時のことを見ているから、あの人のことだから勧誘すると思うぞ」

 

「嫌なこと言うなよ」

 

「さて、深雪を迎えに行くか」

 

☆★☆

俺ら3人は生徒会室に来ていた

 

そこには真由美さんと3人の役員がいた

俺は達也の隣に座り弁当を広げ食っていた。他の人たちは学食やら弁当やらで済ましていた。

すると真由美さんが

 

「狭司くん、お弁当作れるの?」

 

「いえ、妹の咲が作ってくれて」

 

「妹さんって今朝玄関の前にいた」

 

「はい、その通りです」

 

「会長、そろそろ紹介してください」

 

「そうね、紹介するわね。彼女は会計の市原鈴音通称リンちゃん」

 

「そう呼んでいるのは会長だけです」

 

「こちらが風紀委員長の渡辺摩利」

 

「こちらが書記の中条あずさ通称あーちゃん」

 

「会長!下級生の前であーちゃんはやめてください!私にも立場というものが」

 

「あと副会長のはんぞー君を合わせて今期の生徒会役委員

 

です。」

鈴姉と中条先輩の反論を完全に無視した

「1年E組の司波達也です」

 

「1年A組の司波深雪です」

 

「1年E組の水無月狭司です」

と俺の名前を言うと渡辺先輩が

 

「ほう、彼がいま真由美が注目している子か」

 

「ちょっと摩利!」

 

「お久しぶりですね、狭司くん」

 

「お久しぶりです、鈴姉」

 

「ふふ、その名前で呼ばれるの久しぶりですね」

 

「え!リンちゃん狭司くんと知り合いなの?」

 

「ええ、狭司くんとは小さい頃に家との関係でよく一緒に遊んでいました。ですが、ある時からその関係が途絶えてしまって、そこからはあまり彼と連絡が取れなくなって再会できたのが今日のこの時間です」

 

「まあ、俺は入学式の時の紹介から知っていたので機会があれば挨拶しようと思っていました。しかし懐かしいですね、6年振りでしたっけ?」

 

「はい、しかし変わりましたね6年前と違って男前になりましたね」

 

「まあ、あの後もいろいろありましたから。しかし今でもあの時のことは忘れません」

 

「私もです」

 

「ちょっと2人とも感動の再会はいいのだけど私たちはすっかり蚊帳の外よ」

 

「すみません会長、あまりにも再会できたのが嬉しくて」

 

「私もです」

 

「さて、そろそろ本題に入るわね」

 

「深雪さん、貴方には生徒会に入ってもらいたいの新入生総代と務めた生徒は代々生徒会に入ってもらうことになっているのです。そして狭司君、君には風紀委員会に入ってもらいます。」

 

「俺はなぜ風紀委員に?理由を聞いても」

 

「分かりました。昨日貴方は玄関での揉め事を止めてくれましたよね。」

真由美さんはどうやら昨日の出来事を言っているようだ

 

「あの『金縛り』は生徒が魔法を無許可に使用した際に怪我させずに取りおさえることができるからです。私の魔法はどうしても生徒に怪我をさせてしまいますからあなたの魔法は風紀委員会にとって必要なものなんです」

 

「成る程、大体理解はしました。しかし、俺はお断りします」

 

「その理由を聞いても?」

 

「良いでしょう、まず取りおさえる生徒って一科生ですよね、二科生である俺が取りおさえるのは一科にとってあまり良い気はしないと思いますけど」

 

「そうね、でも私はその前にもあなたの力は見ているし体験もしたから誤魔化しは効かないからね」

 

「それともう一つ、俺は現代魔法はあまり使えませんがそれでも良いなら」

 

「ええ、大丈夫よそれにあなたの『写輪眼』もあるからね」

と真由美さんは微笑みながら言った

 

「分かりました、入ります」

 

「本当!ありがとう」

真由美さんは満面な笑みを浮かべていた

 

「ほう、君は随分真由美に気に入られているようだがそんなに強いのか?」

 

「摩利貴方何か企んでる?」

 

「私と模擬戦をしてみないか?」

その言葉に真由美さんが

 

「駄目よ摩利貴方がやると勝負が」

 

「別にいいですよ」

 

「狭司くんまで」

 

「随分と余裕だな良し放課後第3演習場に来い。」

 

「分かりました」

すると深雪が

 

「待ってください!」

 

「会長は兄の入試の成績をご存知ですか?」

すると急に達也の顔が一変した

 

「私を勧誘してくださったのは光栄ではありますが有能な人材を迎え入れると言うのなら、兄も一緒にというのはいけないでしょうか!」

 

「おい!深雪」

 

「残念ながら、それはできません」

 

その言葉は真由美さんからではなくその隣に座る鈴姉からだった。

 

「生徒会の役員は第一科の生徒から選ばれます。これは不文律ではなく、規則です。これを覆す為には全校生徒の参加する生徒総会で制度の改定が決議される必要があります」

さすがに反論はないみたいだ

 

「……申し訳ありませんでした。分をわきまえぬ差し出口、お許しください」

 

「ええと、それでは、深雪さんには書記として今期の生徒会に加わっていただくということでよろしいですね?」

 

「はい、精一杯務めさせていただきます」

これで一件落着、いや待てよ

 

「会長、俺を風紀委員会に入れたということは二科生でも風紀委員会は入ることできますよね?」

 

「ええ、そうね」

 

「つまり、二科生である達也も入ることできますよね」

俺は口元を吊り上げて達也の方を見て言った

 

「ナイスよ!」

 

「はあ?」

急に立ち上がった真由美さんに思わず間の抜けた声を出してしまった達也

 

「そうよ、風紀委員なら問題ないじゃない。摩利、生徒会は司波達也くんを風紀委員に指名します」

 

「覚えていろよ、狭司」

 

「さて、そろそろお昼休みも終わりますから続きは放課後で、模擬戦の準備もしておきます」

 

☆★☆

 

そして放課後俺たち3人は生徒会に行った。するとその後に副会長の服部先輩が来た。

 

「会長この3人は?」

 

「深雪さんは生徒会に入ることになって達也君と狭司くんは生徒会役推薦で風紀委員会に入ることになったわ」

と話すと服部副会長が俺たちの方を向き、

 

「副会長の服部刑部はっとりぎょうぶです。司波さん、生徒会へようこそ」

おいおい、俺たちは無視ですか

 

「早速だけどあーちゃん、お願いね」

「…ハイ」

今の空気にぎこちない笑みで真由美さんに頷くとあずさ先輩は深雪に生徒会の説明のために端末の方へと誘導した。

 

「じゃあ、あたしらも移動しようか」

 

「どちらへ?」

 

「第3演習場だよ。そのあと彼らには風紀委員本部に来てもらう、色々見てもらいながらの方がわかりやすいだろうからね」

 

生徒会と風紀委員会本部は中で繋がっているようで摩利は出口ではなくその繋がっている通路の方へと歩きながら達也の問いに答える。

 

「渡辺先輩、待ってください」

おっと、やはりつかかってきたか

さあどうなる?

 

「なんだね?服部刑部少丞範蔵副会長?」

 

「フルネームで呼ばないでください!」

 

「じゃあ服部範蔵副会長」

 

「服部刑部です!」

 

「それは名前じゃなくお前の官職だろう?」

 

「僕が言いたいのはそうではなく、、、その二科生たちを風紀委員に任命するのは反対です!」

 

「彼等を指名したのは私と生徒会長だ。口頭であったとしても、その効力に変わりはない」

「本人…特に司波の方は受諾していないと聞いています。受け入れるまで、正式な指名にはなりません」

 

「それは彼の問題だ。そして私達の意思表示が覆ることはない、残るは彼の意思だけであって。服部、お前には無い」

そうは言っても納得できないのが実力のあるエリート様なんだよな

だがちょっと感情的になりすぎじゃないか?

 

「過去、ウィードを任命した過去はありませんよ」

おい、それって禁止用語なんじゃ

 

「言葉を慎め、それは禁止用語だ。風紀委員長である私の前で使用とは恐れ入るなぁオイ」

おっと委員長の気に障ったらしい、そりゃそうだ

 

「そもそも風紀委員は力で取りしまる役職なんですよッ、実力の劣る二科生にそれが務まるワケがない!」

 

「実力にも色々ある。魔法の資質と戦闘力は同義ではないぞ、それに司波には魔法を予測する目と頭脳がある」

 

「…何だと?」

 

「それに、水無月は生徒会長直々の推薦だ」

 

「本当ですか?会長」

 

「ええ、彼の魔法は生徒会、いえ風紀委員にとって必要だと思っています」

 

「不正使用の魔法の種類によって罰則が変化する以上、彼らの技能はとてもやくに立つだろう」

 

「しかし…」

 

「それに、これから水無月とは模擬戦で実力を見せてもらうそこで彼の魔法を見ればいいだろう」

 

「そしてもう一つ理由がある。今までは一科生の取り締まるが当たり前だったがそれがかえって二科生との溝を深めることにもなっていた。今回彼等を入れることで、生徒会がその差別意識を是正するという姿勢を示す意味合いもあるのだよ」

そんなことはわかっているはずだかな

 

「やはり反対です。魔法力の乏しい彼等に務まるとは思えない」

その服部先輩の言葉に

 

「お待ちください!」

やはり深雪が反論してきた、そりゃそうだな大好きな兄の悪口を言われてたら、反論したくなるよな

 

「兄は実力では負けません」




次は摩利vs狭司です。
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