アイドルマスターシンデレラガールズ〜ただ元アイドルの電撃出演AVが観たいだけの男 作:青のマキバオー
「おい前川ァ!」
場所はとあるスタジオ
普段アイドルなんぞ徒歩か電車使わせて一人で行かせてるが今回は挨拶回りとか諸々の事情で随伴している
「ヒャッ! ……Pちゃんのその急に叫ぶの良い加減にして欲しいにゃ」
「煩いぞクソガキ。 俺に指図できる立場か?あ?」
「それ普通にパワハラだから訴えたら勝てると思うんだけど…」
「猫キャラ崩れて常識人出てるぞ」
「にゃっ! 危ないにゃ。 収録前だからちゃんと固めないと……って! みくはいつでも常識猫にゃ!」
「猫キャラとかふざけたことやってる奴が常識的なわけないだろ人に謝れ畜生」
「Pちゃん本当に口悪いにゃ。 真面目なみくが死を願うとかヤバすぎにゃ」
ガチでドン引きしている目である
「それで? 用事はなんなのにゃ? みくは集中しなきゃいけないのにゃ。 Pちゃんのコミュニケーションは憎悪と殺意しか生まないから勘弁して欲しいにゃ」
「色々言いたいがまあ無視してやろう。 俺は常識人だからな」
んでだ、と続ける
「お前AV出ない?」
「……Pちゃんはある程度売れてきたらAV出させるって噂本当だったんだにゃ……」
「そりゃあお前、AV堕ちした元アイドルジャンルを増やすためにこの仕事始めたんだし当たり前だろ。 いや、てか今はそれ関係ないから。 ほれ、あれだあれ。 ちょーっと猫ちゃんと戯れるだけだ。 好きだろお前」
「猫ちゃんは好きだけど猫ちゃん(意味深)は別物にゃ!」
「?? お前はさっきから何を言ってんだ? 人の好意を無下にするとか張り倒すぞ」
まあいい
「で? 出るの?出ないの?」
「ぜーったい!NGにゃ! またそんな仕事持ってきたら猫パンチ(ガチ)食らわせちゃうにゃ!」
「ちっ、わーったわーった。 ったく、こっちが下手に出てりゃいい気になりやがって」
言いながらスマホを取り出しどこかへ電話をかける
「……あ、どうもちひらさん! 前川のクソが仕事断ったのであの仕事市原に回しといてください。 はい、はい。 わかりました失礼します!」
背筋をピンとし電話越しに頭を下げる純正ジャパニーズスタイルで電話する俺をつちのこを見るような目で横の汚物が見ているが無視だ無視。 ちひろ様にタメ口なんて使えるわけがないだろ
「まるで別人……っていやいや!? さっき仁奈ちゃんの名前出てなかった!? それは流石にヤバイでしょ!!?」
「前川キャラキャラ」
「それどころじゃないにゃ!!」
「あいつが是非とも出たいってうるせーんだよ。 お前が断ったら回すって約束したからしょうがないだろ」
「だ…だからって小学生にア、アダルトビデオなんていけないにゃ!」
「は?」
「…え?」
何を言ってるんだこのなんちゃって猫キャラ
「……俺が言ってたのはアニマルビデオだぞ。 お前が猫好きだからって言うから取ってきた仕事だ」
「………え?」
「これから収録始めまーす。 出演者の方は集まってください!」
「ほら行って来い脳みそ発情期」
その後前川は収録を終えた後俺に土下座で謝ったが人の善意を疑うカスに慈悲はなく、結局アニマルビデオの出演は市原のものとなった
俺はプロデューサー、約束を守る男だ