遊戯王ARC-V 転生少女の決闘   作:YM

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 一回完全に削除してから投稿し直しました。すいません。元のデュエルでは効果の勘違いで全体が破綻していたので、最初から全然別物になってます。幸先が不安だ……。

 デュエルディスクの先攻後攻の決定はライディングデュエルを除いて今回のようにランダムに決定権が得られるという風にします。そうすると一応アニメとも大体辻褄が合うので。

 あと本作ではアクションカードは奇跡、回避、ミラー・バリア、大脱出、その他クロス・オーバーとクロス・オーバー・アクセルで使用されたアクションマジックを汎用のものとして扱います。

2017/3/3 アロマセラフィ―アンゼリカが除外されてる説明を追加。後書きを修正

2018/12/4 4500円のパフェの名前をちょっとだけ変更


第二話 LDSの留学生

「ちょっといいかな、そこのお嬢さん」

「……ん?私?」

「そうそう。初めまして、僕はデニス・マックフィールド。エンターテイナーで、LDSジュニアユースの留学生さ」

 

 いきなり自己紹介されても。……私も自己紹介したらいいのか?

 

「私は花吹雪香。ジュニアユースのシンクロコースに所属してるよ」

「カオリか。いい名前だね。ところで僕は初めてここ、LDS本部に来たんだけど、よければここを案内してくれないかな?」

 

 えー、今日はLDSの講義もないし、遊勝塾に行こうと思ってたんだけど。最近は暇さえあれば遊勝塾に入り浸っている。子供たちにデュエルを教えたり、柚子りんとデュエルしたり、遊勝塾のデュエルを観戦したり。LDSのデュエルとは違った趣があって結構楽しい。

 

「へえ、女性にエスコートさせるのかな、デニー?」

「おっと、これは手厳しい。じゃ、デュエルをしない?僕が勝ったら案内してもらう。君が勝ったら……」

「それじゃ、駅前の喫茶店でパフェでも奢ってもらおうかな」

「OK。それじゃ、アクションデュエルを始めようか」

 

◆ ◆ ◆

 

 アクションフィールド、オン 『プレインプレーン』

 

「戦いの殿堂に集いしデュエリストたちが!」

「モンスターとともに地を蹴り、宙を舞い!」

「フィールド内を駆け巡る!」

「見よ!これぞデュエルの最強進化形!」

「アクション…」

「「デュエル!」」

 

 カオリ LP 4000

 デニス LP 4000

 

 LDSのコートを使ってデュエル。結構観戦に来ている人(LDSの塾生)が多い。私のデュエルは毎回意外と観戦者が多いけど、今回はデニーを見に来た人も多いみたいだ。というか、女性客が多い。デニーはここでデュエルするのは初めて見たいだから、ファンというより興味があって来ている感じかな。

 デュエルディスクには私に先攻後攻の決定権があることが示されている。取りあえずアクションカードを確保しに行きながら始めますか。

 

「先攻は貰うよ。私のターン!まずは手札から黄金の天道虫(ゴールデン・レディバグ)を見せて効果発動。スタンバイフェイズにこのカードを見せて、ターン終了時までこのカードを公開することでライフを500回復する」

 

 カオリ LP 4000 → 4500

 

「メインフェイズ、手札からアロマージ―ジャスミンを召喚」

 

 アロマージ―ジャスミン レベル2 ATK 100

 

「カードを二枚セットしてターンエンド」

 

「あの子、攻撃力100のモンスターを攻撃表示でそのままに?」

「いや、伏せカード二枚で守り切る気なんだろう。ジュニアユースのシンクロコースのエリートだからな、カオリは」

「へえ、あの子が例の無敗女王……」

 

 観客がさらに集まってきたなあ。これは盛り上げないと。もう私のターンは終わってるけど。

 

「それじゃ、僕のターン!まずはEmトリック・クラウンを召喚!」

 

 Emトリック・クラウン レベル4 ATK 1600

 

 エンタメイジ……?エンタメイトと何か関係があるのかな。うわー、この人もメインキャラっぽい。もう私がっつりストーリーに関わってるなあ。

 

「そして手札からEmハットトリッカーを特殊召喚!このカードは場にモンスターが二体いる時、特殊召喚できる!」

 

 Emハットトリッカー レベル4 ATK 1100

 

「おー、便利な効果だね」

「そう、いつもお世話になってるよ。そして、これでレベル4のモンスターが二体!」

「おっと、なるほど」

 

 いや、あんまり使うやつがいなかったから油断してた。同じレベル二体で棒立ちとかよく見るんだよね。私もまだ持ってないからなあ。積極的には狙えないけど、偶に使える状況があるから欲しい。

 

「お、気付いたかい?そう、僕のエースの登場さ!僕はレベル4のEmトリック・クラウンとEmハットトリッカーでオーバーレイ!Show must go on!天空の奇術師よ、華やかに舞台を駆け巡れ!エクシーズ召喚!現れろ、ランク4、Emトラピーズ・マジシャン!」

 

 Emトラピーズ・マジシャン ランク4 ATK 2500

 

「おいおい、あいつエクシーズ召喚を決めたぞ」

「キャ~!デニス君、カッコイイ!」

「エクシーズコースの留学生だったのか」

「しかも攻撃力2500!」

 

「トラピーズ・マジシャンの効果発動!オーバーレイユニットを一つ取り除き、選択したモンスターで二回攻撃できるようにするよ!二回攻撃できなかったら破壊されちゃうようになるけどね。対象はトラピーズ・マジシャン!」

「それじゃ、攻撃の前に破壊しちゃおうかな?永続(トラップ)、潤いの風!続けてこっちも永続罠、渇きの風を発動!まずは潤いの風の第一の効果。ライフを1000支払って、デッキからアロマカードを一枚手札に加える。私はアロマセラフィ―アンゼリカを手札に!」

 

 カオリ LP 4500 → 3500

 

「さらに潤いの風の第二の効果を発動。一ターンに一度、自分のライフが相手より少ない時、ライフを500ポイント回復できる!」

 

 カオリ LP 3500 → 4000

 

「ここで渇きの風の効果!一ターンに一度、私のライフが回復した時、相手の表側表示モンスター一体を破壊する!」

「おおっと、これは大変!」

「さらにアローマージ―ジャスミンは私がライフを回復した時、カードを一枚ドロー出来る!」

「面白い効果だね。でも、トラピーズ・マジシャンは守らせてもらうよ!アクションマジック、ミラー・バリア!モンスター一体を一度だけ破壊から守る!」

「防がれちゃったか」

「さあ行くよ!トラピーズ・マジシャンでジャスミンに攻撃!」

「アクションマジック、回避!攻撃を無効にする」

 

「激しい攻防だな」

「でも、あの子の周りにはもうアクションマジックがないわ」

 

「僕の攻撃も防がれちゃったね。だけど、トラピーズ・マジシャンはもう一度攻撃できる!」

「うぐっ……」

 

 カオリ LP 4000 → 1600

 

 トラピーズ・マジシャン……強力な効果だなあ。殆どリスクなしで二回攻撃とか、インチキ効果もいい加減にしろ!

 

「僕はカードを一枚セットしてターンエンド!」

「私のターン!手札から黄金の天道虫の効果発動。ライフを500回復する」

 

 カオリ LP 1600 → 2100

 

「渇きの風の効果発動!トラピーズ・マジシャンを破壊!」

「くっ……ごめんよ、トラピーズ・マジシャン」

「どんどん行くよ。私はローンファイア・ブロッサムを召喚!」

 

 ローンファイア・ブロッサム レベル3 ATK 500

 

「ローンファイア・ブロッサムは自分の場の植物族をリリースして、デッキから植物族を呼び出せる。ローンファイア・ブロッサム自身をリリースして、アロマージ―ベルガモットを特殊召喚!」

 

 アロマージ―ベルガモット レベル6 ATK 2400

 

「さらに潤いの風の効果発動。ライフを500回復する!」

 

 カオリ LP 2100 → 2600

 

「ベルガモットの効果発動。ライフが回復した時、相手のターン終了時まで攻撃力を1000ポイントアップする!」

 

 アロマージ―ベルガモット ATK 2400 → 3400

 

「ベルガモットでダイレクトアタック!」

「そうはさせないよ。さあ、世紀の復活マジックショーをお見せしましょう!僕は墓地のトリック・クラウンの効果を発動。このカードが墓地に送られたターン、このカードを攻守を0にして特殊召喚する!」

 

 Emトリック・クラウン レベル4 DEF 0

 

「トラピーズ・マジシャンのオーバーレイユニットに残っていたのね。なら、トリック・クラウンを攻撃!」

「くっ……」

「私はカードを一枚セットして、ターンエンド」

「この瞬間、トリック・クラウンを復活!」

 

 Emトリック・クラウン レベル4 DEF 0

 

「何度も効果が使えるのね……」

 

 トラピーズが霞むほどのインチキカードを持っていたとは……。っていうかひどいカードだな!

 

「デニスはあの二枚の罠を突破しなければモンスターで攻撃できない。カオリの方はトリック・クラウンを攻略しなければダメージを与えられない……」

「でも、トリック・クラウンを倒すより罠を破壊する方が簡単だわ」

「つまり、ライフも合わせてデニスの方が有利ってわけか」

「いや、ベルガモットも攻略しなければならない。まだ勝負の行方は分からないぞ」

 

「僕のターン、ドロー!……よし、これなら!僕は魔法(マジック)カード、エンタメイジ・ハリケーンを発動。Emが場にいる時、フィールド上の魔法(マジック)(トラップ)カードを全て手札に戻す!」

「なら、潤いの風を発動!ライフを500回復!さらにチェーンして罠カード、三位一択を発動!融合・シンクロ・エクシーズの中から一つ選び、互いのエクストラデッキを比べてその数が多い方がライフを3000ポイント回復する!私はシンクロを選択!」

「僕のエクストラにシンクロはいないね……」

「私はエクストラに二体のシンクロモンスターがいる。よってライフを回復!」

 

 カオリ LP 2600 → 5600 → 6100

 アロマージ―ベルガモット ATK 3400 → 4400

 

「僕はトリック・クラウンをリリースしてEmウィング・サンドイッチマンを召喚!さらにトリック・クラウンを自身の効果で墓地から特殊召喚!」

 

 Emウィング・サンドイッチマン レベル5 ATK 1800

 Emトリック・クラウン レベル4 DEF 0

 

「さらに手札から魔法カード、二重召喚(デュアルサモン)を発動。これで僕はもう一度通常召喚が出来る。トリック・クラウンをリリースして、もう一体のサンドイッチマンを召喚!トリック・クラウンをさらに復活!」

 

 Emウィング・サンドイッチマン レベル5 ATK 1800

 Emトリック・クラウン レベル4 DEF 0

 

 トリック・クラウンが過労死しちゃう!っていうか、本当にひどい効果だ。

 

「ウィング・サンドイッチマンの効果発動。同じレベルのサンドイッチマンに挟まれているモンスターのレベルをサンドイッチマンと同じレベルにする」

 

 Emトリック・クラウン レベル4 → 5

 

「これでレベル5のモンスターが……三体!」

「It's show time!僕はレベル5のEmトリック・クラウンとEmサンドイッチマン二体でオーバーレイ!降り立て、魔界の芸術家!エクシーズ召喚、ランク5、Em影絵師シャドー・メイカー!」

 

 Em影絵師シャドー・メイカー ランク5 ATK 2600

 

「ここで僕はアクションマジック、奇跡を発動。これをシャドー・メイカーに使うとあら不思議、シャドー・メイカーが何ともう一体!」

 

 Em影絵師シャドー・メイカー ランク5 ATK 2600

 

「シャドー・メイカーのオーバーレイユニットが減ってる……。そいつの効果か」

「鋭いね。そう、シャドー・メイカーはカード効果の対象になった時、オーバーレイユニットを一つ使ってエクストラデッキからシャドー・メイカーを呼べるんだ」

 

「攻撃力2600のモンスターが二体!」

「だが、カオリの場には攻撃力が4400になったベルガモットがいる」

「次のターンになれば手札に戻した永続罠をまた伏せられてしまう」

「じゃあ、デニスはこのターンで決める必要があるのか」

「でも、攻略出来るのかしら?」

 

「これから世紀の大脱出ショーをお見せするよ。新しく呼んだ方のシャドー・メイカーでベルガモットに攻撃!ぐっ……」

 

 デニス LP 4000 → 2200

 

「でもこの瞬間、(トラップ)カード、トリック・ボックスを発動!バトルフェイズ中のモンスターの破壊を無効にする。さらにそのモンスターの効果を無効にして、相手のモンスターと入れ替える!僕のシャドー・メイカーと君のベルガモットを交換だ!」

「なるほど……。これはまずいね」

「ベルガモットでシャドー・メイカーに攻撃!」

「うわわっと」

 

 カオリ LP 6100 → 4300

 

「トリック・ボックスで入れ替えたモンスターが破壊された時、元々の持ち主の元へ帰ってくる。戻っておいで、シャドー・メイカー!」

 

 Em影絵師シャドー・メイカー ランク5 ATK 2600

 

「シャドー・メイカーでダイレクトアタック!」

「うえっ……」

 

 カオリ LP 4300 → 1700

 

「カオリのライフは残り1700!」

「次の攻撃が通れば、デニスの勝ちだ!」

「まさか無敗女王がここで……負けるのか!?」

 

「それじゃあフィナーレだ!シャドー・メイカーでダイレクトアタック!」

「もう少し付き合ってもらうよ。アクションマジック、ダメージ・バニッシュ。戦闘ダメージを0にする!」

「うーん、凌がれちゃったか。それじゃあ僕はこれでターンエンド」

 

 アロマージ―ベルガモット ATK 4400 → 2400

 

「私のターン!まずは黄金の天道虫の効果でライフを回復」

 

 カオリ LP 1700 → 2200

 

「ここからは私の脱出マジックを見せてあげるよ。魔法カード、フレグランス・ストーム!表側表示の植物族モンスターを破壊して、カードを一枚ドローする。ベルガモットを破壊して、ドロー!さらに引いたカードが植物族なら、もう一枚ドローする。引いたのは植物族のアロマージ―ジャスミン。よってさらに一枚ドロー!そして破壊されたベルガモットはトリック・ボックスの効果で戻ってくる」

 

 アロマージ―ベルガモット レベル6 ATK 2400

 

「ワーオ!僕の場のモンスターを破壊しつつ、ドローまで!」

「まだまだ行くよ。私は手札からアロマージ―ジャスミンを召喚!」

 

 アロマージ―ジャスミン レベル2 ATK 100

 

「手札のアロマセラフィ―アンゼリカの効果発動。このカードを捨てて、墓地のアロマモンスター一体の攻撃力分、ライフを回復する。対象はジャスミン!」

 

 カオリ LP 2200 → 2300

 

「墓地には他のアロマモンスターがいないからね……」

「でも、こんなちょっと回復しても……」

「いや、量は関係ない。回復したことでベルガモットとジャスミンの効果が使える」

「それに、これで丁度デニスのライフを上回った。このデュエルではまだお披露目されてないけど、アロマはライフが上回った時にさらなる効果を発揮するからね」

 

「ベルガモットとジャスミンの効果発動!ベルガモットの攻撃力をアップし、ジャスミンの効果で一枚ドロー!」

 

 アロマージ―ベルガモット ATK 2400 → 3400

 

「よーし、ここでジャスミンのさらなる効果!自分のライフが相手より多い時、私はもう一回植物族を召喚できる。おいで、アロマージ―カナンガ!」

 

 アロマージ―カナンガ レベル3 ATK 1400

 

「カナンガは私のライフが相手を上回っている時、相手のモンスターの攻守を500ポイント下げる!」

 

 Em影絵師シャドー・メイカー ATK 2600 → 2100

 Em影絵師シャドー・メイカー ATK 2600 → 2100

 

「おおっと、シャドー・メイカーが!」

「驚くのはまだ早いよ。手札から魔法カード、超栄養太陽を発動!自分のレベル2以下の植物族をリリース、そのレベル+3までの植物族を特殊召喚する!ジャスミンをリリースして、ローンファイア・ブロッサムを特殊召喚!」

 

 ローンファイア・ブロッサム レベル3 DEF 1400

 

「ローンファイアをリリースしてアロマージ―ローズマリーを特殊召喚!」

 

 アロマージ―ローズマリー レベル4 ATK 1800

 

「ここで墓地のアンゼリカの効果発動。ライフが相手より多く、自分のフィールドにアロマがいる時、墓地から特殊召喚できる!」

 

 アロマセラフィ―アンゼリカ レベル1 DEF 0

 

「あっという間にモンスターが四体……凄いね!」

「ふふっ、ありがとう。お返しに、デニーにいいことを教えてあげるよ。実はアンゼリカはチューナーモンスターなんだ」

「へぇー。って、それじゃあ……」

「行くよ!私はレベル4のアロマージ―ローズマリーにレベル1のアロマセラフィ―アンゼリカをチューニング!香り振り撒け、花の妖精!シンクロ召喚!飛び回れ、レベル5、アロマセラフィ―ローズマリー!」

 

 アロマセラフィ―ローズマリー レベル5 ATK 2000

 

「自身の効果で特殊召喚したアンゼリカは墓地へ送られる代わりに除外される。そしてアロマセラフィ―ローズマリーはライフが相手より多い時、私の植物族みんなの攻撃力を500ポイントアップさせる!」

 

 アロマセラフィ―ローズマリー ATK 2000 → 2500

 アロマージ―ベルガモット ATK 3400 → 3900

 アロマージ―カナンガ ATK 1400 → 1900

 

「おお、これでシャドー・メイカーの攻撃力を上回ったモンスターが二体!」

「それだけじゃない。ローズマリーとベルガモットの攻撃力の合計は6400。シャドー・メイカーは弱体化されていて、攻撃力の合計は4200。その差はデニスのライフと同じ、2200」

「それじゃあ、この攻撃が決まれば……彼のライフはぴったり0!」

 

「ローズマリーでオーバーレイユニットのないシャドー・メイカーに攻撃!」

「うわわっ……」

 

 デニス LP 2200 → 1800

 

「ベルガモットでもう一体のシャドー・メイカーに攻撃!」

「うわぁー!」

 

 煙が無駄にもくもくと視界を塞いでいる。あー、これはやってないパターンだね。

 

「残念だったね、僕もダメージ・バニッシュを拾っていたんだ。これで僕の受けるダメージは0になった」

「それじゃ、カナンガでダイレクトアタック!」

「オーバーレイユニットから墓地へ送られたトリック・クラウンの効果発動!このカードを墓地から特殊召喚!」

 

 Emトリック・クラウン レベル4 DEF 0

 

「トリック・クラウンは何度でも蘇るからね。まだまだ勝負の行方は分からないよ?」

「……そうそう、ライフが相手より多い時のカナンガとローズマリーの効果はデニーに教えたけど、ベルガモットの効果はまだ教えてなかったね」

「そういえばそうだね。……まさか……」

「そいつは盾にリリースにエクシーズ素材に、散々苦しめられてきたけど、それももうおしまい!しつこい男は嫌われるってね!ベルガモットはライフが相手より多い時、私の植物族に貫通効果を与える!カナンガでトリック・クラウンに攻撃!」

「うわぁ~!!」

 

 デニス LP 1800 → 0

 

◆ ◆ ◆

 

「これだけ楽しめたのは久しぶりだよ。またデュエルしようね」

「僕も楽しかったよ。こっちこそよろしく。じゃ、喫茶店のパフェを奢るよ。約束だったからね」

「そうね。一万円の混沌幻味(こんとんげんみ)アーミタイルDX(デラックス)をお願い」

「高っ!ちょ、もうちょっと安いのをお願い!」

「えー、しょうがないなあ。ま、いいけど。まだ三時のおやつには早いし、それまでLDSを案内しようか?」

「いいのかい?」

「4500円の藍苺氷菓の究極(ブルーベリーアイス・アルティメット)パフェを奢ってくれるなら」

「高い!」

 

 どうやら彼もメインキャラっぽいので、好感度を上げておいて悪いことは無いだろう。もうストーリーに関わらない選択肢は私にはなさそうだし。なんか、既に誰かに目をつけられてそうな予感がするんだよね。という訳で、デニーと親睦を深める意味でもLDSを案内してあげた。デュエルがうまいし、観客を楽しませることやエースのトラピーズへの拘りが凄いみたいで、かなり好印象。イケメンだし。あ、パフェは3000円の混沌帝火龍果(カオス・エンペラー・ドラゴンフルーツ) ―贅沢の使者―を奢ってもらった。「ここの喫茶店、何故かパフェが軒並み高いなあ……」ってデニーは愚痴ってたけど。




 デニスはまだペンデュラムを持ってないので、Emウィング・サンドイッチマンは非ペンデュラムです。モンスター効果だけ残った普通の効果モンスターという設定です。

 シャドー・メイカーの素材展開は、アニメではデニスは必ずペンデュラムを使っていたこともあってスムーズに出来ませんでした。そのせいでデニスがアニメで使っていない二重召喚を使っちゃってます。非力な私を許してくれ……。

 これ以降はアニメキャラはアクションカードと本人が使用したカードに限っていきます。……いけると思います。たぶん。

2017/3/3 本人が使用したカードに限ると言いましたが、本人が使用したカードおよびアニメのイメージを崩さない範囲でそれに関するテーマに訂正します。申し訳ありません。
 例えば遊矢は一部の漫画版EMは使うけどオッドアイズ・ファントム・ドラゴンは使わない、みたいな感じです。
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