反逆のネギ 〜The Green Onions VS Human〜 (奇数回)   作:るてぃ

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私は…kaiさん…いえkami様に勝ることは…できない…。


第3話:ネギの英智

「敵軍前衛基地爆破成功です!!」

 

「ようし、もう2台巨大レールガンでも持ってこい!片っ端から始末してやろう」

 

ここはネギ軍総司令センター。

 

ネギ軍に対する司令は、全てここから出されている。

 

この司令センターがあるのはエジプトのカイロだ。

 

各地に司令センターがあり、それらを全て纏めるという立ち位置である。

 

 

「ふん、人間共は我らの新兵器に手も足も出ないようだな。よろしい!おいルギー、イランから海岸線に沿ってパキスタン内部に侵攻し、アフガニスタンの味方と敵陣を挟み撃ちにしろ!されば、敵軍はラホアを通りニューデリーへと逃げるはずだ!5000の兵を用意し、3000で背後をとり、2000を伏兵にしろ!」

 

ネギ軍中東司令センター総長、ネギ・ルギー(38)が答える。

 

「了解致しました、イネギー様」

 

ーーーエラ・イネギー。ネギ軍総司令官にして、最も人間に恐れられるネギ。その戦局を見通す目と的確に敵を撃破していく頭脳は、誰にも引けを取らない。

 

 

今回のこの戦争、イネギーは絶対に勝つという自信があった。

兵数で負けていても、布陣で負けていても、勝つという自信があった。

この自身が生まれたのは、やはり兵器研究部の巨大レールガンの発明だった。

が、いくら高名な、天才ネギであるイネギーもとあることを忘れていた。

人類は、特に日本人は、「真似」が得意であると。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

シンパイは、とある人を呼んだ。

「おい!手賀はおらぬか!」

 

「はい、どうしました?」

 

彼は手賀 器用(42)。国連軍軍事開発部最高責任者である。

 

「お前、あの巨大レールガンのことなんじゃが…」

 

「ふむ…任せてください」

 

 

それは数日のうちに出来上がった。

 

黒く光る銃身、敵軍のと変わらない、いやそれ以上に敵味方を魅了させるようなフォルム、同じく敵軍のと変わらないほどの威力を持つ、新兵器「巨大レールガンII」。

 

これを、()()()()開発したのだ。

 

ここに、手賀の手柄がよく分かる。

 

手賀は遠目にレールガンを見ただけだった。

 

しかし、見事に完成させてしまった。

 

それも、敵に見つからずに。

 

 

 

戦況は、一見、人間軍が優勢のように思えた。ネギ軍に再び猛攻撃を開始したからだ。

 

しかし少し視野を広めてみると、既に人間軍の背後には3000のネギが迫りつつあった。そう見ると、ネギ軍が優勢だと思える。

 

けれども、人間軍はネギ軍に挟み撃ちされる前に、ネギ軍と同じ兵器、巨大レールガンを開発してしまった。できてしまった。

 

 

果たしてここから話はどう動くのだろうか。

 

イネギーの読みは当たるのか?手賀のレールガンはいつネギ軍に察知されるのか?挟み撃ちで、1万を超える軍を破れるのか?




kaiさんの方へ続く。
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