反逆のネギ 〜The Green Onions VS Human〜 (奇数回)   作:るてぃ

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はいはいるてぃだよー。
このシリーズはkan(kai)さんと私で99.75:0.25となっています!

え、なんの比率かって?



…面白さだよ


第5話:攻守

「くっ、急げ!ネギ軍はすぐそこじゃ!死にたくないのなら早う撤退せよ!あ、ちょっと儂走れないから連れてって…」

 

「シンパイ司令官!報告です!」

 

「おお、エマスか…。どうしたんじゃこんな時に」

 

「先に撤退していた部隊より、2000前後の伏兵(卑怯なネギ)が居るとの報告を受けました!」

 

「何じゃと!?ば、場所は」

 

「ここから100km程東のイスラマバードです!」

 

「…ネギ共め、やりおるわい。あそこは中国やインドに逃げるには通らねばならない道。ここまでがあやつらの策謀か…」

 

「司令官!一刻も早く決断を下してくださらないと、隊員らがパニックに陥ってしまいます!」

 

「急かすんじゃない!この老いた頭にはちときついんじゃ。…そうだな、エマス!部隊を四つに分け、二部隊ずつ北と南に分かれて気付かれぬようにアフガニスタンへと侵攻せよと伝えろ」

 

「…なるほど、了解致しました」

 

普通、人はこれを聞けば、「馬鹿な老いぼれだ」と罵るかもしれない。しかし、エマスは違った。いくら伝令を務めているからといって、戦術が理解出来ない訳では無い。むしろ、エマスは国連軍の中では、シンパイ、手賀に次ぐ頭の持ち主とも噂されているほどだ。

 

「…さて、ここから攻守逆転じゃ。おいグン!」

 

「はっ」

 

出てきたのは、国連軍最高司令部増援部隊隊長、エン・グン(38)。まだ若いながら、増援を任された時の采配は宇宙トップレベルと言っても過言では無い。

 

「インドに駐屯している部隊から5000…いや、4000の兵を派遣してくれ。道中にネギ軍の伏兵がいたら、ことごとく打ち破るのじゃ」

 

「了解致しました」

 

グンは、その場を後にする時、シンパイのその呟きを聞いた。

 

「…ふふふ、ネギ軍の慌てぶりが目に浮かぶわい」

 

と。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「進めぇぇぇ!!人間軍に逃げられる前に攻撃するのだぁぁぁぁぁ!!!!」

 

この頃、ネギ軍は逃げ惑う人間軍に追い討ち、また追い討ちをかけていた。

 

「人間共を蹴散らすのだぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

ネギ軍副司令官、コワイ・ネギダヨ(67)。戦場では数々の伝説を作ってきた。人間からはよく「鬼ネギ」と呼ばれている。

 

「よし、イネギー様の予想通り東へ逃げていったようだな。聞け、皆の者!我々の役目は只今をもって終了した!1度、イランへ帰ることになる!即準備をせい!」

 

「「「「はっ!!」」」」

 

ーーーきっと伏兵が人間軍をぶちのめしてくれるだろう。そうネギダヨは考えていた。北部のネギ軍も、南部のネギ軍も、ほぼ全員がそう考えていた。今回の挟み撃ちでは、人間軍14000の内、およそ8000の者が命を落としていた。この戦いでは、誰もがネギ軍の勝利を確信していた。シンパイらとイネギーを除いては。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「…おかしい」

 

「どうなされました?イネギー様」

 

「私の予想では、今頃既に人間軍は壊滅的な状況であるはずなのだ。確かに今人間軍は半数以上もの兵を失っている。だが、未だに伏兵が帰還してこないのはおかしい!ネギダヨ達は帰ってきてるのか?」

 

「丁度今帰還中とのことでした」

 

「…ふむ、これは何かあるぞ…。おい、人間共の動きは?」

 

「およそ四つほどの分隊に分かれバラバラに逃走中とのことでした。それ以外はまだ何も報告は入っていません」

 

「…やはり明らかにおかしい!あの司令官が軍隊をバラバラに分けるとは…。確かにあいつは老いぼれだが、そこまで馬鹿にはなってないだろう…」

 

「人間軍の司令官をご存知なのですか!?」

 

「ああ、昔はよく…」

 

 

 

 

 

一瞬静寂が訪れる。

 

 

 

 

 

 

「海水浴してた」




面白さ・読みやすさ・深さ共に兼ね備えることはできなかった
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