もう一人の劣等生   作:@マークマン

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追憶3

翌日 別荘

 

国防軍の風間玄信大尉という男が事情聴取に来た、穂波さんと達也が対応していた。

途中で深雪も呼ばれたようだ、俺は呼ばれない。

結局最後まで呼ばれなかった、もしかして俺が四葉だからか?

達也と深雪が見送りをしている、二階の窓から外を見てみるとそこには、先日達也にやられたレフト・ブラッドの男が軍服を着て立っていた。

玄関では風間大尉と達也が話してる、聞き耳を立てる。

『司波達也くん自分は今、恩納基地で空挺魔法師部隊の教官をしている、もし良かったら是非、基地を訪ねてくれ、きっと後悔はさせないから』

そういって車で帰って行った。

 

 

翌日

あいにく天気は荒れ模様だ、達也は深夜さんに言われて基地見学に行く事になったらしい、何故か深雪も付いて行くと言い出した、深雪が行くなら俺も当然の事のように付いて行くことにした。

深夜さんは達也に一つ命じた、人前で四葉の縁者だと悟られないようにお嬢様ではなく人前では深雪と呼ぶようにと。

深雪と達也は少しばかり混乱したようだった。

でも良く考えたら俺が行く時点で縁者だと言っている様な物だ。

なるべく深雪の後ろにでも隠れていよう。

 

 

国防軍  恩納基地

 

基地に着くと[防衛陸軍兵器開発部]の真田中尉という人が出迎えてくれた。

達也は士官が案内に来た事に驚いたみたいだった。

なんでも、風間大尉は達也に期待しているそうだ。

そうして体育館のような建物の中に入った、中は相当広い。

中では風間大尉が訓練を指導いしていた、達也を見つけると笑顔を向け近づいてきた。

『早速きてもらえるとは、軍に興味が出たのかな』

『興味はありますただ軍人になるかは分かりません』

達也はそう答える、そうだ深雪の護衛の達也には選択の自由など無きに等しい。

しばらく訓練を見学していると風間大尉が『君達見ているだけじゃ退屈だろう組み手に参加してみないか』こう言ってきた。

達也は乗り気だが俺は目立ちたくない、しかし深雪の見ている前で引く事も出来ずに参加する事となった。

組み手で達也は目立っていたがおれは無難にこなした。

しかし、ここで達也のせいで俺達が魔法師だとばれてしまった、しかも俺が本気を出していない事まで見抜かれた。

それから、達也はCADの事で真田中尉と盛り上がっていた途中で術式解体の事も話していた、俺と深雪は話題から取り残されていた。

達也は充実していただろう、しかし俺と深雪は退屈だった。

そうこうしていたら話が終わったので別荘に帰った。

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