落第騎士の英雄譚 破軍剣客浪漫譚〘本編完結〙 作:どこかの超電磁砲
今回はほっこり?
翔真とシャルロットが道場へ向かっているその頃。明日菜はステラや
珠雫、朱乃達とお風呂に入っていた。女風呂の大浴場は8人ではあまり
にも広ろ過ぎた。そんな事お構い無しに、明日菜達はお湯に浸かり
ガールズトークに話を咲かせていた。
「あの・・・私まで良かったのですか?」
「気にしないでいいよ愛理ちゃん!この機会に皆と
仲良くなるチャンスだし、遠慮しなくていいから」
「ですが・・・」
愛理は少し躊躇っていた。今は兄である翔真と和解しているものの
少し前に、明日菜の前で翔真に対し散々酷い言葉を投げ掛けた自分が
ここにいていいのか?愛理は少しだけ明日菜と距離を離していた。
「もう大丈夫だよ。翔真君と和解してるし、私はもう
何も言わないから。だから愛理ちゃんも一緒にお話しよう?」
明日菜は愛理の隣に座る。そしてそっと・・・彼女を抱き締める。
愛理は突然の事に戸惑うが、明日菜は愛理の頭を撫でる。
「私は・・・もっと、愛理ちゃんの事を知りたいな」
「明日菜さん・・・」
「あらあら。なら私も・・・えい」
「キャッ!?あ、朱乃さん!?・・・らめ・・・そんなに揉んだら
ああん!・・・ラメ・・・まだ、翔真君に・・・ひゃん!」
「見ない間に明日菜ちゃんも、すっかり大きくなりましたわね。
これなら翔真君をイチコロに出来ますわ。うふふ」
朱乃は悪戯な笑みを浮かべて、明日菜のプルンと弾力がある胸を
優しく揉みほぐす。だが明日菜も負けじと朱乃の胸を触る。
「あん!」
「お返しです!・・・ひゃん!」
「うふふ。まだまだですわね明日菜ちゃん。このような事で
感じていては、翔真君との営みに支障が出ますわ」
「な、ななななんでそういう話になるのかな!?」
「ですが、翔真君の初めては私がもらいますわ」
「やらせません!(私が先に翔真君の・・・・・・)」
―明日菜の妄想―
『キャッ!?し、翔真君!?』
『わりぃ・・・・・・もう我慢出来ないよ明日菜』
押し倒される明日菜。服装はメイド服。足元には翔真が
脱がせたと思われる白いショーツがあった。
『明日菜。メイドなら言う事があるんじゃないか?』
『・・・ふぇ?』
『翔真じゃなくて・・・ご主人様だろ?』
笑みを浮かべる翔真。彼女の服を徐々に脱がしてゆく。
妄想の中で、明日菜は裸にされる。
『翔真君・・・ううん・・・ご主人様ァ・・・』
『やらしいメイドだな?俺に脱がされて興奮するなんて』
『ご主人様のいじわるぅ~・・・』
『子作りの始まりだ。明日菜、今日は寝かさねないぜ』
『うん・・・や、優しくしてね?は、初めてだから』
翔真は明日菜を抱き締め、そのまま夜の試合へ。
数時間、明日菜の喘ぎ声が部屋を支配した。
―妄想終了―
「(わ、私が先に翔真君の初めてを貰うんだから!
朱乃さんやシャルちゃんに負けないよ!)」
「(強がっていても、私が先に頂きますわ)」
そこから二人は何故か互いの胸を揉んだりの展開を繰り広げた。
明日菜も朱乃も巨乳であり、未だにAカップしかない愛理はこの光景を
ただ、見るしか出来なかった。現実とは非情である。
「(私も・・・いつかは・・・)」
「どうしたのお姉ちゃん?」
「ああ、麻衣・・・」
振り向くと麻衣の姿が。しかし、麻衣もまたDカップほどあり
愛理は愕然とし、更に現実を思い知る。
一方で――――――
「そ・れ・で!ユキエはなんでイッキに剣を教えてもらおうと
思ったのかしら?そこがイマイチ分からないのだけど?」
ステラは由紀江に一輝の事について問い詰めていた。一輝の
彼女であるステラからすればそれは気になる所。ここ最近、
由紀江の様子を見ていたステラは、彼女の反応がまるで
『恋する乙女』のようなものであった事を見抜いていた。
「えと・・・その・・・前に、一輝さんとぶつかった事があってですね、
自分の事などお構い無しに、私に心配を掛けてもらいまして・・・・
そこから一輝さんに興味を持ったというか・・・」
「じゃあ、由紀江ちゃんは黒鉄君が・・・好きなの?」
「ッ!?」
「な、ひゃ!・・・違っ・・・」
綾瀬がそう言うので、由紀江は弁明しようとしたが、
正妻ステラと妹の珠雫が黙っていなかった。
「ちょ、ちょっと待ちましょうか。つまり・・・
ユキエは興味を持つ内に、イッキを好きになった訳?」
「えと・・・~~ッ!!」
「図星ですね。これはじっくりと聞かないといけません」
「そ、そうね・・・(まさか本当に!?そんな・・・まさかの
ライバル登場なの!?・・・どうしよう)」
ステラは内心弱気になる。自分よりスラッとした体格を持つ
黛 由紀江。通称マユッちは人見知りが激しいが、剣の腕は
かなりのもの。当然彼女の才能に、一輝の興味が向いて
いるのは言う間でもない。
―――――何時しか取られるのでは?
その考えが脳裏を過って、ステラは明日菜の方に視線を向けた。
明日菜はステラに気付き手を振る。後で相談しようと思いつつ
由紀江に負けない為、一輝に似合う女になると決意するのであった。