僕には名前がない、なぜなら忌み子であり妖怪だからである
人と人の間に妖怪が生まれるのは稀な事でありそれが忌み子と言われる由縁である
僕はずっとひとりだった、今日もまた拷問が始まる
ここは地下室拷問用の部屋であり僕の部屋である
「よう、今日の拷問の時間だぜ...!」
この人は僕の父親に当たる人物であり僕が妖怪だと気づいた人である
「早く死んでしまえばいいのに...なんで妖怪はこんなにしぶといのかしら」
この人は僕の母親である
「.........殺して...」
僕は腕を吊るされて何も出来なかった
もう死にたかったもう生きたいと思えなかった
「早く死ねよぉ!」
父がムチを持ち殴って来る
「うぁぁぁ!痛いぃぃぃ!!やめてぇぇぇ!!」
何回やられても痛みには慣れない
しばらくして拷問が終わった
「今日はこんなもんでいいかなぁ?」
「いいんじゃないかしら?じゃあ明日もくるわね?」
「.........」
僕は痛みに耐えるので精一杯だった
だが両親に明日は来なかった、なぜなら...
「ーーーー...誰だお前!?どうやってここに来た!?」
外から声が聞こえてきた、誰かが侵入してきたそうだ
でも僕には関係ないと思っていた...この時は
(ギィイ...バタン)
誰かがドアを開けて入って来た
そこには金色の髪を持ちとても綺麗な女性だった
その女性は僕の姿をみて絶句していた、それもそのはずだ、僕の身体は下に短パンしか履いておらず全身は切り傷やあざだらけでさらに血だらけだったからである
その女性は僕の目をみてこんな事を言った
「貴方私の息子になりなさい」
「.....はい」
無意識にそう答えた、理由はわからないがここにいるよりはマシだと思ったのかも知れない
「自己紹介は後でにしましょうそれよりここを出ましょう」
「はい」
そう言うと目の前に空間が現れた
中は目がいっぱいある変な空間だった
そして女性は僕を吊るしていたロープを切ってくれた
「さぁ行きましょう」
その女性は変な空間に入って行った
僕もそれに続いて行った
なんでもこれはスキマと言うものらしい、そしてスキマを抜けるとそこにはすごく大きいお屋敷があったそして身体を洗われ女性と話をすることになった
「さて、私の名前は八雲紫よ、貴方のお名前は?」
「......名前は、ない...です」
そして紫と言う女性は僕を抱きしめこう言った
「貴方は今日から私の息子よ...だからもう無理しなくていいのよ...」
僕は抱きしめ返し涙を流しながら言った
「はい...お母さん...」
これが僕とお母さんが出会ったお話
つづく
いかがだったでしょうか?
次回はこの子の名前と能力についてです!
ではまた!