彼方と奏でるharmonies   作:望月 慧

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5億4000万年ぶりに失礼致します。
東雲 ケイです。
リアルが忙しすぎて更新サボってました。


マジすいませんでした!!!!!!!

へんなテンションでごめんなさい。
心が痛くなってきましたので本編よろしくどうぞ!


No.4 〜前途多難な入学式〜

あり得ない事を考えていた昨日の晩から大体6時間。

私は、目を覚ました。

「う、うーーん」

 

ベットの上で少し伸びをして。

どうにか目を覚まそうとする。

 

自分で言うのも変だけど、朝は基本弱いし1人で早い時間に起きれた試しはない。

 

けれど、今日は入学式。

 

一年生が学校に初めて来る日で、

スクールアイドルの勧誘の大チャンス!

 

 

目覚めない理由なんてどこにもない。

 

 

「そう言えばようちゃん、朝からうち来るんだっけ」

 

そう独り言を呟き、頭を動かす理由付けをして、私は朝の準備を始めた。

 

 

 

 

残念ながら、

珍しく早起きできたせいか、学校に遅刻しかけちゃったけど。

 

どうもスクールアイドルの事になると話しすぎる。

 

夢中になりすぎてるのかも。

なんて客観的なふりをして。

 

 

悪い気は、全くしていなかった。

 

 

 

 

家から出た瞬間、発車しようとしていたバスをどうにか捕まえて、無事学校に着いた私たちは、

直ぐに準備を進めた。

 

 

家に置いてあったみかんの空き箱を昇降口に続く道の途中に置いて、

 

 

今日の朝頑張って用意したスクールアイドル部(眠かったせいか、部の字はへんとつくりを逆にしちゃってバツの隣に正しく書いてる)ハチマキを頭に巻いて。

 

用意はばっちり。

 

でも、隣にいるようちゃんはお手伝い。

水泳部の活動が忙しいから、難しいって。

 

本当は、ようちゃんと一緒にやれたらよかったけど。

絶対!楽しいのに。

無い物ねだりになっちゃうし、こればっかりは仕方ない。

 

 

「ようし、たくさん勧誘して絶対スクールアイドル部に入ってもらうぞ〜!!」

 

 

春休みからずっと思ってる事を声に出して、

気合を入れた。

 

 

「集まるといいね、部員」

 

優しくようちゃん話しかけてくれた。

 

 

協力してくれたようちゃんの為にも、絶対成功させないと。

大事な第一歩なんだから。

 

 

「うん!」

私は勢いよく返事をした。

 

 

 

 

 

 

それで、今日の勧誘はというと。

結果、失敗に終わった。

 

何度も何度も呼びかけて、チラシを渡しに言ったけれど、中々反応はしてもらえなくて。

 

栗色と明るいピンク色の髪をした可愛い女の子2人に目を惹かれ、熱心に勧誘をしてみたけれど…。

 

翠色の目をしたピンク色の髪の毛の女の子(ルビィちゃんと言うらしい)は、手を握ったら極度の人見知りらしくて大声を上げられちゃうし。

びっくりした。とっても、ごめんなさいって思った…

 

その後もすごいキャラを持ってる木から落っこちてきた綺麗な女の子を見つけた(というより、落ちてきたんだから遭遇?)と思ったら走ってどっかに行っちゃうし、

 

手続きとか知らなかったせいで生徒会長に怒られちゃうし、なんだか認めないとか言われるし。

 

とにかく色々あった割には部員集め上手くいかなったなあ。やっぱり、こんな田舎じゃスクールアイドルだなんて、キラキラしたもの興味を惹いてもらえないのかなぁ。

 

でも、諦めたくはない。

折角東京に行った時みた、あの輝きを目指したい。穂乃果ちゃんのように、精一杯輝きたい!

そして、そんな姿を曜ちゃんと、かなちゃんに見せて。

私でも、全力で輝けるって証明したい。

 

 

だから、明日もスクールアイドルの勧誘を頑張りたいと思います。

 

 

 

§

 

 

 

 

 

千歌に聞いたところによると、スクールアイドルの勧誘は失敗したらしい。

 

やっぱり、そう簡単にはいかないのか…

 

 

 

 

 

 

 

話は変わってしまうけど、僕自身音楽に触れられないのは、勿論端的に言えば音楽に対する感性が乏しくなってしまった、なんて風に片付けられるし、そのせいで生き甲斐を感じられないのも、ずっとしこりとして残っている。

 

しかしそれと同じくらい、千歌に対して懸念している事があった。

 

 

まず僕は、彼女に対して謝らなきゃいけない。

 

 

 

 

実は、スクールアイドルというものを僕はちゃんと知っている。

そして、もう1つ言える事がある。

 

 

過去の彼女達のように、千歌に挫折して欲しくない。

 

一抹の望みをかけて縋った結果、全てへし折られ、僕自身が再起出来ない程絶望した過去のように。

 

同じ結末を、迎えて欲しくないからだ。

 

そして僕は、とある女の子へ連絡を取ろうと思い立ち、メッセージトークアプリを開き、スマートフォンから文章を打ち込んだ。

 

 

僕と同じ思いを共有した、紅い髪の女の子へ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『久しぶり、ルビィちゃん。

まずは、入学おめでとう。

新しい環境はどうだった?』

 

『彼方さん、お久しぶりです!

花丸ちゃんとも一緒だし、みんな優しいし、綺麗で格好よくてとっても個性的な、憧れちゃうような子もいました!これからとっても楽しみです!』

 

『それはよかった!』

『でさ、その他に…うん

スクールアイドルの勧誘とか、なかっ た?』

 

『えっと…ありました。

勧誘してた先輩はとっても可愛くて、頑張って欲しいなって、思いました。』

 

『…あの子らは僕の幼馴染だからね。まぁ、応援してくれると嬉しいかな』

 

『そうだったんですね!応援させてもらいます!』

『でも……少しだけ…いやもっとだけど…

お姉ちゃん達が心配です』

 

『そうだね…僕は明日、果南ねぇのとこ1人で行ってみるよ』

 

『はい、ルビィも元気だって伝えてください….』

 

『了解。』

『取り敢えずさ…

2年前みたいな事にならないように、祈りたいね』

 

『そう、ですね……』

 

 

 

 

 

気づいたら時計の長い針は11を指していた。用事も出来たことだし、今やり取りをしている女の子にお休みの挨拶を入れて、今日は寝るとしよう。

 

 

明日も変わらず、嫌に色褪せた日になりそうだ。




どいつもこいつも闇が深いなオイ。
なるべく短いスパンで投稿できるようにしますね。
次回もどうぞよろしくお願いします!
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