東方廻争録    作:六廻

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こんにちは、六廻です
なんやかんやで幻想入り二日目の朝です
派手にあ~れ~る~ぜ~!止めてみな‼
という訳で、どうぞ、本編をお楽しみください


東方廻争録 二話「タッグ戦」

「………………朝か……ふぁぁ…」

「よく寝れましたでしょうか、恩人様」

「その呼び方はいいですってば!今は無名と呼んでください」

「す、すみません、とんだご無礼を…」

「いや、いいですって、俺の問題ですから」

……昨日、博麗の巫女、霊夢と揉めている時、

何処から知ったのか、里の安全が確保された事を知り、多くの人が里に戻ってきた

そこで俺らの揉め事を聞くや否や、お金を少し霊夢に渡し、今回の揉め事は終わりとなった

俺は里の人達に多く感謝され、寝床まで貸さしていただいた

むしろこちらが感謝する程だ

夜は野宿を覚悟していたのだが……

「やっと起きたわね、このくそ真面目」

「……酷い奴だ、挨拶の一つもないなんて」

「知らないわよ、そんなこと」

俺が寝床から出てくると、ひねくれ口な霊夢が待っていた

「さぁ、さっさと異変解決に向かうわよ、いい加減ゆっくり出来ないし」

「一応聞くけど、主犯に検討はついてるの?」

「いいえ、旧都の奴等も地霊殿の奴等もみんな知らないの一点張りだしね……」

「だから、片っ端からぶっ飛ばす、と?」

「そうよ、中々分かってるじゃない」

そう言うと霊夢は背を向け飛んだ

「さ、とっとと行くわよ……えーと……」

「無名で良いよ」

「色々呼びづらいわよ、それ

そうねぇ……六道輪廻の異変だし、六廻(むかい)っていうのはどう?まぁまぁ呼びやすいし」

「別に良いけど……」

「そう、なら決定

これからあなたは六廻よ」

……名を貰った

この世界での、俺の名前……

六廻、うん、悪くない

「分かった、今日から俺は六廻だ」

「よし、じゃあ行くわよ」

俺は靴の鉄に力を込める

すると、体は浮き、飛ぶ事が出来る

俺は霊夢の後に続き、異変解決に向かったーー

       ……………………

「はぁ‼」ザスッ     「ふ‼」ゴスッ

「ガァぁ!……」    「グッ!……」

「……ふぅ、これでここらは片付いたかな?」

「そうみたいね……それにしても、中々の剣技ね?

妖夢が嫉妬していそう」

       ーー白玉楼ーー

「へくしっ!」

「あらあら、妖夢ちゃんたら風邪?ちゃんと休まないと駄目よ?」

「申し訳ありません、幽々子様

しかし今のは、むしろ誰かに噂されたような感じが」

「……妖夢ちゃんに、モテ期到来?」

「な!ちょっと幽々子様!?」

「冗談よ、もう……

案外、妖夢ちゃん以上の剣士が幻想入りしてたりして、妖夢ちゃんとどっちが強いか、みたいな?」

「成る程……それならあり得ますね」

「あら?妖夢ちゃん気合い入っちゃた?」

「勿論です‼相手に簡単に負けないように、これからも修行に精進しなくては‼」

「その意気よ、妖夢ちゃん!」

   ーー迷いの森ーー

「……いた」

俺は弓を左手から出し、石ころの矢で狙いを定める

「…………ふ‼」ヒュン

「ーーーー!」バタリ

「驚いた、弓までこんなに使いこなすなんて……」

「大抵の道は通ってるからね、これぐらい余裕さ」

「へぇ、私の拳に怯えまくってたくせに?」

「あれはとんだ鈍器だよ……」

そんな茶番をしていたのもつかの間、

「!ちょっとごめん!」俺は霊夢を押した

「ヘ、きゃ!」ドサリと倒れた霊夢の上に俺は四つん這いになる

「な、ちょっと、六廻ーー」

「静かに‼」潜めた声で霊夢を黙らす

……微かに聞こえる足音

それは近付き、そして遠ざかっていった……

「……よし、行ったな……」

「………………」

「霊夢?」

霊夢は顔を伏せようとして下を向いていたが、赤面のその顔は隠しきれていなかった

「……あ」焦っていて気付かなかった

今のは恋愛物なら確実に告白キスシーンである事を

そうでなくともこの展開は充分恥ずかしい展開、

俺まで一気に赤面になった

「す、すまない……気付けなかった…」

「…………ろ」

「……へ?」

「殴らせろ‼」

「え、ちょ、あの……ごめんなさ~い!」

逃げなきゃ死ぬ!

俺はただ、霊夢から逃げつつ森から出て、デモ隊を狩りながら、そこらじゅうを低空飛行で飛び続ける羽目になった……

  それにしても、あれはなんだったのだろうか…

もしかすると、あれが……なんて考える暇もなく、今日も日が沈む……

              続く

 




迷いの森でのあれ、今はあれが誰なのか、何故に迷いの森に、等々の謎は、今はまだ(作者である俺にも)解らない……
次回、「紅魔の夜」
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