ーおき…いーおきな…い!ー起きなさい!ー
ん?何だか呼ばれているのか?
俺はゆっくりと目を開けると身長が高い紅白の巫女さんが居た。
「やっと起きたわね?」
「ん?ここは何処だ?」
俺は目を開けると見たことがない場所にいた神社らしき場所…目の前には巫女さん…脇が見えるけど、巫女さん?
「アンタ、大丈夫なの?」
巫女さんは心配そうに俺を見ているがこの子…身長高くない?
俺を見下ろすとかヤバイでしょ!まぁ、返事はしとくか
「あぁ、大丈夫だ」
「そう…で、アンタ妖怪なの?」
「よ、妖怪?俺は…え?」
俺は下の水溜まりを見るとそこには饅頭になった俺の姿があった。
「うそぉぉぉぉぉッ!!ナンデェ!?ナンデェ饅頭!?俺は人間のはずだ!名前だって!名前だって……あれ?俺の名前は…」
俺の頭に出てこない自分の名前…それだけじゃない
俺は何者でどこから来たのかよく分からない…
「まさか、記憶喪失かしら?」
巫女さんが言った通り…俺は記憶喪失かも知れない…
「俺は妖怪なのか?…」
「私に聞かれても分かるはずがないでしょ?悪い妖怪なら退治するけど、アンタを見ていると悪い妖怪じゃなさそうね」
巫女さんは俺を抱き抱えると驚愕の顔を浮かべる。
「な、なにこれ!?もふもふじゃない!」
「ちょっ!何するの!」
「気持ちいいわね!アンタ…触り心地が最高じゃない」
俺には分からないが巫女さんは気に入ったらしいが正直、痛いです。
「ふぅ…落ち着いたわ」
巫女さんは俺を地面に置くと俺に聞いてくる。
「アンタ、記憶喪失で行く場所も分からないんでしょ?」
「まぁ、確かに分からない…」
そう、俺は自分のことが分からないから何をしたらいいか分からないし家族がいるか分からない…俺は人間なのか妖怪なのかも分からない…
「なら、アンタの記憶が戻るまで私の神社に泊まりなさい」
「え?いいのか?」
「まぁ、いいわよ…このままにして悪い妖怪に食べられるかも知れないけどね」
「お世話になります!」
俺は直ぐ様頭を下げる。妖怪に食べられるとか嫌ですし
俺の見た目じゃ食べられるオチだし!それなら可愛い巫女さんの家に泊まったほうが安全でしょ!
「決断が早くて結構、私は博麗霊夢…霊夢ていいわ…アンタ、名前も分からないのよね?」
「名前か…どうしようかな」
名前なんて簡単には決まらないし俺は霊夢をみると霊夢の口が動いた。
「なら、アンタの名前はゆっくりでいいんじゃない?」
ゆっくり…俺の名前…
「そうだな…なら、俺の名前はゆっくりだ!これからよろしく霊夢!」
「よろしくね、ゆっくり」
俺は博麗神社の巫女、霊夢の神社にお世話になることになった。俺は自分が誰なのか分からない…いつか記憶が戻る時まではお世話になろう。
「ゆっくり、アンタなにを食べるの?」
「んー…嫌いなものはなかったような…何でも食えるかな」
「そう、なら晩御飯は大丈夫そうね」
「霊夢、何故俺を抱き抱える?」
「アンタがもふもふだからよ」
俺はどうなら、選択をミスったかも知れない…