青の大狼《記録されない英雄》   作:綾式

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話が進みそうで、進まない…


第3話 イムカの仲間 そして、彼女の武器

<国境警備隊駐屯地>

 

ゴタゴタが終わった後駐屯地でイムカは自分の武器の整備を行なっていると一緒に寝ていた国境警備隊第2中隊第3小隊の隊員たちが駐屯地に戻って来て、隊員の1人がイムカに近づいて来た。

「おはよう、イムカ。朝から災難だったらしいな。聞いたぜ、第3中隊の連中がまた何か言って来たんだってな。毎日毎日しつこい連中だな。ほんとに」

「ん、おはようアルフォンス。いつも通り耳に入れるのが早いね」

「ガリアの隼としては当然だ。まぁ、それよりもだ。イムカ昨日の夜の事だがな、頼むから誰にも言わずにここから消えるのだけはやめてくれ。いくらイムカが俺たちの中で一番強いと言ってもだな。俺たちはかなり心配するんだ。これからは一言言ってくれ」

「ん、問題ない」

「お、解ってくれたか」

「心配する必要はない」

「問題しかねぇ‼︎」

そんな話をしているとさらに別の者が近づいてきた。

「何やってるんだい?あんたら。広場の端まで聞こえそうな声で、アルフォンス、朝っぱらからうるさいよ。年寄りの朝ぐらい静かにさせておくれ」

そう言いながら1人の年を取った1人の女性が近づいてきた。

「なんだ、グロリアばあさんか」

「ん、おはよう」

「あぁ、おはようさん2人とも。ばあさんで悪かったねぇアルフォンス。年寄りは敬うものだよ、全く」

「すまなかったな、ばあさん。それじゃあな、イムカ」

そう言うと、アルフォンスはそこから離れて行った。

「まぁ、いいさね。あぁ、そうだ。イムカ、あんたが前に注文していた物が届いたよ。だけど、何に使うんだい?軽戦車用の前面装甲を長方形に形作った物なんて」

「ん、ありがとう。後で取りに行く。使用法を教える必要はないはず」

「まぁ確かに、教える必要はないね。だけど、気になるのさ。少しぐらい教えてくれても良いんじゃないかね?」

そうグロリアが言うと、イムカは前面装甲の置いてる場所に向かいながら、

「ヴァール」

とだけグロリアに言った。

「ん?」

「ヴァールに使う」

そう言いながら、イムカは歩き続けた。

「ヴァールに使うってねぇ…今のままでも充分強力な武器なのに何をする気なんだか…」

 

 

ヴァールとは、イムカが自分用に作った自作の武器でイムカの身丈以上に大きい武器である。見た目としては、近接戦闘と間接戦闘の二つを同時に行うことが出来るように作られていて、取手の部分に近接戦闘、間接戦闘に切り替えるためのトリガーが付いている。また、対戦車兵用の対戦車槍をつけるための大型銃口も開いていてそれだけ重量のある武器となっている。

 




アルフォンスとグロリアばあさん登場。ただし、アルフォンスの年齢が原作よりも若い(原作入ったら原作より年齢上がるもよう)
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