ハリー・アップッ!!   作:炉心

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久々の本編。シリーズ内では11作目扱いですかね。

いよいよあのお嬢様のメイン回………の予定だったんですけどね。

注意:冒頭以外、殆ど男祭りです。それを踏まえてお読み下さい。





ハリー・アップッ!! ~素顔色の日:前編~

 

 

『第一』の番号を振られた次元世界。その一地方に存在するとある商業施設内。

 

無造作に手首を掴まれ、行き交う人波の間を縫うようにしてグイグイ前方から引っ張られながら走っていると、先行して牽引している茜色の髪の少女が、それまで貫いていた無言の束縛を破り、感情の読めない音調の言葉を投げかけてきた。

 

「そういやぁ、さっきは聞くのを忘れてたけど。お前、一体いつどこであのヘンテコお嬢様なんかと会ったりしてたんだ?」

 

 小走り気味の移動速度を緩め、後方を振り返ったその顔に浮かんだ表情には、疑心とか不信感にも近しい感情の一端が存分に雰囲気として読み取れるほど湛えられていた。

 

 一瞬、頬がヒクついた少年に、ジトついた半眼で少年の言動や心情に対して探りを入れながらも、どこか威圧するかの如く睨みつけるような視線を向ける。今なお少女自身の手によって引き摺られ、否応無く追走する羽目になっている少年に対する猜疑心が深々と積もりだしている様子だった。

 

 嘘を吐くなよ。――――そう、言外に語っている。

 

 幸運なことに、少年は少女の真意を正確に受け止めていた。故に、激しく悩んでもいた。

どう答えたら正解なのだろうか? 否、本当に正解などと言った明確な答えが在り得るのだろうか? と。

 

 純粋な疑問は切実な自問となって少年の思考内で反芻される。だが、当然なことながら答えなど導き出せるはずもない。

 

「あ~、色々と成り行きが重なって……な」

 

 曖昧で定型句な言葉でその場を繋ぎつつ、稼いだ僅かな時間に己の脳細胞をフル稼働させて打開策を検討。

 

 嘘八百なら幾らでも並び立てることができる。

 

 とは言え、この少年にはハッキリと分かっているのだ。その場凌ぎの適当な嘘で誤魔化すようなことをすれば、おそらく詰問している少女は、それこそ天突く烈火の如く怒るであろうことが。

 

 では、正直に事実一切合切を答えるべきなのだろうか?

 

 これまた考えるまでもない。たとえ少年が正直に嘘偽りなく答弁を行ったとしても、少女は結果的に怒るのだから。

 

 何かしらの明確な確証があるわけではないが、なんとなく確信めいたものがあった。不思議と言えば不思議なことだが、長年の経験則からくる未来予想と言うヤツなのだろう。

 

 ならばどうすることが最も妥当なのだろうか?

 

 何のことはない。答えなどは端から決まっているじゃないか。

 

(そう、これしかないよな……)

 

 有耶無耶な感じにしよう! のらりくらりと話題を濁しつつ躱すのが最妙手!!

 

 「ほら、世の中広いようで狭いから、街中ですれ違ったりすることなんてのも侭有るし、まして相手が知り合いだったら挨拶やちょっとした話くらいはするだろ? それこそ、お決まり的な今日の天気の話題から始まり、最近の様子とか何がお気に入りとか、何それを新しく始めたとか共通の友人の面白い噂話を聞いたなんて世間話とかも色々と……そうだ! 世間と言えばで思い出したんだけど。もう知ってるか? 最近、クラナガン市内にあるアミューズメントフォレストに新しくオープンした話題の体感系ゲームの施設。レイヤー建造魔法の応用で専用フロア内に異世界の街とかダンジョンなんかを再現して、シミュレーション系やらRPGまでいろんなゲームを遊べるらしい。この前、クラナガンに行った時に偶然にもプレオープン中でさ。気になったんでチラ見してきたんだけど、スッゲェ人集りで――――」

 

 兎に角重要なのは、捲し立てることで追求の手を出す暇を与えないこと。隙を見せれば即座に遣られる。あらゆる物事で大切なのは、『毅然とした態度』と『勢い』だ。

 

 そして、もうひとつのポイントは『笑顔』。――――笑顔を絶やしてはいけない。楽しそうに話し続けていれば、大抵の相手はそれだけで横槍を入れることを躊躇うのだから。

 

 前方からの視線の温度がどんどん冷たくなるのを感じながら、張り付いたような笑顔で適当な話を矢継ぎ早に口先から紡ぎ続けている少年は、フル回転して話題を探し続ける脳の片隅で、二週間程前に自身に起こった出来事についての記憶を巡らすのだった。

 

 

 

*      *      *

 

 

 

「エドガーさん? どうしたんですか、一人で?」

 

 暇な日だった。

 

 親しい友人連中は揃って予定が入っているとかで都合がつかず、『彼女』や『恋人』と呼べるような素敵で羨ましい関係の相手がいるはずもない独り身野郎。要するに、こなすべき予定も用事もなくただ時間だけが有り余っているような、現在進行形でモラトリアム期間を絶賛謳歌中のしがない男子学生の身の上には侭有るそんな日だ。

 

 ホームタウンたるエルセアから足を延ばし、クラナガン市内を時間潰しがてらブラブラと散策していたら、駅前の大通りから少し外れた路地で見知った人物に遭遇した。

 

「おや、ルシーブル君ではないですか。こんにちは。お久しぶりです」

 

 パリッと糊の効いた執事服に濃紺地の薄手の外套を羽織った青年。

 

 優雅な仕草と一見すると優男な容貌ながら、何故か芯の細いようには見えない独特の雰囲気を纏った正真正銘の現代の執事。古代ベルカの諸王が末裔たるダールグリュン家に奉仕するエドガーその人であった。

 

 礼儀作法の教科書にでも載っているような丁寧で規範通りの会釈をするエドガーに、慌ててセアレも頭を下げる。

 

「こんにちは。お久しぶりです……ええっと、お一人だけですよね?」

 

 先程の疑問を繰り返しながら、周囲を軽く見回す。今迄、この青年執事の顔を見る時は必ず同時に見ることになった人物の姿を無意識に探しての行為だ。

 

「ええ、お嬢様なら今日はいらっしゃいませんよ。私一人だけです。――――お嬢様にとっては、まことに運の無いことですがね」

 

「そうなんですか……」

 

 予想していた人物の姿が見えないことに疑問を抱いたが、すぐに答えを齎したエドガーの台詞に、なんだか気の抜けた締りのない返事を返すセアレ。台詞の後半で何やらエドガーが呟いたようだが、セアレにはよく聞き取れなかった。

 

(なんだろう、この……違和感なのか?)

 

 別に主人と執事だからと言って、四六時中一緒に連れ添っていなければならない法律も道理もない。それでも、こうして目の前の青年が単独行動しているのを目の当たりにすると、なんとも面妖な感覚が拭えないから不思議だ。

 

 執事服だからだろうか?

 

 だが、何故だかこのエドガーの私服姿というのを想像しようとしても、まったくもってイメージが湧いてこないのだから、これまた当惑すべき事実である。

 

「ルシーブル君も御一人のようですが、何かご用事でも?」

 

 エドガーからの返しの質問に、セアレは脳内で巡らしていた意外と失礼な内容の考えを中断することにする。

 

「俺ですか? 俺は特に用事とかはなくて、ブラブラとしていただけなんですけど……」

 

 言ってから、「あ、寂しい上に暇な奴だと思われるかも」等といった考えも浮かんだが、一切無視することにした。人間は何事も気にしだしたら負けなのである。

 

「まあ、そんな感じです。――――エドガーさんは仕事中……ですよね?」

 

 一応、疑問系にしたが、もしこれでプライベートだったら少しばかし対応がツラい。主に、仕事中でもないのに執事服でいる理由とか云々。

 

「はい。所用での外回りのついでに、少々買い出しをしている途中です」

 

 ニッコリと爽やかな笑顔で返答するエドガー。

 

 その答えにセアレは内心安堵する。多少なりと危惧していた状況は避けられたようだ。

 

「――――此方の店のお菓子は、お嬢様のお気に入りですので」

 

 セアレの視線が、エドガーの向けた言葉に促されるようにして横方向に動く。

 

 目を向けた先には、『ファナウンテラス』と書かれた年季を感じさせる看板を掲げた喫茶店。外観は全体にモダンでシックな落ち着いた佇まいで、セアレの主観的イメージでは女性の好みそうな雰囲気のお店だと思った。事実、店外に設けられたオープンカフェスペースは様々な年齢の女性客で埋まっている。

 

 むさ苦しい野郎一人でなら、多分一生縁がないような気さえする店構えだった。

 

(エドガーさん、流石だな~)

 

 羞恥も気の衒いもなく、何一つ迷う姿を見せずに堂々と店に入ることが出来るであろうエドガーに、まだまだ青臭いガキであるセアレは内心で感嘆の声を上げるしかない。

 

「それに、最近のお嬢様は少々気分が滅入りがちですので、そのような気分を扶植するにも最適かと思いまして」

 

「え? ヴィクター、調子が悪いんですか?」

 

 聞き捨てならないエドガーの台詞。

 

 セアレは思わず強い調子で聞き返す。親交のある少女の容態が良くないかもしれないと知って、知らぬ存ぜぬ関わらぬを平然と行えるほど冷淡な性格ではない。

 

 セアレからの追求に、右手を唇付近に当てて暫し逡巡していたエドガーだが、

 

「……――――aなしてもよいか」

 

 聞き取れないくらいの大きさで呟いた言葉を結ぶと、真剣な表情をセアレに向けて相対する。

 

「実は先日のことなのですが、お嬢様がストーカー被害に遭われまして」

 

「ええっ!?」

 

 ストーカー被害!? ヴィクターが!?

 

「た、大変じゃないですか!? 大丈夫だったんですか? あっ! もしかして、ヴィクターの身に何か!?」

 

「落ち着いて下さい。大丈夫ですから」

 

 つい、喰いかかるような勢いになるセアレ。

 

 そんなセアレを、両手を胸の前に持ち上げたエドガーが、宥めすかすような仕草を取る。

 

「その件自体に関しましては、既に当方で不埒者の特定と処ぶn……いえ、万事解決済みですし、お嬢様の身にもなんら被害はございませんでしたから」

 

 狼狽しているセアレに対し、応じたエドガーの態度は冷静だ。

 

 エドガーの様子から、大事に至っていないことが読み取れ、セアレも少々気がはやり過ぎたと落ち着きを取り戻す。

 

 ……青年執事の発言の途中に不穏な内容が少し聞こえた気もしたが、一切聞かなかったことに決める(一瞬浮かべた冷酷な絶対零度の微笑も同様にだ)。

 

「そ、そうですか。ならいいですけど……あれ? もう既に解決はしたんですよね? なら、なんでヴィクターの気が滅入っているんですか?」

 

「確かにストーカー被害自体に関しては解決しておりますが、時間を置いた今になってお嬢様に精神的な負担が現れたようでして。……実際のところ、被害に遭っている間は周りに随分と気を配って、常に気丈な態度で振舞っておりましたので」

 

「それは……なんともヴィクターらしいですね」

 

 頷けることだった。

 

 セアレの知りうる限りでのヴィクターの性格や気質から想像してみれば、そんな状況になったのなら、まず彼女は周りに負担を掛けないようにしそうだったから。

 

 彼女を取り巻く人達は、基本的にヴィクトーリア・ダールグリュンという少女はプライドと自我の強い精強且つ成熟した精神を持つ少女で、そう易々と狼狽えたり怯えたりするなんてことはない――――そう言った典型的な『女傑』的イメージを懐いている。

 

 そんな筈はない。そんなものは唯の思い込みと偏見なのだ。

 

 誰だって見ず知らずの人に追い回されたり付き纏わられたりすれば、不安にもなるだろうし、怯えたりもするだろう。

 

 いくら魔法戦技に秀でていようと、例年インターミドルシップで都市本戦上位に入る実力の持ち主しだろうと、普段『雷帝』の子孫を豪語していようと、ヴィクターが年頃の女の子であることに間違いはない。

 

 常に周囲に見せている顔――――強く揺るがない姿勢は彼女の本質なのかもしれない。けれども、その見えない内側の部分には、弱くて儚い年相応の脆さを持った少女の顔もまた確かに存在している筈だと思うから。

 

 だからきっと、一連の出来事が解決して、漸く周りが落ち着いたところで、それまで気丈に押し隠していた不安や恐怖等の感情が一気に押し寄せ、今になって一人静かに身を震わせているのではないのだろうか。

 

(……俺の勝手な思い込みかな?)

 

 独断に満ちた偏見かもしれない。それでも、セアレにはそう思えてならない部分があったのだ。

 

「仰られた通りです。本当にお嬢様らしい……誇りに思えます」

 

 思考の海から戻ったセアレに向かって慈愛と敬愛の念に満ちた微笑みを浮かべ、自慢げにヴィクターのことを語るエドガーの様子は、セアレには一介の執事がただの雇い主であるお嬢様に対する以上の強い想い入れを感じ取れた。

 

(なんだか、娘煩悩な父親とか、妹自慢するお兄さんみたいな様子だな)

 

 エドガーには悪いと思いつつも、内心から微笑ましい想いが込み上がってきて頬が緩む。セアレの中でエドガーに対する印象が大きく変わっていた。当然、とても良い方向に向かって。

 

 まぁ、それらは兎も角として。

 

「エドガーさん。今更ですけど、俺なんかがこんなストーカー被害の話を聞いてもよかったんですか?」

 

 一端、冷静になって思い返してみると、エドガーの語った内容は結構以上にスキャンダラスでプライベートに関係する話だった。ヴィクターみたいに家柄や家名に重きを置く上流階級所属の人間にとっては、あまり安易に周囲に広めてよい話題ではない筈だが。

 

「問題ありません。ルシーブル君のことは、信頼しておりますから」

 

 毒気のない笑顔でサラリと答えるエドガー。

 

 そんな風に殺し文句で答えられてしますと、正直言ってむず痒くてしょうがない気分になるセアレなのだが。

 

「――――それに、お嬢様の益にも繋がりそうですし」

 

「はい? 何がですか?」

 

 ヴィクターの益? どういう意味だろうか?

 

 何故自分がヴィクターの状況を知ることが、彼女の利益へと繋がるのか。理由へと思い至らないセアレは、間の抜けた問い返しをエドガーにしてしまう。

 

「……お分かりになりませんか?」

 

 目を細めて患者の心情を検分する精神科医のような視線を一瞬向け、何故か諭すような口調のエドガー。

 

「ええ、まぁ、正直言って。……俺自身にはあんまり自覚がないんですけど、何かヴィクターが得するようなことをしていますか?」

 

 紳士的で友好的な微笑を向けてくるエドガーだが、なんとなくセアレは呆れられている気もしながら、いくら頭を捻ってみても答えが見いだせなかったりする。

 

 ただ、エドガーに人を小馬鹿にしているような雰囲気は感じないので、別段気分が悪くなることはないのだが。

 

「いやはや何とも。なかなかに前途多難そうではありますね。……けれども、それ故に今後とも大いに楽しみ甲斐がありそうですが」

 

「???」

 

「――――なんでもありません。個人的に少々思うところがあっただけですので。一介の執事の些細な戯言ですから、ルシーブル君が特に気にかける必要はないことですので、あまりお気になさらないで下さい」

 

 小声で呟いたエドガーの台詞が断片的にしか聞き取れず、益々疑問符を浮かべるしかないセアレだが、すぐに有無を言わせない系統の爽やかな笑顔で機先を制される。

 

「なんだかよく分からないですけど……」

 

 エドガーの鉄壁の笑顔をブチ破ろうと試みてまで、これ以上この話題を追求しようとする気概は持てないセアレだった。

 

「そう言えば、買い物の途中なんでしたよね。すみません、引き留めてしまって」

 

 話題の区切りも兼ねてのセアレの言葉だが、実際に結構時間を取ってしまっていたので、声には出してはいないが、「エドガーさん、予定とかは大丈夫なんだろうか?」と思ってもいた。

 

「特に問題はございませんよ。もうあとはこの店で予約していたお菓子を引き取って、お屋敷に帰るだけの予定でしたので」

 

「そうですか……」

 

 「じゃあ、俺ももう行きます。ヴィクターにも宜しく」と言葉を続け、この場から立ち去ろうと考えたセアレだが、矢継ぎ早に重ねて発されたエドガーの言葉に事態が予想外の方向に動き出す。

 

「時にルシーブル君。付かぬ事を伺いますが、本日はこの後に何かしらの予定が入っていたりしますか?」

 

「この後の予定ですか? 特に何かって決まった予定はないですけど……」

 

 エドガーからの今日のこの後の予定を急に聞かれ、セアレは「何かあったかな~」と脳内スケジュールを素早く参照して、キッカリ2秒で哀しい結論を導き出し、暇人な自分に少しだけ落ち込みそうになりながらもなんとか顔には出さずに答える。

 

「では、お時間は取れるということですね」

 

「まぁ、全然余裕で時間はありますけど……俺の予定がどうかしましたか?」

 

 終始笑顔で言及するエドガーに、若干の疑念を感じていたりするセアレ。

 

「宜しければ、少しお付き合い願いたいのですが?」

 

「構いませんけど……何ですか? 荷物運びとかですか?」

 

 買い物の荷物運びで、人手が欲しいとかだろうか?

 

 ある程度の予想を自分の中で立てて、了承の返事をするセアレ。安易で軽率と言うか、お人好しな性格が如実に語られている対応である。

 

「それは良かった。少し一緒に行って欲しい場所があるんですよ。少々待っていただけますか? 買い物をすぐに済ませてしますので。……因みにですが、今日はどのような移動方法でクラナガンまで来られて?」

 

「殆どはモノレールを使ってですね。あとは徒歩ですよ」

 

「では、当方の車にてこの後は移動しましょう。通りの向こう側にある駐車スペースに停めていますので」

 

 セアレに言い置いてから軽く首肯いたエドガーが店に入るのを見送り、「車って、やっぱりリムジンだったりするのだろうか?」等と勿体無い考えを浮かべる。

 

 腕時計で確認すれば、時間的にはお昼を過ぎたばかり。

 

 特に予定もないのだから、堪にはこんな風に突拍子もなく知り合いの用事に付き合うのもいいかもしれないと、平和でお気楽能天気な思考に暫し浸るセアレ。だが、この時に多少なりとも察しておくべきだったのだ。

 

 エドガーとの会話の中で出てきた「お嬢様の益」の意味と、店に入る寸前に浮かべていたエドガーの表情に。

 

 それは、こんな感じの擬態語で表現される表情だった――――『ニヤリ』とね。

 

 

 

 






野郎同士の遣り取りばかりなのに、何故か非常に楽しく書けました。……謎です。

後編にはお嬢様を登場させる予定ですが………まだプロトだけで、全然文章を書けてないんですよね、これが(汗)。


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