兵藤兄の受難   作:アッド・ウィステリア

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兵藤家の長男は面倒見がよい

 兵藤千歳が教職として勤める駒王学園、その高等部には名物といえるものが二つある。

 

 一方は三年生の女子生徒グレモリーと姫島朱乃の二人を示す『二大お姉様』。どちらも人並み外れた――というか人間離れした美少女二人組だ。

 一個人としてみれば実に目の保養になり、一教師としてはどちらも少々交遊関係の幅が狭い点が気にかかるものの、成績は極めて優秀であり凡そ『優等生』という評価に落ち着くのが普通だろう。

 

 もう片方は二年生の松田、元浜、そして千歳の弟である兵藤一誠の三人からなる『変態三人組』。

 公共でのエロトークは思春期特有の話題としてスルーしてやれるが、クラスメイトが見ている中で『紳士的円盤(あだるとぅな映像記録)』をやり取りし、果てには女子更衣室の覗きまでやらかすため学園きっての問題児というイメージが周知されている。

 

 そして今、使われていない教室の一つで千歳の目の前には松田と元浜、一誠が正座していた。

 

「さて、三馬鹿トリオ。申し開きはあるか?」

 

「「「……………」」」

 

 正座して顔を恐怖で引き攣らせる松田・元浜・一誠の目の前で横向きにした椅子に座り、にこやかな笑顔を浮かべる千歳。実際には『ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ッ』という擬音が付きそうな迫力のある笑顔なのだが、それはさておき。

 

 彼らが何をしたかというと、まあ、お察しの通りである。(当事者からすれば)緊迫した状況の中、意を決した表情で兵藤が口火を切る。

 

「お、お慈悲を……「あ゛?」 No、sir! なんでもございません!」

 

 慈悲を乞う一誠を一言で黙らせる千歳。教師とは思えない、ドスの効いた発音と表情であった。人によっては精悍とも、あるいは目つきが悪いと評される顔立ちもありチンピラか、暴力団員でも通用しそうである。

 そのことを内心反省はしつつ、三人に与える罰を考える。教職に就く以前のように物理的に性根を叩き直せれば良いのだが、昨今の教育現場で体罰は厳禁である。とは言え軽すぎても女子生徒や教員が納得しないので、線引きが難しいところであった。

 

 すこし伸び気味になった髪を弄りながら、ふと手が足りないのでボランティアを募ると言っていていた相手を思い出す。

 

「高等部全体の花壇の朝の水やりと放課後の手入れってところか」

 

「うげ!? そりゃないぜ千歳先生!」

 

「高等部全体とか三人じゃきついって!」

 

「ち、千歳兄! せめて、せめて朝か放課後どっちかに!」

 

「やっかましい、同じようなこと繰り返してる奴らにゃ調度良いくらいだ。つーか、いい加減罰考えんのもネタ切れ気味なんだよ」

 

 とりあえず罰を決めたことだし報告と相談を――と思い、千歳が空き教室から出ようとしたところで三人組が足に絡み付いてきた。

 

「考え直してプリーズ!」

 

「放課後の自由まで奪われたら潤いがぁ!」

 

「厳選したオレ達秘蔵のコレクションをあげるからー!」

 

「重い煩い買収しようとするな阿呆共!」

 

 どうにかこうにか三馬鹿を引きはがし、期間中に問題を起こした場合大学部まで含めた学園全体の清掃にグレードアップすることを条件に五日間の放課後の花壇の手入れということに落ち着いた。

 

 ひゃっほーいと浮かれる三人組に釘を指し早々に帰宅させる。

 その背中を見送り、職員室に戻ると苦笑しながら「いつもご苦労様です」と同僚に声をかけられたので、「ならせめて手伝ってください」と言ったら黙って目を逸らされた。

 

「あの三人を曲がりなりにも止められるのは兵藤先生位なので……」

 

「せめて一人だけならともかく三人纏めて鎮圧、もとい沈静できるのは……」

 

 ごもっともな意見である。千歳自身あっさり納得してしまう意見ではあったが、頭が痛いことには変わりがない。

 

 その代わりというか、あの三人が問題を起こした時に備えて、普段の仕事は多くの同僚たちが手助けしてくれており比較的作業量は少ない。

 ……その分、問題を起こすと千歳に任せきりになるので全体的な仕事量で見ればイーブンか、もしくは多いくらいなのだが。先ほどの様子を鑑みるにこれから先も苦労するだろう(確定)。

 

 それから報告書や次回の授業で使う資料・教材を纏めると、まだ残っている同僚に先に帰ることを告げ職員室を出る。まだ一部部活動の生徒などは残っており、三馬鹿への説教がなければもう少し早かったのだが、文句を言っても仕方がないとため息をつく。

 

 途中、購買部で残り物で割引された菓子パンや惣菜パンを適当に買い込み、とある教室に向かう。……弟(+その悪友二人)のあれな所業に色々と口を聞いてもらっている詫びのつもりで持っていたのが常習化してしまっていた。

 今では駅前のお高いバウムクーヘン(一つ当たり2500円)をねだられる羽目になったが、自業自得である。

 

 校内を歩いていくと目的の教室が見えてくる。他の教室と同じ引き戸には薄手のカーテンがかけられていて、中が覗けなくなっている。その上にあるプレートは『生徒会室』の四文字。

 

 少しだけ乱雑にノックし、返事を待たずに扉を開ける。細長い四角を描くように並べられた長机とパイプ椅子。資料が並べられたスチール製の収納棚。少し型の古いノートパソコンもあり、少し生徒会室には不釣り合いの高級そうなポットやティーカップが置かれているくらいでどこにでもありそうな生徒会室である。

 

 後ろ手に扉を閉めると、書類に目を通していた少女が顔をあげる。一瞬、咎めるように眉を寄せ直ぐに苦笑めいた表情でため息をついた。

 

「よう、お疲れさん」

 

「またいらしたんですね、千歳先生」

 

「悪いな。ほれ、これいつもの差し入れ。好き勝手に食う連中が戻る前に、先に欲しいものがあれば食べた方がいいぞ?」

 

「そう、ですね。いい時間ですし、少し休憩を入れることにします。…………あの、クリームパンはありますか?」

 

「えーっと……お、丁度一つだけあった」

 

 そう言うと少女―――駒王学園高等部生徒会会長、支取蒼那は年頃相応に微笑みを浮かべる。普段からそう言う表情出せば一層人気が出るんだろうなぁ、と内心考えつつ、支取がポットの元へ向かい紅茶を淹れ始めたので、適当に椅子を見繕って座る。

 

 数分とせず差し出されたカップを受け取り、一口。口腔から広がる香りを楽しみつつ、短い時間だがのんびりと世間話に興じることにした。

 

「いつもスマンが、また弟が悪さしてな。お前らの方にも仕事が行くかもな」

 

「本当にいつものことですね。我々からも注意はしているんですが……」

 

「アイツはその程度でへこたれるような性格してねーからな、良くも悪くも」

 

「……その情熱というか執念というか、とにかくそういう部分を部活動にでも向ければ彼の評価もうなぎ上りでしょうに」

 

 支取の言うことは全くをもってその通りなのだが、赤ん坊のころから面倒を見て来た千歳が何もしてこなかったわけではない。

 

 部活は当然として武道にボランティア、プラモづくりに果ては写経など、性欲に傾倒している情熱の方向性を変えようと苦心してきたが結果は御覧の有様である。一時期プラモデルにハマらせただけでも千歳の奮闘ぶりが分かろうというモノだ。

 

「もういっそのこと、どこぞの風俗にでも叩き込むかな。妙なところで純情なアイツのことだから、現実を知りゃあ落ち着くかもな」

 

「どこに性風俗を生徒に推奨する教師がいるんですか。……というか純情………………純情?」

 

「『どの辺が?』と言わんばかりのお言葉、ありがとう。恋愛に関して夢見がち、ってのが正しいかね?」

 

 その辺りの観念は主に両親の影響だろう。物心ついた頃の千歳の目の前でも喧嘩というには迫力のないものしかしてこなかった、夫婦円満を体現してきた両親である。千歳もそういう関係には憧れているし、経験のない一誠が無意識で理想とするのに訳もないというべきか。

 それ以上に性欲(というかスケベ根性)が強すぎるのが問題だが、それはさておき。

 

「後、花壇の水やりと整備はあの三人組に押し付けといたぞ。見張りに俺も付くことになるだろうが、いつ、どこから始めるかは生徒会(お前ら)に一任するわ。精々こき使ってくれ」

 

「了解しました。男子生徒が4名もいれば、あとは生徒会のメンバーがいれば回せると思います」

 

「なんだ、もう動いてたのか?」

 

「役員が個人個人で声をかけているだけでしたが。それでも一人集まったのは重畳、と言えるのでしょうね」

 

 既に生徒会の方で手を回して人員を確保しようとしていたらしい。『ボランティアなんてやってどうするんだ』と学生の内は思うものだが、これで意外と他にはない、あるいは他とは違う経験は進学には強みになる。

 

 その生徒はちゃんと自分の進路を考えているんだな、と感心する千歳。当然この段階では知る由もないが、その男子生徒Sは実に俗的かつ思春期の男の子らしい理由で動いていたりする。

 

「いっそのことそいつも生徒会に組み込んじまえよ。こういう体力のいる仕事は男の手に回してしまった方がいいぞ」

 

「場合によってはそれも考えます。……ついでに千歳先生も正式に顧問になりませんか?」

 

 軽い勧誘の言葉。しかし、そこには冗談交じりに言葉を交わしていた雰囲気から一変してひどく真面目――というよりは狙いを定める狩人のような、そんな真剣な響きを含んでいた。

 

「そういうのはノーセンキュー。うちの弟から目を離すと、ほら、な?」

 

「………………………………………………………………………………そうですね」

 

 それに気づいていながらもあくまで千歳は軽い調子で勧誘を断り、理屈もへったくれもないその言葉に長考の末、リターン(千歳)を得るよりリスク(一誠の所業)の回避を選択する支取。そして二人まるっきり同時にため息を吐く姿が実に哀愁を誘う。

 

「……良い時間帯だし、そろそろ帰るわ。あんまり遅くにならないようにな」

 

「先生もお気をつけて。差し入れ、いつもありがとうござます」

 

「おう。また明日な」

 

 そう言って退室する。窓から見える朱に染まった景色がなんとなく不気味に感じるのは、暗がりが増える時間帯だからか。

 あるいは雑木林の向こうに垣間見える古めかしい木造の旧校舎がそういう雰囲気を醸し出しているのか。

 

 言葉にしがたい不安を感じながら千歳は帰宅する学生たちに混じって帰路についた。

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 大学入学以来、千歳は安価なアパートで一人暮らしをしている。

 

 実家はこの町にあるものの、『大の男が一人暮らしを経験したことがないのはどうなんだ?』と両親に相談したら月に一回は実家に顔を出すことを条件に許可が降りた。

 以降、外せない用事がない限り生真面目にも毎月実家に帰っている。

 

 学校からアパートに戻ると直ぐに着替え、ウォーミングアップを兼ねた走り込みと鍛練に出掛けた。錘代わりに背負うバッグには薄めたスポーツドリンクと幼少期に貰ったとある体術の指南書……とは名ばかりの大学ノート。

 

 このノートがくせ者だった。

 

 何か別の書物の記述の一部を写したものらしいのだが、そもそも日本語ではなくラテン語で記されており、所々に日本語の注釈と図解はあれど注釈は主観的かつ端的で要領を得ず、図解は下手くそな手書きという手作り感満載の代物。

 

 幼くも千歳が四苦八苦しながら翻訳してみても隠喩や暗喩が多く使われており、一時期は完全にお手上げ状態。

 意地でも解読してやろうと勢いで大学で語学を専攻し、いつしかラテン語・英語が話せるマルチリンガルとなってようやく「アレ? 俺、何しに大学入ったんだっけ?」と冷静になった程の難解さである。

 

 まあ、その甲斐あって解読は大きく進み、学業も優秀だったのだから人生とはどう転ぶかわからないものだ。……次会ったら文句言おう、と千歳に決めさせたのはノートを渡した者の自業自得だろう。多分。

 

「……ん?」

 

 鍛練から帰るとアパートの自室の前に何かがいた。暗い夜闇の中、少し古くなった蛍光灯が照らす下には黒い物体。

 

 それが何かわかる前にその黒いものは千歳に向かって走り寄り、顔目掛けて跳躍。そして一閃。

 

「フシャァッ!」

 

「いってぇっ!? いだ、ちょ、こら、イダダダ! くぉらぁ、ドラ猫!! 何いきなり襲ってきてんだ、発情期か! いったい!?!」

 

「フカーーーッ!!」

 

 千歳の顔に三本の引っ掻き傷をつけた黒猫はそのまま肩や腕を足場に噛みつき、引っ掻き、猫パンチ連打を入れながら跳び回る。

 

 思わぬ奇襲に千歳もたまらず悲鳴をあげる。なんとか取っ捕まえようと手を伸ばすが、牛若丸がごとき跳躍を見せる黒猫を捕まえ切れず手は空を切るばかり。

 

 むしろ発情期の辺りでラッシュが加速。爪の一撃をかわしたと見せかけアパートの壁や手すりを使って飛びかかり、空中で捻りを加えて尻尾を鞭のように叩きつける。

 どこぞの怒り状態の迅竜もかくやとばかりの三次元機動に千歳も回避と防御で手一杯である。

 

 5分が経過した辺りで怒りが止んだらしい黒猫は地面に降り立ち、千歳の暮らす部屋のドアをガリガリと引っかき出す。はよ開けろと言いたいらしい。

 

 しかし、当の千歳はジャージと共にボロボロにされて地面に横たわっていた。鍛練帰りで疲れていたのかもしれないが、猫に一方的にやられるとはひどい下剋上を見た。

 

「ニャ~~」

 

「……あー、わかったわかった。ったく、謝るくらいなら襲ってくんなっての」

 

 横たわって動かない千歳に近寄り、ペシペシと頭を叩いて催促してから謝るように初めに刻んだ頬の血の滲んだ引っかき傷を舐める黒猫。そこに確かな謝罪を感じたのか、千歳は疲れ痛む身体を起こし猫を抱き上げながら立ち上がる。

 

 玄関の鍵を開け中に入ると、黒猫は飛び降りてお気に入りのクッションの上へと落ち着いた。

 

 この黒猫との関係は千歳が一人暮らしを始めた頃、アパートの前でボロボロの状態で転がっていた黒猫を拾ったのがきっかけだ。

 

 怪我はしていないようだったが弱々しい姿を見て千歳はすぐに部屋に連れて行き、温かいお湯とタオルで身体を温め、お湯で薄めた微温いミルクを与えた。最初、目を覚ましたときには警戒していた黒猫だったが、弱った身体には逆らえず施しを受け、一週間もする頃にはある程度心を許していた。

 

 そこから更に一週間程で完全に復調。千歳が大学に行っている間に窓から逃げ出したが、時折こうして寝床と飯をねだりにやって来る半同居猫である。

 

「さて、夕飯は……確か鮭の刺身があったような」

 

 シャワーから戻り、冷蔵庫の中身を物色して今晩の夕飯を考える。ややあってチルドの中からおかずとなる刺身の入ったパックと、野菜室から白菜や人参などの野菜に油揚げを取り出す。

 

 まな板の上で野菜を大きめに切り出すと軽く油を引いた鍋に投入。そのまま軽く痛めて焼き色をつけると、今度は油揚げと水を入れて火にかける。

 

 その間にラップを複数枚敷き、炊飯器から茶碗によそったご飯をその上に乗せて広げていく。粗熱が取れたらラップで包んで冷凍しておくことで炊飯器を使う手間を少なくしていく。

 

 煮立ちはじめた鍋の中の人参に串を刺し、柔らかくなったのを確認して味噌を投入。

 沸騰しないように気をつけながら刺身を切り分け、その内ニ、三切れをポットから注いだボウルの中でさっと湯引きして油を落とす。こちらは猫用のようで、殺菌と更に半分に切り分けることで食べやすくしてある。

 

 折りたためる座卓を取り出し適当に刺身と味噌汁、ご飯を盛り付けて運ぶ。その近くにはいつの間にか先ほどまではぐでぇとだらけていた姿とは打って変わってお行儀良く座って待っている猫がおり、以前と変わらないそれに千歳が呆れつつ小皿によそったご飯と刺身、水を置いていく。

 

 座布団代わりのクッションを敷いて座りこみ、いただきますと小さく唱えて醤油指しを手に取ったところで肘に肉球の感触。そちらを向くと案の定、黒猫が何か訴えるように金色の瞳をこちらに向けていた。

 

「……自分の鮭にも醤油かけろ、と?」

 

「ニャ!」

 

「いや、ダメだろ。前もかけといてなんだが、塩分取りすぎだぞ」

 

「ニャー!!」

 

「あーはいはい、わかった。ただし体調悪くなっても面倒見ねーぞ」

 

 そう言いつつ、既に近場の動物病院の電話番号と住所のメモをとっている辺り面倒見る気満々である。

 

 猫の鮭に向けてポタポタと数滴醤油を垂らすも一向に食べないため、観念してさっと回すようにかけると満足したように鼻を鳴らして食べ始める。

 

 それを見てから千歳も食べ始め、一時間もする頃には食べ終わった食器がシンクに張られた水につけられる。それまでに刺身を奪い取られたり、猫にシャワーを浴びせたところで水を飛ばされて洗濯するものが増えたりしたが余談であろう。

 

 黒猫を膝の上に乗せて手持ち無沙汰に時折肉球に触れ、頭から背中にかけて撫でる。ビロードのような手触りを楽しみつつ、ふと思い立ち万歳させるように抱き上げて何となく疑問になっていたことを口にする。

 

「お前も変な猫だよなぁ」

 

「ニャア?」

 

「飯食う時人間みたいにおかずをおかずとして食べるし、野良の割に毛並み自体はやたら艶があるし、合いの手入れるみたいに鳴くし」

 

「……ニャ、ニャ~ン」

 

「もしかして化け猫かなんかだったりすんのかね、お前」

 

「ニャッ!?」

 

「……ないか。夢見んのも大概にすべきだよなぁ」

 

「……ニャゥウゥ~ッ」

 

 何が気に障ったのか、若干機嫌を損ねた様子の黒猫を離してやるとまたも猫パンチを喰らう。しかし、先ほどと異なり威力も勢いも足りないので、顔に当たってもペチペチと音を立てるだけなので、千歳はそのまま猫パンチ(の肉球の感触)を受け入れていた。

 

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