魔力が少ないのに召喚されるのはバーサーカー   作:くれ悪

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今回で冬木編は終了です。次回から数話、特別編を挟んでオルレアンに行こうと思います。


修復

「ちっ、つまらん最後の最後で奴に希望を見せるとは。絶望の中で何も助けが無いという状況を見て楽しみたかったのにな」

 

「っ!」

 

「先輩駄目です!」

 

立香がレフに向かって駆け出そうとするとマシュちゃんが止めた。

 

「ほう、さすがだなデミサーヴァント。私が根本的に違う生物だと感じ取ってるんだな。

では改めて自己紹介をしようか。私の名はレフ・ライノール・フラウロス。貴様たち糞人間を処理するために遣わされた2015年担当者だ。ああそうだロマ二君聞こえてるかい?共に魔導を学んだ身として忠告してやろう」

 

『……レフ教授、いやレフ・ライノール何だ?』

 

「人類にはもう未来がない。シヴァが観測してると思うが2017年から先の未来は人類は存在しない。カルデアはカルデアスの磁場で守られていると思うが。外はこの冬木と同じ末路を迎えてるだろうね」

 

『そうですか、外部と連絡が取れないのは通信機の故障ではなくて受け取る相手が存在しないということだったんですね』

 

え、ということは父さん、母さんも消えたって言うことか?

 

「もう変えられない。これは人類史による人類史の否定だからね。カルデアの内部時間が2016年過ぎれば人類はこの宇宙から消え去るということだ」

 

「何で……?」

 

マシュちゃんが呟く。

 

「何で?だと!分かりきった事を!自らの無能さ、自らの愚かさで人類が滅びるのだ!紙くずのようにな!

 

おっと少し喋り過ぎたな。この特異点もそろそろ限界だ。では無いと思うがまた会おう」

 

そしてレフは消えた。

 

『朝浦君!藤丸ちゃん!マシュ!レイシフト準備をするから待っててくれ!』

 

「先輩、鬼灯さん、手を!」

 

そして俺らは光に包まれた。

 

目を覚ますと俺はベットの上だった。

 

「ああ鬼灯君!目を覚ましたんだね!」

 

「立香、俺は」

 

「無事に帰って来れたんだけど鬼灯君、魔力を限界まで行使しすぎてずーっと寝てたんだよ?」

 

「どんくらい寝てた?」

 

「2日寝てたよ」

 

「そんなに…」

 

「ま、まあ!特異点は無事に修復出来たんだし!次も!」

 

俺は壁を拳で殴る。

 

「無事じゃねえよ!所長が死んだ!他にも…」

 

「大丈夫だよ」

 

俺を優しく立香が抱きついた。

 

「え、り、立…香?」

 

「確かに所長は死んじゃったよ。でもねここで私たちが諦めたら本当に人類が滅んじゃう。今回の特異点でよく分かったよ。だからね?一緒に頑張ろ?」

 

俺は立香の胸で泣いた。立香は優しく、優しく俺の頭を撫でてくれていた。

 

「えっと立香?この事は2人の内緒にね?」

 

俺は冷静になって改めて自分がした事の大変さを感じていた。

 

だって恥ずかしいじゃん!同僚それも女の子の胸で泣くなんて!

 

「うーんもう遅いと思うよ?ほら」

 

立香が指刺すとそこには、マシュちゃんとDr.ロマンが立っていた。

 

「いや見るつもりはなかったんだけど、医療のトップとして朝浦君が目を覚ましたら僕の方に連絡が来るようになってたんだ」

 

「私は先輩との交代の時間だったんで…来たら。入りづらくって…すみません」

 

この日、俺の黒歴史がまた1つ増えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




骸骨兵A「俺らこれ消えるだろ!」

骸骨兵B「やべー!どうしよ!」

骸骨兵C「マジやばくね?」

骸骨兵ABC「「「そうだ、カルデアに行こう!」」」

骸骨兵D「評価、感想お願いします」
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