後、オルレアンは後2話ぐらいと思います。
Sideジャンヌ・ダルク〔オルタ〕
「ジルを倒したみたいね」
「……」
「……だんまりかしら」
最後にあなたと喋りたかった。私は復讐鬼なのに正面から怒鳴って私を泣かせた…いや私は泣いてないし。ちょっと涙目になっただけだから。だからムカついて人質として捕獲した。
私はあなたがジルに殺されると思った。だけどあなたは生き残った。まさかジルと仲良くなるとは思わなかった。ジルがあそこまではしゃいだ所なんて見たこともなかった。まぁジルの目があんなに飛び出してたのもびっくりしたけど。
そしてあんたは平然と部屋に帰って来た。ムカついたわ、ここは敵地なのに自分は余裕綽々な所がさらにムカついた。
しかも私をトランプに誘うなんて狂ってるとしか思えない…。異常に強くて何度恥ずかしい目に合わされたか。
でも楽しかった。とても楽しかった、あなたは本当は私たちの味方なんじゃないかって思うほど馴染んでた。
でもあなたは敵だ。私が倒すべき敵、あなたを倒しても他にサーヴァントはたくさんいるわ。だからおそらく私は倒される。だけどせめてあなただけは私が殺す。
これはジャンヌ・ダルク〔オルタ〕としてじゃない私個人としての我儘なんだから…だから私に殺されて?
「じゃあホオズキ、死になさい」
「……」
やはり無言だが殺る!
私は鬼灯に向かって駆け出す。するとどこからか現れた眼鏡の少女に防がれる。
「マスターさんはやらせません!どうしても殺したいなら私を殺してから行って下さい!」
「そうさせてもらうわ!」
私の剣と彼女の光剣が交差し合う。幾度となく打ち合う、しかし私の方が押される。
それもそうか、私はそもそも純粋な戦士じゃない。私は聖女、みんなを鼓舞する存在。しかし彼女はおそらく戦士なんだろう。徐々に私が押されていく。
ここは宝具を使う!私は彼女の隙を突き、距離をとる。そして宝具を開帳する!
「これは憎悪によって磨かれた我が魂の咆哮…」
そうこれは私のオリジナル、ジャンヌ・ダルクが焼かれた炎だ。私はこの炎を体験してない。だからイメージで補うしかない、だけど私はあいつを殺す!
『
これで燃やす!
彼女は私の宝具を避けてあいつと距離を取った。なら殺すなら今!私は全力であいつに近づき剣を突き立てる!
「ホオズキ!!!!!」
「ランスロット、宝具解除」
「え」
あいつと思っていた体が歪み別の人型を作っていく。黒い甲冑の騎士だった。
そして気がついた時には私の胸に剣が突き刺さる。
「ガハッ」
口から血が溢れ出す。そこへ足音がした。そして顔を上げるとあいつがいた。
「悪いなオルタ、騙させてもらった。ランスロットには宝具の
「…道理でおかしいと思ったわよ。あなたが軽口の1つも言わないのが不自然だったわ」
「まぁそれはしょうがねぇよ。こいつはバーサーカーなんだからな」
「私は負けたのね、ホオズキ」
「ああ、お前の負けで俺の勝ちだよ」
そっか…やっぱり私、負けたんだ。じゃあ罰ゲームをしないとね。
「ホオズキ、何もしないから顔をこっちに近づけなさい」
「何だよ」
怪訝な顔をしながらも律儀に近づけてくれる。そして私は近づけてきたホオズキの唇にキスをした。
「は!な、何やってんだよ!」
「私が1番嫌なこと、罰ゲームよ。はぁ最悪、最後の最後であなたとキスしないといけないなんて…」
「ちっ、そういう事かよ…」
ふふふ顔を赤くしてる。なんだそういう顔も出来るのね。本当に最悪の気分よ。
「もうそろそろ消えるわ」
「…っ。分かった最後まで見届けるよ」
「そうありがと」
そして、私はホオズキに見られながら消えた。
骸骨兵A「え、えっと貴方様がうぇあうるふ君のお父様で…」
ボスウルフ「ああ、そうだ息子を無事に届けてくれた事には感謝する」
骸骨兵B「い、いえいえ人として当然です」
ボスウルフ「だが…帰って来た息子が変な言葉使いを覚えた事については誰が教えたのか教えて貰ってもいいかな?」
骸骨兵AB「「はい、こいつがやりました!」」
骸骨兵C「え!俺!ち、違う俺じゃないです!」
骸骨兵D「やはりこいつらひでぇ」
うぇあうるふ「ひでー!」