「駄目…絶対筋肉痛だよ明日…」
立香が隣で嘆いてるが俺も正直ヤバイ。俺は立香よりも体を鍛えてたしそこそこ持久力もあったので立香の2倍のメニューをやらされていた。
若干意識が朦朧とし始めた。あ、食べた麻婆吐きそう。…抑えろ抑えろ俺。
「はっはっは!どうした鬼灯!まだ行けるだろ、頑張れよ気合い出せよ!ほら立て!頑張るんだ!ここでへこたれるな!まだまだ行けるぞ!ほら立て立て!」
……ここは地獄なのか?筋トレ地獄なのか。てか、江口さんテンション高すぎるでしょ。何なの?某熱血テニスプレイヤーなの⁉︎
「江口くん、そろそろトレーニング終了の時間だよ」
ロマン!君は僕の救世主だ!僕はドクターに一生ついて行くよ!
「特訓ならまた明日やればいいじゃないか」
おいコラ何言ってんだよ、この超天パ!その髪にアイロンかけてストレートにするぞ!そしてそのストレートになった髪を某長寿番組で主役を張ってる、貝の名前をしたお姉さんと同じ髪型にするぞ!
「分かった!よし、鬼灯、立香!今日の訓練は終わりダァ!シャワー浴びてこい!」
「「はい…」」
そう返事した俺たちはそれぞれシャワールームに向かった。
「ふー、汗が流れて気持ちがいいなぁ」
俺は訓練の汗をシャワーで流してた。その時だった何故か誰かから見られてるような気がしてならなかった。
「誰だ!」
と叫びながら後ろを向いたが誰もいなかった。ま、それもそうかトレーニングルームには俺と立香、江口さん後ドクターしかいなかった。立香は女子のシャワールーム、江口さんはまだトレーニング中、そしてドクターは社畜に戻っている。だからここには俺以外誰もいない。そう誰もいない。
「やっぱ誰もいないかー」
俺がそう言って振り向いた時だった。
「ますたぁー」
「ぎゃぁぁぁぁぁぁ!」
「ふふふ、妻である私を置いてくなんて悪い
「な、なんでここにいるんだ清姫!」
「夫婦は一緒に湯浴みをするものですよ?」
「嘘だ!」
「ふふふ私が嘘をつく訳ないじゃないですか」
そんなこんな言ってる間に清姫は服を脱ぎ始めた。うん、おかしいよね!
着物だからすぐ脱げるね!何言ってるだよ俺!
「鬼灯!何騒いでるんだ?」
「江口さん!」
「……君達何をやってるのかな?」
「夫婦の営みです」
「違います」
「鬼灯、1つだけ言うことがある」
「な、何ですか?」
「リア充爆発しろ!やっぱり麻婆塗るぞ!」
「何言ってるか分かりません!」
そう言って逃げだしてしまった。江口さんってあんなキャラだったけ!スポーツマンで恋人なんて不要って思ってる人かと思ってました!
「邪魔者もいなくなりましたし再開しましょう?」
「くっ!」
「さぁ、夫婦の契りを!」
俺は全裸でシャワールームのガラスを突き破り緊急脱出した。
まだ俺には早いと思います!
佐藤「何、あいつはあの麻婆を美味そうに食ってただと!」
次郎丸「奴は化け物か!」
慎二「まさか、あいつは教会の者じゃないのか…」
フォスル「どうした、顔色が真っ青だぞ?」
慎二「いや、骨だから顔色とかないから…。まぁちょっとトラウマがな…」
佐藤「とりあえず、また作戦は1から考え直しだな」
次郎丸、慎二「「おぅ!」」
フォスル「お前ら諦めろよ…」