「……ねぇ何があったの?」
「聞かないでくれ、立香。俺とドクターは深い病みを見てしまったんだ」
「そうだよ立香ちゃん…まさか部下があんな事を思ってたと思うと」
俺とドクターは部屋の隅っこで体育座りをしていた。俺は精神的に強いと思ってたが全然そんな事はなかったみたいみたいだ。むしろ弱かった…。
「ははは!言い様ね!ずっとそこで大人しくしてればいいのよ!」
「ジャンヌさん、それは私の旦那様に対する侮辱ですか?」
「ふふふ私のおやつを飴玉にするって言った罰ですよ」
ああカオスだ。超カオスだよ。てか何でみんな俺の部屋に集まってんだよ!確かにえっちゃんとか清姫は俺のサーヴァントだから分かるとして立香やオルタは何でここにいるんだ?
「じゃあそろそろやろっか!」
立香が元気よく言う。何をやるんだ?俺がそんな事を考えてると他のみんなが俺を見てくる。え?え?何々?
「ほら早くトランプ出しなさいよ!時間が無くなっちゃうじゃない!」
「あ、うん」
そういう事か!確かに後でトランプやるって言ったのすっかり忘れてたよ。そして俺はポケットの中からトランプを出す。
「こんな人数だったらババ抜きでいいかな?」
「うん!」「ええ、いいわよ!」「じゃあますたぁ、私が配りますね」
「うんよろしく」
清姫が慣れた手つきでトランプを配り始める。さすが特異点でやってた時にいつも配ってただけあるよ。
「よし、じゃあ始めようか」
「ふっ今日こそあんたを泣かせてあげるわ!」
「はっ!やれるもんならやってみろよ」
まぁ絶対オルタが泣くに決まってるんだけどな…
「ふふふ私の勝ちですわ」
「何でよ!何で最後にジョーカーが私の手の中にあるのよ!」
1回戦は清姫が1位でオルタが最下位だ。ああやっぱりオルタは負ける運命になるのか…
「じゃあ、三回回ってワンって言いなさい」
え、えげつない。何、きよひー怖いよ!
「い、嫌よ!そんな事出来るわけないじゃない!」
「では服を脱ぎますか?」
「…やれば良いんでしょ!やれば!」
半ば切れ気味にオルタが言う。そして悔しそうにくるくると回って
「わ、ワン」
恥ずかしそうに言った。うん、清姫ありがとう!青髭の旦那、あんたの魂俺が受け継ぐよ!
「こ、これでいいんでしょ!次こそは負けないわよ!」
「マスターさん、勝ちました」
「なんでよー!」
そしてまたオルタが負けた。うんやっぱすげぇ弱いね。顔に出てるもん。
「では私に高級和菓子を献上して下さい!」
「そんなお金無いわよ!」
「そうですか、なら貴方のマスターに払ってもらえば良いんじゃ無いですか?」
「そ、そうね!マスター!」
「えっ!マジで?」
「お願いするわ!」
「そんなぁ!」
立香、哀れ…そして遂に俺の番が回ってきた。
「オルタぁ、俺を泣かすんじゃなかったけ?うん?」
「…早く言いなさいよ」
「よし、じゃあ今日1日ずっと語尾にニャンをつけて喋って♪」
「え?」
「あ、朝浦君…それ…ナイス」
ドクターやっぱり分かってくれるか!同志よ!青髭の旦那!俺やるよ、だから見ててくれよ!
「嫌よ!嫌!それだけは嫌!」
「立香」
「あいあいさー。ジャンヌ!令呪をもって命じる!」
「な、何、バカなことに使おうとしてるのよ!」
「1日、語尾にニャンを付けて!」
「いやぁぁぁニャン」
「坊主…お前ってやつは…」
ああ愉悦!
しかし、そこから何故かジャンヌが勝ち始めた。
「マスター!肩を揉みなさいニャン」
「はぁい」
「天パ!この本を朗読しなさいニャン」
「え、この本って…な⁉︎何だこれは!江口さん僕のカルデアスを貫いてって何て題名だ!」
ひどいひどすぎる!この悪魔!
「ふふふ次は貴方の番ニャン、次こそ敗北させてあげるにゃん」
そして遂に…
「オルタ、お互いすれ違いがあったけど。俺お前の事が大好きなんだ。だから罰ゲームなんて、そんな酷い事やる必要ないんじゃ無いかな?」
「問答無用ニャン!さぁ鬼灯!貴方の罰ゲームは今日1日中女装よ!」
「嫌だぁぁ!」
俺は逃走しようとした。しかし、俺の逃走経路の先に清姫と立香が行く先を塞いでた。
「…清姫、逃してくれないか?」
「すみませんますたぁ。これは罰ゲームですから…」
「立香」
「鬼灯君、私の服貸してあげるから。ね?」
そして、俺は2人に捕まり女装させられたのだった。
後にドクターは俺の女装をまるでアイドルみたいだったよと言った。
佐藤「あれ、あんな可愛い子ここにいたっけ?」
次郎丸「すげえ可愛いじゃん!」
慎二「ま、まあまあかな」
フォスル「あれ男じゃん」
佐・次・慎「「「はっ⁉︎」」」
フォスル「だからあのマスターじゃん」
佐・次・慎「「「ふざけるなぁぁぁ!」」」