あ、玉藻なキャットとか三国志の英雄とか、そんなバーサーカーはいなかった。いいね?
「はっ!死んだばあちゃんが川の向こう側でランニングマンしてた!」
あれ?ここは何処なんだ?確か、スパルタクス…筋肉…うっ頭が…。ていうか、レフぅぅぅ!レフがいるよ!あれ?見た事ないサーヴァントがいる!何なんだ!なんか、ローマ、ローマ言ってるよ…怖っ!ネロがそれに向かって戦ってる。
……まさかもう最終局面?ははは、まさかぁ。そんな事無いよね。うん、これは夢だ…そう夢だ夢だ…あ、ネロがなんかのサーヴァントを倒した。
「やっと、起きたんだね!起きて良かったよ!ドクターの診断によると鬼灯君はバーサーカーにいきなり抱きしめられた事による。急性バーサーカー中毒だったらしいよ?これからはバーサーカーには気をつけてだって?」
立香がそう言う。しかし俺は立香か言った内容が頭に入らない。
「…はいっ?何それっ?頭おかしいだろ!」
急性バーサーカー中毒聞いた事ねぇよ!意味分からんし!ちょっとー何言ってるんですかー分からないんですけどー。
「まさか、すぐ目が醒めると思ったらまさか二、三日眠り続けるなんてね…でも、きちんとランスロットさん達が働いてくれたから!マシュは何故かスパルタクスさんにおんぶされてた鬼灯君見て息を荒くしてたけど…」
「っていうか、まさかもう殆ど最終局面的なパターン?」
「うん、最終局面だよ?」
「やっぱり?」
「うん」
「だ、か、ら!俺を無視するなぁぁぁぁぁ」
「あ、レフだ」
まぁ、気付いてたけどね。
「貴様ら!この緊迫した場面で何イチャついてるんだよ!……ていうか貴様何女装してるんだ!一瞬他のマスターも目が覚めたと思ったじゃないか!しかも何気に似合ってるんじゃねぇー!」
「えっと、そこまで褒められると照れるなぁ」
「はっ、レフ×鬼灯」
「マシュちゃん自重しようねぇ!」
「くっ、ここまで私を馬鹿にするとは!許さんぞ!」
いきなりレフからプレッシャーが溢れて来る。彼からは嫌悪感が漂って来る。
「本当にイラつくゴミムシ共だ。まぁいい、いや良くない。まぁ君たちは良くやってると思う。特にそこの魔力がクソでザコでど底辺の羽虫とかな」
「ひでぇ」
「マシュもよくやってる。デミサーヴァント
「だけど所詮はサーヴァント悲しいかな、聖杯の力には勝てん!」
「聖杯渡せ!レフ・ライノール!」
俺がレフに向けて言葉を吐く。寝起きだからシリアスはきついんだよぉ!
「ほう、羽虫がいっぱしの口を聞くようになったね?フランスでは大活躍だったらしいじゃないか少年少女よ」
「「いやぁーそれほどでも」」
「褒めてない!」
俺と立香が照れるとレフが怒鳴る。
「まったくーーおかげで私は大目玉さ!本来ならとっくに神殿に帰還してるはずなのに子どものつかいも出来ないのかと追い返された!結果、こんな時代で後始末だ!まぁ、いい鬼灯君、立香くんこんな凡百なサーヴァントを掻き集めた程度でこのレフ・ライノールに勝てると思ってるのか?」
「お前の目的は何なんだ」
「ふっ、君たちは問いを間違ってる本当ならこう問うべきだ、何故人類も滅ぼしたとね?まぁ、それに答える義務も権利も道理もないがな!」
哀れにも消えゆく君たちに今!私が!王の寵愛を見せてやろう!」
レフの体が変化していく。段々大きくなっていく…そして!なんだこの質量!この禍々しさ!
「ははは改めて自己紹介をしよう。私はレフ・ライノール・フラウロス!七十二柱の魔神が一柱!魔神フラウロス、これが王の寵愛だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
「地にそびえる巨大な肉棒…はっ!」
「マシュちゃん!今シリアスだから!今シリアスだから!はっ!って言って俺の方向かないで!」
『鬼灯くん、立香ちゃん!これを撃破するんだ!』
今まで一言も喋らなかったドクターがそう言う。
まぁ、倒さないといけない…これは倒さなければいけないものだ!
「「はいっ!」」
慎二「…ごーすとちゃん。寂しかったんだろ?」
ごーすと「…うん寂しいだから骸骨のお兄ちゃんと一緒に!」
慎二「俺も妹がいてな…小さい頃はこうやって…ごーすとちゃん…俺は君とはいれないんだ!君はこの世界の人間!俺は違う世界の人間だ!だから、君とはいられないんだ!」
ごーすと「…骸骨のお兄ちゃん。私たち人間じゃないよ?」
慎二「突っ込むところそこかーい!」