零「何故?」
チ「まぁ今回の主役は明久さんとフランさんですから、二人の雰囲気を早く味わって貰いたいので」
零「なるほどな、じゃ」
それでは!
『ゆっくり読んで行ってね!』
明久side
僕は教室にたどり着いた。
教室の前には咲夜が一人静かにたたずんでいる
僕が教室にたどり着くと…
咲夜「待っていたわよ明久。妹様は中にいるわ。」
明久「うん、ありがと咲夜。」
咲夜「明久…。」
僕が教室に入ろうとすると咲夜に呼び止められた。
咲夜「妹様をお願い。」
明久「任せて、約束もあるしね。」
教室に入るとそこにはフランが窓の外を見ていた。
その後ろ姿はどこか寂しげで、触れれば壊れるんじゃないかと思うほど儚かった。
明久「フラン!」
僕は思わず大声で彼女の名を呼んでいた。
呼ばれたフランはゆっくりと此方に振り替える。
フラ「…明久、ごめんなさい」
明久「え?何で謝るの?」
フラ「だって私は何の役にもたてなかった!明久に迷惑をかけた!明久に気を使わせた!」
フランは両手をぎゅっと握りしめ、まるで溜め込んだ物を吐き出すように捲し立てた。
たかが学生の勝負と思う人もいるかもしれない、だが、どんなことにでも純粋になれるのがフランの良いところだと僕は断言できる!
明久「フラン…僕が君と友達になったときの言葉覚えてるかな?」
フラ「…え?う、うん…」
明久「そっか、でももう一度言わせてね
誰だって一人で生きていくのは辛い、でもね、本当に一人の人なんて居ないんだよ
どこかで誰かと繋がってる、それは目にも見えないし、触れることもできないから分かりずらい…けどね。」
僕はそっとフランの握りしめた手をほどきその手を両手で包み込んだ。
フランの手はとてもスベスベしていて、触り心地が良い。
明久「でもほら、こうやって手を繋げば目えるしわかりやすいでしょ?
少なくとも僕はフランと繋がってるよ、きっと僕だけじゃなく零やお姉さんだって…
フラン!君と友達になるのは零に頼まれたからとかじゃない!
僕が友達になりたいからなるんだ!
君が困ってたら助ける!泣いてたら慰める!虐められてたら虐めた奴をぶん殴る!
僕は君の隣にいる!!
…今回はそれを実行しただけだよ」
僕はフランの手を放し、影山から取り返したペンダントを取り出した。
そして、それをフランの首にかける。
フラ「え?これって…」
明久「僕と零、美鈴で取り戻したんだ
フラン困ってたり、嫌なことがあったら言ってよ。」
フラ「でも迷惑を…」
明久「迷惑なんかじゃないよ、それとも僕はそんなに頼りないかな?」
フラ「そんなことない!!明久はいつも私を助けてくれる、私のヒーローだもん!」
明久「ヒーローか、だったらフランみたいな可愛い娘を助けるのは当然だよね!」
フラ「か、可愛い!?///」
明久「あはは、顔が真っ赤だよ?」
可愛いと言われたフランは顔を真っ赤にさせて、その顔を隠すように手で顔を覆ったけどフランの小さな手では隠しきれてないんだよね。
それにしても赤くなったフランもやっぱり可愛い…
フラ「見ないでよー!!///」
明久「はは、可愛いよフラン」
フラ「あ、明久の意地悪ー///」ギュー
明久「フランくすぐったいよ///」
フランは僕の胸に飛び付くとギューと抱き締めてきた。
フランの髪から女の子特有の香りがする。その香りを嗅ぐだけで胸がドキドキしてきて、思わずだけ返してしまった。
フラ「…明久の鼓動凄く早い」
明久「そ、そんなことないよ?それはそうと、 僕汗かいてるから臭いでしょ?早く離れないと…」
フラ「うんん、明久の匂い凄く落ち着くよ?」
フランが急に顔を上げコテンと首を傾げながら言った。
フランの背が低いから見上げただけで自然と上目遣いになって、その上顔が赤い…
それをみただけで余計にドキドキして心臓が破裂するかと思うほど…フランは魅力的だった
フラ「明久?顔真っ赤だよ?」
明久「き、気のせいだよ!ほら、もう放課後だから夕焼けのせいだって!」
顔を見られるのが恥ずかしくなった僕はフランから顔を反らし、窓の外を指差しながら苦し紛れの言い訳を言った。
フラ「ふふ、明久。」
明久「何フラnチュん?!」
フラ「ありがとう!!」
フランに呼ばれて振り向くと唇に柔らかい感触がした。
でもそれは直ぐに離れたんだけど…あ、あれだよね!指二本で唇に当てるとそんな感じになるって言うあれ!
僕がそんな風に考えているとするりとフランが離れ、二~三歩扉に向かって歩き、くるりと振り向いた。
それて自分の唇に指を当てながら…
フラ「ファーストキス…だよ?」
恥ずかしさで真っ赤になりながら、可愛らしい顔でそう言った。
明久「え?え?え?」
僕はフランの言った意味が理解できず…いや、意味は解るけど意図が理解できず頭の中が真っ白で何も考えられなくなって…
フランはそんな僕を見てクスリと笑い廊下に出ていった。
明久「あ!まっ、待ってよフラン!」
僕はそのフランの後を追うのだった…
チ「いかがでしたでしょうか?私なりに頑張ったのですが…」
零「そうだな、考えまくって更新を1日遅らせたくらいだもんな。」
チ「種々な方の作品等を参考にしながら書いたのですが、やはり私の文才の無さによりこれが限界です。
本当はもっと甘々な展開にしたかった…」
零「これから精進してくしかないだろう」
チ「はい、頑張ります!」
それでは!
『次回も気長にお待ちください』