零「死にかけてんじゃねぇか。」
チ「まだだ、まだ終わらんよ!」
零「今日は一段とうざいテンションだ。」
チ「俺が…俺達がガンダムd「少し寝とけ!」ゴパッ…」
零「腹パン一発で気絶するほどなのに何でテンション上げてたんだこいつは?」
それでは
『ゆっくり読んでいってね!』
零side
ファミレスで騒いだ翌日の午後四時、俺は一人部屋で時間が来るのを待っていた。
解くに何をする気にもならずただ、時間が過ぎるのを待っていると、どこからともなく視線が…
「…紫要るんだろ?」
「あら、バレちゃった?」
俺が座るベッドの横にスキマが開きそこから紫が出てくる。
「…用件は?」
「いつもみたいに突っかかってこないとそれはそれで寂しいじゃない。
まぁ、それはどうでもいいわね。
本題よ、貴方達あの人間達に秘密を話すらしいじゃない、幻想郷を管理するものとして一言ぐらい声をかけてもらいたかったのだけど?」
「そうだな、悪かった。」
確かに紫には話すべきだった。
そこまで頭が回らないくらいに俺は…
「はぁ…本当に調子狂うわね。
別にあの子達に話すなって訳じゃないけど、話くらい通して頂戴。
私の預かり知らぬ所で幻想郷のことが露見するのは流石に不味いわ。体裁的に。」
「以後気をつける。」
「…本題に入るわ、実は貴方に直して欲しい者がいるのだけど。」
「直して欲しい者?」
「えぇ、まぁ見てもらえば分かるわ。」
そう言うと紫は強引にスキマへと俺を引き込んだ。
目だらけで相変わらず気味が悪い空間だ、よくこんな場所に長い間居続けられるな…
紫は先導してスキマの中を進んで行く、俺はそれに続いて進む。
もしここで紫を見失えば一人この気味悪い空間で迷うことになる、それだけはごめんだ。
暫く代わり映えのない空間を進むと、ひんやりとした風が流れてくるのが分かった。
その元をたどれば、人一人分程の氷の塊。
「こいつよ。」
「こいつ…って、これ死んでるんじゃねぇか?」
氷の塊を覗いて見ると青いタイツのようなものを着た長身の男が入っている。
…問題はその心臓部に穴が開いてることだ。
服も所々焼けた後があるが、それは問題無い。
「紫も知ってるはずだ、俺の能力は生に干渉できない。
生きている者を消すことも、死者を生き返らすことも出来ない。」
「えぇ、重々承知しているわ。
でも、もしこの男がまだ死んで無いとしたら?」
「…ついにボケたか?
心臓を貫かれて生きている奴なんていないだろ。
何処かの蓬莱人じゃあるまいし…」
心臓の傷が再生してない所を見ると蓬莱人って訳じゃないらしいし。
「ここじゃない別の世界…貴方達が通う学園のある世界でもなく、幻想郷でもない世界。
この男はそんな世界から引っ張って来たのよ。
貴方にしてほしいのは心臓を槍で貫かれたってことを拒絶してほしいのよ。
これは貴方にも得があるわ。
こいつの戦闘力はレミリアとタメを張れるか、下手するとレミリアより上よ。
貴方の学園では些か暴力沙汰があるらしいじゃない?
貴方一人で全員を守れるかしら?」
「…必ずとは言えないな。」
手の届く距離ならまだしも別行動してるときは守れないだろう。
「彼は咲夜並の移動術も持ってるし、ボディーガードにはぴったりじゃないかしら?」
「…良いだろう、ただし、心臓を直すとなると気絶確定だろうから明久達に話した後だ。」
流石に心臓を直したことは無いが、命に関わる怪我ほど消費するエネルギーが膨大で疲労がマッハになる。
頭蓋骨陥没を直したので倒れそうになるのに、心臓なんて考えたくもないが…
その代償であいつらが安全になれるなら安いもんだ。
「えぇ、勿論よ。それと、彼らの迎えの件だけど私に任せてくれないかしら?」
「迎え?美鈴と俊明に行ってもらう予定だが?」
「貴方達だって本来の紅魔館の様子を見てもらいたいでしょ?
ならあの門番達はそのままが良くないかしら?
迎えについては問題無いわ、ちゃんとしたのを行かせるから。」
確かに紅魔館の本当の姿を見てもらうには紫が言っていることがもっともだが、何か胡散臭い。
「あら、何よその目わ?」
「いや、ババァ特有の胡散臭さg「誰がババァよ!」あぶねぇ!?」
言い終わる前に紫からビンタが飛んできたが、間一髪後ろに下がって回避できた。
「はぁ…ま、いつもの調子に戻ったみたいだし。
とにかく迎えの件は任せなさい。」
「はいはい、じゃ美鈴達に伝えとけよ?
俺はレミリア達に伝えとくから。」
俺は目の前に開いたスキマから出ていく…と
そこには涙目で此方を見るレミリア…可愛iじゃなくて!
その後とりあえずレミリアをあやして、理由を聞くと。
まず、俺が昼飯も食べずに部屋から出てこないことに心配する。
咲夜は料理の準備等で忙しく料理を持っていけない。
なので、俺の様子を見るついでに部屋まで食事を持ってくるが、部屋には誰もいない。
まさか俺に何かあったのでは慌てた所に俺が何事もなく帰ってくる。
泣き付かれる。
泣きつかれたときに声になら無い歓喜の声が出そうになったが、何とか抑えた自分を誉めてやりたい。
俺は胸板をポカポカと叩いてくるレミリアに理性と戦いながら紫と話したことを伝え、あいつらが来るのを待つのだった。
零sideout
明久side
時刻は午後6時の10分前
すでに校門には零を除く何時ものメンバーと、久保君・琴峰君・優子さん・翔子さんらAクラスの人達、それと、根本君・小山さん・竹林さん・斉賀君・三下さん。
それと昨日急に呼ばれた工藤さんがいる。
「そろそろ時間だね、皆に一つ聞いて欲しいことがあるんだ。」
「改まってどうした?」
「うん、僕は今日零達が話そうとしてることの内容は知ってる。
でも、その内容はここでは言えない。
ただ言えるのは、ここに居るメンバーは零達に本当の意味で信頼されたメンバーってこと。
だから中途半端な気持ちで彼らの話を聞かないで欲しい。」
僕が初めてあの話を聞いたときの零の顔は忘れられない、あれほど怯えた零を僕は見たことが無い。
「…それだけ真剣な話ってことか、分かった。」
各々が真剣な顔で頷いてくれた。
「…おかしい。」
「何がおかしいの康太くん?」
「…周りに俺達以外の人が見当たらない。」
言われてみれば、何時ものこの時間帯ならもっと人が居るはず。
実際に僕がここに着いたときはたくさんの人が居た。
ん?向こうから誰か来た?
「全く、何で私がこんなことしなくちゃいけないのよ。」
「そんなこと言ったって、紫のご褒美につられたのはお前だろ~。」
何やら赤と白の巫女服を現代風にしたものを着た少女と魔女っ子のような服を着た金髪の少女が歩いて来た。
零「歯ぁ食いしばれ!」
チ「待って!本当に待って下さい!」
零「黙れ!Aクラス戦終わってから何話引っ張るつもりだ?
確かにランサーは前回の宣言道理ではしたが、半死してんじゃねぇか!
それと、お前はもっとも大きな罪を犯した!」
チ「つ、罪ですか?(ヤバい…東方の小説書き貯め始めたのがバレた?)」
零「お前は…お前はレミリアを泣かせた!」
チ「…へ?いや、あれは貴方が原因ブスッ串がぁぁ!」
零「今日こそミスティアの屋台につきだしてやる!」
チ「そんな、理不尽過ぎますよ!」
零「煩い、おまけに最後の最後であの二人まで出すとかなに考えてんだお前は…
お前が前書きでテンション上げてたのはあれのせいだろ?」
チ「あたりまえじゃないですか!(そんなこと無いですよ!)…ハッ!?」
零「本音と建前が入れ替わるほどか…」
チ「うp主は逃げ出した!」
零「しかし回り込まれた!」
それでは
『次回も気長にお待ちください』