零「しかも結構シリアスだしな、本当にどうしてこうなった?」
チ「ん~、強いて言うなら切りが良いのがこの長さだったってとこですかね。」
零「相変わらずの無計画か。」
チ「話の内容自体は既に考えてますが、文字にすると長くなったり短くなったりするんですよね。
この程度の話なら次の話と一緒でいいだろう…と思ったやつに限って一話分丸々使ったり…」
零「いい加減感覚を掴め。」
チ「はい…」
それでは
『ゆっくり読んでいってね!』
深夜4時、今館では明久達がス〇ブラでトーナメントをしている。
俺はと言うと…
初戦で明久と当たりぼろ負けした。
で、今は何をしてるかと言うと。
騒いで疲れたので少し外に出て涼んでいる。
「ふぅ…どっこいしょ。」
「あら、若いのに年より臭いわよ。」
「いたのか紫…」
「えぇ、そろそろ約束の時間ですから。」
「あ~そうだな、やるか。」
約束…あの凍りずけにされてる男を戻すってやつだな。
座ったばかりだが、立ち上がり紫が開いたスキマに入れば目の前にあの氷の塊がある。
「これ、溶かすが全力で大丈夫か?」
「えぇ、問題ないわ。」
そうか、じゃこのスペルカードでいいか。
「炎符『紅蓮のカグツチ』」
スペルを発動すると氷の下から紅蓮の火柱が立ち上る。
普段は当てるのが5~6本 立てるのだが今回は1本に絞って火力を上げた。
…そろそろか?
火柱を消して確認する。
「いい感じに溶けてるな、後は余熱で溶けきるだろう。
とりあえず…」
男の心臓付近に手を近づけ深呼吸する。
手に力を集中させ…
拒絶する。
「…ッ!?」
手から力が抜け落ち、それを傷に垂らす。
拒絶し穴がなくなったのを確認した瞬間…
自分の意識が沈むように途切れた。
零sideout
紫side
零が能力を使うとフッと倒れそうになる。
仕方ないわね、彼のベッドにでも落とそうかしら。
零が倒れるだろうところにスキマを開いて…!?
「おっと。」
「…意識が戻った?…いえ…」
スキマに落ちる前にその場に停止するように止まった。
そしてその時に漏れた声は…女性のものだったわね。
「貴方は誰かしら?」
「ふふ、お話しするのは初めてですね八雲 紫。」
「…質問に答えなさい。」
零?の回りに弾幕を展開する。
…が、全て同じように展開された弾幕によって相殺された。
「あらあら、随分物騒ですね。
自己紹介をしたいのは山々なのですが、生憎名乗る名をもっていませんので。」
「なら、貴方は一体どういう存在なのかしら?
まさか零が二重人格だったとか言わないわよね?」
「二重人格…それならどれだけ良かったでしょうか。
私は監視者…―‐―‐―を監視するために作られた存在です。」
「―‐―‐―ですって?」
そんな…でも、それなら零の持つ力に説明がつく。
零…貴方はどれだけの物を背負ってきたの…
「八雲 紫、分かってるかもしれませんが、この事は誰にも伝えてはいけません。
緋月 零自身にも、その友人にも、レミリア スカーレットにも、貴女の従者にも。
誰にも…伝えてはいけません。
もし緋月 零自身が理解しようものなら何が起こるかわかりませんから。」
「なら、何故私に?」
いや、この質問に意味は無い。
レミリアでもなく、霊夢でもなく私…
それは…
「えぇ、もし―‐―‐―が―‐―したならば…
貴方達で滅してください。」
「…待ちなさい、貴方達?私以外に誰か知ってるのかしら?」
「そこにいるじゃないですか、狸寝入りしてるのが一人。」
「なんだ、バレてたのか。」
零?が私の後ろに倒れている男…
"ランサー"を指差すと、ランサーはパチリと目を開けた。
流石英霊…私でも気がつかなかったわ。
「貴方達二人ならこの体を滅することができます。」
「命の恩人をてめぇの手で殺せってのか?」
「…そうなりますね。」
「断「分かったわ。」おい!」
「私達が話さなければ良いだけの話だもの。
ランサー、命の恩人を滅したくないのなら…
この子を…零を守ってちょうだい。
少なくとも能力を使わない限り―‐―はしない、そうでしょう?」
「はい。」
「…チッ、了解した。」
「では、私は戻ります。
願わくば…二度と会えませんように。」
零?の目が閉じるとその場に崩れ落ちそうになり、とっさに抱き抱える。
顔を隠してしまうほど長い髪の間に見えるまつ毛がフルフルと震え僅かに開いた。
「あ?気を失ってたのか…?」
「えぇ。」
「あの男は?」
「お陰さまで助かった。礼を言うぜ。」
「…そうか、じゃ俺は皆の所に戻るぞ?
またレミリアに心配かけるわけにはいかないしな。」
「そうね、スキマを通れば来たときと同じ場所にでるわ。」
スキマを開けば零は多少緩慢な動きで潜って帰っていった。
ごめんなさい伯爵…
私は幻想郷の管理者として、万が一の時は貴方との約束を破るわ。
でも…
「さてランサー、貴方には頼みたいことがいくつかあるけわ。」
「…しかたねぇな、助けられちまったし。」
零を滅する必要が無いように全力を尽くすわ。
チ「今回後書きお相手してくださるなのはこちら。」
紫「八雲 紫よ。」
チ「流石にあのあと零さんを呼ぶわけにはいきませんからね。」
紫「えぇ、それにしても物騒な話だったわね」
チ「それも踏まえてこの後書きで色々話していきましょう。」
紫「そうね、まずは…零が使ったスペルかしら?」
チ「そうですね。零さんが使ったスペル
炎符『紅蓮のカグツチ』
これはレーザー系の弾幕ですね。
前に後書きで使おうとしたのがこれです。」
紫「零にはあと炎符『蒼の大蛇』や炎符『白の風』とかがあるわ。」
チ「ここまでくれば察している方もいるでしょうが、零さんの弾幕は基本的に炎系です。」
紫「零は元から魔力を持っているのよね。
それでもって館でパチュリーに基礎的な魔力の使い方などを習っているの。」
チ「この小説であまり出ていないパチュリーさんですが、零さんとは師弟関係のようなものです。」
紫「次は…まぁ、今回の主題よね。」
チ「はい、零さんの能力の秘密に関してです。」
紫「正直…知らない方が良かったわ。」
チ「…そうかもしれませんね。」
紫「―‐―‐―についてはまだ話せないのよね?」
チ「えぇ、時期が来るまでは。」
紫「そうよね…そう言えばランサーってあんな感じだったかしら?」
チ「え~と、正直わかりません!」
紫「はぁ?」
チ「いえ、ランサーさんはほとんどイメージなんですよね。
確かこんな感じだった…はず。」
紫「はぁ、次いきましょ。」
チ「はい、次は最後で伯爵についてですね」
紫「伯爵…言わば前紅魔館当主、レミリアとフランの父親よ。」
チ「零さん達が幻想郷から学園に通えているのはこの人と紫さんがした約束のおかげですからね。」
紫「えぇ、彼との約束の内容は話せないけど。」
チ「今回はこんな感じですかね。」
それでは
『次回も気長にお待ちください』