好きってなんですか   作:姫猫

6 / 6
合宿って憧れだった。


第6話 合宿 1日目前半

 

 

嫌なテスト期間も過ぎ7月です。

 

 

この頃俺の中で頭ぽんぽんという、まぁ少し変わった楽しみがありました。

 

最初はね、のりで小さい子慰めるみたいにぽんぽんしてたんだけど、されてる側の顔見てるうちにこれやるの楽しいってハマり始めた。

もちろん、いきなりその辺の人にやるほど変態じゃないよ!

 

あの少し嬉しそうな顔見てるのなんかいい。

 

 

 

 

 

 

最初はのりだったけど、そのうち無意識に慰めるときは頭をぽんぽんするってことが身につき始めた。

 

特に、みさが美術の提出物を期限内に出せなくて落ち込んでたときは自分でも驚くほど自然にやってて怖くなった。

 

 

 

 

 

 

 

時は7月中旬もう少しで夏休み。

夏休み入ってすぐに部活の合宿がある。バスで何時間とか電車で何時間とかそんなに豪華な合宿じゃないのが水泳部の合宿。電車で1時間ちょい。乗り換えも一回のみ。森の中の合宿所。

 

森の中だし、もちろん虫とか出るし蛇もでる。

 

 

先輩からこの話を聞いた時は嫌がる部委員が多かったかな。今の子虫嫌い多いと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ついに夏休みに入り、合宿です!

朝もそこまで早くない時間に集合して、電車に乗りいざ合宿所に。

駅には合宿所から小型バスが迎えに来てくれる。全員でスーツケース持って乗るとさすがにきつい。

 

 

 

合宿所に着くまでにトンネルが一つある。水泳部の伝統らしく、このトンネルは息を止めて通過するとのこと。肺活量のある水泳部からしたら楽だと思うけど意外と長くて、対向車とかくると速度落とすからきつい。

 

 

 

 

 

そんなかんやで合宿所到着。

森の中だからか、隣に川が流れているからか、幾分か涼しくなったように感じられる。

 

 

 

 

 

 

まず初めは合宿所のお方にご挨拶。部長の挨拶とともに礼をして、さぁ、お待ちかね宿舎に。

っと、ここで事件が起きた。

 

 

向こうのミスらしく、女子部員の部屋が用意されていなかったらしい。

戸惑う部員。先生は空きの部屋が使えないか相談中。

 

 

 

 

だけど、時間もないので取り敢えず荷物だけ運んで部屋がどうなるかわからぬまま1日目午後のメニューが始まる。

 

 

 

 

 

 

プールは中と外に一つずつ計2個。中は飛び込み練もできるけど外は浅く腰ほどという浅さ。ターンとか失敗すると頭をうつレベル。

 

 

 

 

午後のメニューは中からスタート。普段よりきつく量も多いメニューの始まりだ。

 

 

 

 

(メニューをしてる間に、合宿の時間割のご説明。合宿は3泊4日で行われる。1日目は午後からで4日目も午前中だけなので実質三日間ぶんしか泳がない。

1日の流れは朝6時から1時間泳ぎ7時から朝食。お昼寝タイムが入り、10時から13時まで泳ぎ昼食。お昼寝タイム。16時から20時まで泳ぎ夕食。お風呂等を済ませ各自の睡眠。つまり1日だいたい8時間程度泳ぐことになる。)

 

 

 

 

 

1日目のメニュー終了です。

死にます。助けて、ほんと死にます。1日目からこれだと保つかわからない。

 

メニューが終わった後にご飯担当が料理を並べる。

疲れきった状態での飯は地獄だった。お腹は空いてるはずなのに食う気が起きない。これが先輩が言ってやつか、と思い出しながら無理やりでも料理を口に運ぶ。食べなきゃ動けなくなる。

 

 

 

食後、反省会を開き先生から一言でその日は終わる。

だが、今日は一味違う。女子部屋がないのである。この時俺はすっかりこのことを忘れていた。

 

男子部員は部屋が扉で二つに分けれたので男子が片方に詰めて片側で寝てもいいと提案した。合宿でそんなことする人はいないし、男子部員なりの優しさでした提案だったが、付き添いの先生はその言葉に対し、

 

 

「赤ずきんちゃんを狼さんの中に置くことは教師としてできないかな。」

 

 

なんという言葉の例え方だろう。まるで襲うみたいな言い方である。

 

正直笑いそうになった。てか、周りは笑ってた。でもさ、部員だよ、仲間だよ。襲うわけないじゃんって言いたかった。

 

 

 

 

 

 

結局小さい小屋が一つ取れ、明日からはちゃんと部屋が取れたらしい。一晩のみ小屋で過ごすことになる。ただ、この小屋にも問題があったのである。




閲覧ありがとうございます

諸事情により2日間投稿が出来ず申し訳ごさいません。

さて、合宿です。部活によっていろんな合宿があると思いますが、私は合宿の夜がやっぱ一番楽しかったですかね。みんなでワイワイして、次の日のメニューが辛いみたいな経験があります笑

ってことでこのお話もついに合宿、まだ1日目なのに問題がいっぱい。これからどうなるのでしょうか。

では次回も読んでいただけたら嬉しいです。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。