この〜Numbers〜も20話位で終わってしまいそうなので早く作成に取り掛からねば…
そんなこんなで今回から地下施設編です!どうぞ!
第11話
思えば最初から変だったのかもしれない。
僕には昔、とても優しい母さんがいた。誰にでも優しくて、なんでも背負ってしまうそんな母だった。
人1倍責任感が強くてでも心配性で、そのクセ強がって、いつも笑っている、僕がホントに尊敬していた母さん。
でもその性格故に色々な災難がいつも付きまとう。
それは人間関係だったり仕事のことだったり様々な問題を母は抱えていたようだ。そんな母さんを僕が心配して見ているとすぐに感づいて笑顔でこう僕に言う。
「お母さんを誰だと思ってるの?
ナギサも困ったことがあったらお母さんにまっかせなさ〜い!」
そして僕にはその笑顔が全てだった。
ある日母さんがとても大きく、重要な仕事を貰ってきたそうだ。
とても笑顔で帰ってきた。
なんでも人間の眠っている力を引き出せるかもしれないそうだ。
当時小さかった僕には小難しいことは分からなかった。でもそれがとても凄い事だとは分かった。だから僕も母と一緒にとても喜んだ。
今日も母さんは仕事に行く、それを見送ったあと家で絵本を読む。いつもと同じだ。そしてしばらく経つとあの子がやって来る。名前は知らないし教えてもくれない。けどいつも遊んでくれる。僕の唯一の友達だ。
コンコン…あの子のノックだ。僕はすぐに部屋に迎え入れた。
昼頃からは公園に出て遊ぶ。
家の中にいるよりもずっと楽しい。たまに意地悪してくる子奴もいるけどそんな奴あの子がいつも退治してくれる。ホントに強くて羨ましい。
日が暮れると母さんが帰ってくるのであの子と別れて家に帰る。
ある春の日のことそろそろ桜も開花するだろう時期に母さんから不思議なことを言われた。
なんでも「学校」という所に行かなくてはいけないらしい。
行かないといけないからしょうがない。
母さんに笑顔で頷いた。母さんも笑顔で頷いてくれた。
学校という所は不思議なところだ。今まで僕が知らなかったことを沢山教えてくれる「先生」という人がいる。僕の知らないことをたくさん知っている「くらすめーと」もいる。学校という場所は僕の知らないことがたくさん詰まっていてとても楽しかった。
ある日学校が終わり家に帰ると家の前にあの子がいた。そういえば最近あんまり遊んでいなかったので寂しかったのだろう。快く部屋に招き入れその後公園で遊んでいた。あの子とボール遊びをしているとあの子が蹴ったボールが変な方向に飛んでしまった。あの子と一緒にボール取りに行くとそのには「くらすめーと」の子がいた。
ボールを拾うとそのくらすめーとに遊びに誘われた。しかし、「僕は今この子と遊んでるから」というとくらすめーとの子が笑い出した。「そんなのと遊んで何が面白いんだよ!」
僕はそれが許せなかった。僕がくらすめーとの子にあの子がやってるみたいに襲いかかろうとするとあの子が僕を止めてきた。
代わりにその子が襲いかかるふりをするとくらすめーとの子達ははたちまち逃げていった。
僕はあの子に守られてばっかりだ。こんなのじゃいけないと思いあの子に謝った。するとその子は少し悲しそうな顔をしながら帰っていった。
ここはいったいどこなのか。見渡してみても暗くて何も見えない。
自分達がどれ位階段を降りたのか、それすらも麻痺してきた。
音楽室の霊の謎を解き、出現した階段を全員で降りている。
階段の先から明らかに異様な緊張感が漂ってくるので全員が押し黙る。
階段の先から明かりが見え始めた
全員の緊張感が更に高まる。
極限の緊張状態の中、その階段の先に足を踏み入れると…
そこはとても白い、通路だった。
「どこ、なの?これ…」
「なんだ、これは…」
「分からない。が、進むしか無さそうだな」
1歩1歩、辺りの警戒をしながら着実に進んでいく。
少し行ったところに大きな鉄扉が現れた。
「開けるぞ。」
固唾を飲んで見守る中ユウが鉄扉を開ける。その先には、
ずいぶんと古びた病院のような施設があった。
1本の通路が真っ直ぐ伸びていて、その両脇には小窓の付いた厚手の鉄扉が一定間隔に続いている
「なんか、牢獄みたいだな。」
「え〜オバケとか出てきたらどうしよう…」
「おい、ナギサヘタレてんのか?」
「べっ、別にへたれてなんかないよーだ!」
「その割にはめっちゃビビってるけどな」
「うぅ〜〜」
「でも、ホントに、なんだか、不気味ね」
「ミサが言うと少し現実味が増すな」
「でも、ホントにここどこなんだろう。」
「サキも覚えてないか?」
「見たことは無い。けどど雰囲気は知ってる。」
「じゃあここの別の場所、もしくは関連施設にいたことがあるのかもな…」
〈……て……いけ〉
「え?な、なに?」
「どうした?ナギサ」
「いや、なにか聞こえてきて…」
〈…やく……て……け〉
「えっ?えっ!?」
〈早く出ていけ!!さもなくば殺されるぞ!〉
「この声…もしかして…」
「おい、ナギサ!どこ行くんだ!」
「知り合いが、ここに僕の知り合いがいるんだ!助けなきゃ!」
「落ち着け!ここは数年前から使われて無いんだぞ!知り合いなんているはずが無い!」
「でも、今聞こえたんだ!」
「聞こえたってなにがだ?」
「僕の大切な友達の…"あの子"の声だよ!」
うーん…ナギサの回を超えればもう流れは出来ているので勢いで書けるのですが…ナギサ回難しい!けどだからこそ考えるのが楽しい!
そんな感じで何とかNumbersをフィナーレまで毎日投稿で頑張ります!笑
今回も閲覧ありがとうございました!次回もお楽しみに!